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「仕事にやりがいを感じる」は5%で145カ国中最下位! なぜ日本の会社員はやる気を失ったのか

デイリー新潮 4/9(火) 11:06 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/469f72531008db0aea170caae2d1a037f1d5d448

 

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日本の企業戦士たちのやる気不足は、労働生産性が低いからではなく、経営者の姿勢が変わらなかったことが原因だと経済ジャーナリストの渋谷和宏氏が指摘しています。

労働生産性を向上させるためには、付加価値の高い商品を生み出すことが重要であり、社員のやる気が必要だと説明しています。

しかし、日本企業が縮み経営とコストカットに偏重し、成果主義賃金制度を導入するなど、経営方針が社員のやる気を奪い続けてきたことが問題だと述べています。

(要約)

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哀愁漂う企業戦士たち 

 

 新年度が始まった。心機一転、これまでのあれやこれやを忘れて仕事にまい進――と、割り切れないのはなぜだろうか。答えは明白。「やる気」が起きないからだ。では誰が、われらサラリーパーソンのモチベーションを奪ったのか。その答えも明白。経営者である。【渋谷和宏/経済ジャーナリスト】 

 

【写真を見る】日本企業と外国企業の“差”を象徴するヒット商品 

 

 *** 

 

 賃金を上げてほしいなら、君たち社員の労働生産性を上げてもらわないと困る。会社の業績が伸びないのは君たち社員の労働生産性が低いからだ。仕事の能率も上げずに給料を上げろなんて言う権利はない――。 

 

 日本経済低迷の時代である「失われた30年」の中で働いてきた企業の社員にとって、「労働生産性」は“悪魔のキーワード”といえるかもしれません。経営者にこの言葉を持ち出されると、ぐうの音も出ない。たしかに私たち社員がもっと一生懸命働いて会社に利益をもたらさないと、経営者だって賃金を上げられるわけがない……。 

 

 真面目で誠実な日本のサラリーパーソンの中には、こんなふうに自分を責める人たちが少なくないのではないでしょうか。 

 

 しかし、その考え方は誤っています。なぜなら、OECD(経済協力開発機構)加盟38カ国中30位と、日本の労働生産性が低いのは紛れもない事実ですが、それは社員のせいではないからです。 

 

 果たして、労働生産性を低めてしまっているのは一体誰なのか。それは、失われた30年の間に経営姿勢を変えようとしなかった経営者なのです。 

 

〈と、われらサラリーパーソンを勇気づけてくれるのは、経済ジャーナリストの渋谷和宏氏だ。 

 

「日経ビジネス」の副編集長や「日経ビジネスアソシエ」編集長などを歴任し、多くの企業や社員たちを取材してきた渋谷氏は、昨年11月、『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』(平凡社新書)を出版し、日本の企業体質の問題点を改めて浮き彫りにした。 

 

 先に、サラリーパーソンを勇気づけてくれると記したが、これは決して情緒に訴える話ではない。事実に基づいた指摘である。ひとつの簡単な数式の「読み解き方」がゆがめて伝えられてきたせいで、日本のサラリーパーソンは自責の念を抱え込まされてきたのだという。〉 

 

 

 ダイソンの羽根のない扇風機が売り出された時、私たちはその画期的なアイデアと洗練されたデザインに驚き、購買意欲をかき立てられました。一方、日本のメーカーは相変わらず旧態依然とした羽根付き扇風機を生産しています。自分の親世代、下手をしたら祖父母世代が使っていた扇風機と機能もデザインもほとんど変わらないのではないかと思えるほどです。実はこの扇風機の差にこそ、労働生産性の本当の意味を読み解く鍵が隠されています。 

 

「生産性」というと能率や手際の良し悪しをイメージしがちですが、経済指標としての「労働生産性」は厳密に定義されていて、数式で表すと次のようになります。 

 

「生産性=生産量あるいは付加価値÷投入した労働力」 

 

 分子の「生産量あるいは付加価値」の中で、「労働生産性」を把握する際により重要なのは「付加価値」です。分かりやすく大雑把に言うと、「付加価値」は売上高から原材料費などの諸経費を引いた粗利益に相当します。仮に6万円の商品で5000円の原材料費などがかかっていたとすると粗利益は5.5万円。これが「付加価値」です。 

 

 そして分母の「投入した労働力」とは、やはり大雑把に言えばその商品を作るために働いた労働者の数ですから、分子である粗利益5・5万円の商品を100人で作ったとしたら、1人あたりの労働生産性は「5.5万円÷100人=550円」となります。 

 

 これまで私たちは「分母」ばかりに意識を向けさせられてきました。働く人たちの能率が悪いから日本の労働生産性は低いのだと。 

 

 しかし、これはおかしな話です。なぜ「分子」に目を向けないのでしょうか。A社とB社がそれぞれ、同じ100人が関わってひとつの扇風機を作ったとして、A社の製品が6万円でB社の製品が1万円だった場合、原材料費に極端な差がなく同じ5000円であれば、前者の労働生産性は「550円」で後者は「50円」と11倍もの差が出てしまいます。 

 

 実際、私が調べた時点では、ダイソンの扇風機は6万円程度で売られていて、昔ながらの日本の扇風機は1万円前後で売られていました。つまり、労働生産性は分子である商品の価格(付加価値)によって大きく左右されるのです。ダイソンの扇風機を例にとると、付加価値をもたらしたものは画期的なアイデアであり、洗練されたデザインといえます。要は、いかに「独創性に富んだ魅力的な商品=付加価値が高くて高額で売れる商品」を生み出せるかが、労働生産性を決める大きな要因なのです。 

 

 それでは、どうすれば魅力的な商品を開発できるのでしょうか。意欲を持った社員がいなければ「良い商品を作って売ろう」という発想すら生まれてこないのは自明といえるでしょう。やる気がない社員ばかりで活気がない会社から、独創的なアイデアが出てくるわけがありません。つまり、社員たちが熱意を持って、ダイソンの扇風機のような付加価値が高く、良い商品を生み出すことができれば、日本の労働生産性は上がるはずなのです。果たして、日本の労働者たちのやる気はどうでしょうか。 

 

 

 世論調査や人材コンサルティングを手がける米ギャラップ社が、2017年に世界各国の企業を対象に従業員のエンゲージメント(仕事への熱意)に関する調査を実施しています。それによると、日本企業の「やる気のない社員」の割合は70%にも達し、一方、「熱意溢れる社員」は6%に過ぎず、調査した139カ国の中で132位でした。なお、米企業の熱意溢れる社員の割合は32%で、日本の5倍です。 

 

 さらに、同じギャラップ社が23年に発表した「グローバル職場環境調査」では、「仕事にやりがいを感じ、熱意を持って生き生きと働いている」人の割合はわずか5%で、調査した145カ国のうちイタリアと並んで最低でした。日本人の仕事に対するやる気は年々失われているといえるのです。 

 

 昔と今とで、日本企業で働く人たちの質が明らかに劣化したということがあり得るでしょうか。私にはそうは思えません。真面目で誠実に働く日本人の気質は昔も今もさほど変わっていないでしょう。ということは、ギャラップ社の調査が示すように日本の社員のやる気が失われているのは、社員たちの資質以外に大きな原因があると考えるべきなのです。では、何が原因なのか。その答えこそ、失われた30年にあります。 

 

 失われた30年の日本企業を象徴する体質とは何でしょうか。それはコストカット最優先の「縮み経営」です。バブルが崩壊し、さらに1997年の金融危機で日本経済は大きな打撃を受け、各企業は「三つの過剰」の削減にまい進します。「過剰労働力」「過剰設備」「過剰債務」をとにかく減らして危機を乗り切ろうとしたのです。そうした状況では「社員=コスト」と見なされ、節約や管理に長(た)けた小役人的なコストカッターが重宝されました。 

 

 このような縮み経営は、緊急避難的には致し方ない面があったと思います。しかし、一時の底を脱し、2002、03年頃から日本の景気は上向きました。結果論ではありますが、この時が縮み経営から脱するチャンスでした。ところが、多くの日本の企業はそのまま縮み経営を続けた。そうしている間に、08年にリーマンショックが起き、縮み経営から抜け出す機会を完全に失ってしまったのです。 

 

 

 社員をコストと見なし、前向きな設備投資も行われない職場環境で、社員がやる気を持てるはずがなく、独創性のある良い商品が生まれるわけもありません。そこで、少なくない日本企業は、「安さ=正義」だとしてある牛丼チェーン店のワンオペに象徴されるように、徹底的なコストカットによる「安さ勝負」に出ました。その結果、商品の値段はどんどん下がり、薄利多売で売り上げも伸びず、当然、賃金も上がらないというデフレスパイラルに陥ってしまったのです。 

 

 しかし、繰り返しになりますが、縮み経営から抜け出すチャンスがなかったわけではないのに、日本の企業は縮み経営を続けてしまった。その要因のひとつは、日本の大企業の社長の選ばれ方にあったと私は考えています。 

 

 私は「日経ビジネス」時代の1997年ごろ、「新社長登場」というコラムを担当していたのですが、大企業の新社長の決まり文句は以下のようなものでした。 

 

「前任の社長からご指名を受け、はじめは『私なんかが』と気後れしたものの、今の困難な状況を考えるとお引き受けさせていただくしかないかと……」 

 

 つまり、前任者に指名された新社長は、前任者の経営方針を否定するわけにはいかない。その前任者の経営方針、それこそが縮み経営だったのです。こうして、「縮み経営スパイラル」が断ち切られることなく、コストカットそのものが経営者の中で自己目的化していき、「社員=コスト」という考え方が蔓延(はびこ)って、社員のやる気は奪われ続けたのです。 

 

 もちろん社員のエンゲージメント、やる気を上げる要素は賃金だけではありませんが、賃金が大きなそのひとつであることは否定できません。働いても、働いても、賃金が上がらなければ、当然のことながら「独創的な良い商品を作り出そう!」というモチベーションは湧いてきません。失われた30年の間、賃金が上がっていた欧米や韓国と違い、日本の賃金がほとんど横ばいだったことは皆さんご存じの通りです。 

 

 そして、コストである人件費のカットの道具として“利用”されたのが、かつてもてはやされた「成果主義賃金制度」です。日本の企業の特徴であった終身雇用のもとでの年功序列賃金制度は悪平等ではないか。働いてもいないオジサンが高い賃金をもらって、能力のある若者が低賃金なのは理不尽である。そうした不満をすくい上げる形で、各自の成果に合わせて賃金を決める成果主義が多くの企業で導入されました。 

 

 しかし、そこには“わな”があったのです。実際に成果主義が導入されると、「特A」の飛びっきりの成果を上げた社員以外、すなわち大方の社員は「成果を上げられていない」と判断されて賃金が上がらなかったり、カットされたりしてしまったのです。 

 

 私はこれを「似非(えせ)成果主義賃金制度」と呼んでいます。成果主義の美名のもとで賃金を抑えられ、その上、不満を持ちながらも何とか頑張ることができるための“保険”のような制度であった終身雇用も崩れていった。このような環境で、やる気を出せというのは無理な話です。 

 

 

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(まとめ) 

日本の労働環境や経済状況について、多くの声が挙がっています。

主な要因として、給与の低さや上昇の停滞、税金や社会保険費の増加、労働環境の厳しさ、上司や経営者のやり方、日本独特の働き方や価値観が挙げられています。

労働者に対する評価や報酬が不十分であり、やる気を出すモチベーションが低下しているという意見が多く見られます。

また、社会全体の雰囲気や仕組みが変わらない限り、やりがいを感じることが難しいという声もあります。

給与や労働条件の改善、働き方の見直し、教育や風土の転換など、様々なアプローチが求められているようです。

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・お金だよ。賃金のために働いてるんだよ。生きるためにお金が必要。30年前は1馬力で家建てたり子どもたちを大学まで行かせたりできたけど、今は2馬力(共働き)が必要。それでも手取りは少ないかもしれない。物価上がって買う食品の中身は減る一方、税金や社会保険費は上がって手取りを貪り取られ。働いて働いて、お金巻き上げられて食糧減らされてる感じ。仕事のやる気と言うより、日本のこんな状態がつらい。労働時間搾取されて我慢の日々だもんなあ。 

 

 

・やりがいと生産性、どちらも重要なところ。 

しかし、結局この2点を大きく阻害しているのは、上部の人間だと思う。 

 

最近、問題になっている北海道の某政治家なんかは厳密には関係のない自治体の幹部を年間数十回東京にいる自分ところに事業説明に来させていた。 

当たり前だがそんなものオンラインでも十分できていることだろうし、何十回もというのは自分を軽く扱うなよ、なにかやるには自分を通して出ないとダメだからなという圧力や影響力の誇示のためだろう。 

 

こんなことのために、自治体職、幹部の貴重な時間、労力を割かせている。 

さらに恫喝めいた言動もあったそうだから、やりがいなんてあるはずもない。 

 

これで現場の人間に生産性が低いから、給料が・・・なんて言われたらたまったもんじゃない。 

 

 

・SEをしていた時、バグゼロで納入が目標とされていました。 

確かにバグが無いのは良い事ですが、運用すれば色々問題が発生するのは必然。 

むしろバグが見つかってからの対処について準備が必要だと思うのですが、運用が開始されると要員のほとんどは別プロジェクトに移ってしまい、残された人員で地獄を見た事が何度もあります。 

また発注側はマイルールを残そうと様々な変更を求めてくるため、ロジックが複雑化し担当者以外がプログラムを見ても理由不明のプログラムがあったり。 

システム導入で社内のビジネスフローを見直せばいいのに、本当にそれが必要なのか、業務量に見合った成果を産むのか、ではなくてほんの少しの満足度を上げるために追加負担が発生していると感じたものです。 

日本人の真面目さを逆手に取ったやり甲斐搾取が横行していますね。 

 

 

・アメリカに20年とドイツに3年住んで働いていたが、これは凄くよく分かる。 

日本人は勤勉で真面目で実際よく働くが。。 

いや日本人を貶すのではなくて、アメリカ人やドイツ人を褒めた方がいいかな。 

多分アメリカなどを知らない日本人が想像するアメリカ人は、あの不真面目でよくサボる姿を想像するだろう。 

そちらの世界もあるのだろうが、ある一定レベルの職場におけるアメリカ人達は、目の輝きから始まって、実際の仕事の動きや直向きな勤勉さや新たな自分への投資やプラベートでの充実した過ごし方などなどが、はっきり言って日本人とは段違いかな。 

結局日本人を悪く言ってしまっているが。。 

何なんだろう。。 

日本人って、俺も含めて、何か自主的ではないよね。 

逆に言うと、そういう積極的な日本人は「日本人っぽくない」と良い意味でも悪い意味でも評される。 

結局日本人って、封建時代のご奉公の精神のまま変わってないのかもね。 

 

 

・賃上げイコールやる気でしょう。そうでない人はごく少数だと思います。日本人のやる気が最低なのは、日本人だけ給料が上がらないどころか下がっているからです。株価がどんどん上がって内部留保がどんどん溜まっているということは、社員への給料分がそちらに回されているということに他なりません。政治と固く結びついた大企業が日本経済を支配しているので、やる気に満ちた優秀な人もやる気に満ちた優秀な中小企業も、大企業の傘下に入って役人のようにふるまうしかなくなっているのだと思います。 

 

 

・割と単純構造なんじゃないかと個人的には思っていますけれども。 

経済成長が実感でき、自分の仕事が形になっている実感を目で見て肌で感じてという事が沢山出来た昔とは違い、今となっては様々な分野で新たな成長というものは少なくなり、殆どの仕事に先人が居て、その業種も既に頭打ちで高水準を維持する事が仕事になっているようなものが沢山あると思います。 

 

人が成長を実感できるのは、出来なかった事が出来たり、高い目標が達成できた時です。現代はそれらが仕事の中で実感できる場面が極端に減り、既にあるものは高い質を求められ、それを達成しても更なる高品質を求められ、一向に終わる事のない無限の仕事が続くだけになっている気がします。そんな仕事ではやりがいなんて感じられる場面は来ませんよね。 

 

仕事内容とは別のベクトルで言えば、感謝の言葉を貰えるかどうかじゃないでしょうか。ありがとうの一言は大きなやりがいを感じられますし。 

 

 

・頑張って会社や社会に尽くしても手ごたえがないし末端の自分にはそれほど還元されない。 

職場の人間関係が希薄化してるから「周囲の期待に応えたい」みたいなモチベーションもない。 

共働きや独身が増えて「家族の生活を支える」みたいな別ベクトルのやりがいも得にくい。 

ネットやサブスクのおかげで豊かじゃなくてもそこそこ楽しんで生活できる。 

 

 

・日本は「人に仕事を付ける」から、やりがいも無いでしょう。 

それは国主導で、それらしい理由をつけて法律を作り、そして、国に報告させるようにし、仕事をあえて増やすのです。 

そこに、生産性も効率も無く、「無駄な仕事を増やして、雇用を増やす」ことが目的です。 

生産性や効率だけを追求させれば、民間は極限まで人を減らし、利益を上げようとする。 

そうなれば日本国民は労働にあり付けず、路頭に迷い、失業率が上がります。 

そうならないように、国は非効率な仕事を民間企業に与えて、それを実行するために労働者を雇わざるを得ない状況にしたいのです。 

そんな生産性も効率もみじんもない仕事をやらされたら、やりがいなんて全くないでしょう? 

この仕事、意味ある?みたいな仕事で溢れているんですよ。 

日本式の人に仕事を付ける・・・とはこの事です。 

いや、これは良い面もあるんです、仕事が出来ない人も就職できるんですからね。 

 

 

・仕事にやりがいを感じるには、その仕事の中に自分の居場所、充実感、成果に見合った報酬が必要です。 

今の日本の多くの職場にはそれらが揃っていません。 

とは言え、それらの条件が全て揃うには相応のキャリアがいります。 

雇用の流動化は職業の選択を広める反面、そのキャリアを培う前に辞めてしまうというデメリットもあるので仕事にやりがいを持てるまで行きつける人は当然減りますね。 

 

 

・産業構造の転換に失敗したのが原因だろう。日本の経済成長を支えたのは、レベルの高い労働者による勤勉さである。学校教育や会社での給与系統など、すべてがそれに最適化していた。しかし、そうした高度成長期はとうの昔に終わったにもかかわらず、そのシステムがあまりに優れていたため、日本はより創造性が求められる社会への転換に完全に立ち遅れた。もちろん、構造転換が必要という問題意識は多くの人に共有されていたものの、肝心の意思決定をする人たちの頭が高度成長期のものだったために、「改革」は欧米と日本の悪いところを組み合わせたような、粗悪な模倣に終わってしまった。身分の不安定な非正規雇用の増加は、その最たるものだろう。政治家や大企業の経営者の年齢を見ると、未だに古い時代のエリートや、彼らから薫陶を受けたような人たちが多い。彼らが第一線から退場するまで、会社員がやりがいを感じる社会は実現しないのではないか。 

 

 

 

・「労働生産性」といっても 

立場によって意味が変わってくる 

 

労働者の立場であれば 

単位時間当たりのアウトプットの「量や質」のこと 

 

経営者の立場であれば 

単位時間当たりのアウトプットの「もたらす利益」のこと 

 

様々な理由を付けて手数を増やしておいて 

労働生産性が低いと現場を責める経営者 

 

付加価値を付けてより高い価格で売ることを諦めて 

結果として薄利多売に走っている経営者 

 

これら経営者が労働者に責任転嫁し、賃金を抑制 

つまり搾取している 

 

そういった企業が多いから 

そりゃ労働者のやる気もどんどん下がる 

 

特に氷河期世代は 

そもそも買い手市場の就職事情により買いたたかれ 

さらに入社後も若いころは終身雇用制度のため賃金を抑制され 

中堅になったころに似非成果主義や役職定年制が導入され 

 

これでやる気が出る方が不思議 

 

といえば、統計を無視した自己責任論を振りかざす連中が湧いてくるのだろうが… 

 

 

・なんか違う気がします。 

経営者や企業がどんなに頑張ったってやる気の無い社員はやらないんです。 

仕組みを変えようとシステムを組もうと関係ないんです。新しい環境で手を抜く方法を一生懸命考えているんです。 

正社員はクビにされにくいんです。そうなると最低限の給料をもらってあとは自分の時間とやらに費やしたいのが本音なんです。 

だから正社員になることだけを目的地として頑張るんです。 

 

同じ職場、同じ環境、同年代のやる気のある人と無い人の動き方を見たら分かります。 

 

やる気のある人は、無い人の何倍も時間を掛けます。何倍も人に分からない事を尋ねます。何倍もtry&errorを繰り返します。 

 

同じ境遇で同じ指示を受けても人によって結果は歴然としています。 

 

もし誰かのせいにするなら...甘やかしてきた人達と無責任な働き方改革かな。 

 

 

・昔からずっと日本の会社員は奴隷に近い扱いを受けてきた。 

人手不足になってきた昨今やっとウェルビーイングが意識され始め、人権が認められるようになってきたが、まだまだ潜在的に会社員=奴隷というイメージは根強い。 

24時間働けますか?なんて言ってた昔はバリバリ仕事をすることが幸せだという集団催眠にかけられていたから、まだ奴隷労働にやりがいを感じる人間もそれなりにいただろう。 

しかし個人の幸せを考えるようになってきた今となっては集団催眠も解けて、奴隷労働なんかに幸せを見出せないとみんなわかり始めてきたんだろう。 

今後は奴隷労働のイメージを払拭しない限りは仕事にやりがいを感じる人間は増えてこないだろうね。 

 

 

・やる気を失ったのは、日本が豊かな国になった結果 

 

物価高など言われるけど、であれば給料を上げることを意識するかと言えば努力してまで上げたいと思う人が減った。残業などもやりたがらない。それなら自分の自由時間をくださいという人が増えた。出世にも興味ない 

 

お金がなくても身の丈にあった生活ができればいいという人が増えた 

 

これは未婚や少子化にも関係している。やる気がある社員って基本家族持ちが多いと思う。何故なら会社のためでなく、家族のために給料を上げる必要があるから 

 

だからやる気がないのは独身者だ彼らが悪いと言いたいわけでなく、賃金を上げる目的がない人が増え現状維持でやりくり出来る人が増えたということ。例えば、マッチョの人が辛い筋トレをする理由は理想の身体を手に入れるためである。 

 

この理由や目的が「会社の商品を売りたいから」という理由だと繋がらない。それで自分を満たすのは難しいから。 

 

 

・平成に入って、昭和時代の遺産で食ってるサラリーマン社長しかいなくなったからだと思う。 

サラリーマン社長ふくめ経営層自身が自分自身で仕事を創り出していないので、その従業員が面白いわけない。経営者が面白い会社は従業員もやりがいは感じているはず。あとは、日本人気質の象徴の同調圧力がサラリーマンのなかで最も際立つからではないか。最大公約数の生き方しかできなくなるので、やりがいなど感じるわけない。平成から令和で1番わかりやすいのは、リクルートスーツ、30年まえはまだ、男だと紺色や青、グレーなど種類を選択できたが、いまは黒一色。葬儀かとおもうほど気持ち悪い。 

 

 

・無茶な仕事のハードルを押し付けられ、無理ですといっても聞き入れられず、なんとか達成させるために、残業したり昼休みも返上して頑張ってようやくクリアしても、「ほらできるやないか。次からも頼むで」とさらにノルマを上げられる。しかも給料が大して上がるわけでもない。 

 

そりゃやりがいもやる気もなくすし、日々の業務でもうくたくたで自己啓発やキャリアアップの勉強なんてできるはずがない。 

 

 

・そりゃ、同じ50歳の所得平均が、25年前と比べ200万弱減った(氷河期世代が減らされた)。25年前と比べ、消費税や社会保障費(医療、介護、年金)の増税にさらされたのに、どうしてやる気が出るのだろうか?氷河期のある意味、生真面目な性質(団塊世代やZ世代と比べ、自己主張しない)で、黙々と自己責任として日々過ごしている層が今、現役の中心だから保っているのだろうと思う。ただあと10年もしないうちに氷河期を最後に突き落とすこと(役職定年やアラフィフ早期退職推奨など)を企業はし始めるだろうから、その後の日本がどうなるか?想像できない。その頃はZ世代もアラフォーに差し掛かっていて、現役の中心になり始めている。もう若い者扱いはされない、使い倒される中年になる。その時、Z世代は何と言うのだろうか? 

 

 

・会社経営には、数値化されない資産があって、 

従業員のやりがいもこの一つ。 

何故なら、仕事の意義を知る人は次への発想ができるから。 

言われた事をするだけではなく、 

自分で考えて価値を創造できる人材がほしいなら、 

従業員のやりがいは生産性の必須条件です。 

 

で、以前ヤフコメで、やりがいを重視する、と書いたら、 

「やりがい搾取だ、それより給料上げろ」 

と書かれました。 

でも、違いますよね、 

賃金を上げるには生産性を上げないといけません。 

それを論じる際に「それより」では 

話が循環関数になってしまいます。 

つまりそれくらい、やりがいを 

福利厚生程度にしか見ていない人がいるからだと思います。 

そして、記事にある似非成果主義は 

それこそ体の良い搾取の口実ですね。 

 

趣味と違って仕事って、 

どこかで誰かがそれを買っているもの。 

つまり、何かに役に立っています。 

それを感じられる環境を大切にしたいですね。 

 

 

・今まで頑張って労働生産性を上げても給与は上げてこなかったじゃない。今さら労働生産性が上がらないから給与は上げれないと言われてもね、騙されないよ。生産性が上がって余った時間は自己のスキルアップに使ってますよ。 

労働生産性が上がった証拠? 

ペーパーレス、ウェブ会議、ローコード開発、クラウド化などなどいくらでも上げれるけどね。給与は20年前と同水準なのはなぜでしょうかね。 

 

 

・根本、上司になった人により生産性は一気に変わりますからね 

新人は特に、最初に出会う上司ですべてが決まりますから 

そこから部署が変わろうと、頭悪い上司になれば毎日嫌だし、類は友を呼ぶから同僚にも似たようなの来るしね 

仕事でなく、人間の方でやりがい出ないんですよ 

 

 

 

・頑張っても給料が上がらないからでは? 

頑張っても頑張らなくても給料が同じならやらないさ。 

あと保守的な考えの人が多い。 

業務改善しようとすると色々と理由を付けてやりたがらない。 

以前小池百合子都知事が言っていたけど、何かをやろうとする時「○○だから無理」とか「××だから止めた方が」とか言う。 

そうじゃなくて「○○すれば行けます」とか「区切って段階的にやりましょう」とか肯定的な意見は皆無と言っていた。 

だから日本で世界に誇れるものは車くらいになったんだと思う。 

 

 

・大学行っていい会社に就職が目標で勉学に励んでんだもの好きな「仕事」に就いてるわけでないので仕方ないことでは無いか。5%が転職とは言わないけど 

望みの職業につけてるって事かな。収入にやりがいを感じるって人もいるだろうけど長くは続かないかと。 

 

 

・記事の中の「似非成果主義」は本当にそうだと思う。 

特A社員以外は能力が無い、もしくはやる気が無いとみなされる。 

経営者に賃上げしない良い材料を与えてる。 

加えて派遣社員という存在が居るから、淡々と実務をこなすだけで会社の売上に大きく貢献できないなら派遣でもやっておけ、と言われる。 

勝ち組負け組という言葉が出てきたあたりから、少数の勝ち組と多数の負け組に分類され、普通に平凡に暮らしたいなんて呑気な事言っている人はいつの間に負け組にカテゴライズされている。 

 

 

・言われないと待遇を改善しない会社がほとんどですよね。 

労働者評価の仕組みもお飾りばかりで、価値生産性を測ることもせず、問題が起こってからやっと対処し始める…てなことを何十年もやってきたのだから、そらやる気とか消え失せますわな… 

ダラダラ残業したほうが手取り増えるような仕組みは大げさでなく一刻も早く何とかしないと、海外の企業に淘汰されると思います。 

 

 

・分子としてダイソンの扇風機を挙げているけれど、 

新奇性の高い高額帯の商品で、どれだけ需要があるかは分かりません。 

日本でダイソン並みに新しい扇風機を作れたのはバルミューダくらいですが、その他大勢の家電メーカーだって、日本に多い中小企業と比べればまだ大手で一流と言えるでしょう。 

 

日本人のやる気が無くなったのは、給料も上がらず、ワークライフバランスも取れず、結果として少子化に陥ってますます社会が縮退していることでしょう。 

簡単にできることはゾンビ企業や中小企業の統廃合により、休みを取りやすく、かつ役員報酬をもらうだけで仕事をしない経営陣から取り上げた給与で豊かになることでしょう。 

まずは金銭と時間の分配で夢を見せてくれなければ、働く意欲は湧きません。 

 

 

・経営者も管理者も「そんな奇抜なもの、高価なものが売れるわけはない」といって新たなモノを作らず、付加価値も付けず、これまで通りのモノしか作ってこなかったのが失敗。日本で新たなことにチャレンジする人は少なくなった。 

 

 

・やる気出してタスクどんどんこなしても 

次々と仕事回されるだけですからね。 

それが給与に反映されればよいが、そうでもないし。 

 

仕事こなして早く帰るより、 

だらだらやって残業してる人のほうが給与上とかね。 

それなら頑張らず程々でいいや。になってもおかしくない。 

 

仮に給与に反映されても累計課税で 

え?これだけしか増えてないの?とかザラですしね。 

 

必要以上に頑張らなくなった。 

 

 

・給料が安くて上がらない、上がっても諸税金等が高くて上がった気がしない、時代錯誤な上司とのコミュニケーションが苦手で嫌気が差す、ネット社会になって若者が海外の企業に憧れを抱き海外就職者が増え優秀な人材が確保できない………色々あるが、結局は意識の変化により、日本の企業に魅力を感じなくなったからじゃないでしょうか。 

 

 

・失われた20年〜30年、少子高齢化、人手不足、賃金上がらず、増税、幸福度低いとかそりゃ毎日のようにそんな記事を見れば、仕事にというよりは日本人として生きていく事にやりがいを感じなくなるわ。 

反日メディアが日本人を落とし入れる手法にまんまとはめられていることに気づいている人はいるのかな。昔のほうが豊か?とか言うけど、俺はそんなことないね。子どもの時は貧乏は明らか貧乏だった。 

生活保護受給者が住んでるような家はたくさんあったし、経済的に大学進学を諦めた人も多かった。今ではどうかな?スマホもゲームもある。子どもの数は少ないのに進学塾に通塾している子供は過去最高。誰でも海外旅行できる位の蓄えはあるよ。大型連休どこも混んでんじゃん。どこが貧乏ですかね。子供生まれる前から家も買えてるし。生活の質は確実あがってますよ。ロシア、ウクライナ、北朝鮮とか紛争してる国の子供を思えば日本人で良かったですけどね。 

 

 

・環境や人のせいにして、自らの日常で小さなイノベーションですらを起こそうとする人間が少なくなっただけだろ。仕事とプライベートは切り離すとか、労基法が定めている有給休暇が消化し辛いような企業はブラックだとかいっている奴は結局何かのせいにして、かってにやる気をそいで成長の機会を自ら逃している。今後、国の経済を背負っていけるとは到底思えないな。成功している人間は休みだろうが、昼夜問わず自分のキャリアアップの為に時間を費やして投資しているしな。そもそも、こんな記事に感化されてる様ではお先真っ暗ということだ。 

 

 

 

・賃金の問題だけではない。国が国民から搾取する税金負担が大きすぎるよ。 

なんでもかんでも「税金」だから、やる気も失せるでしょ。 

そんなんだから働かないで生活保護の方が得だとかいう人間も出てくる。 

増税案なら誰でもできるんだから、減税案を打ち出してくれるの議員はいないのかね? 

まあ、そんな事したら議員の報酬が減るから絶対にやらないよな。 

 

 

・いやーそんなの考えなくても分かるけど敢えて言うなら金ですね。 

出力を150%の仕事をしても60%で仕事しても給料がまぁ変わらないなら言わずもがな、頑張って出し抜いて無職になるリスクでも背負えば何割かの人間は稼げる人になるでしょう、でもそれは凡人な大多数の我々には当てはまらないし、それを聞かされてもやる気になるやつは居ないでしょう 

今の環境であればダラダラやって最低限のノルマはクリアするだけでもう十分ですよ 

 

 

・今の時代は日系でルールに縛られ手取り少なく不安定、公共サービスも薄くなる一方でプライベートは子育てなくても介護、それがなければ長時間労働。 

プライベートがあるなら歯車として仕事しろ、ただし創造性を発揮する出る杭にはなるなが日系の文化で、これを是正しないままで実質賃金下がっていると本当に生きるためにしか仕事しないことになる。 

やる気を出そうという方が無理でしょうよ…。 

 

 

・そもそも子供の頃から、 

「親や教師の言うことを聞きなさい(=問答無用で言われた通りにしなさい)」だの、 

学校でも規律や校則を守らせること"ばかり"させてきたのが諸悪の根源。 

 

もちろん無秩序に言われたことに反抗したり、ルールを無視して良いって意味ではありません。 

しかし、「何故その作業やルールが必要なのか」という目的の動機付けや意見の出し合いが殆ど無く、子供の統制を取ることありきの指導とするわけです。 

それで落ちこぼれたり、疑問や異を唱えると袋叩きにされる上、「絆」「団結」「心を一つに」という名の同調圧力で、マイノリティや多様性を許さない。 

 

そうやって、右へ倣うことしかできずに育てられた大人が多数なので、イノベーションも起こせずに社員をコストとみなして社会が縮小していくのは当たり前。 

 

こういう結果になるのは、一億総日本人が子供の頃に受けさせられた学校教育のせい。 

 

 

・教育を間違った世代が今、社会に出て権利を主張し、それを社会が聞き入れた結果このつまらない世の中になったと重ってます。 

 

昔は土曜休みなど無かったし残業も出なかったけど何故か燃えまくってたな。時代の熱みたいのに押されてたのかもね。 

 

 

・やりがいってのは目に見えるものが与えられないと生まれないよ。 

30年賃金上がってないとか言われるような国でどうやったらモチベーションを上げられるのか逆に聞きたい。 

少しも怠けず目の前のことを真面目にやり続けてきたことを正当に評価されないどころか、おまえらの生産性がどうこう自己責任がどうこう言われたらもうムリだよ。 

自分の財布をふくらますことしか考えずに怠け続けてきたのは誰なんだよ。 

 

 

・少し前にsnsで釣り人の籠から魚を抜き取ってる絵とともに、これが労働者と経営者の関係ですって投稿しているのを見たけど、本来魚を釣るのが労働者なら釣竿を貸したり、漁法を教えたら編み出しりするのが経営者のはずなんだけどね。最近の企業は何故か釣竿の改善や漁法の発明も労働者側に求めようとしてる気がする。 

 

 

・それは献金企業やパー券企業が既得権益や利権を獲得したり、公金中抜きで甘い汁チューチューしてばかりいるからでしょ。 

あとビッグモーターのような労働搾取をしたり不法行為をするブラック企業が野放しになり、ホワイト企業が駆逐されているのも問題だ。 

当然自由競争にならず、ベンチャーも育たず、イノベーションも起こらない、消費者は国内企業に満足できない、感謝されない。 

日本のリーマンがやる気なくすのは必然でしょう。 

 

 

・下で働く人が多少ダメでも助け合ってなんとかなる。でも上がダメだと本当に何もかも進まないからダメになる。日本は上に立つ人間が間違ってる。上の人間は現場が働きやすいよう調整するのが役割なのに「俺の言うことをきけ!」でみんなやる気をなくす。未来なし。 

 

 

・義務(労働)ん果たさず権力だけ振りかざす人も増えた。自分は仕事が出来ていると思い込んだ人に多く、周りから見たら1人前に仕事が出来ていない評価が多い。やる気も必要だが、ネットで訳分からず知識を獲て、企業の足を引っ張る人も多いのが現実 

 

 

 

・私が最初に就職した会社は 

近頃じゃCMまで流し、世間からはそれなりの待遇の会社だと思われているけど、 

本人に賃金が低い。昔より良くなったとは聞いたけど、微々たるもの。 

社員に還元したくない創業者と2代目。 

 

 

・日本の労働は平たく言えば信賞必罰というものがない。 

どれだけノルマを達しようが大した報酬はなく、立場が上がれば責任だけが無尽蔵に膨らみ、ひとたびミスを犯せば罰だけは問答無用で与えられる。 

言うなればほぼ罰ゲームだけが隣り合わせなんだよ。 

裏返せば頑張らなくてもそのポジションに居続ければ安定して給料貰えるので出世もしたくないしそこそこのパフォーマンスでやり過ごす人間が増えるというわけだ。 

そんな構造のものにやりがいや向上心を持つ人間なんてごく一部の奇特な人間だけだよ。 

 

 

・世の中の仕事ってそんなにクリエイティブではないのよ。 

 

そんな中でもやりがいを見つけていく事が必要。 

 

それなのに独立起業や転職などを称賛し雇われる事をダメな事のように言う。 

 

殆どの労働者が雇われでありクリエイティブではない仕事をしている事実からすればそんな社会の風潮では心折れてやる気を無くす。 

 

 

・>賃金を上げてほしいなら、君たち社員の労働生産性を上げてもらわないと困る。会社の業績が伸びないのは君たち社員の労働生産性が低いからだ。仕事の能率も上げずに給料を上げろなんて言う権利はない――。 

 

 

小難しく説明をし過ぎ 

 

生産量と生産性の違いを簡単に説明すると 

日本は生産量を上げて人件費を経費と考えコストカットをした 

 

1日1の仕事だったのを2こなせば倍の利益の筈が横ばいか値下げさせた 

此により生産量は増えて生産性が悪く成った 

同じ人が日本と欧米で働くと欧米は日本の倍の最低賃金だとする、此だけで生産性は倍に成る 

社員の賃金を上げると市場が大きく成る 

日本は人件費をもコストと考え 国内市場をも縮小させた結果です 

賃金は上がらず同じ賃金ならやる気が出ないのは当たり前です 

 

 

・単年度予算の弊害とバブル崩壊、リーマンショックの後、日本人の性格もあいまってリスクを取らない体質が染みついたせいじゃないですかね? 

ダイソンの扇風機を日本の会社で提案したら、「開発費は?」「売り上げ見込みは?」とか言われてつぶされるの間違いなし。羽の扇風機なら売り上げ見込みはある程度たつので後は安く作れるかどうかだけ。 

借金してもばくちを打てるベンチャー精神を作らないとだめですね。 

銀行と使えないほど金をため込んでる超富裕層が。 

 

 

・これはイメージだけど、海外は結果出した分お金がもらえる、でも社会的補償が薄いから結果出さないと守られない。 

日本は結果を出しても大きくは反映されない、でも社会的補償は手厚い。それは結果を出してない人にも補償が手厚いから仕方がない・・・みたいな感じでイコールやりがいに繋がらない。 

 

 

・はあ? 

働く人、働きたい人の意欲を奪って、権利を奪って、そこから収奪された利益を付け替えて海外の資本家に旨味を吸い尽くされてきたからだろ。 

時間で労働生産性を測って出したら、こんなに見えない強制労働時間を奪われてる日本が下位に位置するのは当然です。 

派遣法やってみ、労働者の権利なんてないから 

この隠れ蓑サービス労働を取り締まって、働く人は働いただけ賃金を貰う体制にして、全てのコストを消費者に押し付けてやっと海外の物価と同様の結果になるだろね。 

働かされてる、自分の今の社会的地位立場が奪われるから、仕方なく長時間労働をさせられている、嫌なら辞めろですか 

そりゃ税金作って天下って特快支配してる人は、やりがい感じるだろうね 

 

 

・成果主義はほんと酷かったなぁ。 

成果上げても昇給なんて微々たるもので、大多数の人は人件費削減の的になったんじゃないかな。 

結果として社員間で無用の分断を生み、本来の力を失った企業は少なくないだろう。 

人事評価制度がお粗末過ぎたということに尽きる。 

そしてこれを決定していのは経営者サイド。 

その後の職務制度も盛大に滑ってたしね。 

結局、経営者が労働者の人件費を削減する事しか考えてないって労働者も分かってるからやる気なんて出るわけないんだよね。 

んで、今度はジョブ型、グレード制でしょ? 

歴史は繰り返すんだね。 

 

 

・終身雇用下ではダラダラやるのが従業員にとって最も効率的だからね。給料は年功序列で勝手に上がるし、仕事しなかったからといって下がることはない。 

米国では仕事しない奴できない奴は即クビだよ。その方が熱意あふれる社員ばかりになって、生産性も給料も遥かに高いというのは面白いね。 

日本も解雇規制を廃止すべきだろうね。 

 

 

・単純な話、経営者が従業員を【労働力】としか見ていない体質が原因だろ。 

従業員は実績を出せばほんの少しの賞与等への反映がされ、おまけに「お前実績取れるやん、じゃあ来月以降のノルマ上げるからな」って目標がどんどん釣り上げられる始末。 

誰もがやる気なんか出さずほどほどの実績を目指すわな。それか見切りをつけて転職する。 

昭和の頃はまだ従業員を家族のように(それこそ松下幸之助のような)想える経営者が多くいたらしいが今の企業は自己中心的な経営者ばかり。人件費を削っていく流れを作った竹中平蔵と小泉純一郎の罪はでかいよ。 

 

 

 

・たまに超絶やる気ある人いるよね。 

「報酬が欲しいならまず成果を出せ」 

みたいな。 

きっと環境に恵まれてるんだろうね。 

大した報酬も貰えないのに、やる気なんて出ないし、 

諸先輩方を見ても大して貰ってないような中で、 

どこからやる気を持ってくるのか。 

「今期は良かったが、悪い時も通常通り出す為に賞与は平年通りで」 

「今期は良くなかったので、賞与は無しで」 

とか、悪い時も出す話では?? 

なぜか周りの2倍くらい仕事押し付けられるのに、 

昇給5%。え?昇給100%ではなくて? 

毎年新たな目標を立てさせられて成長を求めるのに、昇給は月1000円。 

みたいな事の積み重ねで、 

成果を上げたら報酬が増えるっていう空気がない職場多いと思うよ。 

 

そんな中やりがいを感じろって、 

安い受注料で無理難題を押し付けてくるメーカーと大して変わらん。 

 

 

・年功序列が馬鹿を沢山生み出している 

有利な立場になった者が高給取りになり、自ら稼ぐ能力も無いくせ居座り続け甘い蜜を吸い続けている 

こういった上層部が思考停止状態になり生産性が損なわれ薄給社員が増えていく 

 

改善にはレイオフの導入が必要かと思われる 

危機感がない負社員の撲滅の為にも 

 

 

・契約後に様々な要求、クオリティを上げろと言ってくるのに契約のまき直しには一切応じない。 

材料費が上がっているのに、一括料金だからと下請けに負担させるのが 

今のトレンドだからね。 

 

 

・子供の頃から会社員を夢見てる人なんていない。 

みんな大谷のような有名スポーツ選手になりたいんだけどどこかで夢を諦めて仕方なく会社員をする羽目になる。 

やる気のある会社員がいたら逆に怖いわ。 

 

 

・結局、自分で責任を取る仕事ができないからではないでしょうか?狭い会社の世界しかわからなくて、自分の会社が1番で他の助言も受け入れない。まぁ、首になるより上司の言う事をきいていたら首になる事はないからなぁ。 

 

 

・長らく上場企業数社にいましたが、どこもトップダウンで目標を張り付け、やり方まで縛り付け、目標未達成なら怒鳴りつけ、達成しても給料は増えない。ちょっとミスすればすぐに怒鳴りペナルティを課すのに、仕事ができない上司のお気に入りしか出世しない。これで誰がやりがい感じます? 

今の日本は大企業が下請けの中小企業から搾取して儲けているに過ぎず、完全に国際競争力を失っています。このままでは日本沈没ですよ。まずは経団連会長を変えたほうがいいと思いますけどね。 

 

 

・生産性って言葉のせいで、効率化効率化。 

付加価値上げるって方向性にならない。 

 

効率化をはかるのは最初は良いんだよ。 

でも、あまりそればかりを追及し過ぎて、担当者が不正しないといけないまで追い込まれるとか愚の骨頂。 

効率化しろって言われ続けると、そのうち自分のやっている仕事って必要ないって言われている気がしてくる。やりがいはなくなる。 

 

評価制度は成果出したら今まで以上の報酬って言っているけど、無理なレベルに設定されているから皆もう諦めている。 

全体で見たらお金減らしているのも気づいている。 

 

閉塞感しか感じないのは辞める動機になる。 

同業者もきっと同じだから、別の業界含めて伸びる分野に行く。 

これから伸びる会社は今は大変なことは覚悟しないと。 

 

実績なくて、サプライヤーから、本当に商売になるのかと疑われる。客がお金払えるのか不安だからきつく当たるのは当たり前。 

でも、やりがいはある。 

 

 

・全く違う 

 

土俵が変わって、その土俵では相撲を取っても勝てなくなっただけ 

元々は白人+日本人が世界を牛耳っていた、G7とも言う 

 

地球規模で経済のパイを広げたい日米は積極的に経済協力、技術供与を 

やっていた 

もちろん、援助して勝ち組になれる目論見があったから 

と、同時にIT技術が2000年を境に大きく飛躍し、その競争で 

米は生き残り、台湾、韓国、そして遅れて中国は躍進する 

逆に日本は衰退した 

理由は簡単でハンドメイドは不要となり、変化スピードが速くなる 

そんな世界では、日本の規制や慣習やマインドが不向きだったから 

お得意のハンドメイドによる品質管理もIT管理に置き換わる 

日本の強みって何?状態w 

 

グローバル化とは世界規模での格差均衡を意味し、前時代で勝ち組だった日本から見ると生活レベルが中央値に近づき下がる 

なので、それが国内での偏差値が高い人は嫌なので 

国内では格差が拡大してるんですよ 

 

 

・金増えない、税金ばかり上がる 

そもそも、何のために仕事をしているかさえ怪しい。 

夢や希望なんかどの仕事についても持てないだろ。 

仕事にやりがいなんか必要なのか。 

仕事をする事に、達成感や悦びを感じる必要があるのか。 

金のためだけに仕事をしているだけで、金さえあれば中身などたいして興味もない。 

更には金さえあれば仕事などする事に意味を見出せない。 

 

そんな感じなんじゃないのかね。 

 

 

・賃金を大して上げず労働分配率を下げて、役員報酬、株主配当、内部留保を激増させている。 

派遣会社が力をつけて、従業員の多い大企業にリストラ指南を仕掛けている。 

こんな状況だから一般労働者はやっていられないだろう。 

 

 

 

・まさにおっしゃる通り。縮み経営とは言い得て妙。何か新たなアイデアを出しても、まずは、それが利益を生むかばかりが先に立ち、チャレンジすることをしない。だから新たな商品が生まれない。 

まさに経営者、あるいはその下の管理職の責任大だね。 

 

 

・会社に尽くしても大した給料も貰えず家庭も崩壊してたら、なんのために働いてるのか分からなくなる 

そんなことならもう残業もしません、最低限の給料でいいです、あとは副業や投資で稼ぎます 

という状況でしょ 

ある意味健全だと思う、皆でサービス残業やブラック企業なんてボイコットすればいい 

 

 

・「やりがい」とか「やる気」なんてのは、 

とどのつまり根源にあるのは、 

みんなが嫌いな精神論・根性論なんだよね。 

それを否定して、 

コスパやタイパというように、 

無駄を省くことに重きをおくのが正義、 

みたいになっちゃってんだもん。 

そりゃ熱気なんて生まれるわけがない。 

 

 

・それと、同調圧力というか人材の同質性。 

コミュニケーション能力に多少難があっても、ぶっ飛んだアイデアや思考を持った人間をうまく使って来たのが諸外国。 

 

 

・会社のために馬車馬のように働いても、自身に返ってくる旨みがほとんどない会社が多いからじゃないですかね。 

 

それだったら適度に適当にが1番いいってなりますね。 

 

 

・最近は人材難と聞きますが、友人が明らかに質が低いと言ってましたね。やる気がないというより、働く姿勢すらなっていない。 

若い人が、ミスは誰でもしますと平然と言うと聞いたけど、この間上司も同じ事を嘆いていた。 

そんな事自慢げに言う事が、恥ずかしい事とも知らないってさ。 

 

 

・もともと年功序列の文化があるなかで、長く働く人が増え、組織がいつになっても活性化しない うちも業種は言えないが OB天国。現役が延々とOBから使われて、新しいチャレンジができず、疲弊していく 

 

 

・昔から言われているけど、日本は恥の文化でしょ、要は体裁保てれば仕事の中身なんてなんでもいいわけで。 

そして、やりがいを感じない仕事や社会を望んだのは日本人そのものでしょ。 

アメリカ人でも中国人でもロシア人でもない。日本人そのもの。 

お互い首を締め合っていたらこんなことになちゃったってだけの話だよ。 

 

 

・別にやりがいとか無理に頑張らなくても、日本の会社はよっぽどじゃないと正社員は解雇されないからね。仕事は趣味で遊ぶための小遣い稼ぎくらいにしか思ってないです。 

 

 

・チャレンジしないで保守的な企業が増えたからだな 

若くても優秀な人材はどんどん企業戦略に参加させていくべき 

古臭い昭和の頭脳は補助的で、あまり価値は無いので、人手不足での為に雇えばいい 

 

 

 

・世界幸せランキングと同じで求めてる「やりがい」のレベルが高い 

という側面もあると思う。 

 

アメリカ人がやりがいを感じながらやっている仕事を 

「こんなんでやりがい感じてるの?マジで?」って言ってる人もいたから。 

 

 

・経営者が労働者に責任押付けたら終わりだよ 

経営者が具体的なビジョンを示して 

社員のモチベーションを上げる 

言うは易しだが 

つまる所はそんな感じじゃないですかね 

 

 

・パワハラ 

給料安い 

休み少ない 

 

それらの全部またはどれか 

 

最近でこそ、新人を中心に一定数の企業で改革傾向があるのかもしれないけれども、長年それで腐ってしまった会社員は多いでしょう、、、 

 

 

・会社(上司)や国(納税)に利用されてるだけだから、そりゃ失くなるでしょ。承認欲求は言葉だけで満たせるもんじゃありません。 

充分な給与と休日が、何より承認欲求を満たしてくれる。それが会社に大事にされてるって事だから。 

 

 

・男性も女性もなく競争させられ、男性は負けたら非正規に転落する以外道は 

なく、勝っても少しも褒められず、恨みを買うかハラスメントで嵌められる 

恐怖に怯えなければならないからさ。 

 

 

・氷河期世代のやりがい搾取がずっと続き、給料は増えない上のポストは能力値論外の高齢者がいつまでもしがみついて離れないから上に行きたくても行けない。若いのが集まって事業を興して軌道に乗ってきたら関係ない年上が横からしゃしゃり出て成果を奪う盗む。 

どうやったら仕事にやりがいが感じられるのか? 

 

 

・やる気ある人がいろいろやりすぎて、余計な仕事を増やしてしまうことがあるので、仕事は必ずしもやる気があればいいというものでもない。 

 

 

・やりがい搾取と中抜きの国だもんどんだけ頑張ったところでどうなるわけでもないし。 

そんなことを思うと生きてる意味がわからなくなる。別に産まれたくて産まれたわけじゃないのに。 

 

 

・とにかくシモジモは奴隷扱いなんですよ。どこへ行っても。 

時給なので一分単位でカウントしてる場合、少しでも早く帰れ、サボるなと。 

サボってないのに監視される。 

組織になっているのでやはり一番上の人の考え方次第ですね。 

現在に至っても昭和のおじいさん的な人が上にのさばってる限り変われない。 

要するに長生きし過ぎ。 

入れ替わりがないから。 

政治と一緒ね。 

 

 

・他国では、ダラダラした社員はすぐ解雇され、欧米中韓の平均勤続年数は5年。 日本は成果を上げても上げなくても給与格差は小さく首にならないため平均勤続年数は15年。 日本的雇用の敗北でしょう。 

 

 

 

・鶏が先か卵が先か、と同じですね 

30年給料が上がらなきゃモチベーションなんて上がるわけがないし、上げる気も失せて当然、結果労働生産性も上がるわけがない! 

 

 

・円の価値下がってるのに給料横ばいだから、結果的に安く働かされてるんだよね。なのに税金は増えてくっていう。国が労働者のやる気を削ぐのに必死っていうのも凄い国。どこぞの国に身売りでもさせたいのか? 

 

 

・給料以上に働かされるからなんじゃ 

ないですか。 

しかも、社会復帰できないくらいまで 

メンタルをズタズタにされる。 

今や、人間使い捨て時代であり、 

名ばかりコンプライアンスですもんね。 

 

 

・実力主義が建前の企業が増えたのが原因では? 

いくら頑張っても…どうせ評価が並なら…程々に働いてって考える人が増えるのは必然。 

 

 

・やる気ある人は起業するなり、ベンチャー組織に入るなりしてる。 

レガシーな大企業は一部の優秀かつ奉公心に溢れるドMな人が寄生するしがみつき社員を養う、衰退社会の縮図と化している。 

 

 

・トップダウンで改善などを口に出そうものなら抑えつけられ、やりがいに満ちて何かをしようとも出来ない環境だからでしょうね。自分で起業するしかないんですよね。 

 

 

・会社の問題は基本として、あれだけ税金で奪われれば使えるお金に制限入るんだもん。 

 

とりあえずこれだけ入ればいいって人すら少ないから、やる気なんて起きねえさ。 

 

 

・会社の為に動いてもそれが評価されないから。それが甘えだとか何とか言って更に追い詰めればやる気なんか出るはずがない。 

 

 

・給料上がんないだから、やる気でないでしょ、普通のことでしょ。 

やっと大企業が少し動き出したけで、対象者はほんの一握り。 

 

 

・頑張っても賃金上がらないし、働けば働くほど税金でなくなるし、その税金を無駄遣いばかりされてたらそら誰も頑張ろうと思わんよ。 

 

 

 

 
 

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