元衆院議員の石川知裕氏が自身のツイッターで大腸がんのステージ4であることを公表し、手術を受けることを明かした。

石川氏は治療のため政治活動を当面休止することも述べ、立憲民主党の小沢一郎衆院議員の元秘書として活動し、北海道知事選や参院選に出馬した経歴も持つ。

妻である立民の石川香織衆院議員もSNSで夫への応援を示している。

（要約）

石川知裕元衆院議員（2011年撮影） 

　元衆院議員の石川知裕氏（50）は12日までに自身のX（旧ツイッター）更新し、ステージ4の大腸がんと診断されたことを明かし、手術を受けることを公表した。 

【写真】石川知裕元衆院議員と元アナウンサーの香織夫人 

　石川氏は、自身の病気に関する記事と病室での写真を添付した上で「既に報道されておりますように大腸がんのステージ4bと診断され手術を受けることになりました。当初は誰にも言わないようにしようと考えましたが行事や会合を理由も言わず欠席するのは難しいと考え昨日の後援会拡大役員会で公表しました。しばらくご挨拶出来なくなることお許しください」と投稿。公表に踏み切った理由と、手術に踏み切ることを明かし、治療のため、当面政治活動を休止することも告白した。 

　石川氏は、立憲民主党の小沢一郎衆院議員の秘書を経て、2005年衆院選で旧民主党から北海道11区に出馬。この時は落選したが、2007年3月に繰り上げで初当選した。2013年5月まで務め、当選3回。2019年北海道知事選、2022年参院選にも出馬している。 

　妻は立民の石川香織衆院議員（39）。香織氏はXに「皆様、たくさんのご心配や励ましの言葉ありがとうございます。結婚以来、何かと戦い続きでしたが病気と戦う日がくるとは…。これまでも、周りの方に助けていただきながら何だかんだ乗り越えてきたので今回も大丈夫でしょう。引き続き、夫への応援よろしくお願い致します！」と投稿した。 

　また、立民の泉健太代表はXに「石川さん、どうかご安静に。快癒されますことをお祈りしています」と、激励の投稿をした。