( 150828 )  2024/03/19 22:38:52  
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広島県の男性弁護士が、特殊詐欺事件に関与したとされる今村磨人被告の証拠を隠すためにビデオ通話で口裏合わせをした疑いで書類送検された。

男性弁護士は今村被告と接見し、元暴力団組員らと共謀して事件への関与を口止めしたとされる。

警視庁は男性弁護士の自宅と事務所を捜索し、解析を進めている。

(要約)

( 150830 )  2024/03/19 22:38:52  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

一連の強盗事件で「ルフィ」と名乗っていた男が特殊詐欺事件に関与したとして警察署に勾留されていた際に男と複数の人物とビデオ通話でつなぐなどして証拠を隠滅したとして、広島県の男性弁護士が警視庁から書類送検されたことがわかりました。 

 

証拠隠滅の疑いで書類送検されたのは、広島県東広島市の男性弁護士(49)です。 

 

男性弁護士は去年2月下旬ごろから、特殊詐欺事件に関与したとして逮捕・勾留されていた今村磨人被告(39)と警視庁原宿署内で複数回にわたって接見。その際に、携帯電話を使って、事件の関係者とされる複数の人物とビデオ通話でつなぎ、口裏合わせをさせるなどして証拠を隠滅した疑いがもたれています。 

 

捜査関係者によりますと、通話の相手は、フィリピンで「JPドラゴン」と呼ばれる日本の元暴力団組員などで構成される組織の幹部らとみられ、今村被告に対し、「余計なことを話すな」などと自分たちの特殊詐欺事件への関与を口止めしたということです。 

 

警視庁は去年11月、男性弁護士の東広島市の自宅と事務所を家宅捜索し、押収品の解析を進めていました。 

 

今村被告は、特殊詐欺事件に関与したとして逮捕された後、全国で相次いだ強盗事件で「ルフィ」などと名乗り犯行を指示したとして、8回逮捕・起訴されています。 

 

警視庁は引き続き、一連の特殊詐欺事件や強盗事件の全容解明を進める方針です。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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