( 144031 )  2024/02/28 22:33:10  
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ニッポン放送のキャスターである辛坊治郎が、厚生労働省が発表した昨年の出生数が過去最少だったことについて、政府が本気で少子化対策を取るべきだと指摘した。

彼は都心の高い家賃や子育て世代の厳しい環境に触れ、人口減少は環境的には悪くないが、現状では難しいと述べた。

(要約)

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キャスターの辛坊治郎が2月28日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。厚生労働省が発表した人口動態統計の速報値で昨年生まれた赤ちゃんの数が過去最少の75万8631人だったことを巡り、「都心マンションの家賃は高く、子育て世代にはきつい。政府は本気で少子化対策をすべきだ」と指摘した。 

 

出生数の推移 出生数の推移 画像提供:共同通信社 

 

厚生労働省が発表した人口動態統計の速報値によると、昨年生まれた赤ちゃんの数は過去最少の75万8631人だった。将来推計人口では、76万人を割るのは2035年と予測していた。また、婚姻件数は48万9281件で90年ぶりに50万組を下回った。 

 

辛坊)人口はバランスよく減っていくのであれば、地球環境の観点からすると、そんなに悪いことではありません。東京の家賃から考えてみても、人がひしめいているから、やたらに高いわけです。 

 

都心の家賃は今、とんでもなく高額になっています。例えばマンションでファミリータイプと呼ばれる部屋の基準床面積は50~70平方メートルだそうです。それほど広くはありません。それでも東京の最新データでは22万円を超えています。子育て世代で20万円を超える家賃を払って50~70平方メートルの都心マンションに住むのは、きついですよ。私も70平方メートルぐらいのマンションで子供3人を育てた経験がありますが、大変でした。もう、しっちゃかめっちゃかでしたよ。 

 

都市部で子供を産んで育てようとしても、こうした住居環境では厳しいですよ。政府は危機感を持ち、本気で少子化対策をすべきです。 

 

 

 
 

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