( 151045 )  2024/03/20 13:48:01  
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米連邦準備制度理事会=ロイター 

 

 【ニューヨーク=小林泰裕】19日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=150円90銭台に下落した。昨年11月中旬以来、約4か月ぶりの安値となり、年初来安値をつけた。 

 

【チャート】一目でわかる…対ドル円相場の動き 

 

 日本銀行が19日、当面は緩和的な金融政策を継続する方針を明らかにした。マイナス金利政策は解除されたが、日本国内では今後も低金利環境が続くとの見方が強まった。 

 

 一方、米国ではインフレ(物価上昇)の長期化を示唆する経済指標の発表が相次ぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測がやや後退している。日米の金利差は今後も縮まりにくいとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。 

 

 

 
 

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