( 155923 )  2024/04/03 22:04:58  
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「ザ 豊海タワー マリン&スカイ」を含む豊海地区第一種市街地再開発事業の建設現場=2024年4月3日午後2時13分、東京都中央区豊海町、小寺陽一郎撮影 

 

 2027年の入居開始を目指し、東京都中央区の臨海部・豊海地区で建設が進められている総戸数2046戸のタワーマンション「ザ 豊海タワー マリン&スカイ」の販売活動が休止されたことが、三井不動産などへの取材でわかった。工事に使っているコンクリートの強度検査の結果、強度を詳しく調べる必要が出てきたためという。 

 

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 豊海タワーは、同社子会社の三井不動産レジデンシャルなど6社が組合員として参加する再開発組合が進める「豊海地区第一種市街地再開発事業」の中核になるタワーマンション。大手ゼネコンの清水建設が設計と施工を担当し、地上53階地下1階建て。2棟のタワー部分が住居となり、総戸数2046戸のうち1509戸が一般販売される予定。建物内には店舗や区民館、診療所なども入る。 

 

 昨年1月に着工し、現在は基礎部分の工事を終えて、1~2階の構造部分を工事している。ウェブサイトでは、竣工(しゅんこう)予定は26年11月下旬、マンションへの入居予定は27年6月としていた。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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