( 153323 )  2024/03/26 23:32:36  
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All Nippon NewsNetwork(ANN) 

 

苦さが気になる人もいるようですが、苦味を抑える切り方を教えてもらいました。 

 

■ピーマン切る向き タテ?ヨコ? 

 

 皆が大好きなナポリタンに鮮やかな緑が映えるピーマン。苦みが嫌だという人も…。 

 

10代の人 

「苦くて嫌い。焼いても煮ても苦さが消えない」 

 

50代の人 

「苦手な時は食べていない。鼻つまんで食べていた。味が駄目だったので」 

 

6歳の人 

「(Q.ピーマン食べれる?)食べられない」 

 

 実は、そんな苦みを抑えられる方法があるのです。それは切り方でした。 

 

■苦み抑えるには“タテ切り”なぜ 

 

 農林水産省の広報誌の監修をしている料理研究家の島本美由紀さんに、その切り方と効果を教えてもらいました。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「苦味を抑えることができるので、お子さんもおいしく食べられる」 

 

 チンジャオロウスーなど、炒め物に大活躍のピーマン。でも苦みが気になる人が多いようですが、そんなピーマンの苦みを抑える切り方がありました。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「ヘタの部分を上にして、タテに細切りにしていただければ大丈夫」 

 

 なんと、ピーマンは縦に切るだけで苦みを抑えられるといいます。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「例えばチンジャオロウスーをイメージしてもらうと分かりやすいんですが、繊維に沿って切った方が苦みを抑えることができる」 

 

 ピーマンの繊維は縦に入っています。この繊維に沿って縦に切ると、苦みの成分が出にくくなるといいます。逆に横に切ると繊維が断ち切られて苦みが出るため、風味を味わいたい場合は横切りが良いそうです。 

 

 縦に切る場合と横に切る場合で苦み以外に、こんな違いも…。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「チンジャオロウスーも縦、繊維に沿って切った方がシャキシャキした食感も楽しめる」 

 

 ピーマンを炒める場合、縦に切ると繊維が残るため、シャキシャキした食感に。一方、横に切ると…。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「横に切ることで苦みが出るだけでなく、炒めた時にも火の通りが早いので、ちょっとしんなり柔らかい食感で仕上がる」 

 

 ピーマンを横に切ると繊維が切られて水分が出やすくなるため、火の通りが良くなるといいます。 

 

料理研究家 島本美由紀さん 

「同じチンジャオロウスーや卵炒めを作ったとしても、(縦切りと横切りで)食感や味わいが異なります」 

 

50代の人 

「そうなんですね。知らなったです。知識が付いてうれしい」 

「(Q.次回からやってみようと?)思います!」 

 

 ちなみに縦に切っても苦みが気になるという人は切った後、調理する前に水にさらすと良いそうです。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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