( 147171 )  2024/03/08 22:59:31  
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佐々木成三氏は、中学生らが男子大学生をSNSで知り合い、金を奪おうとしていた事件についてコメントした。

強盗致死罪について説明し、成人の場合は死刑または無期懲役になるが、少年の場合は成人裁判を受ける可能性があると述べた。

過去の事例では、無期懲役や死刑が下されることはまれだが、具体的な判決は裁判所が判断する必要があると指摘した。

(要約)

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※写真はイメージ 

 

 元埼玉県警捜査1課刑事でコメンテーターの佐々木成三氏が8日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。大阪市中央区でSNSを通じて知り合った男子大学生から金を奪おうとし、逃げようとした男子大学生をビルの屋上から転落させ、強盗致死の疑いで、中学生3人が逮捕された事件についてコメントした。 

 

【写真】男子大学生が転落死する事件があった7階建てビル(左)と4階建てビル 

 

 番組では、大学生と中学生らがSNSを通じて知り合い、大阪府警が「美人局」の手口としてみていることなどを報じた。 

 

 佐々木氏は、中学生らの容疑について「強盗致死罪っていうのは強盗殺人と近くて殺意がなくても、暴行・脅迫をして、金品を奪う機会で他人を死亡させた場合っていうのは、強盗致死罪になる」と説明。「強盗致死、強盗殺人は日本で最も重い量刑の死刑または無期懲役ですが、これは成人の裁判になった場合」と話した。 

 

 その上で「今回は少年なので、少年事件の裁判の場合は死刑または無期にはならないのですが、凶悪事件を加害した少年においては成人裁判を受けなければいけないっていう制度がある。そうなった場合は同様の判決になる可能性はある」と指摘。「過去の事例だと無期懲役、死刑っていうのは、かなりまれな状態なんですが、どういう範囲かまだわかりませんので、明らかになってから裁判所が判断する」と語った。 

 

 

 
 

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