( 147909 )  2024/03/11 12:36:33  
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石原良純(2023年3月撮影) 

 

 俳優石原良純(62)は11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、昨年11月に行われた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会に露出度が高いセクシー衣装を着た複数の女性ダンサーが招かれていた問題を受け、「聞いているとあきれちゃう」と切り捨てた。 

 

【写真】セクシーダンサー懇親会に参加していた和歌山県連の議員 

 

 和歌山市内で行われた同懇親会には自民党青年局の藤原崇局長、中曽根康隆・局長代理を含め約40人が参加。参加者の中には、ダンサーに口移しでチップを渡したり、女性ダンサーの体に触るケースもあったとされ、藤原、中曽根両氏は、会合出席の責任を取る形で8日にいずれも役職を辞任した。会合を企画した川畑哲哉・和歌山県議は、ダンサーを招いた背景について、多様性やダイバーシティというテーマに沿ったものだったと説明しているが、派閥の政治資金パーティー裏金事件などに続く深刻なスキャンダルとして、自民党を揺るがす事態になっている。 

 

 良純は「聞いているとあきれちゃう。お尻を触りました、口移しでチップを渡しましたというが、そういう接待を伴う店もあるじゃないですか」とした上で「政権与党のある種の公式行事で、その中で議員が集まって、それをその時にやる必要があるのか」と、今回このパフォーマンスを行う必要があったのかの、そもそも論に言及。「政治資金問題でこれだけ議員の資質が問われ、国民の不信感になっている。それがいちばんまずい。これから、国難じゃないですがいろんな問題がある。地球温暖化や、(米国で)トランプ政権ができるか分からないが外交も大変という時に、国民が、(自分たちが)まったく信頼しない政府とやり合っていくのは大変だよね」とも述べ、政権への不信感もにじませた。 

 

 

 
 

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