( 156901 )  2024/04/06 22:10:19  
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群馬県高崎市で上信電鉄の踏切で女児が電車にはねられて死亡した事故が発生した。

9歳の小学生が「第4種踏切」で電車と接触し、遮断機や警報機がない状況だった。

運転士は犬を追いかける子供に気づいてブレーキをかけたが、事故は避けられなかった。

約600人に影響が出た中、50人以上の乗客は無事だった。

国の運輸安全委員会が原因を調査する。

(要約)

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女児が電車にはねられた上信電鉄の踏切=群馬県高崎市吉井町小暮で2024年4月6日午後0時39分、日向梓撮影 

 

 6日午前8時50分ごろ、群馬県高崎市吉井町小暮の上信電鉄馬庭―西山名間にある天水踏切で、同市山名町の小学4年、渋沢姫星愛(きらら)さん(9)が下仁田発高崎行きの普通電車(2両編成)にはねられ、死亡した。県警高崎署によると、事故現場は遮断機と警報機がない「第4種踏切」だった。 

 

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 上信電鉄によると、運転士は渋沢さんが犬を走って追いかけて踏切に入ったのに気づいてブレーキをかけたが、間に合わなかったという。電車に乗っていた約50人にけがはなく、事故の影響で上下線8本を運休するなど約600人に影響が出た。国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官を派遣し詳しい事故原因を調べる。 

 

 踏切の近くに住む女性(27)は「この踏切は遮断機がなく、危ないので、子どもの頃は、どうしても渡らないといけないときは大人と一緒に渡っていた。本当にびっくりしている」と話した。【日向梓】 

 

 

 
 

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