( 156078 ) 2024/04/04 12:42:24 0 00 photo by Getty images
---------- ダウンタウン・松本人志vs週刊文春の裁判がいよいよ始まった。3月28日に初公判が行われ、双方の主張が真っ向から対立。注目の裁判だけに、19しかない傍聴席の抽選には691人が並んだ。そのなかには「松本人志さん復活までの間は応援チャンネルとします!」と宣言して情報発信を続け、Xのフォロワーが1万1800以上に急増した競馬評論家・コヤチさんの姿も。どんな思いで足を運んだのか、話を聞いた。 ----------
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―なぜ大阪から傍聴のために上京されたのでしょうか。
純粋に行きたかったから、それだけです。松本さんが来ないのはわかっていましたから、見たかったとかそういうことではありません。何の役にも立たないのはわかっています。今後は非公開であったり、ウェブ会議であったり、個別であったりが考えられるので、行ける機会が限られてくると思います。だから可能な時は行きたいという気持ちです。
―傍聴にならんでみて、雰囲気はどうでしたか? 僕が今までずっと言い続けてきたことの一つとして、「テレビやネットでは松本さんを批判している人が多いが、現実で僕の周りに松本さんを批判している人を見たことがない」という点について、僕の周りが特殊なのか、関西だからダウンタンファンばかりなのかとも考えていたのですが、それは違いました。
東京地裁の前で並ぶ人たちを見て、松本さんファンと文春側の人とどれくらいの割合なのか気になっていたのですが、待っている間に聞こえてくる声やインタビューされている人の声を聞いていると、松本さんを応援されている人ばかりでした。もちろん僕が聞こえた範囲内での話ではありますが、松本さんに批判的な人はいませんでした。
1人で来ているのは僕くらいで、周りはみんな誰かと話していましたから、よく聞こえてくるんですよ。しかも熱狂的なファンというより、普通に応援している感じの人ばかりという印象でした。
―フジテレビの取材を受けられたそうですが、どんなことを答えられたのでしょうか。
おそらくですが、僕がコヤチだと気づかれずにただの傍聴希望者として取材されました。
取材をOKし、名前も「コヤチです」と名乗りました。そして、カメラに向かって「偏向報道がひどい。あれだけ批判しておいて、松本さんに有利となる証言が出てきたら一切報道しない」と述べました。
すると笑顔でインタビューをしてきたリポーターさんの顔色がめちゃくちゃ変わり、後ろから来た偉いさんらしき人に何かボソボソと言われ、去っていきました。これも想像ですが、名乗った時点で後ろにいた人は僕に気付いていたように思います。ワイドショー番組の批判をしてしまったので、おそらく使われないだろうと思いました。
ただ本当はまだ言いたいことがありました。フジテレビのワイドナショーで先週、フリーアナウンサーの豊崎由里絵さんが偏向報道について「何かの媒体が取材したものを裏が取れているとしている、基準として何かのメディアが取材したかどうかにつきる」というよくわからない言い訳をしていました。
もしこれがフジテレビの意見と同じであればですが、僕もこのように講談社の現代ビジネスからしっかりと取材を受けているので、報道しないのですか? 大手の出版社ですし、その記事はYahooニュース(雑誌)で1位にもなっていますよ。これが伝えたかったです。
コヤチさんは今回の裁判に関する各種報道をどう見たのか。後編『松本人志本人からフォローされた「競馬評論家」が分析! 「文春との裁判を報じた“ワイドショー”は印象操作がひどすぎる」』に続く…
週刊現代(講談社)
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