( 147822 )  2024/03/10 23:24:37  
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結婚相談所「マリーミー」の代表、「マリーミー」の代表の植草美幸氏によると、結婚に向いていない人が共通点を持っている。

その共通点は「希望が高すぎる」「自分を客観的に見ることができない」「人の話を聞けない」「プライドが高い」などであり、これらが当てはまる人は結婚しにくい。

希望が過剰で理想が現実とかけ離れている人や相手の希望を無視し自分の条件を押し付ける人がいる。

そのような人は結婚が難しいとされている。

結婚生活において大事にしたい条件や希望は否定されるべきではないが、現実味のない条件を押し付ける人には相手が応えられない。

自分の理想だけを押し付けており、成果が出せない人もいる。

自己中心的な気持ちを持つ人が増えており、コロナ禍ではその傾向が強まっている。

結婚相手を探すには行動が重要であり、アドバイスを素直に受け入れられる人が成功しやすい。

自分に甘い人や自分で気づけない人は変わりにくい。

(要約)

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AdobeStock 

 

 本気で結婚をしたいと希望する男女が次々に訪れる結婚相談所「マリーミー」。同所代表の植草美幸氏によると、「結婚したいのにできない人」には共通点があるという。その共通点と、その特徴に当てはまる人が結婚するためにはどうすればいいかについて、植草氏が解説する。  

 

 私は長年結婚したい男女のサポートをしてきましたが、どうしても「結婚に向いていない人」はいます。その方たちには、いくつかの共通点があります。  

 

 たとえば「希望が高すぎる」「自分を客観的に見ることができない」「人の話を聞けない」「プライドが高い」です。これら4つの特徴は密接にかかわりあっていますが、全部当てはまるような人はまず結婚できません。  

 

 自分が考える自分の市場価値と、婚活市場でのその人の価値が非常にずれていて、いくら説明しても自分の思いを譲れない。そんな人は大抵の場合、一生夢追い人で終わってしまいます。  

 

 自分が結婚生活を送るうえで、大事にしたい条件があることを否定するわけではありません。そこがマッチすると結婚生活もうまくいく可能性が高いですから、むしろ最も重要な部分です。 

 

 しかし、明らかに高すぎる望みなのに、「どうしてもこの条件は譲れない」と言い続ける人も中にはいるんです。たとえば「45歳女性、年収300万円。相手には年収2000万円以上を希望します」というようなことを平気で言ってしまう人。この女性はいろんな結婚相談所を渡り歩いているようですが、まずうまくいくわけがありません。  

 

 相談所としても紹介できる人数には限りがありますし、そもそもお見合いが成立するには相手の希望というものもあります。現実味のない望みしか言わないような人の要望には、とても応えられません。こんな風に自分の理想を押し付けることしかせず、スタートラインにすら立てていない人も少なくないのです。  

 

 どう考えても難しいのに、自分の希望を譲らない人は、感情論の世界で生きている人だといえます。とくにコロナ禍を経て、「自分の思いを聞いてほしい!」という一方的な気持ちを押し付ける人が増えたように思います。   

 

 コロナ禍ではなかなか人と接することができなかったので、自分の思いを誰かに言うこともできず、モヤモヤを発散できなかったのでしょう。「このモヤモヤを解決しないと進めない!」なんて私に訴える人もいるんです。  

 

 ですが、「私はこんなに頑張っているのに報われない」とどれだけアドバイザーに伝えたところで、婚活は成功しませんよね。それより前を向いて、婚活に必要な行動を取ることが重要なはずです。  

 

 こういう「結婚できない」人たちがどうすれば変わるのか。変われる人というのは、たとえばうちの相談所でいえば、アドバイザーが「こうしたほうがいい」とアドバイスされたことを信じて、素直に受け入れてくれる人です。  

 

 自分に甘いことを言ってくれる人に相談しても何も変わりません。とくに親は、子どもが何を言っても受け入れてくれますから、駄目なんです。  

 

 あとは、婚活中に自分でちゃんと気づける人。お見合いをした相手に何度か同じような理由で振られたことで、「あれ?自分がおかしいのかも?」と気付くケースがあります。自分で気付けなければ、アドバイザーとの振り返りの中で「あなた、またこういう理由で振られたよね」としっかりと指摘されることでようやく気付く人もいます。  

 

植草美幸 

 

 

 
 

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