( 155543 )  2024/04/02 14:38:44  
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静岡放送 

 

静岡県の川勝平太知事が4月1日、新規採用職員に対し行った訓示の中で、職業差別とも受け取れる発言をしました。川勝知事の物議を醸す発言は、これまでにも度々、県議会などで問題となっていてます。 

 

【写真を見る】「皆様方は知性の高い方たち」静岡県の川勝平太知事が再び物議を醸す発言「野菜を売ったり牛の世話をしたりと違って」新規採用職員の訓示で 

 

4月1日午後1時、県庁で行われた川勝知事の訓示は全部で20分あまりで、危機管理や心構えについて述べる中で、以下のような発言をしました。 

 

<静岡県 川勝平太知事> 

「皆さん優秀ですから、なかなかものが分かってくれない人がいるかもしれない。そういうときにですね、情理を尽くすってことが大切です。理屈ではですね、分かってても、あの腹にストンと落ちない場合があります。ですから、Heart to Heartで心からこうすると本当にいいというように言って差し上げると、ストンと落ちる場合がある。ですから情と理、情理を尽くして、自分が正しいと思う信念を貫くということが大切です」 

 

「はい。そしてですね、そのためにはですね、やっぱり勉強しなくちゃいけません。実は静岡県というのを県庁というのはですね、別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいは物を作ったりとかということと違ってですね、基本的にその皆様方は、頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要がありますね。それは磨き方はいろいろあります。知性を磨くということ」 

 

「それからですね、やっぱり感性も豊かにしなくちゃいけないと、体がしっかりしてないといけませんね。ですから文武芸、三道鼎立と、文武両道というのがあるでしょう。しかしですね、美しい絵を見たり、いい音楽を聞いたり、映画を見たり、演劇を見たりしたときにですね、感動する心というものがあると望ましい。ですから、自分の知性が、あの人は動かないなと思ってもですね、知性というのを大切にするということが大事ですね。そのためには勉強しなくちゃいけません」 

 

「それから体を鍛えると。しかし、スポーツが苦手な人もいらっしゃるでしょう。スポーツを楽しむことはできますね。見て楽しむことができます。まあ無芸大食の人もいるでしょう。しかし、芸術を愛することはできますから、文武芸、三道鼎立ということでですね、豊かな人間になっていただきたいと思います」 

 

静岡放送 

 

 

 
 

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