水原一平氏は元ドジャース大谷翔平選手の通訳で、報道によると大谷選手の代理人が大谷の銀行口座からの巨額の紛失金を巨額の窃盗被害と主張し、水原氏は違法賭博の負債肩代わりを依頼したとされる。

MLBはこの問題に関して調査を開始し、野村修也キャスターは、連邦の役所がマネーロンダリングなどの犯罪行為を調査している可能性があると述べている。

これにより、大谷選手が知らない間にお金を送金した場合、大谷選手の関与が注目されると指摘されている。

（要約）

水原一平氏 

　日本テレビ系「ウェークアップ」（土曜・午前８時）は２３日、ＭＬＢは２２日（日本時間２３日）、ドジャース大谷翔平投手の元通訳、水原一平氏に関する一連の報道について、調査を開始すると声明を発表したことを速報した。 

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　ＭＬＢは「メジャーリーグベースボールはニュースメディアでの大谷翔平と水原一平の件について、本日早く、調査部が調査を開始した」と声明を発表した。 

　水原氏には違法賭博のため、４５０万ドル（約６億８０００万円）にまでふくれ上がった負債の肩代わりを依頼したとされている。だがその後、大谷の代理人弁護士が、大谷の銀行口座からの紛失金が「巨額の窃盗被害」と声明を発表。水原氏は２１日にドジャースから解雇された。 

　スタジオで弁護士の野村修也キャスターは、今回の問題について「今回の重大なポイントは捜査をしているのは、州の当局ではないということなんです」とし「連邦の日本でいうところの国税庁にあたるような役所が調べています。ここの役所が脱税をもちろん調査するんですけど、もうひとつマネーロンダリング…これ犯罪行為なんですけど、これを調査する権限を持っているところなので、賭博の胴元という犯罪者に対しお金を送金したこと、これ自体をかなり詳しく調べているんじゃないかということがうかがわれます」と解説した。 

　さらに、カリフォルニア州はスポーツ賭博は「違法」であることを示した上で「もし大谷選手がまったく知らない中で水原氏がお金を送ったのであれば、盗んだか預かったお金を横領したかになるわけですが。気になるのは大谷選手です」とし「マネーロンダリングの規制などについては、犯罪者への送金と知りながら手伝ったいたのかどうか。ここが最大のポイントでみんながここを今、調査している」と指摘していた。 

報知新聞社