( 154083 )  2024/03/29 12:13:30  
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小中高生の自殺者数は高止まりしている 

 

2023年の1年間に自殺した人は全国で2万1837人で、前の年より減少したことがわかった。 

 

厚生労働省によると、全国で2023年に自殺した人は2万1837人で、2022年より44人減少した。男女別では、男性は116人増えて1万4862人で、女性は160人減って6975人。 

 

小中高生の自殺者数は513人で、514人で過去最多となった2022年に続き高い水準となっている。内訳は、小学生が13人、中学生が153人、高校生が347人。 

 

原因・動機で最も増加したのは経済・生活問題(484件増)となっていて、厚労省の担当者は「物価高が影響した可能性もある」と話している。 

 

悩みや不安を抱えて困っているときには、電話やSNSで相談する方法があります。 

「こころの健康相談統一ダイヤル」など複数の窓口があり、厚生労働省のホームページにも案内があります。一人で抱え込まず相談してみてください。 

「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556 

「いのちの電話」0570-783-556 (午前10時~午後10時) 

 

社会部 

 

 

 
 

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