( 150935 ) 2024/03/20 00:35:42 0 00 FNNプライムオンライン
日銀は、18日から金融政策決定会合を開いている。 大規模緩和策から転換し、マイナス金利政策を解除するのか、まもなく結果が公表される。
東京・大手町にある銀行のディーリングルームから、フジテレビ経済部・秀総一郎記者がお伝えする。
ディーラーたちは為替の動向をにらみながら、静かに決定会合の結果が出るのを待っている。
市場では、ここ数日、日銀のマイナス金利の解除を織り込みながらの取引が続いていて、関心はすでに利上げのペースや幅など、今後の利上げの道筋に移っている。
マイナス金利解除の見方が広がっているのは、春闘での高水準の賃上げが確認され、賃金と物価がともに上昇する「好循環」が実現する見通しが強まっているため。
植田総裁は、マイナス金利解除後も「緩和的な金融環境が当面続く可能性が高い」との見解を示しているが、住宅ローンなどの金利や為替などを通じて、家計や企業活動に大きく影響することから、19日午後の会見で、今後の運営についてどのような方向性が示されるか注目される。
フジテレビ,経済部
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