( 148581 ) 2024/03/12 23:41:22 2 00 株価大幅続落と日銀マイナス金利政策解除後の不確実性NRI研究員の時事解説 3/12(火) 11:56 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/52e5d9d299acc3e63b94d71065794a0fb0ee1ba1 |
( 148584 ) 2024/03/12 23:41:22 0 00 NRI研究員の時事解説
12日の東京市場で、日経平均株価は前場に一時500円超の大幅下落となった。前日には一時1,000円超の下落となったことから、2日連続での異例の大幅続落である。背景には、日本銀行が3月18・19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除するとの観測が強まり、それが長期国債利回りの上昇と円高を生じさせていることがある。
近年の物価高騰を受けて多くの中央銀行が大幅な利上げに動く中、日本銀行は異例の金融緩和を維持してきた。そうした日本銀行がいよいよ本格的な政策修正に動き、主要中央銀行の中で唯一残されたマイナス金利政策をやめることは、グローバルな資金フローにも大きな影響を与えうる一大イベントである。それでも、海外の債券、株式市場が調整色を強めていないのは、同時に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が強まり、それが金融市場の安定を支えているという面があるだろう。
他方、その結果、日米の長期金利差が拡大、短期金利差の見通しも拡大し、その結果、ドル安円高が進んで、日本株に打撃となっている面がある。
金融市場は既に、3月の金融政策決定会合でマイナス金利政策が解除される可能性を相当分織り込んだ。しかし、その可能性を完全に織り込めば、あるいは実際に日本銀行が3月の会合でマイナス金利政策解除を決めれば、それで不確実性が解消され、金融市場が安定を取り戻すということではないだろう。マイナス金利政策解除後の日本銀行の政策についての不確実性が大きいからだ。
その不確実性に深く関わっているのが、2%の物価目標だ。日本銀行は、2%の物価目標の達成を宣言した上で、マイナス金利政策を解除する可能性が高そうだ。しかし、実際には、物価上昇率及び中長期のインフレ期待が2%の水準をこの先も維持する可能性は低いだろう。日本銀行は、見切り発車をするつもりなのである。
日本銀行は、マイナス金利政策解除後も、政策金利はゼロ近傍で当面据え置くとの見通しを示している。マイナス金利政策解除後に、金融市場が追加利上げ観測を強め、それが金融市場の安定を損ねてしまうリスクを抑えるための情報発信だ。
しかし、本当に2%の物価目標が達成されるのであれば、政策金利の中立水準は2%を超えるはずである。そこで、実際には、マイナス金利政策解除後に、政策金利は比較的迅速に引き上げられていく、との観測が金融市場に燻ぶり続けるだろう。
また、2%の物価目標が達成されるのであれば、過去10年以上にわたって続けられてきた異例の金融緩和は一気に見直されるとの観測が市場で強まってもおかしくない。日本銀行は、「マイナス金利政策を解除すると同時にイールドカーブ・コントロール(YCC)を撤廃するが、新たに国債の買い入れ額に目標を設定することを検討している」との報道がある(コラム「3月にも日銀がYCC撤廃と国債買い入れ額目標再導入との観測:量的引き締め開始までの時限措置」、2024年3月11日)。
仮にそれが実施される場合には、日本銀行は、「マイナス金利政策解除後も、国債保有額の削減、つまりQTは直ぐには実施しない」とのメッセージを市場に送る狙いがあるだろう。それでも、ひとたび、日本銀行が2%の物価目標達成を宣言すれば、金利、量の両面から、一気に、かつ迅速に政策修正が行われるとの観測を金融市場が強め、それが円高・株安の動きを強める可能性は否定できない。
そのようなリスクに配慮すれば、日本銀行は、現時点では2%の物価目標の達成はまだ見えないとする一方、2%の物価目標を中長期の目標へと柔軟化し、そのうえで緩和状態を続けながら、緩やかにそして段階的に、副作用軽減を狙った政策修正に着手していく道を選択したほうが、金融市場の安定を確保しながら政策の正常化を実現できるだろう。
しかし実際には、日本銀行はマイナス金利政策を解除する前に、2%の物価目標を柔軟化する可能性は高くないだろう。そこには、2%の物価目標の達成のために異例の金融緩和を10年続けてきた黒田前体制の政策を否定しないこと、そして政策の継続性を維持することで、日本銀行の信認を損ねない、という狙いもあるのではないか。
木内登英(野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト) --- この記事は、NRIウェブサイトの【木内登英のGlobal Economy & Policy Insight】(https://www.nri.com/jp/knowledge/blog)に掲載されたものです。
木内 登英
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( 148583 ) 2024/03/12 23:41:22 1 00 (まとめ) 投資ブームやNISAをきっかけに投資を始めた人が損失を抱える可能性があること、日銀の金融政策が経済にリスクをもたらす可能性があること、円高や株価の動向によって経済や生活に影響を及ぼすことが議論されている。 | ( 148585 ) 2024/03/12 23:41:22 0 00 ・NISAと株高につられて投資を始めた人が大勢いる。 そんな中、日銀が金利引き上げやETF購入を辞めると、多くの人が損失を抱える。 そしてそれが、消費を冷え込ませ、景気が悪化し、インフレもデフレに戻る。
まさに悪循環である。 そもそも最初から、金融操作だけの景気浮揚は無理だったのだ。
あくまで一時的なカンフル剤として使うべき金融手段を、10年以上に渡り 使用してしまった。
その結果、様々な副作用が生じ、それに対応する金融操作を追加する。 その挙句、日銀の金融操作そのものが実体経済にとってのリスクになってしまった。
・マイナス金利を解除するのは、2022年の円安が進んだ頃にやるべきだったのでは? 日本は、極端な円安が続いたことで輸入物価が上がるコストプッシュ型のインフレに見舞われている。 賃金が上がり、需要が加熱してインフレが起きているわけではない点に注意が必要。 この状態だと、輸入物価が下がればデフレに戻ります。 国民の可処分所得を上げる政策をしない限り無意味。 増税なんて真逆の政策ですよ。
・NHKの企業調査で円安のメリットがあると答えた企業はわずか8%だった。円安は株価には追い風だが、多くの企業、円安による異常な物価高に苦しむ庶民にとって弊害だということを日銀も知っているはずだが、はたして政策変更をできるかな?いまの委員たちに、そんな度量があるとは思えない。国民生活よりも我が身が第一。
・全ての政策には懸念がある マイナス金利は異常、インフレ状態にある以上は マイナスは廃止、そして迅速に金利上昇を行うのも義務 ドルは5%レベル、円が売られ続け、インフレの加速が起きている まず止めるしかない、金利は2%レベルまで迅速に上げる その時に株価が落ちようがそれは市場が判断すること ドルは急激な低下になり、110円レベルも可能性がある 赤字国債の金利も増大するので 予算を大幅に緊縮する、高齢者向けの予算や 少子化対策、防衛費などは、大幅にカットする 大減税も同時に行う、そうやって正常化する事で 世界の先進国のような状況になれる アメリカのような弱肉強食が世界では普通
・最近の日経平均上昇の主要因は「半導体関連銘柄」が上がっていただけ。 今回、暴落と言ってもそれが剥落したのが要因。 株価上昇でも国民生活は豊かになっていないし、むしろ円安に起因する物価高で、全体的に生活は厳しくなっていると思う。
・まず株価が史上最高値っていっても、 アドバンテスト、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクで嵩上げしているだけですよ。 日経平均 ヒートマップで検索して 黄色いページを見れば図に面積でわかるようになっています。 だからその4銘柄が買われすぎて少し売られただけでインパクトになっているだけです。 4銘柄以外に投資している人はそれほど儲けていないでしょう。 ハリボテ相場かつ 日銀がETFを買い支えていたのであればヤオチョー相場ではないでしょうか? おそらく株価市場最高値で賃金上昇を理由に増税を企む財務自民党の手下として日銀が金利を上げない上げれないのでしょう。
すでに円がドルベースで3割下がったという事は、給料も資産もドルベースで3割価値が下がったと言うこと。
騙されてはいけない。
・不確実性もなにも大方の日銀政策変更(金利政策解除とは言っていない)の予想は4月だったはず。 そも3月は期中であり、4月には衆院補欠選挙がある(会合は補選後)、3月か4月なら4月のほうが可能性が高いだけであり、4月に政策変更するかどうかも決定してる訳ではない。 日経平均は4万円台に乗せ過熱感もあるところに、ウリのきっかけを探してた海外勢に先物手動で押し下げられたのが本当のところだろう。 こうなるとダウやナス、金利は関係なくなる力技で下げてくる。 国内勢は強い方に付けとばかりにその流れに乗るだけ、メディアもしかり。
・「しかし実際には、日本銀行はマイナス金利政策を解除する前に、2%の物価目標を柔軟化する可能性は高くないだろう。そこには、2%の物価目標の達成のために異例の金融緩和を10年続けてきた黒田前体制の政策を否定しないこと、そして政策の継続性を維持することで、日本銀行の信認を損ねない、という狙いもあるのではないか。」
言ってることをわかってるのだろうか。。。 そんなことで、円安、株高、いやいや、円高、株安を食い留めることはできない。米国は金利を下げるだろう。2%の物価目標をインチキだと自ら認めるのか。黒田の2%物価目標はインチキ極まりない。
・もう今におけるフェーズは、日銀が金融政策を変更して即株暴落というのは起きない域に達してる。 確かに金融政策変更は投資家のポートフォリオに影響するから売りが発生する。これは資金移動の為であり、移動であるから一時的なものだ。 つまり株価はすぐに持ち直す。 個人投資家には実は美味しい状態にあると言える。なぜなら株価が(わかりやすく)上下してくれるからだ。 今の日本の株式市場は短期で利益を上げるのに有利な状態ということ。
長期で考察すれば日経平均は上昇トレンドが続く。 これが次回下降トレンドに向かうのは、一旦円高基調に入りそれが続いた後に再度円安基調になる時だ。 ただし条件として不慮の大きな事象(戦争、自然災害、米国破綻等)が起きなければの話。
・>「2%の物価目標の達成のために異例の金融緩和を10年続けてきた黒田前体制の政策を否定しないこと、そして政策の継続性を維持することで、日本銀行の信認を損ねない、という狙いもあるのではないか。」
「不換通貨」では、その通貨(1970年代以降)自体に資産価値はなく、 それではインフレもデフレも起こせない。 そして「日本銀行の信認」は、「脱法通貨的発行」をしない限り保たれる。 現体制の狙いは、黒田前体制のメンツを保とうとしているだけでなく、 公債の利息や国民の住宅ローン等の急な金利上昇に配慮していると思われる。
昔の株価は、企業の通信簿と言われたが、 今や世界の腐り気味の余剰資金の遊び場であろう。
・実質賃金マイナスと政府の補助金で歪んだインフレ率を根拠に政策決められてもなぁ
今更マイナス金利解除しても金利の調整機能まで回復するわけでもないのに・・・他国に一周遅れで何を今更急いでいるのやら
円安でただ膨らんでいる日本経済と日経平均とはいえ、景気の気は気分の気なんだから水差すようなことやめりゃいいのに、どうせなら株高のうちにGPIFのリバランスと日銀の保有株の売却を進めてからでもよいだろうに
・今の日経平均の乱高下に惑わされてはいけない。 今 持っている株価、皆さん個々人、影響を受けていますか? 受けているのは、ごく一部の株だけかと思います。 ここは冷静に、今持っている株が、急に上がるわけがありません。 静かに 手放すことなく 持続けることです。
・金利上昇で株が売られるのは当たり前。数十年ぶりの高値圏にあるのだから、多少下がっても問題ない。今が金融政策変更のチャンス。ついこの間まで3万円前後だったわけで、4万円前後なんて予想した人はいない。オマケみたいなもんだから、株価が高いうちにさっさと金利上げたほうがいいよ。
・すべて見てたわけではないがさっきテレビのひるおびで短期は投機で長期は投資とか言っていたが・・・いまだ理解できないんだが・・・???短期だろうと長期だろうと根本的にお金儲けたいのは同じでは?むしろ短期間で利益を上げるほうが良いのでは? 長期間やればリスク低下で確実性が高まるのかもしれないが1か月で100万利益だすのと10年で100万利益だすのなら1か月のほうがパフォーマンスが高いのでは? 長期間やれば短期間より手数料は確実に取られているのだけは確かだけど・・・ 前回の放送の時もだけど手数料のこと言わないんだよね~ 投資信託に関しては長期だろうと短期だろうと入ってる銘柄すべて理解してるわけじゃないんだから投機は投機だろ? 個別株はその会社がどんな会社かを理解して買ってるのなら投資だろうし、理解してないで名前だけで買ってるのなら投機かな?
・円高になれば、大した損にはならないから外資が買ってたわけで、釣られて買った日本人は、カモなわけよ。分かりきってること。問題は、もう一度餌を撒いてくれるかどうか。本命の暴落は五月六月で、上手く波に乗ればチャンスはあると思いたい。きれいなエリオット曲線で上げてきたから、二段下げも覚悟。
・日米とも今回の株安は単なる調整だろう。日経がわずか3%下がっただけで大騒ぎするほどのことでもない。これで押し目らしい押し目ができたので、買い遅れた面々はここぞとばかり、押し目買いに参加してくると思う。日経が大幅に下がる要因はない。
・見切り発車ではなく、ゼロ金利の政策が異常であることをこの記者は認識がないのかな。ゼロ金利政策をやめる、ギリギリのタイミングかと。マンション価格も、異常に高騰してたり、円安が進みすぎているなど、副作用が見られる。
・多くの投資家にとってこの程度の下げは想定内だろう。日銀がマイナス金利を解除しても既に織り込み済みだから株価にも大きく影響はないと思う。
・日銀のマイナス金利解除の先読みで大分株価も下がったが直近3ヶ月の異常な上げを考えると、まだまだ高いレベルにいる。 マイナス金利解除は今しないと永遠に出来ない。
・>日本銀行が3月18・19日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策を解除するとの観測が強まり・・・ これって、マスコミが「やるかもやるかも」と煽っているだけでは? それと、ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツは「日本が誇るべきことは、経済状態をきちんと診断し、金利を上げなかったことだ」と言ってます。
・株価が下がると、急にそれに合わせた理由を持ってくるね。 マスコミ、専門家たちのもっともらしいその理由はいつも「後付け」。
その理由は前もって分かっている事も多いが、なぜか、こうなるという結果は言わないね。
・大幅続落で笑っています。先週に持ち株を全部売り払いました。でも株価は持ち直すと思うので、大きく押したら買い直します。あがると強気論が支配し、下がると弱気論が支配する。どんどん弱気論を出してください。大勢に流されたら儲かりまへん。
・1ドル150円になっても何も変わらんかった。株が上がっても下がっても何も変わらなかった。マイナス金利が解除されても多くの市民は何も変わらないと思うよ。右往左往、喜怒哀楽してる人って誰でしょうね。
・金利を上げろといったり、上げたらどうこう言ったり、何が経済のプロなのかねえ。 結局、株価が上がったり、下がったりした結果をどうこう言ってるだけで経済をよくできる人間が如何に皆無かを物語っていますなあ。
・株価は下がるのむしろよいこと。株価と経済は関係ないし、実際、下がるほうが喜ぶ人は多い。金利が上がりドル円も100円くらいになれば暮らしも落ち着く。
・止まらない物価高騰で国民が苦しんでいるし、早く日銀は利上げしないといけないな。 徹底的な金融引き締めをしないといけない。 やらないなら国民を苦しめる植田総裁は辞任すべき。
・いわゆる専門家は良い事しか言わない。 一番大事な情報は悪い事なのに。 だから信用など出来ない。 素人は株や相場に手を出さない方が良い。
・過去最高で賑わってるとき買った人ばかりなんだろうな。株は勝負けはっきり出るから可哀想、次は政策やトレンドが変わって損切り出来ずに塩漬け。毎度パターン
・実態経済とはかけ離れたバルブです。マスコミや証券会社の話しに乗って借金して株式を買います。結果は赤字です。証券会社は損しません、手数料が入ります。
・輸入品が安くなることは良いことだ。 特にガソリン価格の値下げは大きい。
・マイナス金利を0.1%にするだけなんだから騒ぎ過ぎ。 長期金利は上限1%あたりでコントロールするはず。 楽天証券の愛宕さんのYouTubeを観れば分かる。
・日銀の出方次第で株価は乱高下しそう。ただし株価は思惑で動く場合もあるけど。
・3月解除はないです 企業が本決算を控える中 敢えて株価を大きく下落させることはしない筈
・cpiの予想により、円安、日本株高につながるよ。半導体も利確があるだけでしっかりしている。 昨日は単なる調整だよ。 自称アナリストはあれこれ、知ったかであと講釈をいろいろいうが。
・先々週は「バブル期と違って今回の株高には中身が伴っている」とか言っていましたよね。 二週間経てば、もうこの記事ですか?
・株価があがれば騒ぐ さがっても騒ぐ つい先週まではみんな強気だったのに
・まじで余計なことすなよ!と思います。 やっと企業も給料を上げる方向で動き出したのに、円高に誘導したら大手企業の業績が下がって大変だぞ?
・マイナス金利解除したら株価は下がるでしょう。不確実性なんかありません。
・日経株価5000円1ドル50円が家計が圧迫せずに暮らせます。
・ここんとこすごい勢いで上がってましたからね。ここらへんで一休みでしょう。
・年度末の利益確定売りでしょ? 高いときに売る、安いときに買うが鉄則。
・上がり続ける事ない株は金持ちの肥やし大丈夫なのか皆さん
・早くycc撤廃 ETFも放り投げちゃいましょ 下で待ってます。w
・結局「先の事はようわからん」と言うコラムですな。
・●それが解るのはもう少し先だよ。 万博やオリンピックが控えているからね。
・だろうな〜そうなるわな〜
・金利の株価に及ぼす影響の話ししてるのに、国民の生活は豊かになってないとか、NISAで大損するからそれ見たことかとか、関係ないコメント多いな。
投資できないヤフコメ弁慶は黙ってればいいのに。
・極端な円安で輸入物価が上がる.コストプッシュ型のインフレ.が現実です。 なのに日銀の能無し爺達は、景気が良くなったと解釈。 打つ手を間違い、またしても元の不況に戻るかもしれない。 いいかげんしろよ
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