( 152665 ) 2024/03/25 00:50:18 2 00 実体経済と乖離する株高にたまるマグマ 編集部サンデー毎日×週刊エコノミストOnline 3/24(日) 17:01 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/753aafbec938dac4d2f860d6670c8696faf32b91 |
( 152668 ) 2024/03/25 00:50:18 0 00 週刊エコノミスト 4月2日号表紙
「生産や消費が伸びず、失速の予兆が見られるリアルエコノミーに対して、急テンポで上昇する株価との間には、マグマのようなものがたまっている。いつそれがはじけるかはわからない」
スフィンクス・インベストメント・リサーチの藻谷俊介代表取締役は、1980~90年代のバブル期を超え、一時日経平均株価が4万円台に乗せる急激な株高に警鐘を鳴らす。
◇ミスリードする統計
日経平均は2月22日、1989年12月末につけた当時の最高値3万8915円を上回り、約34年ぶりに史上最高値を更新。それから1週間余りの3月4日、初めて4万円を突破した。
株高は世界的な人工知能(AI)・半導体ブームや日本企業の業績回復、円安が追い風と解説される。しかし、生活者に好景気の高揚感はない。業績がいいのはグローバルに事業を展開する一部大企業で、大半の雇用の受け皿となっている中小・零細企業は、人手不足や賃上げ強制ムードに伴う無理な賃上げで疲弊。インフレが個人消費の足かせになっている。
リアルエコノミーの好調さを示す指標として、法人企業統計の設備投資が引き合いに出されるが、藻谷氏に言わせれば、「ミスリードしている」。
財務省が3月4日に発表した2023年10~12月期の法人企業統計によると、設備投資は前年同期比16・4%増加。製造業に限れば、20・6%増と大幅な伸びを示す。この伸びには半導体や自動車などの生産設備増強がかなり効いているという。
「1年前の同じ四半期と比べてもあまり意味がない。足元のトレンドを捉えるには、季節調整をかけた上で直近の四半期だけの動きを、月次統計なら直近3カ月程度をならしてみる必要がある」と藻谷氏は指摘する。
企業収益も直近四半期の数値では、減速あるいは急失速している例もある。たとえば、売り上げは1・5%増と前の23年7~9月に比べてほぼ横ばいだ。経常利益に至っては同26・1%減と急ブレーキがかかっている。
株高の背景には外国人投資家の大量購入があるとされる。だが、大手運用会社の日本株担当者は「外国人投資家向けのセールスでは、GDPはじめ日本のマクロ経済を説明することはまずない。半導体や関連の電子部品・部材メーカーといった国際競争力のある企業をアピールするのは、今回の上げ相場だけでなく、以前から変わらない」と語る。
◇バフェット指数は過熱
要するに、日本のリアルな景気動向、成長率とは無関係に、グローバルで勝てる企業を外国人投資家は物色しているということだ。加えて、「株主還元に向けたガバナンスを強化したり、規制緩和に積極的な国・地域に外国人投資家は注目する」(同)。日本が外国人投資家を振り向かせる好要件がそろっているということだ。
オックスフォード・エコノミクスの山口範大シニア・エコノミストは「日本“企業”と日本“経済”は別物と考えたほうがいい」と指摘する。
「日本企業の海外進出目的は、当初の生産拠点の移管から現地市場の獲得へと変化している。国際協力銀行の調査によると、00年代初頭に20%台だった製造業の海外売上高比率は、足元で40%近い。足元で世界的に急回復している半導体関連製品の需要や堅調な北米の自動車販売、さらに円安は日本企業の業績にはプラスに働いているが、それが国内のマクロ的な雇用・賃金増に波及せず、マイナスの実質賃金に苦しむ消費者との乖離(かいり)が広がっている」
実感の伴わないバブル超えは続くのか、バブルとして終わるのか──。米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が相場の過熱感を測る尺度がある。名目GDPに対する株式時価総額の比率(時価総額÷名目GDP)、バフェット指数)だ。89年末のバフェット指数は1・42倍で、23年末は1・46倍と約34年ぶりにバブル期を超えた。バフェット氏は1倍を超えると株価は割高と見なすことから、バブル期以来の過熱状態にあるといえる。
(編集部)
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( 152667 ) 2024/03/25 00:50:18 1 00 ・株価は実体経済の先行指標であり、高い株価は将来の期待を示す健全な状況と捉えられることが多い。
・個別の株を見ると、業績とは無関係に上昇する銘柄も存在し、株価は循環して高値を取ることが持続性を示す。
・日本の株価には外国人投資家による資金供給がある一方で、実体経済への投資や経済活動の促進が求められている。
・円安や円高などの為替動向が株価に影響を与えることや、株価の適正性や乖離についての検証が続いている。
・株価指標や特集記事などに対する批判や疑問も多く見られ、経済への理解や議論の質に対する指摘もある。
・株価高騰や経済指標との乖離に対する意見や懸念が見られる一方で、業績改善による株価上昇や国際化による企業活動の変化なども指摘されている。
・日本の実体経済や株価については、多様な意見や懸念が存在しており、経済評論家や投資家、一般市民などから様々な視点が提起されている。
(まとめ) | ( 152669 ) 2024/03/25 00:50:18 0 00 ・株価は実体経済の先を行きます。 実体経済よりも株価が高いのは、健全な株価です。 将来に期待しているということ。 逆に実体経済並か、それ以下なら、夢も希望も持てない未来ということ。 株価が先に上がり、実体経済がそれに追い付いて行くのが健全な資本主義経済です。 日本もようやく世界から見直され始めました。 素直に喜んで、上がりすぎだのバブルだのうだうだ言わず、日本の実体経済の復活にポジティブに努力しましょう。
・個別の株を見ると解るが、業績に無関係で実力以上の銘柄はザラ。上場来高値もあればバブル期以下のもある。日経平均上場来高値があり比較してTOPIXはあと数%という見方疋ある。個別株が循環して高値を取る限り持続性はありそう。 もちろん日経平均という指標が下がると一気に連れ安も。騰落レシオも130超えと、やや過熱感はある。 まあ当面程よい右肩上がりは配当取りまで続きそう。
・仮にマグマが爆発したとしよう。爆発で深刻なのは今まで上昇を牽引してきた半導体、輸送用機器始めの輸出産業。考えようによっては、これら株も元の位置に戻ることになるだけ。他の多くの業種は大した影響はない。損する株主は遅れて半導体や輸送用機器などに投資した人達。ということになる。
私見だが、日本は今は貯蓄より投資に流れつつある。今後この傾向が定着すればマグマの爆発の影響は少ない。また、インフレと賃金上昇の好循環が続けば、マグマの爆発どころか更なる株高が期待できる。
・必要なのは株式市場に滞る金を資金需要の増資しての設備開発投資という実体経済要素につなげることですね。資金供給の外国人投資家から金を出してもらうことを増やせば無駄にバブルを加速するだけでは?そもそも、外貨がない経常赤字国であれば外国人から外貨を投資してもらう必要があります。しかし、日本は低金利で長い経常黒字で対外資産が非常に多い国です。外国人投資家に金を出してもらう必要はありません。ましてや、株主還元を無駄に増やして市場に金が滞れば景気を落とします。 アメリカは51%で増資ができます。増資がしやすいから金融資産に占める株式の割合が多いのでしょう。中国は20%以下の増資であれば株主総会の議決はいりません。 ただし、消費・設備開発投資が多く、インフレがこのまま継続するかも課題でしょう。消費・設備開発投資・賃上げなど実需に紐づく金は減税、ため込む金は増税とメリハリをつけるべきです。
・円安ドル高が続けば株高も続くだろうけどね。もう上場企業の業績と国民生活とは、違う世界だと思うけどなぁ…。にしても円高に成らないと資源価格や物価上昇の歯止めが効きませんからキツいですね。
・この間まで日本株は安すぎるとか放置されているとか言われ続けました。高値になると実態と乖離と言われているのですがいくらなら妥当だったんでしょうか。むしろ評論家のいうことはどこまで妥当なんでしょうか。PBR1に満たないけどPERが10倍台の企業も多くあり実態と乖離しているとも思いません。株価は国民生活水準と同一であるとも思いません。
・バフェット指数なんていう、もはやバフェット自身が使っていない指標を持ち出している時点で読む価値のない記事。
それを言い出したらもはやアメリカのバフェット指数など2倍越えでしょう。
実態と乖離しているというが、企業の強みや技術をアピールして株を売り込むなんて個別投資では当たり前のことでは?
この株高ですら値下がりしてる企業も当然ある。小林製薬なんてその典型。
円安バブルであることを否定しないが、個別企業の業績が上がれば必然的に日本の富は増えます。それによって企業収益が改善して株価が上がるのは当たり前のこと。
GDPだってマクロ指標として不適切です。企業が国際化してもはや現地生産が当たり前。iPhoneだって米国内で製造するのは北米向けだけで、世界の生産はほとんど中国やインド。だからアメリカのGDPにはマイナス。 だけどアップルは好業績のままである。
・海外で稼げる日本企業の株が買われ、日本株全体の時価総額を押し上げる。 アメリカならいざ知らず、株価水準の指標としてGDPを使うのは、日本では実態に合わないと言える。
・個々で見ると今まで評価されてこなかった銘柄が 実体を伴ってきたということではないか。 現にNEC、日立、キャノン、富士フイルムなどの 老舗企業が着実に値を上げてきている。
・だから、実体経済と乖離しているというだけで、 いったいいくらが適正なのかと言わないんですよね。 アベノミクスは失敗だったのだし、民主党政権が正しいのだから、 株価もアベノミクス以前のの1万円割れが正しいと言えば良いのに。
・そもそも株価と実体経済がリンクすると考えている時点で経済を分かっていない。 日本国民がどんなに貧しくても外国人や国内の富裕層が株を買えば株価はいくらでも上がるもの。 最低限の勉強をしてから記事を書いた方がいい。 最近のメディアはレベルが低すぎる。 株持ってない人にインタビューしたら実感無いの当たり前だし。
・生成AIが出てきて、従来の指標は何の役にも立たない。 人間の代わりになるAIやロボットが24時間365日、自律的に仕事をしてくれるからね。
・東証の時価総額なんて2017年には1989年を超えて過去最高を記録してたんだから、時価総額をどうのこうの言うことに何の意味があるんだ? こういう日本の景気回復に拒否反応を示す連中がどうにも理解しがたいよ
・株価と実体経済の乖離は普通。問題はインフレ円安押し上げ相場なのでインフレ落ちついて円高に戻れば業績悪化で株価下落なだけ。それが日本市場
・もう、30何年か前の高値との比較はそろそろ時代遅れの検証だと思いますけど。 あの頃の無法地帯と今じゃ比較になりません。情報も売買も個人で自由にできる世の中 勉強もネットでできますよ
・雑誌や出版は斜陽産業ですし 自信があるなら新規事業として投資事業を始めて値下がりにかければ良い
・何でも後付の理由をつけて、上がり続けるのが株です。でも、ちょっとしたきっかけで、砂の楼閣は一気に崩れます。 歴史を見れば、繰り返しなのは明らかですね。
・2024賃上げ率は中小企業4.42%、大企業5.30%、非正規6.75%だぞ 円安は日本企業の業績にプラスに働いてるし国内の雇用にも賃金にもプラスだろ いったいどこの国の話をしているんだこの記事?
・誰もマグマなどたまっていない。たまっているのはこの記事を書いた編集者だけだろう。株価は実体経済を表すものではなく、先行指標だということがわかっていない。一読の価値もない。
・株価は、数字を見れば適正価格なのは、株をやっていれば分かると思うけど ただ、不安を煽るだけの商売なんて、ロクなもんじゃないですね
・円安になれば儲かる日本株やアメリカ株のインデックスに投資すれば良いのに。
・短期取引の高額所得は累進性にすれば良いだろう。 財務省、増税メガネ出番だぞ。
・不安を煽る記事が出ている間は、まだまだ大丈夫と言うことです。
・弾けたら弾けたで面白い!
・日銀が買い支えてきた分を引けばそうでもないんじゃない。
・上がるか下がるかそのままか、いい加減な予測でも三分の一は当たる(笑)
・P/E20倍ってそんなに高いか?
・アメ株に比べりゃ日本株のマグマなんかミジンコだよ。
・GDPはドメスティック指数だけど、企業活動はグローバルだから ドメスティック経済とは関係ないよ、
例えばトヨタ1000万台のうち、国産は3割、国内販売は2割、 あとは海外生産、海外販売だから日本のGDPに関係ないでしょ、
でも海外市場で稼いだ利益が本社還流するから最高益で株価は上がる、 得た利益で新工場つくるにしても国内ではなくてタイやメキシコだもん。
この構図は商社、銀行、ユニクロ、東京エレクトロン、全部同じよ、 古い脳みそのままだと負け組だよ、勉強しなきゃ。
・そもそも「実体経済」とは何なのか?まったく理解できていなくても、このような特集記事を垂れ流せることが問題だな。日本は、バカマスコミが無ければ、みんな幸せですよ、平和ですよ。 どうでしょう、マスコミさん、日本の為に消えてくれませんか? と言いたいですね(笑)
・記事中で日本の実体経済と株価は関係ないよ、とエコノミストがわざわざ説明してくれてるのに、このタイトルつけるサンデー毎日編集部は馬や鹿なのか、3歩歩けば忘れる鳥なのか。 (馬、鹿、鳥に失礼)
・日本商工会が賃上げを積極的にしないと、デフレ脱却ができず、国賊といわれるのは当たり前。 まあ、国賊なら、退任してもらうシナリオはある。犯罪を洗いだし、叩けばホコリだらけ。
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