( 144776 )  2024/03/02 00:22:21  
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NHKのインターネット活用業務を必須業務化する放送法改正案が日本政府によって閣議決定された。

これにより、NHKの番組をインターネットで視聴することが可能になり、テレビを持たない人も受信契約を結ぶことができるようになる。

ただし、スマートフォンを持っているだけで受信料が課せられるわけではないとNHKは説明しており、徴収対象はアプリを利用するなど特定の条件を満たす場合に限られる。

今後は国会審議に移ることになる。

(要約)

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NHKのロゴ 

 

日本政府は、NHKのインターネット活用業務を必須業務化とする放送法改正案について、閣議決定した。 

 

閣議後に会見する松本総務大臣 

 

NHKのインターネット活用業務は、現在「任意業務」となっているが、これを「必須業務」に変更するよう、総務省が改正案を提出していた。その放送法改正案が閣議決定された形。今後は国会審議に移ることになる。 

 

今回の改正案は、NHKが番組をインターネットで配信することを必須業務化するという点が主な内容。これにより、テレビを所有していない人でもNHKと受信契約を締結できるようにし、スマートフォンやパソコンを通じてNHKの番組をインターネット配信で視聴できるようにする。 

 

なお、いわゆる“ネット受信料“についてNHKでは従来より「スマートフォンを持っているだけで徴収対象になるわけではない」という立場をとっている。また、NHKのインターネット活用業務について検討する総務省のワーキンググループにおいても、例えばアプリを端末にインストールするなど、NHKのネット配信を利用したい意向を示した場合は徴収対象にするといった考えが示されるなどしている。 

 

編集部:小野佳希 

 

 

 
 

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