岸田総理 

　自民党の党大会を17日に控え、岸田総理大臣は、15日も派閥の政治資金問題で追及を受けています。関与した議員への処分など難題は山積みです。 

【映像】岸田総理が直面する問題とは 

　岸田総理が抱える3つの難題は、低い支持率に加え、ともに主流派を形成してきた麻生副総裁・茂木幹事長との溝、そして裏金問題での党内処分です。 

「（参院政倫審では）全会一致で32名の審査に入ったわけです。でも結果3名。総理、説明責任を促すっておっしゃいましたが、どう促してこられたんですか」（立憲民主党・田名部議員） 

「政倫審のルールの中において説明者の意思を尊重するという規定が設けられている。そのルールに基づいて行われるものであると思います」（岸田総理） 

　一番の難題は、裏金の党内処分です。岸田派でも会計責任者が立件されただけにある非主流派の重鎮は「もし処分が安倍派と二階派だけなら、一触即発だ」とけん制します。 

　党大会を目前に高揚感はなく、中堅若手議員からは、党内に漂う”しらけたムード”を危惧する声すら上がっています。（ANNニュース） 

ABEMA TIMES編集部