( 151025 )  2024/03/20 13:25:25  
00

TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

自民党は派閥の裏金事件をめぐり、関わった議員 約80人を処分する方向で調整に入りました。 

 

【図解】自民党の党則に基づく処分 一番重いのは… 

 

■“裏金議員”約80人処分へ「緩くやれば非難」 野党は安倍派幹部らの証人喚問要求 

 

自民党内の処分については一番重い「除名」など8つありますが、党内では安倍派幹部らに対する処分について、上から4番目にあたる「選挙における非公認」以上の処分を求める声が強くなっています。 

 

除名や離党勧告といった処分には慎重な意見もありますが、ネット上では、「除名や離党勧告なしで、どこが処分なのか」「普通の会社なら退職金なしの懲戒解雇を受けても仕方ないのに」などと、厳しい処分を求める声が上がっています。 

 

こうした投稿を見た議員からはこんな声が聞かれました。 

 

閣僚経験者 

「世間は離党勧告か除名処分がないと許してくれなさそうな雰囲気だ」 

 

自民党幹部 

「厳しく処分すれば安倍派や二階派から反発を食らうし、緩くやれば国民から非難される」 

 

自民党幹部は、4月上旬までには処分が行われるとの見通しを示しています。 

 

一方、裏金事件の実態解明のため、野党は与党側に対し安倍派幹部5人と起訴された池田佳隆衆院議員の証人喚問を求めました。 

 

ただ与党側は証人喚問については「ハードルが高い」と難色を示しています。 

 

小川彩佳キャスター: 

「厳しい処分」が行われるのか。処分の中身が焦点になってきていますよね。 

 

小説家 真山 仁さん: 

「いつまでやってるんだ」と思います。こういったことで政治不信がどんどん強くなる。そろそろ未来の話をしてくれないかなと。例えば80人の議員が自民党からいなくなると、一つ間違えば政権交代が起こる。 

 

安定をみんなが求めている中で、自民党のやっていることは不安を増やしている。“けじめ”をつけたいのであれば、証人喚問をちゃんとやってほしい。最初から証人喚問をするべきだったとも思う。 

 

TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

 

 
 

IMAGE