日本維新の会・音喜多駿参院議員 

　２０２５年に開催される大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の像に、複数の傷がつけられていたことが１３日に判明した。一方、それに対する日本維新の会議員のＳＮＳ発信が物議を醸している。 

◆公式キャラ「ミャクミャク」像、たくさん傷つけられている　万博【写真】 

　被害が確認されたのは大阪市役所前にあるミャクミャクの大型モニュメントで、複数箇所で赤い塗装がはがれ、下地の白い部分が露出している。吉村洋文大阪府知事は自身のＸ（旧ツイッター）で「どんな理由があったとしても、これは暴力行為であり、犯罪行為です。許されるものではありません。残念です」と警告。さらに日本維新の会の音喜多駿参院議員もＸに「これは酷い。どれだけ万博に反対意見をもっていたとしても、暴力・破壊行為に及んではならない。警察には徹底捜査をしていただきたい」と投稿した。 

　だが、この音喜多議員の投稿には疑問の声も。「犯人が万博反対派と断定できるだけの証拠をお持ちのうえでポストされているのですよね、勿論？」「酔っ払いや若者の可能性もある中、万博反対派によるものだと決めつけるのはいかがかと」 

「犯人を万博反対派と決めつけるミスリード。これで全く関係ない人間が犯人ならどう責任取るの？」「そんなに万博反対意見が気に入らないの？」「安倍元首相が銃撃されたときも、反安倍の犯行だと決めつけてた人がいたけど、宗教問題でしたよね？」との指摘が続々と出ている。 

中日スポーツ