( 149522 )  2024/03/15 22:09:52  
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厚生労働省は65歳以上の高齢者を対象に2024年から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種の自己負担額を7千円程度に助成することを発表した。

定期接種の対象者は約3600万人で、対象外の人は自費での任意接種となる。

ワクチン代は1万1600円程度で、手技料を含めた接種費用は1万5300円程度で、市町村に超過分の8300円を支給する。

2023年秋以降は年1回秋冬に打つ定期接種となり、これまでの無料接種とは異なり自己負担が生じる。

新型コロナワクチンの累計接種回数は約4億3500万回で、接種率は23年秋以降で22.3%となっている。

(要約)

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新型コロナワクチンの接種の様子=2023年12月、東京都内 

 

 65歳以上の高齢者らを対象に2024年度から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種を巡り、厚生労働省は15日、自己負担額が7千円程度になるよう費用を助成すると発表した。厚労省は「負担が急激に増えないように検討した」と理由を説明。定期接種の対象者は3600万人程度と想定し、対象外の人は原則自費で打つ任意接種となる。 

 

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 厚労省によると、各メーカーから非公開で聴取した希望価格を基に、ワクチン代を「1万1600円程度」と算出。医療者の手技料を含む接種費用は「1万5300円程度」とし、超過分の8300円を市町村に支給する。 

 

 新型コロナワクチンは3月末まで「特例臨時接種」として無料で打てるが、4月以降は65歳以上の高齢者らを対象に年1回秋冬に打つ定期接種となり、自己負担が生じることになっていた。 

 

 日本では21年2月に新型コロナワクチンの接種が始まった。首相官邸によると、今月12日公表時点の累計接種回数は約4億3500万回。23年秋以降の接種率は22.3%となっている。 

 

 

 
 

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