( 145908 )  2024/03/05 14:42:14  
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明治「チェルシー」3月末で販売終了 理由は「販売規模の低迷で収益悪化」 

 

 今月いっぱいで販売を終了することになったのは、チェルシーの「バタースカッチ」「ヨーグルトスカッチ」などの販売中のすべての商品です。 

 

【画像】街に驚き「悲しい」「いつもあるものだと…」 SNSでは「チェルシー」がトレンド1位に 

 

30代女性 

「(Q.チェルシーが3月いっぱいで販売中止になるが)えーっ悲しい」 

「私ヨーグルト(味)派だった。ヨーグルトもなくなっちゃうんですか」 

「(Q.全部)えーっ。それはちょっと寂しい」 

 

50代女性 

「大好きで、(CMの)歌が良かったです。歌いますよ。『ホラ チェルシー もひとつ チェルシー』って感じですかね。残念ですね。いつもあるものだと思っていましたので」 

 

 イギリスのスコットランド地方に伝わる飴を煮詰める「スカッチキャンディー」から着想を得て1971年に発売。たちまち人気商品となりました。 

 

60代女性 

「出た当時バター味っていうのはあまりなかったよね。外国っぽい、日本にはなかった味だなっていうのはあったよね」 

 

 チェルシーはどんな場面で食べられていたのでしょうか。 

 

60代女性 

「遠足とか個人旅行とか行く時に、ちょっとおしゃれ。中の一包みずつもかわいいし」 

「(Q.遠足って、いつごろの遠足ですか?)小学校とか。社会人になっても持ち歩いて一緒にみんなと食べたり。懐かしい、なくなると寂しい」 

 

 販売終了の理由について、明治の広報は「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う販売規模の低迷により収益性が悪化し、販売を終了せざるを得ない状況にあるためです」と説明しています。 

 

 チェルシーの売上高は、2002年度の25億円をピークに、2022年度はおよそ5億円と大きく落ち込んでいました。 

 

 販売終了が報道されると、SNSのXでは「チェルシー」が長時間にわたってトレンド1位になりました。突然の別れに動揺を隠せない人も…。 

 

 すでに売り切れになっている店が相次いでいます。 

 

 きっと誰もが一度は食べたことがあるチェルシーは、惜しまれながら53年の歴史の幕を閉じます。 

 

(「グッド!モーニング」2024年3月5日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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