( 151584 )  2024/03/22 00:12:14  
00

日経平均の最高値更新から見える、日本株市場の特殊さと「物足りない」と言わざるを得ない理由

ニューズウィーク日本版 3/21(木) 18:46 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/05639ede5b95d040ef61396d391d3803ed4d031b

 

( 151585 )  2024/03/22 00:12:14  
00

日経平均株価は3月21日に39年ぶりの高値を記録しました。

これは、アメリカ株式市場と比較すると、日本の株価が長い間低迷していたことを示唆しています。

日本の低迷の要因は、過去のバブル経済の崩壊、デフレ、少子高齢化、構造改革の遅れなどが挙げられます。

一方で、現在の日本株市場を押し上げている要因には景気回復、外国からの投資、金融政策、企業の改革などがあります。

しかし、日本の株式市場はまだアメリカと比較して成長産業の不足や少子高齢化の影響など、課題が多く残っており、アメリカ株市場ほどの強さを持つには至っていないと言われています。

(要約)

( 151587 )  2024/03/22 00:12:14  
00

3月21日には終値も最高値を更新、4万0815円となった REUTERS 

 

2月22日、日経平均株価が史上最高値を更新しました。日経平均株価は、1989年12月に前回の史上最高値をつけたわけですから、約34年ぶりの最高値更新ということになります。(編集部注:3月に入り、史上最高値をさらに更新。4万円も突破した) 

 

【表を見る】10年間で年収が増えた職業、減った職業 

 

もし私が日本株の運用担当者を長くやっていたならば、現在の局面を、おそらくは特別な感情で受け止めていたことでしょう。 

 

しかしながら、アメリカの株式市場を長期にわたって主戦場としてきた私にとっては、日経平均株価が最高値を更新しても、「随分時間がかかった」という感想が真っ先に来てしまいます。 

 

アメリカ市場は、数年ごとに最高値を更新し続けています。株価というのは、長期的には業績に連動するものですから、経済が成長して、それに呼応して企業の業績が改善すれば、自ずと株価は上昇するわけです。 

 

その点を鑑みれば、34年も最高値が更新されなかった日本株市場というのは、極めて特殊なマーケットであると言わざるを得ません。 

 

ここで、なぜ日本株市場が長期で低迷したのかを整理し、現在の状況は過去と何が違うのかを考えてみたいと思います。 

 

まず、日本株市場が長期にわたって低迷した背景について整理します。 

 

■経済の失速 

 

1990年代初めに日本はバブル経済の崩壊を経験し、その後、長期間にわたって経済の停滞が続きました。企業の業績が低迷したことで、株式市場も低迷しました。 

 

■デフレ 

 

日本は長期間にわたってデフレ(物価の下落)に苦しみました。デフレは企業の収益を圧迫し、投資家の信頼を損ないました。 

 

■少子高齢化 

 

日本の人口減少と高齢化は、経済成長に対する重石となっています。少子高齢化により労働人口が減少し、経済活動に悪影響を及ぼしています。 

 

■構造改革の遅れ 

 

日本は構造改革を進めることが遅れていました。規制緩和や労働市場の改革などが必要でしたが、実施が遅れていたため、経済の活性化が妨げられてしまいました。 

 

 

続いて、現在の日本株市場を押し上げている要因について考えてみましょう。 

 

■景気回復と企業業績の改善 

 

2023年には世界的な景気回復が進み、日本企業の業績も改善しました。景気の持ち直しに伴い、企業の収益が増加し、株価に対する期待が高まりました。 

 

■海外投資家の買い 

 

バフェット効果もあり、海外からの資金流入が増加し、日本株式市場に注目が集まりました。また、中国経済に対する懸念から、中国に向かっていた資金の一部が日本株に流れました。 

 

■金融政策の恩恵 

 

日本銀行の金融緩和政策や長期金利の動向も、株式市場に好影響を与えました。政策金利の維持や量的緩和策の継続が株価の下支えになりました。 

 

■企業の経営改革 

 

一部の日本企業が経営改革を進め、業績改善を果たしたことも株価上昇の要因となりました。 

 

■外部環境の変化 

 

FRBの金融引締め政策の見直し期待に伴うアメリカ株の株高や、円安基調などが日本株式市場にも好影響を及ぼしました。 

 

それでは、定期的に最高値を更新し続けているアメリカ株式市場について、改めて、その強さの理由を考えてみたいと思います。 

 

■世界的な企業 

 

ハリウッド映画に代表されるように、アメリカ企業にとっては全世界が市場です。国内だけでなく海外にも進出できれば、それだけ売上が伸びることになります。 

 

残念ながら、現状では、世界的に通用する日本企業は一部の製造業のほか、ゲームやアニメといったコンテンツ産業などに限られていますが、アメリカには様々な業種で世界的な企業が数多くあります。 

 

■世界最大の経済大国 

 

アメリカは世界ナンバーワンの経済大国です。そして、経済成長率も先進国の中でナンバーワンです。 

 

■質の高い経営陣 

 

日本には「経営のプロ」が少ないと言われています。アメリカでは、多くの場合、ビジネススクールで経営のノウハウを勉強し、経営者としてのキャリアを積んで、経営のスキルを身につけていきます。「理論」と「実践」で経営を学んでいくのです。 

 

一方、日本の場合は、出世競争で一番昇りつめた人が社長になっているのが一般的です。 

 

■株式文化 

 

長い間、日本企業の資金調達は借り入れに依存してきました。株式は持ち合いで、株主は〝物言わぬ投資家〟と言われてきました。「株に投資している人はお金に汚い」と思っている人も、いまだにいます。 

 

対してアメリカでは、株主からのプレッシャーが強いため、企業のトップは常に株価を意識し、株主への情報公開も積極的です。また、個人の資産形成には株が重要な位置を占め、国民が株に慣れ親しんでいます。 

 

■起業家精神 

 

アメリカからは多くの革新的な企業が生まれています。日本人は改善・改良は得意なものの、創造性に乏しいと言われています。また、日本では失敗をネガティブにとらえがちですが、アメリカでは「失敗して学んだのだから、次回は成功するだろう」と、失敗をポジティブに受け止めてくれます。 

 

 

バブル崩壊後の日本株の低迷期において、日本株は、投資家にとって「持つ必要がない資産」、もっと厳しく言えば「持ってはいけない資産」でした。 

 

現在は、デフレからの脱却などの好材料も見られ、「持ってもいい資産」に格上げされたかもしれませんが、アメリカ株のように、資産形成に欠かせない「持たなければならない資産」にはなっていないと思います。 

 

日本では、天然資源が乏しくエネルギー産業はほとんど存在しませんし、経済の血液といわれる金融機関で真のグローバル企業も存在しないなど、成長する業種のバラツキが大きいことが問題です。 

 

ただ、最も大きな問題は、やはり「少子高齢化」による低成長経済でしょう。この問題を解決できなければ、長期的にアメリカ株を上回る、あるいは、それに近いリターンを日本株から稼ぎ出すのは難しい、という結論しか出てきません。 

 

もちろん、個別の日本企業で魅力的な投資先は存在します。しかしながら、日本株市場全体としては、依然として投資対象としては物足りない存在と言わざるを得ません。 

 

[執筆者]朋川雅紀 

 

※当記事は「かぶまど」の提供記事です 

 

 

( 151586 )  2024/03/22 00:12:14  
00

(まとめ) 

コメントの中には、執筆者がアメリカに偏った視点を持っていると指摘するものや、日本株の投資経験が不足しているという批判が見られます。

一方で、日本株の魅力や成長について肯定的な意見もあります。

また、日本とアメリカの経済や株価の比較、政治・経済の現状に対する指摘も多く見られます。

一部のコメントでは、執筆者への批判や世間一般の意見に異を唱える声が見られますが、全体的には日本や米国の経済や株式市場に対する多様な意見が寄せられていることが特徴です。

( 151588 )  2024/03/22 00:12:14  
00

・まあ、執筆者、アメリカびいきなんだろうね。この経歴だから。確かに日本は遅れているのは違いないけど。ここからどう展開されていくかくらいは展望書けばいいのに。 

>大手信託銀行やグローバル展開するアメリカ系資産運用会社等で、 

>30年以上にわたり資産運用業務に従事。株式ファンドマネージャーと 

>して、年金基金や投資信託の運用にあたる。その経験を生かし、 

>株価サイクル分析と業種・銘柄分析を融合させた独自の投資スタイルを確立。 

 

 

・大きな誤解がある。この数か月円安が進んだためドルで見た日経平均先物が相対的に安くなり先物に買いが入った結果が現状。確かに一部の円安で利益が水増しされた企業に若干見直し買いも入っているが結局は円安が根底にある。 

米国が利下げする方向なので来年には130円/$ぐらいになり 日経平均先物は海外投資家からは売られるでしょう。 

 

 

・筆者は日本株の投資経験がないからこのような理解しかできないのだろう。日本株を論ずる際には、年配者しか知らない遥か34年前の話を持ち出して、長期低迷だといっても何の意味もない。日本株を論じるなら、せめてもっと期近の10年、20年間で見ないと現実を見誤る。この期間であれば日本株は低迷どころか、大きく躍進している。 

例えば15年前のリーマンショック時の安値を起点とすれば、ダウも日経もそれぞれ6倍弱上がっており、日本株は米国株にそん色はない。この間日本株専門でも億リ人が多数でた理由はここにある。新NISAで人気があるオルカンとかS&Pも今後の為替リスクを考えると、日本株の方が安心かも知れない。 

 

 

・日経平均の最高値更新から「物足りない」と言わざるを得ない理由? 

 

のマーケットと比べてドラスティックでないことは明らかです。経営者が株主目線ではないからです。少子高齢化は20年近く前から厚労省より指摘されている事項で日本国民ならば、大半の方が知っています。物足りないならアメリカでもっと投資すべきです。 

 

 

・円安バブルであることは否定しませんけど、事実として日本の企業はそれなりの業績を上げてるのだから、買われても別におかしくはないですし、近年テスラ株が暴落しているのを見れば、会社の業績がどうのいうよりも、単にアメリカに投資をするのがブームだっただけにも思えてます。 

トランプが出てきた途端に急落していきましたしな。あの会社。 

 

円安もしばらく続く。これからは日本株の時代だと思ってます。 

むしろ、オルカンとか買ってる方がトランプリスクがあるから怖い。 

 

 

・新NISAでは、オルカンやSP500ばかり話題になっていますが、日本株のインデックス投資、TOPIXや日経225もオススメだと思いますよ。 

 

為替リスク無く、日本株に投資出来るのが日本人のメリットですからね。 

 

 

・日経平均がファーストリテイリング偏重なように偏っているのと同様、ダウにせよナスダックにせよS&Pにせよ偏っているからねえ 

変な話、Intelの株価って2000年のハイテクバブルのときよりも低いままだしね 

だから日本株は~って類いは話半分程度で聞いておいたほうがいいよ 

 

 

・これからはもの言う外資系株主との戦いになる。恐らく日本の経営者は敗北する経営者が多いだろう。経営者も労働者もいつの間にか外国人が多数を占めるだろう。いつの間にか日本企業ではなくなっている事を受け入れなければならないだろう。 

 

 

・円安とアメリカ株に引っ張られる形で最高値更新。海外投資家が買わないであろう東証グロースまで上がってくるような状態になれば本格的な上げ相場に…少し買い増しとこう。 

 

 

・大きくは間違ってはいない分析といえるだろう! 

日本はバブル崩壊でつぶれた、という意見はそのとうりなんだが、その前に 

日本を引っ張ってきた企業が、後進国家群「韓国・中国他」に追い上げられて 

利益率が下がってきた事も大きい。 

鉄鋼・造船他の労働集約型工業はみな沈下していった。 

又家電やその他の産業も、欧米から製品を「改良・改善・安価に・大量」に造り輸出して稼いでいた産業群はみな低成長に陥ってしまった。 

その間日本独自の産業は創出できずに、皆停滞・沈滞してしまい、賃金は上がらず、雇用は不安定故に若者は「結婚し家庭を持ち子供を育てる」事が 

出来ない環境になってしまった。 

経済成長を進めるべく要素がすべてゼロから、マイナスになってしまい、政治も身内の都合のみで動く事しかできず、デフレの螺旋を下る以外は無かった 

本来ならこういう沈滞を打ち破る人材が輩出し、社会を変えてゆくのが堅牢な社会だが? 

 

 

 

・日米欧の全ての通貨建てで運用してるけど、ここ半年くらいなら国内株が一番稼がせてくれてるかな。 

通貨に拘らずに広く分散投資で良いと思いますけどね。 

 

 

・日本は年金が大きな機関投資家として友好的に動いているけど… 

 

アメリカは大部分の富を持つ極一部の富豪が使う攻撃的な機関投資家が支配しているように思う。 

 

それが日本にも攻撃しているように思う。 

今さら逃げられないように思う。 

 

もちろん、少子化や勢いのなさは事実だと思うけど。 

 

 

・逆にアメリカの株価がおかしいと思うんですけどね。 

ダウなんて80年代に2千ドル程度だったのに今は4万ドル近くと20倍も上がるなんておかしくないですか? 

実体経済はGDP換算だと5倍にもなっていないのに。 

 

 

・この方がどなたでどれ程の事業実績を 

持たれているのか何も存じ上げませんが、 

何か日本社会と日本経済にやや 

上から目線で、アメリカの権威に薫陶している 

そんな感想を抱かせる文章の様に感じる… 

 

そこまで理解なされているのであれば 

自らが日本社会と経済のリーダーになって 

日本を建て直してもらえたら良いのに…と感じた 

 

 

・現在の投資家は執筆者より若い世代になってきて、執筆者みたいなステレオタイプの考えを持ってないから、日本株が上がったんだと思う。 

 

執筆者は何年も前から日本株はダメだ、と言い続けてきたのに株価が急上昇してしまい、今更自分のステレオタイプの考えを変えられないんだろう。。 

 

哀れだ 

 

 

・> 日本は構造改革を進めることが遅れていました。規制緩和や労働市場の改革などが必要でしたが、実施が遅れていたため、経済の活性化が妨げられてしまいました。 

 

具体例を知りたいですね。 

 

 

・今までの論理では、説明できない異次元の株式市場となっているのです。専門家とかストラテジストとか、うんちく垂れ流していて当たったためしがない。米国市場もしかり。案外、素人の方が堅実なのかもしれない。 

 

 

・34年間貯めに貯めた内部留保を賃上げや設備投資にやっと使うようになった。経営陣のビビリの弱気メンタルが、やっとやる気になった感じ。気付くの遅すぎましたが。 

 

 

・分かったし買わなくて良い。色々理由を並び立ててるけどよく言われてることをサマってみただけで深堀やデータもなく、そうですね。で終わってしまう内容だった。 

 

 

・こういうネガティヴ思考の記事を何十年も書いているから読者は日本はダメなんだと刷り込まれてしまった。この日本中の漂ったネガティヴ思考が日本を本当にダメにしたと思う。日本の元気を吸い取るような記事しか書かないマスコミ。 

 

 

 

・パチンコと株をやっている人は儲かった話しかしないので 

パチンコと株をやれば必ず儲かります。 

だからパチンコと株で損をする事はありません。 

 

 

・34年前はむしろ日本株がイケイケで、アメリカ株はむしろショボかった。あれから時間が経って立場が変わっただけ 

 

 

・まぁ、米国株信者のようだから、あんまり分かってないようだね 分からないなら、得意の米国株について書けばいいのに 申し訳ないけど、読む価値が無い 

 

 

・考え方次第。 

日本は遅れてる。その通りだと思う。 

でも「まだ伸びしろがある」ともいえる。 

 

 

・その日本の特殊さについて 

どうしてそうなのか説明が欲しい 

 

 

・株価と物価と税金しか上がらない国 

政権交代しかない。 

 

 

・アメリカが強いのは、軍需があるからでしょう。 

 

 

・値嵩株が今日も元気だね 

 

 

・大統領選挙後になんと言っているかやな。 

 

 

・噴飯してしまうほど、アメリカ一辺倒な記事 

 

 

 

・日本株がよほど気に食わんらしいな 

長文でケチばっかつけてダサすぎ 

 

 

・中身が無い、つまらない内容だった。時間の無駄。 

 

 

 

 
 

IMAGE