( 149149 ) 2024/03/14 22:06:16 0 00 ガーシー被告はこれまでの裁判で、配信を始めた理由について「金を借りていた友人から『暴露系をやればお金を稼げる』と提案された」などと話していた。
俳優の綾野剛さんらを常習的に脅した罪などに問われたガーシー被告に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。
幻の「国会議員“逮捕許諾請求“」―捜査幹部が明かす知られざるガーシー事件の内幕
元参議院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)は2022年、動画投稿サイトで俳優の綾野剛さんらに脅迫を繰り返した罪などに問われている。
14日午後1時半すぎ、黒のスーツ姿で入廷したガーシー被告は、判決を前に「反省と謝罪の気持ちを持ち続けてやれることをやっていきたい。その気持ちは変わりません」と述べた。
東京地裁は「誹謗中傷の波を浴びせかける犯行は卑劣かつ悪質。被害者らがこれまで築き上げてきたものを奪うものであって、人生そのものを脅かす犯罪であった」と指摘。一方、「反省の弁を述べていることや前科がないことなどを考慮して、今回に限り、社会内での更生の機会を与えるのが相当」として、ガーシー被告に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
ガーシー被告はこれまでの裁判で、被害者に謝罪した上で、配信を始めた理由について「金を借りていた友人から『暴露系をやればお金を稼げる』と提案された」などと話していた。また母親が証人として出廷した際には、涙を流す場面もあった。
検察側は「今、社会問題化するインターネット上の誹謗中傷問題を象徴する事件で悪質な犯行」として懲役4年を求刑していた。一方、弁護側は「真摯に反省している。脅迫行為に常習性はなかった」として、執行猶予を求めていた。
社会部
|
![]() |