( 152868 ) 2024/03/25 14:50:59 0 00 大谷翔平と真美子夫人(C)ドジャース球団公式Xから
「女子アナじゃなくて良かった」--。ドジャースの大谷翔平選手(29)が結婚を発表し、3月15日に妻が元プロバスケットボール選手の田中真美子さん(27)と判明すると、ネット上にはそんな声が多数上がった。
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「女子アナの中には大学時代にモデル活動をしていたり、ミス・コンテストに出場して賞を受賞したりする人も多数います。その看板を引っ提げて、キー局のアナウンサーになる。つまり、承認欲求が強い人たちと思われている。野球選手との結婚もその延長線上にあるのではないかと勘繰られてしまうため、『大谷翔平には女子アナと結ばれて欲しくない』という声があったのでは」(芸能記者)
本当に「大谷は女子アナと結婚しなくて良かった」のだろうか。名門ドジャース移籍、結婚と幸せの絶頂にいた大谷に突然の暗雲が立ち込めたことを考えると、そうとは言い切れない面もある。メジャー入りをした2018年から通訳として同行していた水原一平氏(39)がドジャースから解雇された。違法賭博に関与していた疑いが原因と見られている。
「大谷は野球に一途で、野球のことだけを考えて生きてきた。だから、現代では前人未踏の二刀流選手として成功した。しかし、その分、社会常識にはどうしても欠けてしまう部分が出てくる。だから、周りのサポートが必要だった。常識人と思われていた水原通訳がその役割をしていると思われていましたが……」(スポーツ記者)
大谷に限らず、メジャーリーグで成功すれば、日本球界在籍時と比べて何倍もの大金が懐に入ってくる。そうなれば、有象無象の人間が寄ってくるため、今回の大谷のように金銭絡みの事件に巻き込まれる可能性は誰にでもあった。
■語学堪能な妻と身を固めてから渡米した先輩メジャーリーガーたち
「過去の日本人メジャーリーガーは、ほとんど結婚して身を固めてから渡米している。妻は身の回りの世話だけでなく、野球一筋で常識に欠けがちな夫を補う役割も求められている。その意味で、ネットで否定されがちな"社会人経験豊富な女子アナ妻"は理にかなっていたんです」(前出・スポーツ記者)
OB、現役合わせて、メジャーリーガーと女子アナというカップルは何組も誕生している。イチローと福島弓子(TBS)、石井一久と木佐彩子(フジテレビ)、田口壮と香川恵美子(TBS)、岡島秀樹と栗原由佳(フリー)、松坂大輔と柴田倫世(日本テレビ)、青木宣親と大竹佐知(テレビ東京)、前田健太と成嶋早穂(フリー)、菊池雄星と深津瑠美(フリー)などだ。彼らは妻の支えがあったから、異国の地で成功したと言っていいだろう(※所属局は当時)。
「いずれも渡米前に出会って、結婚を決めており、妻になった人の多くが英語が堪能でした。アメリカでの生活を考えると、やはり語学力は必須条件。英語力のある女子アナとメジャーを目指す野球選手との結婚は必然でした。彼らにももちろん通訳はいましたが、大谷ほど依存しなくて済みました」(前出・スポーツ記者)
大学時代にミスコンなどに出場し、社会人になればテレビを通して全国に顔が知れ渡る。これについて、ネット上は"女子アナの承認欲求の強さ"だけにスポットを当てがちだが、知名度は"人生経験"というプラスを生む。
■女子アナ特有の危機管理能力
「大谷ほどではないにしても、女子アナにもいろんな人たちが擦り寄ってくる。社会の闇のような面を見ることもあるでしょう。人を見る目を養える環境にいるんですよ。知らず知らずのうちに、『この人はヤバい』という勘を習得している。『どんなに仲良くても、心を全て許してはならない』という人生訓も自分の体験から得ているし、人のいなし方も上手い。なぜか大谷との結婚説を噂された田中みな実は、対人関係に百戦錬磨でしょう。それもミスコン、女子アナ、フリーという経緯を辿ったから身についた特殊技術ですよ」(前出・芸能記者。以下同)
注目されるという点では野球選手も女子アナも同じである。これも利点になる。
「夫の境遇や気持ちが理解しやすい。だから、社会人経験豊富な彼女たちは野球に一途な夫に対し、的確なアドバイスができるんですよ。もし大谷が渡米前や渡米直後に英語堪能な女子アナと結婚していれば、水原氏の危うさに気付いていた可能性は高いと思いますよ」
日本ハム時代を含めて11年に及ぶ仲の水原氏に裏切られた大谷。2年前に出会った妻とは結婚したばかりで、今回の件で彼女に非は全くない。ただ、ネットがやたらと否定する「女子アナ妻=悪」を見直してもいいのかもしれない。
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