( 147075 ) 2024/03/08 14:57:40 2 00 1ドル147円台まで円高が進む:マイナス金利政策解除後の金融市場のリスクを浮き彫りにNRI研究員の時事解説 3/8(金) 8:07 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/5b9e154fd9da522570c00482281fc9eaef8c866e |
( 147078 ) 2024/03/08 14:57:40 0 00 NRI研究員の時事解説
3月7日の東京市場で、ドル円レートは1ドル147円台後半まで円高が進んだ。これは、2月7日以来1か月ぶりのドル安円高水準であり、日本銀行が3月の金融政策会合でマイナス金利政策解除に踏み切る、との観測が強まったことを受けたものだ。円高の結果、日経平均株価も一時500円超の大幅下落となった。
ドル円レートは2022年と2023年に1ドル151円台までドル高円安が進んだ後、円高方向に振り戻された。今年2月には1ドル151円台目前と、ほぼ同水準まで円安が進んだが、この水準でドル高円安の流れが阻まれることが3回繰り返されることになれば、この水準は強い抵抗ラインと市場で意識されることになるだろう。その結果、ドル円レートはその後は円高方向に振れやすくなることが考えられる。
3月7日に日本銀行のマイナス金利政策解除が3月に行われるとの観測を市場が強める材料とされたのは、第1は、同日に発表された1月の実質賃金の下落幅が予想外に縮小したことだ。しかし、これは一時的な統計の振れによるところが大きく、賃金と物価の好循環の実現、あるいは実質賃金の早期プラス化の可能性が高まった訳ではない。これは実際には、日本銀行の政策判断に直接的に大きな影響は与えないだろう(コラム「1月の実質賃金下落幅は縮小も上昇まではなお遠い:日銀のマイナス金利政策解除の時期決定に大きな影響はない」、2024年3月7日)。
第2は、連合が、今年の春闘における参加労組の賃上げ要求が5.85%と30年ぶりに5%を上回った、と公表したことだ。しかし、日本銀行のマイナス金利政策解除の判断に大きな影響を与えるのは、賃上げの妥結水準であり、要求水準ではない。さらに昨年の春闘で、賃上げ率は30年ぶりの水準に既に達していた。
第3は、日本銀行の審議委員が講演で、「(2%の物価目標達成に向けて)着実に歩みを進めている」、「賃金と物価の好循環が展望できる」などの発言をしたことだ。しかし、マイナス金利政策解除の時期に関わる発言はしていない。
こうした点を踏まえると、3月7日の金融市場が日本銀行の3月のマイナス金利政策解除の観測を一気に高めたことは、強い根拠に基づいたものとは言えないだろう。
注目したいのは、3月7日に10年国債利回りが前日比でわずか1bp程度しか上昇していないのに対して、ドル円レートが2円弱と比較的大きく動いた点だ。為替市場の方が、債券市場よりもボラティリティが高いのは、プレイヤーが日本勢にとどまらないことが理由の一つなのではないか。
債券市場の参加者は、「マイナス金利政策解除後もゼロ近傍の低金利が当面維持される」という日本銀行の説明を受け入れており、日本銀行のマイナス金利政策解除については、既にかなり消化した感が強い。
しかし、海外の投資家は、マイナス金利政策解除後の日本銀行の金融政策について、より不確実性を感じており、これが為替市場のボラティリティの高さにつながった面もあるのではないか。
日本銀行は2%の物価目標達成を宣言した上で、政策金利を現状の-0.1%から+0.1%に引き上げることが見込まれるが、2%の物価目標が達成されるのであれば、インフレ率及び中長期のインフレ期待は2%の水準が維持されるはずであり、そのもとで金融政策を中立水準に戻す正常化を行うのであれば、実質政策金利(名目政策金利-中長期の期待インフレ率)はプラスの領域、名目政策金利は2%以上の水準まで引き上げられる必要がある。
国内投資家は、「低金利が当面維持される」との日本銀行の説明を概ね素直に受け入れるとしても、海外投資家は、日本銀行がそのように説明していても、実際にはその約束をたがえて、比較的迅速に政策金利を引き上げていくとの観測を強める可能性が考えられる。
その場合、日本銀行が実際にマイナス金利政策を解除した後も、国内投資家が支配する債券市場は安定を維持し、長期金利の大幅上昇などは回避される一方、海外投資家の影響力をより受けやすい為替市場では、円高が急速に進む可能性があるのではないか。そして急速な円高進行は、急上昇を続けてきた株価が調整する引き金となりやすい。
このように、3月7日の円高株安は、日本銀行がマイナス金利政策を解除した後の金融市場のリスクを、前もって浮き彫りにした側面があると見ておきたい。
木内登英(野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト) --- この記事は、NRIウェブサイトの【木内登英のGlobal Economy & Policy Insight】(https://www.nri.com/jp/knowledge/blog)に掲載されたものです。
木内 登英
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( 147077 ) 2024/03/08 14:57:40 1 00 (まとめ) 日本の経済に関する意見は多岐にわたり、円安や株価、物価の問題に対する様々な懸念や不満が見られる。 | ( 147079 ) 2024/03/08 14:57:40 0 00 ・海外投資家は、円安の時に割安になっている日本株を購入し、円高になった時に売却して為替差益を得ようとするだろう。 だが海外投資家は誰もがそう考えているから日本株も一斉に売却されて暴落する。 日本株が暴落すれば為替差益も飛んでしまうので、あとはいかに早く売り抜けるかで勝敗が決まる。
・経済学者、エコノミストは、全て、企業が値上げして、物価が2%になれば、企業の収益が増え、労働者の賃上げにつながる好循環が生まれると言うが、高度成長期の好循環を経験した者に言わせれば、会社が世界を相手に、貿易で稼ぎが、その稼ぎを労働者に配分し、労働者が需要を上げて、企業が値上げしても売れる時代だった。出発点が違う気がする。特に、高齢化社会で、約1/3の人が賃上げどころか、保険料支出が増えている現状では好循環など考えられない。結局、日本のデフレは、将来に夢の無い高齢化社会が原因だと思う。
・物価だけは確実に上がり続けているが、それに見合うだけの昇給を出来る企業など労働者全体の割合からみたら僅かなもの。 結局賃金が伸びない多くの労働者は、生活を維持するために消費を抑える必要がある。そうなると物が売れなくなり、企業は価格を下げざるを得なくなる。即ちデフレに逆戻りすることが目に見えている。 政府日銀がどんな政策を取ろうと、日本はデフレから脱却することは出来ない。
・株価が上がっても、賃金はさほど上がらない。 物価上昇に苦しむ。 私のような貧乏人は物価の値上がりで生活も大変だ。
日本は金利がゼロだから、円安が進む。そのため輸入品の値上がりが続く。 東南アジアの国に対しても円の価値がどんどん低くなっている。
特に食品などの生活必需品が大幅に値上がりしている現状だ。 これから、ますます物価は上がり続ける。来年以降も賃金は低いのにね。
国の借金が大きすぎて金利も上げられない。 日銀としては、何も出来ないお手上げ状態だ。
日銀は、いまや庶民の生活の敵になっている。
・投資できるほど余剰資金がある人は株高円安の恩恵があるかもしれませんけど、投資どころか貯金も厳しい・・・日々の生活でいっぱいいっぱいって若者はガソリンや物価高に苦しめられる。今の政策は格差を容認している。まぁ、投資するような高齢者や政治掲載意識が高いほど選挙に行くけど死活がいっぱいいっぱいの若者は選挙行く余裕もないし関心も少ないから仕方ないか。。。
・いやいや不足ですね、消費者心理を改善するためには130円ぐらいに持っていき輸入物価を押し下げ、高騰する前のレベルまで消費者物価指数を下げてからですね。さすれば下がり続ける実質賃金がこの春の賃上げで実質賃金も大幅に上がり消費も活性化するのではないでしょうか。
・この手の方々の解説は、信用していないのですが…………… 景気の気は気持ちの気ですから、あまりマイナスなことばかりだと本当に暴落の可能性もあるのではと思います。その昔、関西の信用金庫の取り付け騒ぎも電車の中で発した女子高生のあの信用金庫危ないの一言だったという事もあるので、気持ちが萎えていたら良くなることはないのではと個人的には思います。
・結局株高は円安の恩恵がほとんどってことだな。 円高も145位までにしないと外国人投資家にそっぽ向かれてまた下がるかもね。 株高を取るか、物価を取るか難しい判断が日銀も要求されますね。
・>>為替市場の方が、債券市場よりもボラティリティが高いのは、プレイヤーが日本勢にとどまらないことが理由の一つなのではないか。
そうですよ。海外投資家、ヘッジファンドはドル円が好んで取引しています。 彼らと話すと教えられること多いです。トレーダのレベルが非常に高い。 OPRIも負けてないので、日本勢もそこまで負けてないですけどね。
・2月中ごろ、日銀の植田総裁が春闘の賃上げを考慮して マイナス金利の解除をほのめかしてた。 どうもその方向に進んでおり マイナス金利解除=円高=株安の方程式になるのかな。
・日銀審議委員時代だいたい常に少数意見2人のうち1人だったこの人。さほど筋は間違ってないが、この記事では「英語あまり得手でない」ことが表れてる。今日のタイミングで為替に原稿で触れるなら当然、米連銀パウエル氏の議会報告やその関連に触れないと。 結局、米の利上げは「7月以降、今年1回か2回、確率各半分程度」。日本マスコミは誰もこの点触れてない。英語の読み聴きをできないからだ。耳痛過ぎて皆スルーする。大笑 しかし本当の話。これでは米の影響をマトモに受け続ける日本の経済動向が全部後追いになるのはしゃあないよ。 この人も独と米に滞在経験はあるが、自力で乗り越えることが要求される学位取得の経験無い。これではまあ英語力は身に付かない。英語力は「ネイティブ的イントネーションで喋れる」と「難解な英語を空気のように読み聴きできる」があるが専門家は後者が必要。現総裁はその点問題無い。一旦、為替は150円に戻るか。
・円安が進み、日本は、輸入品が多いので庶民は若干の物価高で苦しんでいます。中小企業は、賃金を上げるのに本当に苦悩しています。1ドル120円位が良いと思います。
・今の株高は明らかにおかしい。私たちの生活実感は上がっただろうか。前回のバブル期には夜通し歩いてもタクシーが不足して乗ることができなかった。今は株安に乗じて外国人が日本株を買っているから、株価が高くなっているだけで、庶民の生活実感が伴わない。昔から日経225はそうだが、外国人投資家が株を買い出すと株価が上がる。資金が入るのも早いが、出て行くのも早く、本質的には日本企業に貢献することは無い。また、225が高くなることは上場企業にしか恩恵をもたらさない。 もう経団連を慮っての金融政策はやめたらどうなのだ、植田さん、岸田さん、財務省の方々。外国資本に不動産を買い荒らされ、企業への影響力は甚大になる。日本をどうするつもりなのだ。さっさと円安を食い止めないと、日本は外国資本に蹂躙される。
・日銀の金利政策の影響より、アメリカの大統領選の方が影響が大きいだろ。 トランプはドル安が好き。トランプが大統領に返り咲くと、否応なしに円高になる。日銀の金利政策が為替に及ぼす影響なんてそんなもん。
・今わざわざ金利を上げることは日銀はしないでしょう。もし上げるとしたらなにかしらの減税とセットでなければ。 日銀はこれまでも適正な対応を取っていたが、政府側が歩みを合わせず独り善がりしてきた結果が実質GDPの減少になっている。 政府はとことん経済音痴である。
・為替市場は投機筋が限界まで円売りしてる状態なので、逆回転した時に大きく動く オルカンを買ってるから円安になるといってる人達がいるけど、全然違う 本当の為替市場を知らなさ過ぎる
・本音を言うと、日銀はマイナス金利の解除さえしたくないんだと思う。これからもなんやかんやと利上げしない言い訳を作るから、為替はFRB次第だろう。
・以前も日銀の発言をきっかけに円高になって、日経平均が連続で下げた時に「そんなつもりで言ったんじゃない」的な発言だ出てきて笑いましたが(笑) インバウンドや輸出で儲けている国が「何をいまさら」な感ですね。
・今回の為替・株価変動でマイナス金利政策解除の判断に対して日銀がかなりビビることになりそうだ。ビビりすぎて何もできないかもしれない。
・少なくともさらに円安が進むという事はなさそうだ。 150円近辺で円安安定が日米株式には良い。 輸入物価高で実質賃金が上がらない庶民の生活は厳しいが。
・円安とか円高が相対的なものとはわかっちゃいるが、1ドル2桁円の時代を知ってる身には147円を円高とは思えない。
・今の物価上昇は円安による材料費アップの影響で経済成長とは言えない。更に、給与アップも給与の安い中小企業が上がらなければ国民の首を絞める。
・今生活が苦しいって人は、株価や為替がどうなろうと関係ないだろうな。 自分の能力にこそ問題があると自覚する事が先決ですよ、何でも国や他人のせいにしてるようじゃ話になりません。
・物価高を抑制し、円安を止めなければ、日本国民の生活は破綻するぞ。 株価なんて国民の生活には無関係だ。 早急にアホノミクスという愚策から脱却すべきだ。
・貿易赤字が続いたのが景気衰退の証 日銀は金融緩和を解除出来るのかなꉂ(ˊᗜˋ*) 賃上げできても、社会保障費等も上がる中で、賃上げはペイされていくのがオチ
・何言ってんだか、当たり前のことを回りくどく言ってるけど、円高がやや進むことで、株価調整があるかもよって言うことだけね。そんな解説なら誰でも出来るよ。
・147円を円高と捉える必要はない 仮に130円台でも今年の日本企業の業績は確実に上昇するだろう
・日銀はマイナス金利解除なんて絶対にできない。 これに、米の利下げ重なったら急激な円高で日本株暴落は確実。
・ゼロ金利解除はいいけど緩和継続は改めてすべきでしょうね 円安株高の流れは止めてはいけない
・為替の変動は相手国の金利にも影響受けますからね。アメリカ短期や2年ものは異常ですから。
・膨大な国債発行が金利を抑制している!日銀は上げたくても上げられない。その為に円安は続く。
・まだまだ異常な円安でしょう。直近の為替を基準にするのが可笑しいだろう。110-120円台が普通じゃないのか。
・147円で円高って?これでも完璧な円安じゃないの。円の適正価格って120円くらいじゃないのか。
・今は超円高。 介入燃料が尽きたとき、円は暴落するだろう。 または外銀撤退時かもしれない。
・庶民にすれば1ドル100円の頃が生活し易かった記憶がありますね。
・利上げ方針で円は147円まで下がったが株価も暴落したぜ。木内、責任とってくれ。
・金融系の専門家程、無意味なものはないね。 占い師にでも転職した方が良いよ。
・130円まで年内に戻ります。3年で110円代に戻ります。
・去年からことごとく専門家の意見は当たってないんですけど
・147円というのは円高なんでしょうか。
・私はこういう記事に対して全部逆に進めてます。
・147円を円高とは言わない。
・¥147で円高?マジか?
・君、メジャーSQって知ってる?
・あまり当たらないですよね。
・まだやるとは言うてませんで。
・147円が円高?終わってるな
・わざわざ今株が下がるような発言しなくても…
・ちょっと何言ってるか分からない
・時期尚早では
・キャッシュイズキング
・今、金利を変えるとは思えないんだけど。
・高確率で予測外すおっさん。日本は沈没するトークで、左翼のテロ朝オウムTBS では重宝されるが。
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