( 143940 ) 2024/02/28 14:45:39 2 00 ナゼ――最先端「半導体」で出遅れる日本 世界シェアは50%から10%に…政府関係者の悔い “巻き返し”へ日本政府も本腰日テレNEWS NNN 2/28(水) 9:59 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/b74a726c78d269e9b863610179e05229ae39abd2 |
( 143943 ) 2024/02/28 14:45:39 0 00 日テレNEWS NNN
スマホやパソコンなどに不可欠な最先端半導体の分野で、日本の出遅れが目立っています。過去の世界シェアは高かったものの政府の十分な支援がなく、台湾などに追い越されました。そこで今、政府は工場誘致や新会社設立など新たな支援に乗り出しました。
▼【解説】“日の丸半導体”復活は? 日本が直面する課題
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有働由美子キャスター 「半導体製品は、1台のスマホの中に50個程度入っています。顔認証や音声認識、タッチでスワイプするといった(機能の1つ1つを動かすのに、半導体が欠かせません」
落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー) 「(パソコンやデジタルカメラなどがある僕の周りも)半導体だらけです」
有働キャスター 「半導体がない生活は、どのくらい困りますか?」
落合さん 「20世紀後半はほぼ半導体の時代なので、半導体がないとなると戦前かなと思いました。ただ戦前のインフラも半導体で置き換えてしまったので、19世紀くらいになるのではないでしょうか」 「例えば水道の制御システムも今は半導体を使っているので、井戸がないと水が出てこないという時代かもしれません」
有働キャスター 「そのくらい困るということですよね。生きていくのに欠かせない半導体、日本としてもそれだけ期待がかかるということですよね」
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小野高弘・日本テレビ解説委員 「というのも、日本は半導体分野で出遅れているからです。注目したいのは半導体の回路線幅です。小さければ小さいほど処理が高速になり、重宝されます。今、世界が競って研究開発している幅は2ナノメートル。髪の毛の太さの 5万分の1です」 「今、実用化されて先端を行くのが、スマホやパソコンに使われる9ナノ以下。台湾や韓国、アメリカなどで作っています。医療装置などに使われるのは10~32ナノで、台湾やアメリカ、中国、ヨーロッパで製造しています」
有働キャスター 「日本が出てこないですね」
小野委員 「日本は家電や自動車などに使われる40~90ナノの半導体で初めて出てきます」
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有働キャスター 「先端ということでは出遅れています」
小野委員 「政府関係者は悔やんでいます。かつて日本産の半導体は世界の50%のシェアがありましたが、過去20年間、政府が十分な補助金を出してこなかった結果、今やシェアは10%になりました」 「その間、台湾などは大規模な補助金などで政府全体で半導体企業を後押しし、台湾は今や世界全体の70%を生産しています」
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有働キャスター 「政府が本気になってお金を出さないといけない分野であるということですね」
小野委員 「そこで台湾のTSMCの工場を熊本に誘致しました。政府が1.2 兆円余りを補助しています。同時に、日本でも最先端を行く半導体を独自に開発製造して巻き返そうとしています。日本の大手企業8社が設立した新会社『ラピダス』に、政府が3000億円支援しています」 「半導体に詳しい東京大学大学院の黒田忠広教授は『日本の半導体技術が他国に追い越された間も、技術者たちは研究を続けてきた。現在も100人余りがアメリカで学び、その頭脳と政府の支援がある今、ラピダスにも大いに期待できる』と言います」 「その上で黒田教授は『支援を継続することが大切。そして台湾など海外との連携をしっかりすることも必要だ』と指摘しています」
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有働キャスター 「日本における半導体の未来をどう見ますか?」
落合さん 「ここから何十年かかけてみんなで頑張るしかありません。投資は一度やめると追いつけません。半導体産業は投資なので、日本は一度撤退しているため取り返すのは簡単ではありませんが、工場を建てるのは今やってるのでいいでしょう」 「せっかく(工場が)熊本に来たのでTSMCともっと仲良くして、半導体そのものだけではなくて、コンピューターのそれ以上の上部工程は日本の産業はスカスカなので、そこを取り戻さないといけません」 「OSもGPU(グラフィックス演算処理装置)CPU(中央演算処理装置)も、他の国のものを使っています。スカスカなところをやっていくのはかなり有用で重要だと思います」
有働キャスター 「過去の失敗を教訓に日本は再び先端技術で稼ぐ力を得ることができるのか。オールジャパンで日本の技術が世界で再び輝くことを期待したいです」
(2月27日『news zero』より)
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( 143944 ) 2024/02/28 14:45:39 0 00 ・半導体や電気製品とか日本が勢いのあった時代は今から考えたら価格が全て高かった。 当時のラジオでも3万円くらいだった。 結局は価格競争で撤退したんだけど、盛り返すのは高品質と低価格を同時に実現しないとシェアを勝ち取るのは難しいので、追いつくのではなく画期的な新技術の開発があってだから、研究に全勢力をつぎ込む必要はある。
・90年代の日本ではどんな半導体を生産していたか。 当時、家電、オーディオなどがどんどんデジタル化されて、家電メーカーも専用の半導体を大量に生産していました。ところが、英国ARM社などファブレス企業が何にでも使える汎用の安価なプロセッサチップを開発してから、ソフトウエアでなんでもできる時代になりました。そうなると、もう日本のコントローラ半導体は出番が無くなりました。なので、政府も補助する理由がなくなってしまったと考えています。さらに、ディジタル化からIT化が進み、半導体とソフトウエアが密接につながって日本の企業はなかなか入る余地がないですね。
・半導体が強かった時代の日本の会社というと総合電機の一部門だったわけです。こういう巨大企業は広い視野が必要として文系偏重で文系は経営者ルートあり、理系は現場から工場長までというのがずっと続いてました。 将来性があるとわかっていても半導体は会社の一部門でしかなかったから、文系社長には未来予測して巨額な投資を続けるリスクを冒すより、他の電機部門で利益は出せればいいというのがあったのが、どんどん撤退していった大きな理由のひとつだと思いますよ。
・人的なものを取り戻すのが一番時間と費用がかかるだろうしね。少数精鋭ならば何かに特化するしかないし、台湾みたいな幅広いファンドリー化ならば様々な知識やアイデアや即応できる技術もいるだろうな。 胃が痛くなる人が多いのかウキウキワクワクする人が多いのかそこは知らないけども。
・今は市況が良いからね、いつもの掛け声だけにしか聞こえない。 半導体はあくまで部品、最終製品が売れなければ膨大な在庫の山があっという間に積みあがる。
半導体産業の発展に必要なのは継続的な投資。 この後半導体不況が来たとして、その時には何千億という赤字を簡単に出すことになるが、 そんな市況でも何千億という投資や政策支援をする覚悟があるか? そのようには到底思えない。
・小野委員のこの発言「政府関係者は悔やんでいます。かつて日本産の半導体は世界の50%のシェアがありましたが、過去20年間、政府が十分な補助金を出してこなかった結果、今やシェアは10%になりました」はちょっと違います。 日本がシェア50%を占めている事に恐怖を覚えたアメリカは日本に対し圧力を掛け、半導体の20%の輸入を義務付け、さらに更に輸出も制限した、結果大量の技術者が職を失った、それをサムスン、SK等の韓国企業が高い賃金を餌につり上げ日本の技術を移植させた、そして様が無く成れば次々と首を切った。 これが日本が衰退し韓国が反映した実態です。
・バブルの頃から研究開発を長年やってきましたがもうこの国はダメだと思いますよ。30年以上前から、博士号を取ると働くところがない、年齢が何歳以上になればいくら能力高くても正規雇用されず派遣しかない、若者は少子化でどんどん学力が落ちる、理系は敬遠される。こんなことずっと前から問題なのに国家は何も手を打たない。政府の研究機関さえ雇い止めで訴訟起され、首を切られた優秀な研究者は中国企業に歓迎され、雇用される。終わっているとしか言えないでしょう、政府テコ入れっていう半導体拠点は派遣社員ばかりで溢れるんじゃないですか。
・投資して器ができたらすぐ売れるほど甘くない。値段と量だけの分野と機器設計を半導体メーカーに求める場合と買う側の要求は様々で、リスクを背負ってお客をその気にさせるまでが大変な世界ですよ。TSMCはファブレス相手に長期間苦闘して今の地位にまでなっている。インテルもTSMC使ったり自社半導体工場使ったりいろいろだし、韓国メーカーも加わり今の半導体市場を形成して、日々技術革新しているのだろう。そういう中へ日本が今から参入する大変難しい市場ですよ。税金投入して金は使ったがどうだったのとならないことを祈ります。
・シリコンの半導体はもうからないのでどうでも良いですが、使用量は多いので、自前で確保するのは良いでしょう。出来るだけ安く作りたいですね。 本命は次世代の半導体です。これに米国に負けないようにすることが重要です。
・ここでも自民党政治のダメダメぶりが出ている。おそらく半導体事業で自民党の利権が生まれなかったからだろう。今頃になってTSMCと組む姿勢が出ているが、国民は自民党の利権をチェックしていかなければならないだろう?資源のない日本に工業製品の重要性は明らかであるが、金儲けできなければなにもしない姿勢であり、あきれてしまう。
・先日日経に亡くなられた日本TI出身でエルピーダの社長やられた 坂本幸雄氏の追悼評伝が掲載されたが、2004年エルピーダが 上場した際政府が思い切って1000億でも補助してれば 現状が変わっていただろうと、あった。 あの当時は民間企業に政府資金を投入するのは国民の反対が強かった、 バブル崩壊の金融機関は竹中プランで政府資金の投入が得られたが 半導体業界にはそこまで力が無かったということか。 メガバンクの今の隆盛みると惜しい話だ。
・分かって無いね。 線幅が狭いだけが先端ではないのだよ。
確かに1番生産数の多いメモリーでは 遅れを取ったが、その他の イメージセンサーやロジック、車用の IC等々は、日本は結構優位と思いますよ。
米と付加価値の高いオカズを一緒に 議論してはダメです。 もっとカテゴリー別に分析しないと。
半導体を知らない政治家なんてすぐに 騙されてしまう。 TSMCは、生産のプロセス技術が ありますがファンドリーですよ。 (サムソンより、はるかにレベルが高い)
・方針が間違っている。台湾はタダの下請け。日本に工場を作ったって、すぐに時代遅れになるだろう。
一番もうかる成長ポイントはソフトウェア。ここは米中が支配し、日本のソフトウェア産業は圧倒的に遅れ、人材は冷遇されている。
支援するならハードよりもソフト。
・アメリカに頼って日本の半導体は潰されました アメリカの半導体の競争力が無くなった時にこの値段以上で無いと売ってはいけないとかルールが出来たり日本の代わりに台湾や韓国の半導体を育てたり。 アメリカの方針で産業が栄えたり衰退したりします。
・研究者の年収が驚くほど安いのに加え、1980年代あたりから始まった「理系への偏見」みたいなのが衰退の原因でしょうね。理系は暗い、変わり者っていう・・・。日本のソフトウェア関連業界が全く振るわないのも、PCはオタクっていう偏見からでしょう。日本人はそういうレッテル貼るのが好きですからね。
・国の政策と経営者がダメだったんだろう 他の国では 産業の育成や 雇用を守るために補助金だしていたからね 経営者は ただ 安い労働力を求めて海外移転や派遣を雇用して儲けだけを追求した その結果 技術流出 技術の衰退を招いてしまった
・とりあえず、弁護士とか弁理士とか会計士とか銀行員とか文系職が高級取りで、理系職が薄給の日本の社会を変えたらどうかな?それで、大学や研究機関への投資を増やす。花咲くのは遅いかもしれないけど、将来への投資てそんなもんでしょ。今やってる半導体の一連の騒ぎは目先の即席の対応でしかなくて、外国から買ってきてポンというイメージ。薄っぺらいですね。あとは欧米のポチであり続ければ、日本の成長は無理でしょうね、頭おさえつけられるので。
・まあ、当時は半導体捨てて、コメの輸入禁止守ったのよね。当時はコメだけは守るが国の第一義だったからな。
なお、日本が稼働を止めて韓国などに資産を売り払ったことからサンスンが檜舞台に出てきたのですね。
歴史は面白い。
・NHKで、CIAの世界各国へのスパイ活動について放送してたが、 日本は常にアメリカのCIAの思惑通りに動いている。 半導体もそう。核保有だってそう。 アメリカの軍事産業のエサになるように、いいようにされてる。 カミカゼの名前が未だに残っているのは、CIAの発足理由も 真珠湾攻撃を事前に察知出来なかったから?。 現代に生きている日本人からしたら、いつの時代のはなし?って 聞きたくなるのだが。
・日本の産業を、かつては日本のお家芸であった工業生産から、インバウンドや金融業へとシフトさせたことが一番の原因。国の産業育成のかじ取りが間違っていた。
・そりゃあね、業績が落ちたからとノウハウを持った技術者のクビ切って海外に工場作ったからでしょ。首切られた技術者が、中韓へ言って指導してたからね。しかも、値上げできないから研究や開発に投資しても回収できないからと、内部留保してりゃあ、衰退もするでしょ。
・政府が補助金を出してこなかったと言うよりも、日米半導体協定でアメリカに譲歩しまくった結果だよ 小沢一郎が主導した日米構造協議にも言えることだけどね
・アメリカに要求されたから、日本の生産を減らしたと白状したら? 政治が、日本の為よりアメリカの言いなりなのは、ほとんどの国民は知っている。
・基礎研究開発費を大幅に減らしたから 科学レベルが落ちた、海外の観光とかに頼る政策が間違いだった 自民の政策の間違いで科学も経済も落ちた 回復するかどうかもわからない、やる気ある研究者は みんなアメリカに移住してる
・政府の失政かのように報道してるけど、当時アメリカに第2の敗戦と呼ばれるほど徹底的に潰されたせいで日本の半導体が弱体してその代わりに韓国、台湾で製造するようになったんでしょ そのときアメリカ政府は「これで日本は二度と立ち上がれない」と高笑いしたとか
マスコミはちゃんと報道しろよ。
・元エルピーダの坂本社長の訃報を2週間も押さえ込んでいるのはどこだ。台湾では即日報道されてるぞ。霞ヶ関しかそんな事できないだろ。 己の過去の失態の自覚も反省も無く死人にムチ打つ経産省が今頃おっとり刀で中途半端な金をファウンドリに突っ込んだところで日本の半導体再興などあるかよ。 最低の役所だな。
・政府が口出しすると余計なことにしかならないので、金出してあとは民間に任せよう。 ここで政府が我慢できずに口出しして日の丸半導体は毎回失敗してる。
・今更何がオールジャパンだ。軽薄。 台湾企業に来てもらっただけの話。しかも1兆円を軽く超える補助金でね。
・30年遅い。今更技術的に追いつけません。台湾の下請けでも良しとしましょう。他の分野で頑張ろう。
・日本の半導体産業がシェア低下した主原因である、日米半導体協定を書いていない時点で赤点記事だね。
・過去に日米貿易摩擦で、コメや牛肉の関税の解除の時間稼ぎに半導体を生贄に差し出したのに、今さら何をやっているんだか。
・極論だけど、一個100円で売れたのに徐々に安く安く…ってなり一個10円でしか売れないから作らなくなったってことじゃないの?
・日本は海外にはアホみたいに、お金出すけど国内には全てに於いて言っていいほど出しませんからね。
自国をダメにして海外を助けるってどういう事?!
・単に金の問題でなく、学問自体が低迷してしまっている。産業でも文化でも失われた30年。
・出遅れではなく継続できなかったということ。 なぜそうなったかということを言わないと。
・シェアが大きくても、儲からないんだったら意味がない
・やる事が20年遅い
・アメリカに潰されたのに…
・過去の政府の先見の明の無さ、老害とお役所仕事などでどれだけ技術の宝が持ち腐れし国益が損なわれたかは、大いに反省するべきでしょう。技術に対する保護やリスペクトもあまりに無さすぎです。戦時中の能無しの大本営、無謀なインパール作戦を敢行した愚かな軍部と同じように、せっかく兵隊の士気は世界最強だったのに上部があまりにもダメで敗北を招いたのと同じレベルです。これからは若い技術者を育成する流れを国を挙げて作っていかなくてはなりません。それには今までどおりのことでは変わらないと思います。プライドを捨てて若い人の意見を聞き、また登用する、世代交代させるなど思いきったことをしなくてはなりません。あれだけ世界をリードしていたのに情けない思いですが、昔取った杵柄はもはや価値がありません。今は台湾や韓国から真摯に学ぶ必要があります。
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