( 147670 ) 2024/03/10 13:42:17 2 00 半導体に沸く熊本、高賃金の黒船襲来 産業創出という打ち出の小槌 給料を上げるには㊤産経新聞 3/9(土) 18:30 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/188a6ba076e6e7cfcb0140ac3dc3639f034f5e7b |
( 147671 ) 2024/03/10 13:42:17 1 00 JR豊肥線の原水駅から2キロほど離れた場所に台湾積体電路製造(TSMC)の第1工場があり、周囲には田んぼやキャベツ畑が広がっている。
また、TSMCが出荷開始する前に生産ラインで働く派遣社員の不足が懸念されており、地元企業にとっては高賃金を提示するTSMCの誘致によって悩みが深まっている状況もある。
岩盤規制の一環として"ライドシェア"の導入が進められる中、賃上げ率は先進国で最低グループに入った日本の賃金が30年後にも上昇している。 | ( 147673 ) 2024/03/10 13:42:17 0 00 JASM第1工場はキャベツ畑などに囲まれ、開所式当日も外国人技能実習生とみられる作業員が収穫していた=2月24日、熊本県菊陽町(千田恒弥撮影)
JR豊肥線の原水駅(熊本県菊陽町)は、ひなびた無人駅だ。ここから2キロほど離れた丘陵地に半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の第1工場ができた。周囲には田んぼとキャベツやニンジンの畑が広がっている。
【地図でみる】TSMC熊本工場周辺には半導体関連工場が集積する
「この前乗せた高専の先生は、『生徒1人に十数件の求人が来ている』と喜んでいた。われわれの業界でも月に100万円以上も稼ぐ仲間がおり、半導体さまさまだ」
タクシーの運転手は好況に沸く地元の様子に目を細める。菊陽町ではTSMCに隣接するソニーセミコンダクタソリューションズグループや、東京エレクトロンの工場も設備投資を進める。
半導体は経済の必需品だが、人工知能(AI)などに必要な先端品の製造はTSMCや韓国サムスン電子に集中し、台湾危機など東アジアの有事で供給途絶のリスクがある。安定供給は経済安全保障の最優先課題だ。政府は1兆2千億円という巨額の補助金を出す代わりに原材料の現地調達比率を高めるようTSMCに求めており、需要を期待した関連工場の立地や増設が相次ぐ。
■九州は原発再稼働で先行
九州は東日本大震災後の原発再稼働を積極的に進め、現在4基が稼働する。熊本商工会議所会頭の久我彰登(鶴屋百貨店会長)は「電力は非常に大事。(安価で)安定した供給が進出企業にとって必要条件になっている」と指摘し、九州のエネルギー安全保障が半導体産業の集積に大きな優位性を発揮していると認める。TSMCの誘致は熊本のみならず九州全域を活気づけている。
ただ、TSMCの月給は大卒で28万円、博士課程修了は36万円で全国平均より5万円以上も高い。高い給料を提示しなければ優秀な人材は獲得できず、熊本県全域で既に労働者の奪い合いが始まっている。
半導体製造装置を作る「くまさんメディクス」(熊本市)は、大卒初任給を令和5年に1万3千円、6年に2千円増やし20万円に引き上げた。とはいえ九州では地方銀行を中心に20万円台後半の初任給を打ち出す企業が続き、社長の白瀬嗣久は「もう一回上げないとだめだな」と頭を抱える。
同社は円安で海外向け取引が好調な販売先の協力もあり原材料価格や労務費の価格転嫁ができ、足元で賃上げの原資は確保できた。だが、周囲には、賃上げできず人手不足で苦しい状況に追い込まれた零細企業もある。
TSMCが今年12月に出荷開始するのを前に、今後は生産ラインで働く派遣社員の不足も懸念される。表向きの歓迎ムードとは裏腹に、高賃金の〝黒船〟襲来で地元企業の悩みも深まっている。
■岩盤規制に風穴
TSMCの誘致で地域活性化のきっかけをつかんだ熊本の成功は、日本が直面する安全保障の課題に向き合い、変化を恐れない姿勢が経済を成長させ賃金上昇をもたらす証左だ。同じように人手不足の課題解決を新たな成長に結びつけるため、岩盤規制に風穴を開けて産業構造に変化を起こそうとしているのが、一般ドライバーが有償で客を輸送する「ライドシェア」だ。政府は昨年12月の規制改革で、今年4月からの一部解禁を決定した。
埼玉県内に住む20代の会社員男性はライドシェアに興味を持ち、都内のタクシー会社へ問い合わせた。勤務先企業は副業が可能で、空いた時間に副収入を得たいと考えている。「もともと運転は好きだし、勤めている会社の業績が悪くなって給料が上がらない。稼げそうなら本業にしてもいいかもしれない」と前向きだ。
交通の足の確保が難しい地域では、自治体が運行主体となる「自治体版ライドシェア」を導入。全国に先駆けて2月から実証実験を開始した石川県加賀市がドライバーを募集したところ、50人を超える応募があった。
加賀市のライドシェア事業を支援するウーバージャパン(東京)の担当者は「移動手段の増加による波及的な経済効果は大きい」と指摘。タクシー業界の運転手不足が顕在化した夜間や郊外の需要を取り込む社会的メリットが大きいからだ。有名観光地から外れた地域の店舗や観光地にも消費の足が延び、終電や飲酒運転の心配が不要になることで消費が拡大することが期待されるという。
■日本の賃金、先進国で最低グループ
令和6年春闘の賃上げ率は民間エコノミストの予測平均値で3・85%となり、実現すれば30年ぶりの上昇率だった昨年(3・60%)を上回る。
バブル崩壊後、30年以上も低迷を続けたことで先進国でも最低グループに入った日本の賃金。それがようやく動きだしたのは、世界的な経済構造の転換が影響している。
米中対立やウクライナ危機による世界経済の分断でグローバル化の流れが反転し、経済効率より安全保障が優先される時代がきた。貿易障壁の高まりでエネルギーや原材料の取引コストが上昇。新型コロナウイルス禍で起きた高齢者の退職による人手不足も重なり、人件費が上昇した。コストプッシュという〝外圧〟が一時的に物価を引き上げ賃上げを促した形だ。
だが、いわば強制された賃上げは物価上昇の勢いに届かず、懐の寂しさが消費を冷やしている。これをいかに内需の拡大が供給を上回る安定した物価上昇と賃上げに持っていくかが課題になる。
■経済の好循環へ、賃上げの継続必要
「日本経済の黄金期」と呼ばれた昭和60年頃、物価上昇率は日本銀行が現在目標で掲げる2%前後で安定し、賃上げ率は5%程度だった。当時の水準に近づけるには来年以降も賃上げ率を伸ばし続ける必要がある。
第一生命経済研究所シニアエグゼクティブエコノミストの新家義貴は、企業は商品やサービスの質を向上させるなどして賃上げを継続できるだけの収益を確保することが必要だと分析。「消費を拡大させ経済の好循環を実現するには、賃上げが来年以降も続くと消費者が思える状況にすることが必要だ」と指摘する。=敬称略
賃金と物価がそろって上昇する経済の好循環は実現するのか。春闘の集中回答日(13日)を前に給料の実態を探る。
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( 147672 ) 2024/03/10 13:42:17 1 00 熊本での半導体産業の拡大に対する意見は様々です。
一部では給料が上がることで地域経済に良い影響があると歓迎する声があります。
一方で、半導体産業の好況により他の産業や介護施設などが人手不足に悩んでいる状況が指摘されており、地域全体のバランスを考える必要があるとの懸念も見受けられます。
さらに、地元の賃金格差や環境問題、工場誘致のリスクなどについて懸念を表明する声もあります。
経済効果や雇用創出は一定の効果がある一方で、持続可能な地域経済の構築や環境保護、労働者の安定した雇用など、様々な課題に対する解決策やバランスが求められているとの声が挙がっています。
(まとめ) | ( 147674 ) 2024/03/10 13:42:17 0 00 ・給料が少し上がりました。県内であっても半導体とはほど遠いサービス業の仕事なのに。こうした経済効果が熊本だけでなく、九州や全国にも少しでも波及してほしいです。国内や海外との誘致競争に打ち勝った県や知事には、素直に感謝しています。工場の隣町が自宅で、たまに赴任先から帰宅すると「若者がこんなに多かったかな」と驚きます。こんな活気のある熊本は初めてです。
・半導体関連企業は景気が良くなったが、他の企業や事業所は賃金上げたくても上げられず人手不足となっている。特に介護施設は大打撃を受けているそうだ。TSMCが入ってくる前から人手不足は始まっていたが、今では半導体関連に人を取られて規模縮小や閉鎖する施設も出できている。 介護が必要な人はこれからもますます増えていくのに、県や国はすぐにもこの問題解決に取り組むべきだ。
・熊本は浮かれていて大丈夫なのか。半導体は大量の水を消費することから、地下水に頼る熊本市内近辺は水不足の懸念を心配する専門家も多い。環境汚染の心配をする専門家もいる。台湾では人工透析の患者が急増して工場を国外に移す理由になっていると聞いた。被害が出てからでは手遅れだし、しっかり検証した方がいい。
・その昔九州はシリコンアイランドと呼ばれて、国内の半導体メーカーの工場が各地にありました。 それらの半導体工場は今ではジリ貧になって、いくつかの工場しか残っていません。これは国内メーカーの失敗ではあるのですが、この時になぜ国は支援しなかったのか?半導体がここまで必要だと思われていなく、先が読めなかったのは残念な事ですが、国内メーカーではなく海外メーカーを支援している日本はもっと残念であると思います。
・多くの人が新しい切り口や隙間産業の発掘をイノベーションと呼ぶが、これらは古くても、要は需要があれば何でも良いと言う事。 政府主導で宇宙分野や軍事分野、深海探索や人工知能、エネルギーや医学研究へのゴールとそれに対する計画を立てればそれは新たな供給と需要の創出。 工作機械や研究者やアカデミーやインフラやそれに参加する中小企業が活性化することを目的に、公募すれば裾野は勝手に拡がる。 そもそもこう言う事はアメリカが先にアポロ計画でやっている訳で、それにより様々な技術や産業が創出された。
仕事と結果に意味付けがあれば金の流れは勝手に生まれる。 民間は政府の描く計画に対して手を挙げて働き、金を得て消費すれば良いだけの事。 それが何であるかは問題ではない。
日本政府は需要や消費が欲しいのならば、すぐにでも計画を立てるべきだと思う。 景気回復こそ少子化や賃金不足解消への近道ではないのか。
・人生の価値は、多額のお金を得れば良いかどうかだと思うよ。
キャベツを食べるにはキャベツを作る人が必要でキャベツは200円。高性能なスマホを使うには部品が必要で単価が2000円。
キャベツや部品を作ることで何かを得て、その何かはお金だけの問題でも無いと思うなあ。
・昔わたしが就職した、三菱半導体の工場が熊本にもありました 電子立国日本とか言われて騒がれていた時です 程なくバブルが弾け、九州四国東北事業所が新社長により潰され、トドメに私の勤務する中部事業所が竹中平蔵の派遣緩和を機に、正社員削減作戦で潰されました 新たな熊本半導体バブルが到来していますが、あの時の二の舞いにならないように願っております
・熊本のこの辺りは良い畑がいっぱいあり、いろいろな農作物が沢山安定的に取れていました。そして熊本県は大農業県で、半導体工場がまた立つと工場のための周辺企業がもっと人が必要になり、農業の賃金はそこまで出せないので、周辺の農業は急激に衰退すると思います 仕方がないことですが、農業政策も一緒に取り組んでほしかったです また、今後地下水問題も出てくる可能性が高く、使用した地下水分を還元できるように監視していかないと市内の湧き水による上水の確保に問題が出てくると思ます 畑が無くなることによる地下水への還元が少なくなると思います 賃金が上がることはいいことですが、農業政策も一緒に考えてほしかったです
・かつて日本半導体は強すぎてアメリカからの圧力で潰されました その後製造技術を強制的に中国韓国台湾に移されました 今はその逆で、中国潰しの為に日本の半導体復活で動いています
結局はアメリカの敵か味方かで日本の経済は左右されるので、アメリカの機嫌を著しく損ねない程度にやっていくのが最も効果的な動き方なんだろう
・熊本で衝撃的な賃金体系ができつつあるのだろう。この好景気が周辺に影響するのだろうがなぜ今まで日本人の会社がやれなかったのだろうと残念だが、高い給料払わないと良い人材を獲得できないなんてのは分かりきったことだし、少子高齢化に対応するにはもっと加速していくのだろうね。 菊陽町を中心に熊本市なども好景気となり都市が発達して地価が上昇する。同じことが周辺にも波及していくことだろう。
・熊本市に住んでいます。景気が良いのは工場ができた市外の町だけです。市内の会社はまだ最低賃金に毛がはえた程度です。従業員募集も多いのは新卒かある程度若い人達だけ。中高年層には相変わらず厳しい状況です。知事や市長は喜ぶだけでなく、その辺りをしっかりと見極めてもらいたいです。工場ができたからって、家賃が通常の倍以上になった場所に引越はできません
・国内のあちこちで新工場が建ってますね。円安様様といったところでしょうか。工場が海外へ逃げてしまった時代とは、隔世の感があります。半導体工場が多いのは大きいですね。生成AIやロボティクス、エネルギー、自動運転、バイオ分野など関連する新産業も盛り上がっていくでしょう。この先の数十年で、どこまで経済成長して行けるか楽しみなところです
円安では、国内外で商品やサービスを高く売ることができます。円高だと自動的に割高になってしまいますからね。円安だといくら値上げしても買ってもらえる可能性があるのです。インバウン丼のように。そうなると可能となるのが、賃上げやさらなる投資。賃上げは景気を盛り上げ、研究開発への投資はさらなる新商品・サービスの展開にもつながります。つまり円高デフレ・失われた30年とは逆の現象が起こるということです
・様々な意見がありますが、コロナで世界のサプライチェーンが止まった時に自動車も作れなくなりましたね、世界最強のトヨタでさえ半導体がなければお手上げです、半導体を国内で生産するのは経済安全保障の観点からの最重要課題でした、この事を強く認識してもらいたい、安価な電力と大量の水を安定して供給できる、広大な土地と地理的な優位性、そして裾野の広い関連の企業、熊本以外にこの規模の工事を作れる場所はないです、それが実現したことは日本にとってラストチャンスをものにしたのです
・半導体産業の集積が熊本を中心に進み、地域経済に活気が生まれています。しかし、高賃金の半導体企業の進出は、地元企業の人手不足や賃金格差の問題も生んでいます。賃金の上昇は日本経済再生の起爆剤になる一方で、人件費増による企業の収益圧迫も危惧されます。
賃金と物価のいわゆる「好循環」を生み出すには、企業が収益確保に努めながら、中長期的な視点で賃上げを継続することが求められると思います。
・外資系(台湾)半導体メーカーが、熊本に来るという事は、工場勤務の仕事が生まれ、それに伴う飲食業界やホテルなどのサービス関連業界が活気づき良い事ではあるが、周辺地域の渋滞や家賃や地価の上昇や地下水枯渇、工業排水汚染とか問題も多い。10年後、20年後に排水等の公害にならない事を願います。
・私は、熊本の出先機関に勤めておりますが、事務員さん及ぼしてサービスマンが募集しても全くっと言っていいほど来ません。事務員さんに至っては時給2000円のパートですら応募なしです、、、半導体関連の会社で景気が良い企業は、4000円の応募らしいです。賃金が上がるのは良い事だと思いますが、いつまで続くかわからないのが怖いなと思います。
・タクシー運転手の年収が700万〜1000万いきそうな勢いだとか聞いたけど本当なら凄いな。 数十年前どっか地方のド田舎に、コストコだかIKEAだかが初めて来た時も、当時その地方の平均バイト時給950円くらいのところ、時給1400円〜募集で、 どこにこれだけ人がいたんだってくらい、生活保護の人やら専業主婦やらがバイト応募に殺到してたの思い出す。 給料が良ければ、やっぱりみんな働きだすんだなあと。
・皆さんどんな意見なのだろうとコメ拝見しました。 かなり多くの否定的、悲観的あるいは悲観まではしていないが警戒する意見などが、見受けられます。 慎重になることは悪いことではありません。でもびくびくしながらやる事業でもないと思います。事業に限らずあらゆることは否定、批判、悲観ばかりしていると悪い方向に向かってしまいます。前向きになれることも考えた方が良いと思います。
私は熊本県民ではありませんが未来の具体的な可能性の見える熊本の方が羨ましく思います。日本の新しい産業創出の形として良い成功例になってほしいと思います。
・今回のTSMC誘致の成功を足がかりに、地方への企業誘致の流れを作っていってほしい。
日本にはまだ企業を誘致する場所はいくらでもあるし、これによって地方を活性化し、東京一極集中を緩和していくことに繋がる。
また、賃金の上昇にも一石を投じている。今までの30年間どれだけ低賃金で働かされていたのか、企業の業績と賃金の上昇が見合っていなかった。
もちろん急激なインフレは困るが、物価上昇と賃金アップが両輪として上がっていく構造を作っていかなければならない。
日本は今や先進国かと思えるような賃金レベルにまで落ちていることを政府、企業は考える必要があるし、社会全体の活性化を進めていかなければならない。
・海外に市場を持ち売り手が優位な産業は好調だが国内ではモノやサービスの売り手と資本の大きい買い手の関係性から価格決定権を売り手側が失ってしまった。そのしわ寄せが下請け孫請けに波及して安い労働力に頼らないとやっていけない構造が出来上がってしまい賃金を上げることが出来ない。派遣労働が問題ではなくこの構造が変わらないと賃金は上がらない。価格決定権を売り手側が取り戻さないと良いインフレは起こらないと思う。
・就業場所や収入が増え良かったですね、九州方面は物価が安く給料が安くとも生活がし易いとのイメージが強く、稼ぐためには他地域への転出が必要でした。これからは輸出のできる各種の事業が地価の安い各地で増えて都市部への人口集中が緩和されますと日本が変わるかもしれません。
・低賃金は是正していかないといけないが、パワーバランスも大事。 昔から地元で細々と経営している中小企業は、四苦八苦だろう。 大手スーパーの進出で地元の小売店が無くなり、その後スーパーが撤退し地元に何も残らなかったケースもある。 日本は「失われた30年」と言われてきたが、それなりにバランスはとれていた。
黒船によってパワーバランスが崩れ始めた今後は、舵取りが難しい。
・熊本に、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)の第1工場ができたそうですね。 この関連記事を読む度、三重県が膨大かつ長期的な資金援助をしてまで誘致した、シャープの亀山モデル・液晶薄型テレビ工場のことを思い出す。 液晶テレビから、スマホなどの媒体に消費者ニーズが移ると、シャープはさっさと亀山市から撤退しましたよね。 そのことで、三重県が、一体どれほどの損害を被ったのか? 企業の動きは極めて素早い。そのことに、自治体の予測が追いつかなかったと言えば、その通りなんだけど。 熊本の半導体工場が、二の舞にならないよう、願います。
・半導体業界経験者だ。
むかしから半導体に限らず、メーカー技術者の給与水準が低いことを憂いている。 世の中、金が大きく動かせる業界でないと、 高給与を得られないというのはわかったけど、 もう少し何とかならないものか。
大学は理系学部の学費も文系に比べ相当高い。 30年くらい前でも倍くらいの開きがあったんじゃないかな。 私も含め、理系学部の人の大半は 親御さんも高い学費を払ってもらっているだろう。 われわれの時代から大学院進学も必須みたいな空気もあった。 研究室では、給料なしのサラリーマン状態という知り合いもいた。 そして、研究者になろうが、民間企業に入社しようが、 技術だけでない総合的に高度な問題解決能力を要求される。 ものづくりは社会にとって欠かせない大事な仕事だ。 それにかかわる人材もしかりだ。正社員・派遣問わずね。 仕事の価値に見合った待遇が得られるような社会になってほしい。
・熊本県として考えると景気は上向きなのだろう。 しかし、県北と県南で考えると自分が住んでる県南は衰退の一途を辿っている現県知事が県北だけの事を考え県南に対しての経済政策を疎かにしていたのが身に沁みて分かる。 現在の第一工場に続いて第二工場も同地区付近に建設とあるがリスク分散のためにも県南の八代市とかに出来なかったのか? 県内の高速道路や国道の状況も良くなり1時間ちょいで行ける環境なので県全体で景気を上向きにしてくれるような人が新たな県知事になって欲しい
・同じバブルでも、今回のようにリアルな産業の活性化はおおいに歓迎する。 熊本だけでなく、どうか国内の多くの地域に波及して欲しい。 その為にも他の自治体も指をくわえて見てないで、工場誘致先を整備する準備が必要だよね。
・はたしていつまで居るかわからない海外企業へ就職する人は少ない。 同じ学歴だとまだ国内企業が高価だが門は狭い。 しかも新卒だけであって、既存の社員にはそんなにベースアップは無い。 そもそも労働組合が無い状況企業が多い業界なので安定はしていない。 7割は使い捨ての派遣や臨時採用が現実。 先輩がいて内容も分かっている地元企業に就職して手に職を付ける傾向も強い地域。 かつても高額で採用していた企業も、10年後には相場に落ち着くことになったのを見ると、あまり期待は出来ない。 半導体業界が全体のベースアップを図るなど夢のまた夢。 なぜなら業界全体が下請け企業の集まりだからである。
・TSMCは台湾からの人ですね。駐在員として、家族でやってきたそうです。周囲は、土地を売り(寮とかできるので)バブル、タクシー乗るからバブル、飲み屋もバブル。外国語学校も増えたとか、菊陽は交通渋滞がひどくなり、大変になってる。 ほとんど若者ばかり雇うそうだし(新聞に載ってる)、今後も大学や半導体専門の専門学校も出来るしそのまま就職、それ以外の影響ない分野は期待できないと思う。
・皆気付いているとは思いますが、賃上げって諸刃の刃です、高い賃金の裏には高い生産性の要求がついて回ります、この点は、同一地域内では産業の違いに関わり無く作用します。 生産性を上げられない産業からは労働者は離れていき、やがては維持できなくなるでしょう。 半導体の生産は、産業を動かす上では不可欠ですが、私たちは半導体を食って生きていくことは出来ません。 恐らくは、農業分野にも今以上に効率化の要求が押し寄せ、熊本の或いは九州、日本の農業は増々空洞化していく気がします。 あと、あくまでも海外資本であり、また、技術的なコアの部分である設計は、海外企業に独占されている感が否めません、 この先、半導体産業は、果たして自動車の穴を埋められるんでしょうか?
・半導体に沸く熊本を見てるとかつて液晶テレビ工場が出来て沸いた亀山の事を思い出す。当時の亀山はシャープの協力工場も次々に事業所を開設してビジネスホテルや賃貸マンションも建設ラッシュ。タクシーも出張者であふれる盛況ぶりでまさにシャープ様様の状態であった。亀山工場設立が2004年、テレビの地デジ移行が2011年。それまではおおむね活況を呈ていたが地デジ移行が完了し、液晶テレビ需要が細ると一転、ビジネスホテルや賃貸マンションも空室が目立つように。タクシー客も減り亀山は再びさびれてしまった。亀山工場は今も操業を続けているが、今の熊本は当時の亀山の活況にそっくりだ。半導体は市況で値段が大幅に変動する生もの。今は半導体不足で活況を呈しているが、市況が悪くなると一気に収益が悪化する。おそらく当時の亀山よりもサイクルは短い。TSMCにむらがった周辺企業、地元産業は数年以内に亀山と同じ憂き目に遭うだろう。
・この関連で『半導体工場のすべて』(菊池正典・12年)を読んでるけど、「工場のクリーンルームの中で、人間の作業者は何をしてるのか」がわからなかった。
ICの製造工程は、前工程(FEOL:シリコンウエハー上に各種の素子を作り込む、BEOL:素子間を金属配線で接続する)と後工程(組立・検査・選別)。 前工程だけでも、例えば口径300ミリ・厚さ1ミリの円板状のシリコンウエハーを、数百回の工程プロセスにより加工する。必要な期間は、理論上の最短製造工期が25日なら、平均的には2.5倍の2ヵ月。でも同じ品種のICでもロットごとに優先度が付けられ(特急・急行・普通)、別の速さで製造ライン上の各製造装置間を流れる。しかも異なる品種が同時並行的に流れてる。 複雑すぎるので生産制御はコンピュータが管理するし、製造装置内でのウエハーの加工も製造装置間のウエハーの搬送も自動化されてる。 人間は何をしてるんだろう。
・この進出が昔の町にショッピングモールが来て、ドーナツ化現象になって街中の商店街が閉店していったような感じにならないといいけどね。行政も浮かれていないで地元をきちんと見ていかないと大変なことになりますよ。
・今日本で一番景気の良い話で盛り上がっている地域ですね。 最低賃金1800~2000円、農地時価が2年前の10倍近くとか。 ここ数年で降って湧いた話で色々大変かと思いますが、今後の日本経済の牽引役として頑張って下さい!
・国家をかけた半導体プロジェクト、過去の失敗を踏まえしっかりとやってほしいですね。今回こけたら跡がありません。余談ですがTSMCの位置づけとして、超一流品(次世代型)は台湾、一流品はドイツ、二流品(現行型)が日本での製造との立ち位置になっております。
・首都圏近郊の製造業の発展と同じ成長期が遅ればせながら熊本に来ただけ それくらい地方の賃金格差は大きい 外資系の年収は更に高い 九州各県の優秀な新卒は高待遇を求めて首都圏へ就職せざるを得なかった 引き止めるためには待遇改善が必要になるのは仕方がない
・そう、20年前にはこの付近はいちご農家など多くて道路もアスファルトと土の道で、大分まで運転した。ソニーや東京エレクトロン…大変な時も、いい製品を出す為の工程だよね。労働者の移動とシャッフルだと思う。製品がコストダウンしてくれると嬉しいです。安くて、福岡大分宮崎各県に近い土地利用だね。
・興味があったのでこの工場の求人を見てみた、私が見たのは時給1,800円で簡単な作業、研修は1日あれば大丈夫、遠方の方は近くのホテルを寮にして毎日送り迎えありなんだと 近くの飲食店の時給も上がっていて安くても1,100円、高いところで1,500円くらいといった感じ タクシーも月の売上が100万超えるドライバーがいるらしくいろんな業界が歓迎している バブルも無いような経済よりこんな騒ぎがあってぜんぜん良いと思う ご存知とは思うが近くにもう一つ半導体工場できますからね
・半導体はシリコンサイクルと言って、好調不調の波がある。 今年から高調の波に入るが、不調になり更に円高に見舞われたとき、果たして雇用を維持できるのか。 補助金をたんまり貰って、早々に撤退ということが無いようにしてほしい。
・記事は斜め読みで詳しく理解してませんが、工場系やライン作業の仕事は、会社からの直雇用に比べて、工場系派遣会社のスタッフが多く、よく「寮付き月収35万円」という広告を目にします。 ほとんどが独身の男性のようです。 この派遣スタッフとは、例えばAIやロボットの性能向上につれて、人間5人あたりの仕事を1つのマシンが担うようになれば、人間は簡単に切られると聞きました。 私の知人も、遠方の液晶パネル工場で派遣の三交代制で働いてましたが、いわゆる派遣切りにあい、派遣会社の営業さんが急いで次の仕事を探してくれたものの、今まで数年間続けた仕事と全く違う業種だったので、また一から覚えるのに苦労したと言っていました。 今は半導体バブルで盛り上がっていたとしても、生涯働ける職場なのかどうか不安はあるでしょうね。
・1極は大変危険です。 冷静に大阪のダイハツ町を見てください。 恐らく30年前は今の様な状況になるとは誰も考えてはおらず、ダイハツを中心に経済が回って町が出来上がって行ったのでしょう。 しかし、栄華は続きません。1極の場合、そこが終われば崩れるのはあっという間です。歴史ある自動車でこれです。半導体なんてなおさらです。作っている半導体そのものが進化の種なのですから、効率はどんどん良くなり先細りは目に見えています。省かれて行くものを生産しているのですから。 数年は良いが、5年でどう変わるか。 今若ければ、種銭を作るには最適かもしれません。 ここで数年稼いで後の運用の為の種銭を作る。それなら解りますが、腰を降ろすのは?です。 一瞬で上がるものは一瞬で落ちます。
・日本が黒船でしか変われない国なんでしょう。バブル期には日本の土地の価値が米国より上になった時期があった。ありえない状況だと私にもわかった。今はTSMCで凄い賃金とか言ってるけれど、欧米と比べればまだ全然安い。給料が安い原因は今の企業中心主義。何かやるとなると政府は企業を通じて補助金を出す。直接国民には渡さない。1つの原因になっている。海外に出てった企業は世界でもまれて強くなっていても、日本だけの企業は補助金や低賃金で守られている。国内企業のM&Aを進めて国内企業を強くする必要がある。最近キティーちゃんが元気です。なぜかと言えばトップの世代交代。あれだけのコンテンツを持っているのに元気が無かった。売り方知らな方だけ。世代変わって様変わり。ジブリなども本当はもっと元気になれるはず。世代交代やM&Aで日本企業が元気にあれば賃金も上がる。外国企業誘致・外資・インバウンドなど海外と繋がらないと駄目。
・大分です。昭和の終わりに当地域も半導体事情に沸いてました。 でもその後衰退して、当時の同級生は大半は失業してますね。 半導体、海外企業は繁盛の時はアゲアゲですが、撤退すると一切の フォローがないのが、ハイリスクハイリターンの典型です。 当時「テキサスインスルメント」が進出してきて、25歳で年収600万 週休3日(交代制)の企業があったが、撤退したら、40前で一気に 失業、生活保護受給者をや日雇い派遣の人を数名しっているので あまり歓迎しませんね。東芝も撤退して、そこの居た同級も 解雇か転勤、結果配送トラックの運ちゃん、と 天と地をリアルでみたので、あまり喜ばないですね 確か25の大分の平均年収が400前後だったと思います
・「人が取れないから給料を上げざるを得ない」 これだけでは何の解決にもならない。 「人件費の上昇分、値上げを認める流れ」にならない限り、企業は苦しいし、思うように値上げもできない。
そもそも、現状で製造業の多くは国内同業者だけではなく、海外との競争にもさらされている。 円安で現状は小康状態でも、どんどん値上げをするとやはり海外勢が上げ圧力となりかねない。
結局、「強い大手」は値上げに動き、「強い中小」は仕事を取るために価格を維持しようとする。 間に挟まれて苦しいのは「弱い大手」と「弱い中小」。
「弱い企業なんて淘汰されてしまえ」という人もいるが、日本の経済を支えてきたのはそういう企業の苦労もあってのものだから、そうもいかない。 景気が良く、仕事が追い付かないならともかく、今現在モノの動きは鈍いので、無条件に値上げが通る流れにはならないのがつらいところ。
・半導体バブルは当分は続きますよ、当分はね。 ただ成長し続ける業種なんてない。 し続けるにしても、成長業種は開発と価格の競争が激しくなるのは世の常。生き残るには既に戦いが始まってる。 大体その時代に調子の良い業種に飛びついて30年は保たない。矢板のシャープだって今は廃墟。 先を見据えて生きた方が幸せになれる。
・国が先導して莫大な金を出して工場を誘致することは好ましいことなのか疑念。搾取されてませんか。
今不足している型遅れの半導体を安く製造するための一時的な労働者の雇用は先が見えないし、コストが合わないとなれば、外資の工場は簡単に海外に移る。
数十年前は日本のメーカーが海外に工場を作っていたはずが、なぜここまでしなければならなくなったのか、電子技術がお家芸であった日本にはもう戻れないのでしょうか?
・厚生年金保険の保険料は、事業主と被保険者とが半分ずつ負担することになっていますが、給料を上げると事業主には支払った給料以外に保険料の負担が生じ、これも給料を上げずらい一因になっていると思います。
・グローバル経済で格差社会や大企業優遇が批判されると、今度は経済安全保障ときた。 しかし、原発再稼働やライドシェアという名の、日本では法律で禁止されている白タク行為を解禁する事が、日本の経済を活性化させる訳がない。 岩盤規制を~というが、そもそも個人の権利を守るためにあった規制を緩和すれば、大企業とその利権にあやかる公務員だけが得をすることになる。 半導体工場は台湾でも深刻な環境汚染が社会問題になっており、原発事故の可能性と合わせて結局は日本の将来にマイナスにしかならない。 何よりこれが経産省主導の経済政策ということが問題だ。
・> TSMCの月給は大卒で28万円、博士課程修了は36万円で全国平均より5万円以上も高い。
これは革命だと思う。 なぜなら日本の博士号取得率は0.4% アメリカは2%で日本の5倍 お隣韓国も日本より多い博士号の割合 日本では博士号取得者の68%しか就職先が無いがGAFAMなど世界経済を牽引する企業の博士は日本の何倍も多い。
与えられた仕事をするのが大卒だが、ゼロから新たな価値を創造するのが博士の存在意義だ。
日本が世界の潮流と真逆を行ってるのはよく分かるが、熊本から新しい風を吹き込んで欲しい。
・半導体で熊本が活気づくのはいいとは思うが、熊本の自然や水が侵されるのが心配ですね。熊本で作ってる半導体が何に使われるかを知れば必ずしも歓迎されるものではないし、一部の人たちが儲かりおこぼれをもらう地元民が少しだけで、熊本の自然と引き換えにした代償が大きくならなければいいなと思う。
・シリコン半導体は終わりかけています。 SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)が最新の主なものになるのですが、TSMC熊本では一世代前のシリコンです。TSMC台湾とTSMC中国 では最新のものを作っています。 汚染水の問題が全く議論されていないのですが、普通の水道水ではない熊本の清らかな阿蘇天然伏流水、白川が汚染されるとなるとちょっと困ったどころではないですよ。 水道水が天然水なので、飲めなくなるだけでなく、公害が起きたら大手飲料メーカー、コカコーラ、サントリーも大打撃なのではないですか?サントリーは阿蘇の天然水の為に植樹もしてるのに。 それに外国企業に税金投入っていかがなものなんでしょう。めっちゃ忖度して遠回りの空港鉄道まで作ってますよね。 酪農飼料用の干し草畑や農産物の畑をどんどん潰して工業団地化してますけど、環境への影響って、なにも報道されませんが、どうなってるのでしょう。
・余りにも莫大な税金支援を外資企業TSMCに与えた後に、そこまで半導体需要があるのかな?コロナ前までは普通に循環してたわけで。単純に日本の税金を使って中国から日本へ工場を移転させる、それだけでは?しかも、日本なら中国や台湾のように環境や国民への配慮無しで汚染バラマキをしない高コストな負担を受け持たせられる、日本人の税金で。 熊本県は、あの水俣病で苦しんだ公害のリスクを・・・金に釣られて引き受けた残念な結果にならないように。 後になって被害が出たからと税金で補償してと騒がないでね、既にTSMCに天文学的税金を投入してるのだから。 また、TSMCが台湾でどれだけ汚染問題を起こしているのかも・・・ニュースがゼロだよね???胡散臭いばかりで・・・
・何かが入れば、何かが弾かれることをあるってことじゃないかな。 何かが犠牲になるのは、世の常だと思う。 熊本に半導体工場が入ってくれば、ある人は潤い、ある人たちは厳しい環境に置かれる。 うまくいく形を模索しながらになるのでは。
・製造ラインの仕事は適性検査で採用落ち続けたけど半導体の仕事も同じだろうか?誰でもできると言われる仕事に就いたけど残業ばかりで収入は恵まれた人生になったけど、短期バイトの製造の仕事は今の仕事よりも辛かった。半導体の仕事はどうなんかな?辛いんかな?製造ラインの仕事で採用されてたらもっと辛い人生だったと思う。ただ採用されてたらもっと有能な人材だったと思う。
・日本の大企業が抱える巨額な内部留保が狙われている。 外国資本企業が日本人労働者の賃金大幅アップの牽引役になる可能性はあるよね!各業種末端労働者の所得が大幅に上がると良い!
・これから世界は食糧難がやって来るのが分かっているのに、本当に目先の事だけで良いのだろうか?と思う。日本みたいに小さな国で食糧が自給不足なのに代々の土地を高額で買い取り、手放させて農業地帯から工業地帯に変えてしまった。 確かに今回の件は必要だとは思うが…。未来を危惧する。
・熊本の人はこの事を結構冷やかに見てますよ。 沸いてるのはほんの一部の人間です。 旨味があるのはほんの一部の人間です。
一方で被害を受けてるのは現地や周辺だけではなく、広域におよびます。
成功やバブル等と浮き足だってるのは旨味ある奴だけ。 他はいつか公害や事故等起きると思うと皆冷やか。
・生産工場はいつまで続くか分からない、半導体が余ってくる可能性もある。 技術者はともかく、若い労働者が賃金が高いとはいえ飽きがきて工場をやめる。 時間が経つと誘致の失敗が必ず起きる。 日本から沢山の工場が無くなっているのを見るとよくわかる。
・TSMCが作っているような半導体を日本の企業は作ることが出来ない。日本の国際競争力は確実に下がっており、実質賃金も低く、少子化も進んでいく。何とか日本が生き残っていくためには、給料も高い外資に頼って雇用を作っていくのは必須だろう。
・まだ早い。 熊本のあの近辺はもともと酷かった渋滞がさらにひどくなることが予想されている。
都市計画がイマイチといった印象しかない。鉄道を含めて大胆な資金投入で交通を早期に改善してほしい。
・かつて日本の企業が中国に工場を作った時も同じように沸いたのではないでしょうか。 水源や自然の事を危惧する声もありますが、そうも言っていられなくなった日本の現実を直視した方が良いと思います。
・給料を上げるには…とありますが、根本として
意味不明で過度な「値引き交渉」をする輩 意味不明で過度な「金額提示」をする輩を日本中から排除すれば 輩の企業は孤立し倒産 輩の責任で必要な産業が倒産すれば、他社が潤うだけの話
正当な対価を求める企業だけが存続するように改革するしか給料を上げる方法は無いと思う
・大学初任給28万。 私が就職した40年前の水準から比べると、年が経ってるわりに少ないなというのが正直な印象です。 理髪業、マッサージなどもここ40年、ほとんど料金は上がっていません。 それだけ長い間日本の成長は鈍化していたという事でしょう。 これを機に全国的に所得水準が上がってくれたら良いのですが…
・TSMCの熊本進出に伴い熊本でバブルが発生している。羨ましい限り。 こういう時メディアは必ず負の側面を必死で探す。今の円安も同様で中国なぞは為替操作をしてまで元安誘導して経済的成長を実現したのに日本メディアは悲観的報道に終始する。マゾなの?バブルが起きてればそれにあやかって踊れば良いものを冷や水ひっかけて結局衰退の失われた30年を実現した財務省しかり。何故TSMCが熊本に進出したのか。水と電気が安く供給されるから。 水はさておき電気は九州が原発を止めていないから比較的電気代が安い。 地域発展のもっとも有効な条件は生産業の誘致。中国リスク回避から国内回帰を狙うにしてもまずは原発を再稼働して電気代を安くすることが必須。最近やっと34年振りに株価が最高値を超えて来たが他の先進国はこの30年で株価3-10倍を実現している。日本の停滞原因のは政府公共出資の壁の高すぎ(適正の4倍)財務省反省しろ。
・政府がカンフル剤を過剰投与して産業創出と、まさに戦艦大和如くに工場にカネを注いでるわけだが、120%失敗する。 生産性の向上には、スムーズに移動できる道路、大きな港湾、大きな空港、大量に荷捌きできる大規模な空き地が必要で熊本にはそんな空き地もインフラもない。 だからまさにバブルでしかない。
・一企業による不動産や人件費の高騰は、他の地域でもありましたが、急激な変化はやがて地域経済のひずみをもたらし、地域住民の生活を破壊する状況を生みかねません。 熊本も良い影響を受けたところ、悪い影響をうけたところ、何も変わらないところに色付けされ、社会は分断されるでしょう。
・テレビでやってたな、ラーメン店の店主は働く人がたくさん来て店にお客が来ると大喜び。しかし、工場が時給2500円とかで募集している為、時給1000円前後のラーメン屋に働きにくる人が居なくなると。そんな金額出せないと悩んでいた。
・20,30年前に日本企業の工場が他国に出来たときは、現地は同じ感じだったんですかね
世界に半導体を販売するなら、これくらいの給料が出せるということで、日本国内企業が出し渋っているということなのでしょうか
・首都圏に仕事が集中し、産業そのもののカースト(イメージ)が首都→各地方の中央→地方とという関係にあることが根幹にあり、自給率は低い日本。 国内全体の給与をどう底上げするのか具体案がなく、そうこうしている間に少子高齢化が進む。果たしてどうなるのか? 海外から見ると、80〜90年代頃まで日本から見ていた東南アジアのような感覚ではないでしょうか?安く作れる海外工場としてはうってつけの国といったところか。
・地元じゃ全てを喜んでる訳じゃない 地下水の枯渇や汚染の心配、近隣道路の渋滞、TSMCが吸い上げた人手不足の問題、白紙になったJR空港線の問題 もうすぐ知事選、この辺もしっかり踏まえて投票をする必要がある
・外資系企業による高賃金の求人はこれが初めてではない。最近だとコストコの話がある。 どうせ働くなら誰だって賃金が高い所がいいので、そこに人が集まる。働く人だけでなく、買う人も。要するに活気付くんですね。それなのに変われない国内企業に構造的な問題がある。コストコやTSMCじゃなかったら結託して潰されてたかもしれないですね。これからジャンジャン高賃金の外資系に来てもらって、変われないゾンビ企業は退場してもらいましょう。厳しいようですが、もうそこまでしないと変われないんですよ、この国は。
・日本国民の税金を1.2兆円も投入すれば景気は良くなって当たり前だが 長続きするかは時間がたてばわかる事。 経産省の半導体政策の責任者である商務情報政策局の野原諭局長が tbsのインタビューに答えていて日本の半導体産業に貢献するとかなんとか これも時間がたてば答えが出るだろうが、1.2兆円いじょうの利益が日本に 帰ってくるのかね。外国企業を使ったグリーンピアの二の舞になるような気がしてならない。経産省の天下りがこの関連企業の天下りに法的に入らなきゃ まだ信用してもよいが、どうなる事やら。
・賃上げが先ではなくて円安インフレが続いて輸出企業が活況を呈するという現況が続けば賃上げも続く。何でも平均値を出して実質賃金が名目賃金を下回っていると喧伝する今の日本政府のやり方は間違っている。
・良い水が安いから熊本なんだろうが、地震が起こったらどうするのだろう。 TSMCは台湾の会社だから日本との関係が良いのだが、トランプ2.0になった後の台湾有事にはどうするのだろう。 問題点は山ほどあるのだが、日本人得意の「起こってほしくない→起こらない」の思想で乗り切るのだろうか?
・政府の税金投入に反対します。世界中で半導体合戦が繰り広げられていますが遠くない将来需給が崩れまた価格崩壊が始まります。その時どうしますか?政治的に倒産させる事は出来ないでしょうから、国税を注ぎ込まれます。また税金が上がりますよ。
・大卒で28万円、博士課程で36万円? こんな一律みたいな事はありませんから。 研究者と言われる能力と実績の審査は、そんな甘いものではない。 どこどこの大学出ました、なんて事は、評価の対象にならない。
ワシの若いころの話だが、米国企業の研究室に行くなら年俸2千万、但し、3年で実績を出さなければ、その後は無し、と言われた。 日本もそうした時代にならなければ、やがて中国に追い越され、中国の属国となる。資源の無い国日本、ハイテクで優位に立つことが、唯一、生き残れる手段。
・シリコンバレーなんかはIT以外の労働者の給料が追いつかなくて暮らせなくなったっていうのはあるけれど、熊本はまだまだそこまでには至っていない。 というか、インフレベースで考えてそこまで異常な高賃金というわけでもない。
・そろそろ気づいてほしいが、製造業は石油資源よりも莫大に儲かる「産業エンジン」です。もともと貧しい農業国だった日本に明治政府が製鉄所や繊維工場をゼロからつくり製造業の裾野を広げ、1990年には電機関連の製造業が輸出で稼ぎまくったおかげで日本を世界経済No1に押し上げた。しかしその後急に中国に工場を移転させる謎の動きが起こり金の卵を生む「産業エンジン」が日本から中国へ去っていった。今では貧しい農業国だった中国は世界経済No2にまで上り詰め、一方日本は貧しさと治安の悪化、家庭の崩壊、不満と不平だらけの国になり下がった。熊本の事例は外資とはいえTSMCという製造業がもたらす富裕の効果を端的に示している。私は他の自治体も熊本県を見習って県民の暮らしを豊かにする製造業を誘致する行政を率先して行ってほしい。また国会議員は日本国民の暮らしを豊かにする日本企業の国内生産を増やす政策を選挙で訴えてほしい。
・半導体需要の増大に沸き立つのはいいが、世界の半導体市場の約半分を占めていた日本の生産を米国の圧力で見るも無残な状態に引き下げた日本政府の愚策の例から、まったく期待できない。電気自動車にしても、その生産動向は投資家や大手自動車メーカーは既に引き下がっている。日本政府による2035年の化石燃料車の販売停止や2050年の化石燃料車の運用禁止など絵に描いた餅になっている。
・賃上げと物価高騰が 同じペースだとすると 結局以前と状況は同じってことですよね 感覚的には 賃上げより物価高騰の方が速い印象で 以前より良くなるどころか 悪くなっている印象なんですがね 日本人がインバウンド丼を食べられる日は 来るんでしょうか?
・賃金を上げられない会社が廃業することは、ものすごくいいニュースだ。 優秀な経営者なら工場を自動化して従業員の給料を上げる。スシローのように。その能力のない経営者は退場してもらわないといけない。 金がない?事務処理のAI化は無料で出来るものも多い。 1000万円のロボットも2人分の給与1年分だ。それが投資できない会社は廃業してくれ。
・大企業が及ぼす「大型店舗依存型産業」や「衛星型産業」と呼ばれる経済効果が中小企業や一次産業が永く続きますように。 既に当社も九州営業所をオープンしました。 ほゞ、東京本社と変わらない給与です。 本社採用、地方で奉公。 サラリーマンはこれが一番です。
・黒船大歓迎です。 日本は物づくりにおいて世界のトップだった、ところが小泉とパソナの野郎に騙されて規制緩和という名目で大企業も地方の企業も賃金の安い中国へ競って進出した結果が非正規社員だらけの国になってしまいました。 いくら最低賃金を上げても明日から第一線で働ける人材そうそうはいません。
・20年か30年くらい前に、日本企業の海外への工場移転が加速したときに、いつか各国の経済力が均一化してくれば、工場がまた日本に戻ってくる時代がくるかもしれないと想像していましたが、均一化なんてレベルではなくて、日本は全くもって立場が逆転してしまうところまで落ちたんですね。
・大きな建物を沢山建てると阿蘇の外輪山が見えなくなるのでは。一宮とやっちろに親戚が有り隣町にも活気が戻り大丈夫と喜んでいました。 私の心配は長ーく一番を取れないデモクラシーの社会。 製造者も新製品開発と共存して長ーく半導体が必要な産業になってほしい。
・これが現在の日本と海外の経済的格差です。失われた30年の代償です。この機会に日本は根本的な経済の底上げができればと思ってる。まずは熊本から良い既成事実を作り上げて欲しい。
・タイトル『高賃金の黒船襲来』は正にその通りだと思う。日本のグローバル企業は対応できるが、国産企業では対抗できない。 政府は観光立国を推奨していても、観光地には国産企業でなく、黒船の企業のホテルが出来て、高賃金でホテルマンを雇うから国産企業は太刀打ちできない。黒船に勝てるのはかつて行っていた護送船団方式(協会や組合でカルテルを結ぶこと)だが現在では不可能だ、つまり弱肉強食時代。黒船は次々と 業界に入り込んで、いずれ建設業界にも入り込んでくるだろう。 既に介護業界の大手は外資だ。
・従業員さんは、皆んな家庭が有ります。 機械ではありません。血の通った人間たちが、機械の様にはめ込まれ、使えなくなると、取り替えをするのは、駄目だと言う権利は、あると思います。 どうか元気で、笑顔で、働けますように、祈ります。 息子と、五年近く会っていません。
・何もかも半導体一辺倒になると台湾有事や半導体関連の暴落はリスクとして存在するので、どこかでブレーキをかけて舵取りをしていく行政の手腕が問われそう。
・短期的には良い流れとは思うが、この間に日本政府がどれだけ本気で自国の産業を復興させる政策を打ち出せるかに掛かっている。 現状は既に衰退している中国の補完でしかない。 今はいずれ去ってしまう工場の勢いを利用するしかない。
・これは凄いですね!
驚きました。素晴らしいですね!
やはりこれ程の世界的企業を誘致できたのも自民党の先生方のお陰だと思う。 やはり感謝で一杯です。
何も努力せず裏金や税金がどうとかピーピー言わないと気が済まない国民もいますが、もちろんフルシカトで大丈夫です!これだけ日本経済を強くしてもらっただけで十分すぎるし自民党の先生方には感謝で一杯です。本当に有難うございます。
努力した国民は順当に昇給してますし、努力した国民は順当に幸せになっています。
先生方、本当に有難うございます。これからも何があっても自民党及び岸田政権に対する信頼は1mmも揺らぎません。
先生方、これらも国民の為によろしくお願い致します。
お身体に気をつけて頑張ってください。 応援してます。有難うございました。
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