( 143935 ) 2024/02/28 14:42:20 2 00 埼玉大学「2年前と全く同じ問題を出題」の衝撃 どんな内容だったか、同じ問題出した意図とは東洋経済オンライン 2/28(水) 5:51 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/6bd912cbb8fc848c21401409f971caf9fada3462 |
( 143936 ) 2024/02/28 14:42:20 1 00 2024年2月25日と26日に国公立大学の入試が行われ、埼玉大学の入試問題で2022年度と全く同じ問題が出題されるという驚きが起きた。 | ( 143938 ) 2024/02/28 14:42:20 0 00 埼玉大学(写真:: route134 / PIXTA)
2024年2月25日と26日に、国公立大学の入試(前期日程)が実施されました。今年も多くの大学でさまざまな問題が出題され、例年の傾向どおりの大学もあれば、出題傾向に変化があった大学もありました。
【画像】2022年度と全く同じ、埼玉大学の今年の入試問題
そんな中で、今年の入試問題の中で、驚きの問題が出題されました。埼玉大学の入試問題で、なんと2022年度とまったく同じ問題が出題されたのです。
英語の第3問・自由英作文の問題なのですが、問題文が2022年度と一言一句まったく同じなのです。
■会場で受けた受験生も戸惑った
試験会場で解いていたという受験生は「まさかと思って、自分の問題文だけ2年前のプリントの残りが出されたんじゃないかと心配だった」と話していました。
いったいなぜ、埼玉大学は「まったく同じ問題」を出題したのでしょうか? 本記事では、この問題と「大学入試の問題」について考察していこうと思います。
まず、問題文はこちらになります。
※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください
問題を日本語にすると「政府は宇宙の探索(例えば、月や他の惑星への旅行など)にできるだけ多くの資金をかけるべきだと考える人がいます。これに対し、政府はこのお金を地球上での基本的なニーズのために使うべきだと考える人もいます。あなたはこれらの2つの意見のうちどちらに賛成ですか? 答えを裏付ける具体的な理由と詳細を使用して答えてください。」になります。
問題文の英語自体はそこまで難しくありませんが、大変なのはこれについて「英語で答えること」だと言えます。120~150字というかなり長めの自由英作文の問題ということで、なかなか難しいですね。
さて、この「宇宙探索について」の意見を求める問題は、埼玉大学に限らず、多くの大学入試で似たような問題が出題されています。
■知識量で太刀打ちできない良問
2012年の早稲田大学の政治経済学部でも、「次の文章を読んで、賛成か反対かを、最低でも2つ以上の理由と併せて英語で答えなさい。『Space exploration is a waste of money.』」というような問題が出題されています。大学入試において、「宇宙探索にお金をかけるべきか否か」についてはよく出題されていると言えるのです。
その理由としては、宇宙探索に関しては「反論」を作るのが難しいからだと言えます。この問題は、知識量で対応できない良問なのです。
「宇宙探索は重要だ!」という主張と「宇宙探索はお金の無駄だ! 別の大事なものにお金をかけるべきだ!」という主張にはどちらにも正当性があり、片方の立場を取るとしても、ディベートのようにきちんと反論できるようにしなければなりません。
例えば「宇宙探索にはロマンがあって、科学研究の推進力になるはずだ!」と主張するにしても、きちんと「現実的に地球にはもっと緊急性の高い問題が多いじゃないか」という意見に対する反論も用意しなければなりません。
今回東大生たちにも解いてもらいましたが、複数の理由を挙げるのがなかなか難しい、という声が多かったです。(東大生たちの解答はこちら)彼ら彼女らの話を聞くと、付け焼き刃の知識ではなかなか対応できない良問だったと言えます。
さて、だからといって「まったく同じ問題を出題する」というのはどんな意図があるのでしょうか?
実は過去にも、似たような事例はありました。東京大学の日本史の問題で、以下のような問題が出題されたことがあったのです。
次の文章は、数年前の東京大学入学試験における、日本史の設問の一部と、その際、受験生が書いた答案の一例である。当時、日本史を受験した多くのものが、これと同じような答案を提出したが、採点にあたっては、低い評点しか与えられなかった。なぜ低い評点しか与えられなかったかを考え、(その理由は書く必要がない)、設問に対する新しい解答を5行以内で記せ。(1983年度第1問) 同じ問題に対する答えを書かせる、という点では、今回の問題と同じです。そのうえで、ご丁寧に「採点にあたって低い評点を与えた答案」が添付されていました。
大学側にとって入学試験は、「受験生のそれまでの努力や知識量・能力を測るもの」ですよね。そう考えると、大学側として「いい入試問題」とは、「それまでの努力や知識量・能力に応じて、解ける人と解けない人がはっきり分かれる問題」だと言えます。
きっと、今回の埼玉大学の問題も、1983年の東京大学の問題も、「解ける人と解けない人がはっきり分かれた問題」だったのではないでしょうか。
■埼玉大学は入試過去問題活用宣言に参加
なお、今年度の埼玉大学の入試要項には、『本学は、「入試過去問題活用宣言」に参加しており、個別学力検査において、本学だけでなく「入試過去問題活用宣言」参加校の過去問題を利用する場合がある。』との記載がありました。
「過去問とまったく同じ問題が出題された!」とSNSでは話題になりましたが、埼玉大学は事前に入試要項でも記載しており、それに則って出題したのだと思われます。
さて、多くの人は「過去問を解いている人が有利になる試験を出題していいのか?」という疑問もあると思います。
過去問を解いていない人が不利になるから、不平等じゃないか? と。しかし、塾や予備校が予想問題をたくさん作り、毎年「どれくらい的中したか」がネット上で情報として公開されている現代において、「一般試験における平等性」というのはどこまでいっても担保し切れないものです。
逆に今回の問題の出題意図を考えると、「2022年に埼玉大学では宇宙探索についての英作文問題が出題されたから、数年は同じテーマの問題は出題されないだろう」という分析を行った受験生や先生・塾や予備校の関係者を出し抜く問題だった、という見方もできるかもしれません。
「過去問で出たからといって、もう出題されることはない」という予想を裏切ったという意味で、これからの予想を難しくし、逆説的に今後の入試の平等性を担保した問題だったと言えると思います。
■過去問の勉強は徹底的にしたほうがいい
いかがでしょうか? 個人的な意見を言わせていただくのであれば、今回の問題は「出題としてアリ」だと感じました。受験生の中には、「過去に出題された問題はもう出ないから、あんまり力を入れなくていいや!」と過去問を軽視する人もいます。
しかし、今回のような問題が出ると、「やっぱり過去問の勉強しなきゃな」と考えて過去問を見て、「自分が行きたい大学は、どんな問題を出題しているのか、どんな人材がほしいと考えているのか」をしっかり考えて受験勉強をするようになると思います。
いずれにせよ、受験の歴史に一石を投じる、伝説的な一件だったと言えるのではないでしょうか。
西岡 壱誠 :現役東大生・ドラゴン桜2編集担当
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( 143937 ) 2024/02/28 14:42:20 1 00 (まとめ) 過去問を解いているかどうかで受験生の有利不利が生じるという声もあるが、試験は入学意欲や能力を測るためのものであり、過去問活用は一つの手段として理解されている。 | ( 143939 ) 2024/02/28 14:42:20 0 00 ・これは英語でもあり小論文的な問題ですね。 過去問を解いていたからといって最適解が出せるかというとそうでもない、 だから同じ問題を出すことに問題があるとは思いません。 でも一度このテーマで考えているかどうかは、 回答するにあたって速度含めて大きな違いが出るでしょう。
ただ「過去問を解いていない人が不利になるから、不平等じゃないか?」 この考えはピンと来ませんね。 過去問を解いているかどうかは埼玉大学への入学意思、熱量を測ることが出来る 大学側の合否基準に含まれていてもなんら不思議はありません。
・タイトルを見て「過去に出題したが」の東大日本史の問題を思い出したが、記事もそれに触れていて好感がある。この問題は確か(一般向けの本として販売され評判になった)「東大のディープな日本史」でも触れられている(別なものだったかもしれないが)ので、近20年くらいしか過去問学習をしていなくても目にすることもある。 過去問=辛いと捉えてしまうと吸収率が悪くなるので、ある程度楽しむ余裕はあった方がいい。大体こういった大学に行ける受験生はそういった余裕がある人が多い。
・これは良記事
いかなる問題にも対応できる準備をすべきで、いかなる問題には当然過去問も含まれる訳だから(対応出来ないでいい理由がない)、いい試みでドンドンやるべき。
直近に出題されたから準備しておらず、対応できないと言うのは、受験生や予備校の先入観に基づく怠慢であり、怠惰の者が得点できない試みは入試にふさわしい。
・大学3年の時、ある科目で殆どの学生が不合格になり再試がありました。 私も不合格でして、再試の直前に前の座席にいた数人が前回の試験の内容について話していたのを「うんうん」と聞いていたら、再試が始まり問題用紙が配られたら、「これ前のとまったく同じじゃん。」とどよめきがありました。 幸いにも私も復習していましたし直前の出来事もあって合格点が取れましたが、再試でもかなりの人数が不合格になり、教授が「単位が取れないのは可哀相だと思って親切に同じ問題を出してやったのにどういうことだ! 君達は復習しないのか?!」と怒っていました。
・過去と同じ問題が出題されたとなれば、自分の受験生時代に必須書物だった「傾向と対策」を読んで問題を解いていたことが、かなり有利に働いたのではないでしょうか。 大学側にとっては、問題作成の手間が省けるのは良いですが、採点時に文法や単語の正誤とともに、文章の内容まで吟味しかつ、字数制限による字数のカウントまでしなくてはいけないので、採点がなかなか労力のいる作業となるでしょうが、問題自体が単なる暗記問題や英訳問題ではなく、自分の意見を英語で表現すると言うとても良い問題だからというのが再出題の一番の理由だと思います。 どちらかというと、欧米で出される問題のような気がします。 英語力だけでなく、日ごろの物事に向き合う姿勢や表現力も問われるので、面白い問題だと思いました。
・単純に、過去問を勉強してきた人が有利になり過去問を勉強してこなかった人が不利になる。当然のことだと思う。 2年前の過去問ということから、滑り止めではなくこの大学に入りたい人がより多くその大学の過去問を解くと考えたら、そういう人を合格させたい意図があるのかなと思う。
・賛否あるかもですけれど、きちんと過去問を解いてその正答を学んだ人が有利になるのはありだと思います。入試に関わらず資格試験などは過去問はおさえておくべき最低要素だと思います。同じ問題は出ないだろうというのは資格試験を多々受けているわたしからしたらありえない判断ですが、それはそれとして志望大学の過去問をマスターしていた人がアドバンテージをとれることに問題はないと思います。
・入試問題を作るのはかなり大変な作業。加えて過去問なら、実績があるので、出題ミスのリスクは低い。昔は受験者が多くて、受験料収入も多かったが、今ではそこまで期待できないし、コストを抑えてリスクを回避する手法として有効では。
・過去問を再度出すことに焦点が当たっているが、埼玉大学としては、入学する生徒がどのような意識を持ってほしいのか、どのような人材に大学に来てほしいのか、明確に示しているのではないかと思う。
長期的視点と短期的視点、課題解決の根拠や道筋を説明できるかに加えて、国民が富む(あるいは人類に貢献するために)日本が(あるいは世界が)どのように科学を発展させることができるのか?富の再分配を論じる場合、その持続可能性はあるのか?
いろいろな視点から論じることができる上に、英語で論じることができなければ今後の人材としては勝ち残れない、といった明確なメッセージが示されているのではないかと感じます。
記事自体は興味深いものでした。今後、より良い人材が育成されることを望みます。
国の方針としても、研究開発分野において人材育成に関する事業が増加しているのではないでしょうか。
・このような正解が幾つもあるような問題であれば過去と同じ問題を出題しても問題は無いと思う。 特に宇宙というような専門的な用語を必要とするのであれば日本語ではわかっても英語ではわからなければそれを説明するための英文を考えなければいけないだけに回答者の英文法の能力や応用力が問われる。 もちろん過去問を勉強していた回答者にとっては正解例文などを覚えていれば有利に働くかもしれないけど、過去の問題から対策を考えることは入試問題だけに限ったことではないので有利不利ということよりも回答者の勉強方法に関することだと思うだけにそれほど問題は無いと感じた。
・単純に、2年前の過去問すら解いてない受験生には来てもらいたくないでしょう。埼玉大学への志望度(意欲)をみることができるよい出題だと思います。 推薦入試だとモチベーションを見れるけど、一般入試でそれを測るのは難しい。でも結局、入学後はそうしたことが大切になってくるので。
・18歳の春はかくも試練が多いものなのか。入学試験なので、出題する大学側と答える受験生との真剣勝負とも言える。
容易に答えられるような試験では選抜の効果がなくなってしまう。かといって、微に入り細を穿つような試験では、本当の学力や受験生本人の意欲までは推し量る事はできない。
たかが入学試験と言う勿れ。これはこれで研ぎ澄まされ、芸術の域にまで達するものさえあるのだ。
・作文に関しては同じ回答というものは基本的に出てこない。また、自分の内心の主義主張に関わらず筋が通っていて倫理的に問題あるような内容でなければ正解となる。 全く同じ問題で不意を突かれた気になる受験生もいただろうが、作文は似た問題のパターンさえ出れば使いまわせる部分も多いしきちんと練習はしていたはず。 暗に過去問に限らず一つ一つの問題で得られることを吸収したかの習慣も問われたのではないでしょうか。
・その大学を志望しているなら、数年間分の過去問は、「研究する」か、少なくとも「やってみる」だろう。
それすらしない受験生は、「不利」というより、「準備不足」「自業自得」だと思う。
滑り止めの大学とかは、そこまでやらないかもしれない。 就職じゃないけど、「ここが第一志望」という人が有利になるのは、まぁ良いのでは。
余談だけど(受験じゃないけど)、大学の教授で、期末テストに、毎年全く同じ問題を出す先生がいた。 学生にとっては有難いのだが、その科目の内容は身に付かなかったね。
・良題であるなら同じ問題を出すことに問題はない 論述問題というのは事前対策をしたところで答えを導き出せるわけでもない 出題する側どういう意図で問題を作り問題を出すかが重要であり試験を受ける側がその意図を理解しているのであれば公平性は担保される これが問題であるなら公式に当てはめ解答できるような問題は軒並み問題となる
・本当に全く同じだと断定できるほど脳裏に焼き付いている人が有利になるのも悪いことではないし、そうでないなら「なにか変わってないか?」という緊張感を持ちながら回答するでしょう。 もちろん、過去問知らなくても地力があれば回答はできる。
どういう部分を評価したいのかがしっかり据わっていれば、よいことです。
あと、出題ミスのリスクが下げられるってのもメリットでしょうかね。
・「地頭の良さ」を求めるのか、「対策の有無」を求めるのか?だと思います。 「地頭の良さ」を求めるなら、初めて見たような問題や、最近の社会問題、今直面している世界問題を出せばよく「対策の有無」を求めるなら、何回でも同じ問題を出せばよいと思います。過去問については、必ず対策をしていると思います。模範解答なども検討していると思います。 「初めて考えるテーマ」と「一度考えたことのあるテーマ」とでは、考えを纏める時間が全然違います。初めて考えるテーマの場合は、考え抜いていくと結論がひっくり返ったりします。一度考えたことのあるテーマなら、結論は決まっています。あとは肉付けして英語に翻訳するだけです。 結局「どうしてもこの大学に入りたい」と対策している受験生には有利になり、「この大学は滑り止め」と対策していない受験生には不利になります。 優秀な受験生より、入学してくれる受験生を合格させたいのだと思います。
・過去問と全く同じ問題を出してくるというやり方も一つのやり方で面白いが、一応問題文中に「これは過去問と同じです」とか「これは2024年の入試問題です」とか入れておいた方がいいと思う。 入試要項に書いてあると言われても、記事中にあるように「問題プリント間違えたんじゃないか」の疑念で集中力を削られたり余計な時間をかけられてしまうのはかわいそうだから。
・「過去問活用宣言」に参加している大学は,他大学も含め過去問利用の可能性を公に認めています。HPには,過去問を利用している大学の利用状況(どの大学のいつのものか,どのように使用したかなど)も公開しています。毎年,かなりの量で過去問が利用させれるのを見ると,受験生にとっては,すでに織り込み済みのことで,このような記事にあまり驚かないのではないでしょうか。志望校対策をしっかりしている受験生なら,自分が狙っている大学がどのような対応をしているかも知りうるわけで,受験生アルアルなのでしょうね。ちなみに,他大学ではなく自分の大学の過去問を再出題する大学は,意外と多くあります。特に,歴史問題は多いでしょうね。歴史は新しくなりませんから。東京学芸大学などは日本史の大問一つをまるまる過去問そっくりで出題したこともありましたね。
・過去に出された問題であっても答えが一つではないので問題はない。 過去問をやらなかった人には時間がかかってしまうが、やった人が模範解答を知っていたとしても2年前の社会情勢と現在では異なるのでその時の模範解答で高い評価はつかないと思います。 大学によるのでしょうが、求めている人材をどういう試験の問題で測るのでしょうか?
・入試なんて、大学に限らず言ってしまえばその学校で学ぶ資格や力量があるかどうかを見極めるためのもの。それに対してどれだけの準備をしてきたか、だから直近の問題が出たから不平等というのはよくわからない。この問題については正解が一つというわけではないし、いい試みだと思ったよ。
・この際、過去問と同じだったかどうかは別にして、採点がどうなっているのかが気になる。 これは英語力を図る問題なのか、それとも内容に重きを置いた問題なのか。 つまり、ありきたりな意見を英文エッセイに則った構成で、導入から結論までスムーズにかけていれば高得点なのか、それとも新しい視点や観点での意見が必要なのか。記事を読む限り、どうも日本語の小論的な意味合いを持つように受け取ってしまう。 本来、英語の試験であれば、質問の趣旨にさえ沿っていれば個人の意見はありきたりであって構わない。イントロ、ボディー、コンクルージョンがきっちりしてて、単語のスペルミスと文法ミスがなければ高得点が取れる。 昨今の大学入試ではどうなんだろう?
・大学から見れば入学試験は「落とすための試験」ではなく、大学についてこられるかを「見極めるための試験」であろう。 大学入学共通テストで基礎学力はわかっているので、大学側としては最低限持っていて欲しい知識や能力について、例えば予め試験問題を100問公開して頭に詰め込んでおいてもらい、その中から2問出すような方法でもよいのではないか。実際、運転免許試験などではしている感じがした。
・学習塾で働いています。定期テストも大学入試も高校入試も中学入試も英検などの検定対策も対応しますが、いつも「受ける学校の傾向を知るために過去問を解くけど、ここ数年で出された問題と全く同じ問題が出るわけではないんだから…」と言って、最終的には予想問題や同じような傾向の他校の過去問を解いてもらいます。私の中の常識なんて常識でもなんでもないですね…
・これが問題になる可能性があるのは 大学側から模範解答例が示されている(大学からは必ず公開される) その他、赤本など受験関連産業からも回答案が提示されいる、 という点ではないだろうか。
そうなると、受験生自身の思考力を問うだけではなく、そのような回答例に触れたことがあるかないかで大きな差が生じる可能性がある。
・昔、私が受験した時、とある有名私立大学 だが、違う学部の英語か国語でほぼ同じ問題文が出たことがあった。 意図的なのか偶然なのか、学部間で問題のすり合わせをしているのか、していないのか、わからないけど、その大学に入りたくて 複数学部を受けた人は有利になっただろう
・今の大学入試とは全く異なるシステムだった大昔の受験生だけど、いわゆる赤本などで過去の試験問題を遡って解いてた。10年前の問題に酷似していたとかそんなことは割とよくあったのではないだろうか。でもこんな難しい問題ではなかったと思う、今の受験生は大変だなあ。。
・問題を多少ひねっても、演習をこなした受験生は模範解答どおりの答えを書くだろう。しかし、自分の考えを問われて、以前やったことのある過去問の模範解答を丸写しするわけにはいかないだろうし、その記憶力を試す試験ではなかろう。むしろ、それとは違う独自の答えを求めて試行錯誤するだろうし、矛盾なくまとめようとすると、そこの実力の差が現れると思う。ありがちな対策本の模範解答を写した人の評価は、最低ではないだろうが、せいぜい平均並みといったところだろうか。ただ、和文和訳して、適当なイディオムあてはめてみたいな、過去の英語の問題というより、小論文に近いもので、そういった融合が進むのが今どきの入試なんだろう。
・一般に良い問題ほど採点に手間がかかるが、それを覚悟の上でこういう問題を出した埼玉大学には敬意を表したい。 後は、出題の意図に即した採点が実際に行われるよう期待したいと思う
・ただ単に日本語を英語に直すのは英訳であり、これらは問題集等でいくらでも練習は出来ますがこのような「英作文」だと対策はかなり難しいのではないでしょうか。というのも教師の裁量により加点要素が大きく異なるためです。臨機応変に対応できる実力や柔軟さを求めるということでしょう。 同じ国立大学だとこの傾向は神戸大学でもよく見られます。たとえば「留学生の田中君(仮名)がホームステイ先のママのお手伝いをしたいようです。『相手の気持ちを汲みつつ』どのように断りますか」という問題とかあった気がします。
直近の入試問題を「あえて」使用したみたいですし、これは「このように英語で意見のいえる学生が欲しい」という埼玉大学の意志の表れかと思われます。ただ、この採点方法は気になりますな。内容に重きを置くのか、時制や文法のミスが無いかなど英語のルールによる採点を重視するのか…。
・2年前と比較した社会情勢を踏まえて解答できる学生は通るような気がする
コロナ禍→コロナ明け ウクライナ戦争開始→継続 中東情勢の悪化
社会的リソースの配分が2年前とは明らかに違ってくるため、これらをちゃんと踏まえて、しかも英語で論じられる学生は素人目に見ても欲しいよね
・昔の入試とは比べものにならないくらい難しいことが要求されますね。昔は暗記すれば乗り越えれたことが多い(数学等を除いて)。 昔の知識量だけのゴリ押し入試だけで受かってきた頭の硬い人達がこの30年の停滞を生んだと考えると、次の世代の若い子達には期待したいですね。
・志望大学の入試の過去問は入試の傾向を知る意味で重要。埼玉大学は偏差値も高く、第一志望にする受験生は多い。過去問が出たからと簡単に解ける問題ではない。偶然にも、解答を暗記していたらラッキーだったかもしれないが、人数は多くないはず。
・概ね賛成だけど、本来の能力を厳密に測定するという意味では疑問はある。少なくとも東大や京大ではやるべきではないと思う。 滑り止めとなる私立大学は、大学入学への熱意を図る意味で、過去問使用は特に問題ないと思う。
・良問だから繰り返し出されるのだ。同じ問題を出題して駄目なんてルールはない。時代が変化して、捉え方も変化することによって、適切な解答も変化するような問題ならば面白いと思う。
・大学教授は基本、研究・学会活動や学生たちの指導で多忙であって その合間を縫って入試問題の作問に取り組んでいる。 少なくともいわゆる難関大学と言われているところは。
人数絞るだけの目的なら、それこそ外部に作問丸投げすればよい。 そうはせず、なぜ時間と人件費をかけてまでそうしているかと言えば 「うちに入りたいと思ってくれるのなら、これだけは準備してきて欲しい」 という教授陣・大学側の想いの現れではないか。
あなたが教わりたいと思ってる大学の教授が自ら手を動かして、 頭使ってくれて出てきたのが入試問題であって過去問。 過去問と同じ問題は今後出ないからという理由でそれに目を通さないと いうのは、少なくとも第一志望であればあり得ない。
というようなことを私自身が受験生だった時に言われたけど、 全く持ってその通りだと思う。
・>大学側にとって入学試験は、「受験生のそれまでの努力や知識量・能力を測るもの」ですよね。そう考えると、大学側として「いい入試問題」とは、「それまでの努力や知識量・能力に応じて、解ける人と解けない人がはっきり分かれる問題」だと言えます
とすればよくないと思います。 習得した知識を基にして経験したことがない問題に対応する能力があるかを見る方が意義があると思います。 大阪ガスの社長が、米国に留学した時、試験対策に過去問を暗記していたら周囲の学生が訝しがって「何をしているの?」と聞いてくるので「暗記」と答えたら「過去問の暗記は意味がなくて、独創的な回答を考えるのが試験」というようなことを言われたという話をしていましたが、そういうことと思います。 反復練習により得る知識そのものを否定するものではありませんが、入試は折角候補者の応用力を見る機会なのに学校自らその機会を棄ててしまって勿体ないです。
・過去問を出題することですが、全く同じですと、作問者はどういう判断でそうしたのか聞いてみたいです。その過去問が入試問題として適切とするどういう判断があったのかという点です。受験生の出来具合など総合的な見地から判断したというのでしょうか。
・英語で小論文の場合そもそも模範解答というのは存在しないし、赤本に書いてあったのを丸暗記して回答したとしても、英語としてではなく中身に関する採点基準が変わっている可能性も否定できない 結局のところ見たことあるような問題なだけで、同じ答えで満点解答取れるような状況じゃないんだし過去問の良問を活かすのは全然ありでしょ
・別に、同じ答えが出る(こともある?)わけではないし…
条件を設定するだけの設問だから、これが問題になるわけではないでしょう… 特に英和に限らず、自由作文であれば、同じ答えを期待するものではなく…
視点を変えたら、ある程度抽象的になることは必要だろうけれど、
この大学では、毎年この課題の自由作文がある、ということがあっても いいのではないだろうか…
・個人的には過去問そのまま出すって有り 真剣な人程高得点取れて志望の強さをはかれる 得意科目でやられると差が出にくく不利になるが、対策してればそれなりに点数とれる
ふるいにかけるには賛成なやり方です
・試験内容を見ると、小論文要素を含む出題、こういうのは正解があってないようなものだし、採点担当も当然のことながら赤本などの解答例と同じ内容の解答は把握していて、そういう回答については減点などの措置をしているのでは?
・しばらく前にも書いたが,英作文,とくに自由英作文は出題しにくい。問題を作成する能力がないのではなく,大規模校でないかぎり採点におおくのネイティヴ教員を動員できないからだ。埼玉大学は,だいぶ勇気がある(笑)。
20年を隔てたならまだわかるが,2年前と同一の問題は,塾・予備校の講習に使った可能性が高い。受験生(の家庭の経済力)に不公平がでる。私は在職中に入試問題原稿の校閲もしていたが,もしそれを知らされて受け取ったら,内容を見ずに却下する:「作り直してください」。
いっぽう,大学の期末試験で,(たぶん数問のうちの1問として)「毎年おなじ問題を出す」と断言した同僚教員もいた。私が「それじゃあ,学生は過去問で模範解答を勉強してくるでしょう?」と問うと,「それでいいんだ。せめてこれだけは暗記してほしいからね」。
・かつて受験生だった頃、日本全国の国立大学の入試問題を各科目ごとに一冊の分厚い本にしているものがあって、その数学と英語を解いたことを思い出した。大学ごとに特徴があって、東大はシンプルで難問、九大は複雑で平易とか、面白かった。受験生でどこにも行けなかったけど、それぞれの大学を旅した気分になれた。 もう受験はしたくないけど。
・過去の問題をほんのちょっとだけ変えて出題するのは従前からあったのだから、同じ問題でも答えが変わるような物なら、出題して当然だとは思う。受験産業的にはそんなに面白いことなのかね。ものの道理としか思わんが。
・過去問を解いていない人は不利という意見はまかり通らないと思います。 大抵の合格者は過去問を解き、分析し、対策をして、さらに予備校の予想問題も解き、対策をしています。 解いていない、知らないというのは、単にその人の情報収集不足、対策不足でしかないですよ。
・全ての試験が過去と同じというのはどうかと思いますが、一部で過去と同様の問題を出すという事は、問題ないと思います。 過去問をどれだけ解くかというのは、その大学にどれだけ入りたいかという事を判断できるとも言えますし。 なんにしても、過去問はしっかりやっとけ、という事ですね。
・上位20%(偏差値58以上)を振り分ける試験をしても合格者が他校に逃げてしまう事が予測されるときには、下20%(偏差値42以下)を排除する試験になりがちです。今回はターゲットとしている偏差値50~60※の人の中で、埼玉大学を志望している人に向けたボーナス問題を出して、点を取りやすくしたり短時間で解答できるようにしたのでしょう。もう少し偏差値の低い大学だったらもう少し簡単な問題で過去問と似たようなものを出す事になると予測します。
※埼玉大学は偏差値50~60
・いいと思いますよ。試験とはつまりどこまで理解しているか、を確認するものですかから、昔の試験問題が秀逸で的を得るものであれば、数字などを変えて出題するのもありだと思います
・これ一部では言われてるけど「一言一句」同じではないんだよね ある単語のスペルがイギリス英語→アメリカ英語表記に変更されている だから2年前以降のどこかのタイミングで校正が入ってるのは確実 終わった試験を直後に書き直すことなんてあり得ないから今回の試験使用にあたって書き直したとみるのが自然 そうするとミスではなく意図的に出題したとみるのが自然かなとは思う
賛否は尽きないとは思うけど個人的にはアリだと思う 特に過去問やったかどうかで不利が生じるから不公平だとか言ってる奴は受験をなんだと思ってるんだよ笑 そんなんだから落ちるんだわ
・これは正解がない問題なのだから、過去問にある模範解答の例と似た回答をした人は、自分で考える力がないとみなして落とすことも考えられる。 何でも検索でそれっぽい答えが見つけられる世の中で、自分の頭で考えられる人か他人の意見をコピペするしかできない人かを見分けるいい問題だと思った。
・過去問を出したら不平等という主張には全く賛同できません。試験に求められる平等性なんて機会の平等だけが担保されていれば問題ないと思います。どんな準備・対策をするかはすべて個人の自由にゆだねられているからです。
・受験勉強はテクニックに走りがち。出題傾向を分析したり過去問を解いたり。大学受験に限らず、資格試験にも同じことは言える。でも本当に実力、学力がある者はそんなのあまり関係ない。そして受験はあくまでただの通過点。そのあたりが凡人とは違うところ。2年前と全く同じであろうがなかろうが、そんなの関係なく解けるのだと思います。意表をつかれた、ラッキー、と思うのは凡人だけ。
・記事にある『宇宙探索について』のような問題や『人間とは何か』とかいう哲学のような問題については模範解や適性解はあったとしても正解を求める問題ではないので、繰り返し出されても仕方ないと思います。
出題者にはとてつもなく深い教養が必要になりそうです。
・国立大学でも予備校の模試とほとんど同じ問題を出してしまうことがある。 そうするとその予備校の生徒が不当に有利になる。 その点、過去問なら誰でも手に入るし目にしているはずなので非常に公平。
・第一志望で、そこの過去問と会話してない人は、入学の資格はない。 そういう人は実社会でも成果を出せない。 何が求められていて、どう答えていくか分かるから日々の準備にフィードバックできる。 そのまんま過去の出すとか、優しいね。
・別に何とも思いません。 出来る人は過去の問題を知らなくても出来ますから。 過去の問題が出ても、平等ですから、問題を全部変えても、変えなくても平等です。 一般的には過去の問題などは勉強していると思いますし、それに似たような問題も勉強していると思います。
・某資格試験なんだけど、大体40問の内、4,5問は選択肢の順番まで同じの完全過去問が出てると感じてる。そこで思うんだけれども、結局は出題者は過去問にきちんと目を通して試験対策をしてるか?どうか?を見極めたい!!ってのが有るのではなかろうか?って事なのだ。
今回も過去問対策をして、とりあえず練習で書いていれば、さほど難しい問題にはならないのではなかろうか?論文対策の部分でもまったく同じテーマで書くのだから、”練習で書いたとおりに取り敢えず書いておけ!!”ってのが有るだろう。過去問で英語のミニ論文が出るのが判れば、受験生は対策しなればならなくて、その分、出題者の意図に併せた勉強はするだろう。逆に言えば、解答模範例題をそのまま書いてしまえば、試験官にその辺り透けて視られてしまう部分もあってのような気がするのだ。
・このような問題は、医学部・工学部・理学部と、法学部にも出してほしいな。その学部独自で。
なぜ医学部に行くのか、工学部に行くのか、その受験者の倫理性がわかるように、相反する問題に対する多角的な考えを受験生に問う問題があってもいいと思う。例えば、「蓮舫が2番目ではだめですか 」といった問いに、あなたはどのように答えますか、などと受験生に問うたら、その人の「なぜ科学技術を専攻したいか」がわかると思う。
また、法学部では、例えばコロナ騒ぎでおこったマスクの買いだめの倫理性について、受験生の考えを聞く問題もあってもいいかと思う。
ようするに、その学部に行くための倫理性と多角的な思考を問うような、そしてその学部にむいているかどうかを推し量る問題を出してほしい。
・よっぽど意欲的な学校はともかくとして、全く同じとまではいかなくとも、数字や文言を少し入れ替えての過去問で十分な気はする。国家試験でもストック問題を作る傾向にあるみたいだし。 共通テストなんかはなおさらそれで良いと思うんだが。
・SNSの後追いまとめみたいな記事が多いこの手の話題で、大学の掘り下げや取り組みの方向性をしっかり周知させ、関係ない外野が面白半分に騒ぐのを抑え得る良い記事だと思った
・来年度受験者用の埼玉大学の赤本で、この自由英作文問題の模範解答が、新しいものになるのか、はたまた「2022年度出題分の解答を参照せよ」となるのか、教学社編集部の対応が見物だ。
・過去問をするということはそれだけその学校に入学したいということの現れ 他の大学も2年前は短すぎだけど10年間の過去問のうちどれかを1問は必ず使うと宣言してもいいと思う
・論述に関しては、日本語でも英語でも暗記だけではどうにもならない地の力が求められるので、多少同じ問題が出ても「できない人はできない」がわりとはっきりするので、よいのではないでしょうか。
・「過去問をきちんと解いてくれている=志望度が高い」という受験生が欲しいのでは?
「過去問を解いている人が有利になる試験を出題していいのか?」って批判がほんとうにあるのか?全員が同じ条件なんだからなにも問題ない。 一部の受験生だけに、事前に範囲や内容を伝えていたのなら、不平等極まりないが。
予備校の想定問題とそっくりな問題が出題されることもあるが、それで文句を言うのがお門違いであることと同じだ。
・全く同じ問題・・・ 意見が分かれるところでしょう。 大方、受験生は過去問を解いています。 全く同じ問題ということは、回答も同じということ。 受験生にとってはサービス問題になり、選抜試験として考えると、差が出づらい問題になる。
・自分は受験しなかった口の人間なので、よく知らないんですけど、過去問出したらダメなんていう理由があるんですか? 工業系の検定なんて過去問だらけですけどね。 要は社会に出たら過去問だらけで過去問網羅している人間なんて超越者になりますよ。当然のことながら、即戦力です。自分からしたら、時代に沿って新しい問題とガッツリ過去の問題で良い。何が問題なのかが分からん。
・受験するということは受験したいからうけてるわけで、確実に過去問を解いてるはずだからいいと思う。
過去問を解いてないということは、受ける気がない人間だから、そこでもふるい分けできるし
受験する気のない人を合格させたくないもんね。
・過去問解いてたから、ってその問題での満点が獲れるわけでもないし、初見でもキチンと基礎ができてれば高得点は獲れるだろうし。過去問やってきたコの方がそれだけ余裕があるから総じて得点は高いでしょうけど、と。
・過去問を解くのは「当たり前」のこと。 その大学に本気で入りたいなら傾向を掴む意味でも複数回解くのが普通なんだから過去問解いてない受験生はその時点でもう捨ててるのと同義でしょ。
不公平と言う人の意図が分からない。
・大学としても過去問をキチンと解いているかデータとしてわかるからいいんじゃないの。東大の例もあるが、正答率が悪かったから過去問とはいえ、きっちり勉強してほしい、というのもあるのかも。
・これ、ゼミでやったところだ! ・・・全然わからん!
同じ問題だからこそ模範解答も出回っているだろうし 模範解答と同じにならないように答えるなら余計に難しい また2年後に同じ問題が出たとしても 1年後に戦争が始まっていたら考えが変わっているかも
・2年連続でも常に隔年で出題というわけでもないなら特に問題は感じない。
我々のような殺し合い世代と違って大半の進路が年末までに決まっている中、ガチ受験組は少数激戦となる。 単なる局所的思考力ではなく全方位的な要領の良さを試験に織り込んで評価すること自体は進学の意志を選考する意味合いにおいて間違いだとも思えない。 従って過去問が時折そのまま出るぐらいはむしろ当然あっていい。
この程度であれこれ言っていたら進学後の試験で毎年同じ設問をしているような教授陣に何度噛みつくことになるやら(笑)
・出題者のフェイントとして、そういう事もあり得るのかと思いましたが、 自分の人生がかかっている受験生からすると、 確かに「ミスプリント」と緊張や不安が煽られますね。
・>「過去問で出たからといって、もう出題されることはない」という予想を裏切ったという意味で、これからの予想を難しくし、逆説的に今後の入試の平等性を担保した問題だったと言えると思います。
受験者が「赤本とかで事前に目に触れている」問題だったから騒ぎになっただけで、もっと古い問題(5年くらい前)から同じ出題しても問題ないかと…
・このタイプの過去問を作文し、自ら添削した上で模範解答を覚えるほど書いてみた、という受験生は何人いたでしょうか? 一度解いた経験があった受験生でも、ほぼ必ず文法ミスや理由付け表現が稚拙、あるいは論理展開が破綻気味など散見する場合があるはずで、完璧に近い作文を書けた受験生は果たして何人いたのでしょうか?
・>大学側にとって入学試験は、「受験生のそれまでの努力や知識量・能力を測るもの」ですよね。
こう考える受験生がいる限り、入試は良くならないでしょう。 大学側にとって入学試験は、それぞれの大学で学習する前提となる能力を有していることを測るもの。
・自由英作文なら単なる暗記でどうにかなるもんでもない。 それにそこまでちゃんと過去問を研究できてるのなら、それはそれで評価できること。 入試の問題であればいいと思う。
・いい試み。過去問は出ないはずの読みが外れた受験生も、さらっと過去問をやっただけの受験生も焦っただろうな。過去問から全く同じ問題が出るとは思わなかったが通用しない。これが受験でしょう!
・受験生時代、「過去問は2度と出題されることはないから、自分は絶対やらない。」って云う同級生がいましたが、今回のケース、良い戒めになると思います。
・大学間で他大学の過去問を流用したり、改題を出題する連盟のようなものがあるぐらいだから、自分の大学の過去問を改めて再出題するというのもありえない話では無い。
・某有名私立大学(文系)の小論文も、過去問のマネをして書けば、かなりの高得点となりますよ。
過去問を沢山解いてくれている=熱望、のため、似たような出題をすることは悪くはないと思います。
・過去問の模範解答をそのまま書いたら何点つけるんだろう?それに関する条件を設問中に提示しておかないと、高い点をつけざるを得ないのでは?それって、暗記勝負になるけど、いいのかな?
・「大学教員は入試問題作成にできるだけ多くの労力をかけるべきだと考える人がいます。これに対し、それを大学での学術研究のために使うべきだと考える人もいます。あなたはこれらの2つの意見のうちどちらに賛成ですか? 答えを裏付ける具体的な理由と詳細を使用して答えてください。」
・資格試験でも過去問を解く事は合格への必須条件。大学入試も過去問に挑んで臨む事は決してムダではない良い証拠だと思います。
・それぐらい行きたいからこそ過去問の重要性があるということ。案外同じの出たからと言って全員出来るとは限らない。意外と手抜きにみえて真意はここにあるよ。
・自由英作文という事で、それほど大きな影響は無かったのかもしれませんが、 全く同じ問題が出ると、疑心暗鬼になっちゃう事もありますよね?
私も、本番のちょっと前に受けた模擬テストと同じ問題が出て、 ただでさえスッと答えが出ると逆に「引っ掛けか?」って疑ったりするのに、 更に「模擬テストでも簡単に答えて間違った気がする・・・」とか思っちゃって、 却って答えに迷った覚えが・・・w
・本学に本気で入りたいのなら、過去問ぐらいは解いてるでしょ、 ぐらいの感覚で出題したのでしょうね。 まずはそこで記念受験組をフルイにかけた感じかな。
・第一志望ならまず2年前の問題は赤本でやってるし、そういう人が抑えで受験する人よりも少しばかり優遇されるという意味では良いかも知れない。
・大学入試ではないが、 運転免許とか、アマチュア無線などは、過去問が殆どで 新しい問題は少ししか出ない 過去問の20~50回分を完璧に解けると大体合格する
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