( 145758 )  2024/03/05 00:10:42  
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山上徹也被告 

 

 2022年、安倍元首相を銃撃し殺害した罪などで起訴された山上徹也被告(43)の弁護団が、4日、報道陣の取材に応じ、山上被告が「事件について考えない日はないくらい、事件のことは毎日考えている」という趣旨の話をしていると明らかにしました。 

 拘置所では新聞などを読んでいて、「統一教会問題の困難さを感じます」と話しているということです。拘置所には山上被告を支援する手紙が今も届いているほか、旧統一教会の信者である母親とも「手紙のやりとりをした」ということです。 

 

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 山上徹也被告は、2022年7月、奈良市で演説をしていた安倍元首相を手製の銃で撃ち、殺害した罪などに問われています。 

  

 山上被告の公判前整理手続きをめぐっては、当初は去年6月に山上被告も出席して始まる予定でしたが、地裁に不審な段ボール箱が届いたことから中止になりました。改めて去年10月に行われた1回目の手続きに、山上被告は「騒ぎになるのを避けたい」として欠席したものの、その後、今年1月に行われた2回目の手続きには出席していました。 

 

 次回の公判前整理手続きは未定ですが、今後、手続きで争点などを明確にした上で公判の日程が決まることになります。 

 

 弁護団によりますと、山上被告は手続きに出席した理由について「自分の手続きなので一度見てみないと分からないと思った。(今後について)まだ決めたわけではないが、出席には前向きに考えている」といった趣旨の話をしているということです。 

 

 

 
 

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