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「出世を嫌がる若手社員」を理解しない中高年社員の意外な盲点 若手が「ワークライフバランス」を重視する納得のワケ

東洋経済オンライン 3/27(水) 9:51 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/b722b63d8ad1f4b85a73fa8587f72b7e58a7be79

 

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若手社員が給料や出世よりもワークライフバランスを重視する理由や、その考え方に関する解説をした漫画によると、現在の若者は仕事と生活のバランスを大切にする傾向にあります。

以前の社会では出世や高給が重要視されていましたが、現在の若者はやりがいや自分の時間を大切にする傾向が強く、中高年社員との価値観の違いが生じています。

企業側も給料の天井や昇進の条件が変わらず、ワークライフバランスを求める若手社員に対して対応が難しい面もあります。

就職前の情報収集や企業イメージとのギャップも入社数年で辞める理由として挙げられており、引き留めるかどうかは若者の状況や意向によるが、素直に本当の理由を話すこともない様子が描かれています。

(要約)

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(漫画:筆者作成) 

 

現在の若手社員は給料や出世に固執せず、入社数年で辞めてしまう人もめずらしくありません。それはなぜなのでしょうか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。 

 

【漫画で理解】ワークライフバランスを重視する若手社員の本音 

 

■「ワークライフバランス」重視する若者との向き合い方 

 

 最近の若者は、給料や出世より「ワークライフバランス」を重視する傾向にあります。一世代前に重視された「昇進」や「高い給料」より、「仕事と生活を調和させる」ことのほうが大事だと思う人が増えているのです。 

 

 ただ仕事をするだけではなく、やりがいが重要であるのに加え、趣味や休暇や育児など、生活とのバランスが大切だとしています。これは、政府広報の「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」でも策定されています。 

 

 しかし、昇進や給料のために仕事中心で滅私奉公してきた中高年社員世代からすると、この考え方との間に溝が大きいようです。「ワークライフバランス」を重視する若者たちに、中高年社員たちはどのように向き合っていくべきでしょうか。 

 

 今の若者たちはなぜ、出世や給料に執着しなくなってしまったのでしょう?  あるアンケートや調査によると、20代の7割以上が特に出世をしたくないそうです。 

 

 理由は「出世をすると責任ばかりが増える、それに見合った給料が得られない。忙しくなればプライベートな時間がなくなる、上司を見ていて大変そうだから」などです。つまり、会社で働く上司や先輩を見て、「出世をしてもあまり報われない」と感じているのです。 

 

 多くの企業は、一定の年齢を超えると給料の天井が見えてきます。そして、昇進のために残業や転勤などの滅私奉公を求める傾向にあります。これは、なかなか正社員を解雇できない労働関連の法律のせいもあります。 

 

 企業側としては「簡単に人を増やしたり解雇したりできないから、忙しいときは残業してほしいし、転勤にも応じてほしい。定年まで雇えるようにするから、給料も生活できるレベルで納得してほしい」というわけです。 

 

 また「そういった条件を飲むから、簡単に解雇しないでほしい」と、雇われる側も長い年月これを受け入れてきました。中高年社員世代は滅私奉公にあまり抵抗がないし、「激務=昇進&高収入」が当たり前の価値観の中で生きてきたのです。 

 

 

 そのため、定時に帰ったり転勤を断る「ワークライフバランスを重視する若者」を、「わがまま」や「甘い」と感じたり、理解したりすることが難しいのです。 

 

■いつの時代も働き方は変わっていく 

 

 しかし、今は昔とは違います。大手企業でも大量解雇をしますし、定年までの安定した雇用が保証されていません。そして多くの企業は給料や昇進の基準が、昔とあまり変わらないままです。 

 

 そんな世代を見て育った若者たちが、滅私奉公してまで出世したいと思うでしょうか?  プライベートを大事にしたり、給料や出世よりもやりがいのある仕事をしたいと考えたりするのは、おかしな話ではありません。 

 

 最近は年功序列の昇進ではなく、能力によって評価をしたり、フレックスタイムやリモートを選択肢に入れたりする、新しい時代の要望にマッチした会社も増え始めています。いつの時代も働き方は変わっていきます。 

 

 大正~昭和にかけては、サラリーマンは仕事に忠誠を尽くし、給料以上の働きをするのが当たり前でした。しかし、当時のサラリーマンたちが「安楽な家庭生活」を望んだため、仕事はそのための手段となっていきました。出世や給料は「安心して生活をするため」に必要だったわけです。 

 

 望むところは、今の若者たちとあまり変わりないのではないでしょうか?  若者たちのワークライフバランスを重視する考えを、柔軟に受け入れてみるのもよいと思います。 

 

■若手社員が入社数年で辞めてしまう理由 

 

 入社して数年で「こんなはずじゃなかった」と、会社を辞めたがる若者が増えているそうです。こんなとき、上司は引き留めるべきでしょうか?  また、引き留めるなら、どう引き留めればよいでしょうか?  それにはまず、若者が「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう理由について、考える必要があると思います。 

 

 上司の立場からすれば、後から「こんなはずじゃ」と不満を言われれば、「なぜ、入社前に会社についてきちんと調べなかったのか」と思うことでしょう。しかし、それは言葉で言うのは簡単ですが、実行するのはなかなか難しいのです。 

 

 平均3~6カ月といわれる就職活動期間に、自分の希望に合った企業をみつけて、知りたい情報のすべてを知るのは不可能に近いです。 

 

 スケジュールが過密すぎるし、企業から情報が出るタイミングや、選考時期も各社ほぼ同時です。一度に大量に入って来た情報を処理しなければならないし、企業の開示した情報と自分が知りたい情報にズレがあることもあります。「就職活動を始める前から希望の会社が決まってた」など、ピンポイントで絞れないかぎり、深く調べ尽くすことは難しいのです。 

 

 

 「思い違い」も生じると思います。そして、入社前に企業に抱いていた企業イメージと、入社してからの現実との間に大きなギャップを感じ、「こんなはずじゃなかった」ということになってしまうのです。 

 

 これについて、企業側にできる対策があるとすれば、就活生向けの広報活動を行う際に、アンケート調査などを参考に、「就活生が本当に知りたい情報を、得やすいようにする」などでしょうか。結果には原因もあると考えて対処することで、多少はギャップを回避できるかもしれません。 

 

■引き留めるかどうかは「理由次第」 

 

 上司が入社数年で辞めたい若者を引き留めるべきかですが、辞めたい理由や状況によると思います。本人に克服する気がない、あるいは上司や周りのせいにして、社内で会社への不満や辞めたい意思をちらつかせている場合は、引き留めないほうがいいと思います。 

 

 理由は、会社に不満や不信があって辞めたがる人がいると、周囲にも悪い影響が出るからです。また、辞める意思の強い人を無理に引き留めると、パワハラと取られてしまうこともあります。SNSなどで個人発信が旺盛な時代です。「辞めさせてくれない」などと拡散されれば、企業イメージがダウンする可能性もあります。 

 

 逆に、本人がギャップを克服するために努力したい気持ちがあったり、上司や周りに相談する姿勢があったりするなら、しっかりと必要なフォローをしつつ、引き留めたほうがいいと思います。 

 

 「こんなはずじゃなかった」は、情報不足や自信の足りなさが原因であることが多いです。不安要素さえ取り除くことができれば、「こんなはずじゃ」をネガティブなものから、ポジティブなものに変えることもできます。 

 

 引き留めるなら、先に挙げたような若者の就職活動時の事情も考えたうえで、配慮してみてはどうでしょう?  今だけの問題ではないと理解するだけでも、説得する際に選ぶ言葉は変わってくると思います。ただ、その場合には、引き留めたい社員を特別扱いすると他の社員の反感を買うので、注意が必要です。 

 

 

■辞める若者は「本当の退職理由」を言わないことも 

 

 ちなみに、退職に関するアンケートでこんな話があります。退職理由のTOPは「人間関係」や「労働環境」ですが、退職時に上司に伝える際は、「家庭の事情」や「新しいことに挑戦したいため」と伝えるそうです。 

 

 そして、上司の引き留めの言葉や、状況改善の提案に心動かされて、退職をとどまった人のほとんどが、最終的には退職や転職をする傾向にあるとか……。「こんなはずじゃなかった」と言いつつ、実際は別の問題が理由の可能性もあるわけです。 

 

 退職希望者の大半は退職の意思を伝える時点で、次の職場や進路が決まっていることがほとんどです。「こんなはずじゃなかった」ということが何度も起きないよう、社内環境を見直すなど、就活生向けの広報の段階から対策を考えたほうがよいのかもしれません。 

 

Jam :漫画家・イラストレーター・ゲームグラフィックデザイナー 

 

 

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(まとめ) 

若者の中には出世や昇進よりもワークライフバランスや自己実現を重視する傾向があります。

昔のような終身雇用や年功序列の時代とは異なり、現代の若い世代は自分のライフスタイルや幸福を重視しており、出世や高収入だけが目標ではないという考え方が広がっています。

日本の労働環境や組織のあり方、人事制度などに対する不満や疑問も多く示唆されており、今後は働き方の多様化や個々のライフスタイルとの調和を重視する改革が求められているようです。

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・定期的に部下と「どんな働き方をしたいのか」「どういう社会人人生を送りたいのか」といったことをテーマにした面談を行っている。「モリモリ出世して稼ぎたいです」という者もいるし「今程度の稼ぎのまま定年までいられれば良いです」という者もいる。こういった情報も人事に適宜報告することで、人事配置の参考にしてもらっている。これは、私個人が行っていることではなく、会社全体の取り組みです。 

また、若い衆には「課長なら年収これくらい」「次長ならこれくらい」のような話をしています。賃金規定から簡単に算出するものですが「がんばって出世しよう!」と思う若手が多く出てきます。 

 

 

・今は女性も社会進出が当たり前なので、男性一人が稼ぐというより女性も稼ぐパワーカップルが増えてきたのでは。 

お互いが家事をやり、休日は一緒に楽しむ。 

このバランスで生きていけると考える若者が増えたように思います。 

お互い400万稼げば世帯年収800万だし、子なしなら貯金もかなり出来る。 

男性1人が頑張って800万稼がなきゃ!と頑張る必要は無い。 

 

 

・入社後「こんな筈じゃなかった」ってことは誰でもある。自分はそこを自分なりにアジャストするなり我慢するなりして4半世紀以上働いてる。でもそれが正しい訳でも間違ってる訳でもないのが現代なんだろうと思う。若いうちはやり直しが効くから、どうか後悔の無い選択をして欲しい。自分52歳、何とか頑張ってるよ。 

 

 

・日本の労働時間は減ってるらしいけど、正社員に限ったデータだとここ30年でほとんど減ってないらしいね。ワガママで言ってるわけじゃなくプライベートの時間を最低限確保したいだけなんでは? 

そういえば何年か前の「プーと大人になった僕」とかいう映画で、クリストファーロビンが21時に会社から帰宅したらハードワーク過ぎて家族に心配されるというシーンがあったが、SNSでは「21時に帰れるなんてホワイトじゃん」とかいう意見が多かった。サービス残業は統計に出てこないし、人手不足による残業まみれの生活で出世なんて絶対イヤな人も多いかもしれない。 

 

 

・昔はお見合いで20代後半には結婚するのが当たり前だったし妻は専業主婦が当然だった 

本人が優秀かどうかなんてお構いなしに家族の扶養、家のローン、子供の学費、親のローンとライフステージ毎に大量のお金が必要になるので昇進と残業で稼がないと家計が回らなかった 

ワークライフバランスなんて言ってたら一家離散しか道がなかった 

 

今の若者は結婚なんてする気がないしコスパいいとか言って下手すりゃ一生実家を出る気すらないから年収なんて趣味が賄えれば十分 

介護はあるかも知れないけど大抵は親が自分で貯金してる 

そりゃワークライフバランス重視になるのが当たり前だよ 

 

 

・賃金が上がらないのに組織のあり方が昔のままなので、出世ではなく、いろんなところにやる気が分散されるようになったと思う。 

若者が悪いというよりは、評価されないシステムや、働いてるのにそんなに待遇がよくならない構造に見切りをつけて行動しているんだと思う。 

 

 

・単純に20代で出産を経験する意識が低い時代だからじゃないかな 

昔は20代で子供持って、30代前半には住宅ローンって流れが主流だったと思います 

当然、出費は激増するので若いうちから出世・月数万円の昇給に血なまこになる 

 

ただ昔から変わってないのは、30代で出世組はほぼ決まるという事 

そして子育て費用も建築費用も昔より高額 

30代過ぎて「子供欲しい。家欲しい」と思った頃には、収入的にもう手遅れって人が多そう 

 

 

・私は出世を嫌がった訳で無いが、出世せずに1社1職種で定年を迎えた人間だ。正直、現役時代も趣味を楽しめた。そして今その趣味の結果を整理していて、充実した定年後を迎えている。ある意味ものすごくラッキーな人間だ。 

 

 

・何をもって成功とするのかという事に関しての意識が変わっているのも一因かなという気がします 

一昔前は良い会社に入って出世するというのは分かりやすい成功の一つでしたが、最近の分かりやすい成功は事業を立ち上げて成功する、Youtuberとして人気になる等の既存の組織ではない場所での成功の色が強いので出世はステータスとして弱くなっているんじゃないかなと 

 

 

・「こんなはずじゃなかった」と言うけど、じゃあどんなはずだったのか。 

要は学生時代の緩い生活から社会人の厳しい生活に上手く移行できずに逃げ出してるだけでしょ。 

大抵の大した能力もない人間は大人になるとこんな筈じゃなかった状況でも歯を食いしばって生きてかなきゃならんのよ。 

 

それと出世したくないという気持ち自体は私も本音では同感だが、出世もせずに40代、50代の平社員になってどうするつもりなのか。 

大抵の人間は辞めるか出世するかどちらかになるけど、万年平社員で新入社員とおんなじ仕事して部署のお荷物になりたいのか? 

 

総じて働きたくないという気持ちから生まれてくる行動だが、気持ちはよく分かるが現実との折り合いがまるでついていない。 

 

 

 

・WLBを重視するのは自由。 

それで賃金が上がらなかろうと、個人の選択だからね。 

後で賃金ガー!って言わないなら良いと思う。 

 

> 平均3~6カ月といわれる就職活動期間 

 

調べようと思えばもっと前から調べられる。要は大して準備もしていないということ。 

 

退職するにしても自分に市場価値があると思えば大いにやれば良い。 

 

 

・仕事と生活の調和。 

いや、実に素晴らしい事を言うね。 

 

もう100%それに同意の一言しかない。 

 

まあ現実稼ぎもある程度はないと厳しいのも事実。 

そのためには生活も一定には犠牲にしなければならん。 

 

しかし全てを犠牲にしてまでやる事ではないのよ仕事は。 

あくまで自分の生活を維持するためのものでしかないのだから。 

 

定年後仕事を辞めると、まるで全ての生き甲斐を失ったみたいになる60代のオッサンとかおるけど、ああなるとあんた仕事しかやる事ないんか?ってなるからね。 

昔気質の仕事一筋で全てを顧みない生き方しているとね。 

 

だから仕事だけに人生を捧げず、同じぐらいに自分の生活も重視して生きていく。 

それ本当大事だよ。 

 

ウチら仕事が楽しくてやってんじゃないのよ。 

自分の欲望を満たし、生活を少しでも豊かにするために尽力しているだけ。 

家族もいねえ独り身だしね。 

 

仕事に人生を捧げる気は一ミリもない。 

 

 

・>本人に克服する気がない、あるいは上司や周りのせいにして、社内で会社への不満や辞めたい意思をちらつかせている場合は、引き留めないほうがいいと思います。 

 

 理由は、会社に不満や不信があって辞めたがる人がいると、周囲にも悪い影響が出るからです。また、辞める意思の強い人を無理に引き留めると、パワハラと取られてしまうこともあります。SNSなどで個人発信が旺盛な時代です。「辞めさせてくれない」などと拡散されれば、企業イメージがダウンする可能性もあります。 

 

 

いや、まず「お前ら(会社側)が改めろ・反省しろ」って事だよ。何さり気なく「あくまでお前ら(従業員側)が(会社に)合わせるべきだという他責転嫁」してんだって話。 

 

もっと会社自体にも見直すべき点は沢山あるだろ。そっからだよ。 

 

 

・解雇規制はあってもよいけれど 

給与を下げられない制度に問題があるでしょう… 

30で課長になった人が、40歳50歳になった時にその能力を維持しているとは限りません、多くは劣化しているでしょう。 

昇進試験と同時にその能力を維持できているかどうかの確認試験が必要です、降格すれば退職金は大幅に下がりますからサボる人も減りますしね 

 

 

・中小零細企業の経営者一族の役職持ちならともかく、一般的な役職持ちだと大してお金貰ってないけど仕事や責任が増えるだけだからな… 

ソンナ姿見ると、今の職場で出世を考えるより転職した方が良い場合もあるからね。 

 

結婚して子供がいる場合、奥さんや子供といる時間を大切にしないと、気がついたら距離が出来るからね。そうなると老後が大変だよ? 

 

 

・〉上司の立場からすれば、後から「こんなはずじゃ」と不満を言われれば、「なぜ、入社前に会社についてきちんと調べなかったのか」 

だからこそ転職サイトの口コミを見るべき 

会社のHPや説明会では良い事しか言わないし、実際言うだけでやってないのあるから 

中堅ですが出世に興味ないですね、月残業10時間程で土日祝休み、子供行事優先の生活してますが私は満足してます 

株を独身時代からやってましたから配当金でそこそこ貰えてますしね 

出世したらお金は増えるが土日祝無くなり子供との時間過ごせなくなりますから嫌です 

 

 

・中高年のサラリーマンは先が見えてるけど、若手なんて65歳70歳定年時代になるとすればあと40年とか働くんだよ。 

いま、頑張ればあとでいいことがあるって言われても、そもそも30年先の約束なんて誰が信じるの?言ってる人も信じてないでしょ。 

辞めていく人はそういうのが嘘で単にいま働かせようとしているだけってのを見抜いてるんだよ。 

それに対して有効な提示ができないんなら仕方がないよ。 

 

 

・> 「激務=昇進&高収入」が当たり前の価値観の中で生きてきた 

 

これって、ジョブローテーションとセットだからね。 

 

つまり、高い割合で、やりたくもない業務分野で激務、になりかねない。 

 

好きな仕事なら、多少激務だって、それほど不満はでないけど、嫌な仕事となれば、話は別。 

 

企業研究なんて、どれだけ時間を掛けても無駄で、必ずミスマッチが生じるのも同じ理由。 

 

入社後にどこの部署に行くのかを新卒者に伝えるようなことをして、短期間で辞めるのはどうこう、なんて、今や会社の責任。 

 

例えば、お菓子の新商品を企画したくて入社したのに、人事、経理、総務なんかに行かされたら、そりゃ嫌だよ。いつ希望の部署に行けるかもわからないし。 

 

東大卒業生が霞ヶ関に行かなくなったのも、同じ理由だと思う。やりたい業務もやれずに、人事の都合で、あっちこっちに飛ばされるくらいなら、最初から起業したがるのは当然の時代の流れだ。 

 

 

・とはいえ、ワークライフバランスを重視しているうちは、副業でもやるか、その会社の業種がその時々の時代の波に乗ってラッキーパンチで収益を大きく上げるかでもしない限り、収入も大きくは伸ばせないことも確か。 

 

 

・この様な記事で最近の若手は仕事とプライベートの調和が遣り甲斐などより大切と一方で発信する。 

しかし一方で、超が付くホワイト企業に入社した新入社員の若手が、やり甲斐を求めて辞めていく。という記事を同じ出版社から発信する。 

何が言いたいの?笑 

矛盾って知ってる? 

傾向として統計学みたいなモノはあるでしょうね。 

確かに、遣り甲斐以前に「責任」というプレッシャーに大変弱い。けれど、それは40半ばの自分より歳上ですら今は無責任な戯けが社会に沢山出ている。 

世の中には違って当たり前の人が沢山いる。 

昔からプライベート重視の恩師もいた。 

昔から仕事一筋の自分の親父みたいな人もいた。 

組織がそれで回るなら良いとお互いに理解し合えば良いだけで、若いも年寄りも関係ない。 

出世したく無い及び出世欲だけの奴に出世させたって碌な事にならない。責任ある言動が出来て状況判断が良ければ勝手に出世する。 

出版社こそ大丈夫? 

 

 

 

・「ワークライフバランスを重視する若者」も中高年の働き方もその背景見るとそう流れていくのもわかるわけで、対立するものでもないと思う。 

 

ただ、ヤフコメのコメント見たらわかるけど、自分たちの働き方ばかり正当化して、他者を否定したがる傾向が強い。 

 

理解しないのは、結局他者の前にこういう俺の生き方は正しいんだ!!それ以外は認めない!というのが先にあり、その上で他者の生き方を見るから、そもそも理解する気がない。 

 

まぁ理解が必要なことなのかもわからないけど。 

 

 

・「簡単に人を増やしたり解雇したりできないから、忙しいときは残業してほしいし、転勤にも応じてほしい。定年まで雇えるようにするから、給料も生活できるレベルで納得してほしい」→これと出世させるのは関係なくね。頑張ったからといって出世させるなよ。 

あと、解雇はできないんだから、「そういった条件飲むから解雇しないでほしい」っていう返答はおかしい。飲もうが飲まなかろうが解雇なんて問題がなきゃ出来ないんだから、交換条件になってない。 

 

 

・出世をしたくない 

残業たくさんしたくない 

転勤はしたくない 

土日祝出勤したくない 

夜勤や準夜勤みたいな9〜17時でない勤務は嫌 

小さい子がいるから、保育園の送迎に合わせた勤務時間にしたい 

家族、特に子どもが体調不良の時は休みたい 

 

バブル末期就職のおっさんですが、20世紀は上の様な事を言うと「仕事を舐めるな」と思われただろう。 

しかし今後は、なるべく上の様な要望にも沿った勤務になっていくんじゃないかな? 

もちろん無理な業種も、たくさんあるだろうけど。 

 

人の割り振りを考える人は大変だな 

 

 

・出世してビジネスマンとしての成功は希望しない、それなりの給与を頂ければあとはプライべートを大切にしたい。わかるーうんわかるー。 

 

でもそれデフレ30年の価値観のどん詰まりなんだよね。公務員がいいみたいな。これからは一定以上の会社以外は常にインフレとの競争です。 

 

昭和の高度成長期だって庶民は物を買う事が楽だったわけじゃないです。 

むしろ物を買うのが楽だったのはデフレ末期のごく最近です。なにせちょっと我慢してれば値段が下がる世界ですからね。 

 

これからインフレ世界になった時に「ほどほど」で居られるのはどの程度の人たちでしょうね。 

 

 

・そもそも論として「何のために働いてるのか」って話よ。 

私は「生活のため(メシ食うため)」です。 

つまり「メシ食える分くらい稼げればそれ以上は何も不要」ってこと。 

 

メシが食えて、あとプラスアルファで充実したプライベートを送るくらいの給料があれば、滅私奉公なんかしたくないわなそりゃ。 

今の若者の考えのほうがよっぽど合理的。 

 

 

・おじさんたちだってバランス取りたいのよ、本当は。 

ただプライベートを犠牲にして稼げたからその名残が抜け出せないだけ。まぁおじさんたちもそんなに稼げてない世代増えてきたから、記事になるほど無理解でもないんじゃないかな。 

 

ワガママな若手も一定数はいるだろうし 

 

 

・給与の割に仕事がハード過ぎるのよ、今のマネージャーは。一気にキツい仕事が増えて、しかも在宅はほぼNGになり得る(マネージャーは出社が多いから)し、しかもマネジメント業務も無駄に多いし、部下との板挟みでストレス過多になるし。どう考えても寿命縮むよね。であれば1人の時間が多いプレーヤーの方が明らかにストレスも少ないし気楽だし、趣味に時間も使えて長生きだよ。女は昨今の優遇で高い給与なのに気楽な仕事でノンビリしてやがるけどね。 

 

 

・自身の健康に投資するという意味で、ワークライフバランス重視なんて当たり前だと思います。 

 

心身共に健康を保つ事でストレスによる散財や病気による医療費を削減出来、無駄な出費を減らせます。 

 

 

・コロナ前は海外出張飛び回ってました。年収800万ほどありますが、貢献度に対して貰ってないと感じる。  

またこれ以上頑張っても税金や社会保険料高くなるので無理しないようにしました。 

 

自分が納得するところまでは働いても良いが、会社や社会の奴隷にはなりたくない。 

 

今はほどほど満足出来る生活を送っている。 

 

 

・そもそも昇進したら実質賃金ダウンってケースもままあるから賃金形態から予めそれが判ってるなら若手から見れば昇進は単なる罰ゲームか罰ゲーム以下のナニカにしかならんわな。 

 

つまり、賃金形態か勤務内容を考えろと。根本的に安く使おうとして仕事内容と賃金が見合ってないから昇進避けられるんだよ。なのでこの問題で悪いのは会社の上の方と株主だな。 

 

 

 

・前から3割くらいは辞める。第2新卒とか言ってそういう人を採用する会社もあったけど。 

今は辞める理由は変わったのかな?そもそも前から理由は掴めていたのか? 

単に、人材不足になって慌てているだけだと解決しないよ。 

 

 

・いまは現在のOUTPUTに応じた賃金がないと、みんな働いてくれないね。若いときは低賃金で、年取ったら上乗せして払うっていうのは信用されない。途中で早期退職推奨されるのはお約束だし、将来も会社があるかすらわからない。 

 

 

・離職する若者のいくらかは、隣の芝が青く見えたり、ここではない何処かへ行きたいだけ、ということもあるかもしれませんね。 

本人たちも無自覚のうちに、リベラルっぽい考えがあふれた学校教育から出てきて会社に入ると、軍隊にでも入れられたように感じるのかも。 

それなのに、大きい会社になると、体制は軍隊(に感じる)でも、仕事内容は自分が歯車どころかネジの一本にでもなったかと思うほど、何のための仕事かわからないBullshit-jobばかり。ブラックなのは論外としてもね。 

リベラルって、本来、自分の意志の強い賢い人じゃないとやっていけないんだけど、外圧で量産された仮性リベラルの場合には、自分の芯もないわけで、待遇とか自分の心地よさしか物差しがないから、目移りしちゃう。 

そういう人で、BSJの仕事してる人(結構多いと思う)が、出世、つまりプレイングマネジャーなんて貧乏くじを望むわけはないよねー 

 

 

・まあ、今の就職活動のやり方なら、そうなるのは仕方ないかと。 

それに出世するメリットが上司を見て感じないなら、それで良いのでわ。 

会社が社員を大切にしないなら、まあその会社の未来は暗いと思うが。 

 

 

・そもそも滅私奉公は終身雇用、年功序列、高額な退職金の代わりに会社と交わした一種の奴隷契約だ。 

しかし転職することに抵抗がない若者はその3点セットなんて最初から期待していない。 

そもそも若者にとっては会社でその3点セットが機能していようがいまいが関係ないのだ。 

だから若者が従来の奴隷契約(滅私奉公)を拒否してワークライフバランスを求めるのは「人間として」当然と言えば当然だ。 

会社の言われるがままにホイホイ奴隷に成り下がった昭和のオッサンが「なんで最近の若者は人権が与えられるんだ!(奴隷の俺たちが惨めで)不公平ではないか!!」憤るのも当然と言えば当然だ。 

 

 

・ひょっとしたらランドセル背負ってる目の前のガキが将来自分の上席に立つかもしれないわけだ。出世を望まないなは自由だが、現実は厳しい結果になる。 

 

 

・日本型労働法規の限界がきているだけだと思う。 

保護することばかりやっていて競争力を伸ばすためのことは何もしてこなかった。 

 

 

・やりたい仕事とやれる仕事は違う。他人より楽してたらやりたい仕事は来なくなる。結局食べる為やれる仕事だけで、それも3Kだ。 

天才なんかおらず大概の人は努力してるぞ。 

 

 

・やめたいたらやめればいい。 

若い時は、地位もないし、判断力もない。 

好きか嫌いかで仕事を選ぶ。 

体力だけがあるんだから、若い時にがむしゃらなら働いて 

おかないと人生の土台はできないと思うけどね。 

 

 

・うちの年寄り連中も昼間ダラダラ、夜も大した仕事ないのにダラダラ生活残業。 

逆に若い子は定時ピッタリ退社(笑) 

そりゃ上のあんな連中を見てたら出世もしたくなくなるし、結婚もしたいと思わなくなるよ。 

 

 

 

・昇格したいです!と反射的に上司に言ってしまうが昇格したい理由が思い当たらない。 

給料が上がるから、以上であり 

あとはデメリットしかないと思われる 

 

 

・出世は望まないけど成長せず結果も出せないなら中年解雇で路頭に迷う未来しか無いのが注意ですね。 

 

 

・ワークライフバランスを重視することで消費する時間が確保され、経済回ると考えます。 

 

 

・出世を嫌がるでなく対人感受性が欠如してる若者だらけになり管理職には相応しくない人だらけになってますから、ゆとりから教育を間違えた日本 

 

 

・出世せずにワークライフバランス重視がいいと言っとけば、社内競走に負けて出世出来ない時の言い訳に使えて少しはプライドを守れるからね笑 

 

 

・仕事終わって、ジム行って、サウナ入って、飯食って、ゲームして、7時間睡眠して 

っていうルーティンが続くことに幸せを感じる。 

 

 

・大体、上司の姿をみて希望がもてなくなる。か成長しようとしない。か自身がない。かいずれは辞めようと考えている。 

 

 

・若い方々はもっと起業して自分が社長になればいいよ、社会も活性化するでしょう 

 

 

・出世といっても、実態は上司との人間関係だけで決まるだけなのでは。 

そもそも、まともな昇格って何でしょうか。。 

 

 

・最低限の生活費を得る為に働いているだけなので余計な負担がかかるのは嫌ですね。 

 

 

 

・独身の頃の出世と家庭を持ってからの出世は違うんだろうなと思う 

 

 

・出世出来る人材かは別問題だから、若者が望まないのも自由だ。 

 

 

・昇進しても面倒事が増えるだけで給料が割に合わないってのはある 

 

 

・希望しようがしまいが辞令が来ればそれまでなのでは。 

会社ってそういうものでしょ。 

 

 

・ワイ、中年だけど同い年はみんな今の会社で出世したく無いそうです。 

 

場所によりけり。 

 

 

・あと、若い子の方が同調圧力凄いから先に出世したら足の引っ張りで偉い目に合いますでっしゃろ?? 

 

 

・中高年は、ワークライフバランスを重要視していないのかね? 

 

 

・40くらいになれば気持ちも変わる 

 

 

・こんなこと20何年前から当たり前のこと。 

やめる理由言うわけないやん。 

 

 

・能力に見合った高い給料を与えて、使えない人間は解雇に出来る社会にすればおのずと解決するでしょ 

無能は働けなくなるけど、そこは生活保護にでも頼ってもらって 

 

 

 

・自分の思い込みを 

正論です キリッ 

する漫画にモナーもどきを使わないで欲しいものだ 

 

 

 

 
 

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