( 153798 ) 2024/03/28 12:27:29 0 00 Photo by Getty imeges
今年2月下旬ごろより、「大谷ハラスメント」などという言葉が囁かれるようになったという。これは連日の大谷報道にうんざりした人たちが作った言葉で、少々食傷気味の人も少なくないという。都内に住む会社員の茜さん(仮名・20代)は「興味ないのに、大谷を好きでいて当たり前という風潮に嫌気がさしています」と眉をひそめる。いったいどういうことだろうか――。
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一連の騒動について大谷は説明、記者らはその様子を見守っていた(Photo by Getty Images)
2月29日にMLBドジャースの大谷翔平投手(29歳)が結婚を発表した「大谷ロス」から始まり、通訳の水原一平氏(39歳)の「水原ショック」と連日、大谷関連の話題が世間を賑わせる。同時に、MLBのシーズンもスタートしたことから、スキャンダルに、試合に、メディアやSNSから大谷翔平の話題が消えない日はない。
ファンにとっては嬉しいやら、苦しいやら、様々な思いを抱きながら大谷の姿を見ているのだが、関係のない人たちにとっては「また大谷」と、少々食傷気味だとか。
「同じ境遇の友人らと『大谷被害者の会』を作ろうか、なんて話しています」 うんざりした表情で、ため息混じりにそう話すのは、都内在住の会社員・茜さん(仮名・20代)。
彼女が憂鬱となっている理由は「大谷翔平」を巡る連日の過熱報道だ。
かつてここまでニュースを席巻したアスリートがいただろうか。どのメディアも大谷翔平一色。結婚や通訳の解雇報道は仕方ないものの、犬を飼ったことまでがトップニュースで報じられる。このムードに辟易している人たちが出始めているのもまた事実なのだ。
そこから聞こえてきたのが「大谷ハラスメント」なる言葉だ。
大谷翔平が何かをしたわけではない。連日の報道や大谷ファンたちによる「大谷を好きでいて当たり前」という風潮に、興味がない人たちは嫌気が差しているという。
大谷にしてみれば、自分が関与していないところでそんなネガティブな言われ方をして、まったくもっていい迷惑だ。
「大谷ハラスメント、という単語自体は今年の2月下旬あたりから出始めるようになりました。そのころから偏向報道に対し、視聴者やネットユーザーらのうんざりムードが漂ってきたと思ったら、結婚に通訳の解雇、おまけに彼自身も今回の件で会見を開きました。またしばらく大谷トップニュースは続きそうですね」(テレビ関係者)
嫌なら見るな、と言うものの「大谷さんのニュースは嫌でも目に入ってくるレベルで巷に溢れている」と冒頭の茜さん。
ニュースに限らず、SNSでも大谷関連の投稿が滝のように流れてくる。トレンドに関連のワードが入るだけで茜さんはうんざりしているという。
「職場では挨拶代わりに大谷さんの話が出てきます。上司の会話の糸口が大谷さんしかないのか、というくらい。大谷さんが結婚したら『悔しいでしょう』と言われ、まったく悔しくもなんともないのですが、ロスみたいなことを言わないと納得してもらえない。大谷さんを悪く言ったら変な女扱いされるんです」
怒りが収まらない茜さん。友人の純夏さん(20代・仮名)も納得いかないことがあるという。後半記事『「私がブスなのと大谷翔平と何の関係があるのか」「恋人に冗談で『憧れるのをやめましょう』と言ったら激怒され」...「大谷ハラスメント」にあえぐ「女性たちの怒り」』ではさらに深堀していく。
週刊現代(講談社)
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