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国民保守主義も「意識高い系」も自由を滅ぼす 表面的には対立する理念が実は通じ合う逆説

東洋経済オンライン 4/9(火) 11:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/ffeccedac925c094d0fd178861ea810d38fc09c1

 

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国民保守主義と「意識高い系資本主義」は、本質的に通じ合っている。

国民保守主義は国家主権を重視し、多元主義や多文化共生を否定し、権威主義を志向している。

一方、「意識高い系資本主義」は進歩的で、経済格差や環境問題など社会的課題に取り組む姿勢を示す。

しかし、それでも両者は自由民主主義を否定し、富豪層や多国籍企業の少数支配に近づいている。

いずれにせよ、自由民主主義の再生には疑問符がつけられる状況である。

(要約)

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国民保守主義と「意識高い系資本主義」は、本質において見事に通じ合っています(写真:cba/PIXTA) 

 

近年「WOKE」という言葉がよく使われている。「WAKE=目を覚ます」という動詞から派生したこの言葉は「社会正義」を実践しようとする人びとの合言葉になっている。 

『WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』著者のカール・ローズ教授は、企業が社会問題に取り組むことそのものが本音レベルで利益に直結する現代資本主義の構造と問題点を描いている。私たちはこの状況をいかに読み解くべきか。 

 

近著『新自由主義と脱成長をもうやめる』著者の一人、佐藤健志氏が分析する。 

 

■世界が直面するジレンマ 

 

 グローバリズムには弊害が多い。 

 

 さりとてナショナリズムに徹するには、地球規模の問題が多すぎる。 

 

 現在の世界が直面するジレンマは、このようにまとめられます。 

 

 そんな中、二つの注目すべき理念が台頭している。 

 

 一つは「国民保守主義(National Conservatism)」、もう一つは「意識高い系資本主義(Woke Capitalism)」です。 

 

 国民保守主義は、名前のとおり保守性を強調するもので、逆に「意識高い系資本主義」はリベラリズムを掲げる。 

 

 むろん前者はナショナリズム志向で、後者はグローバリズム志向。 

 

 言い換えれば、二つの理念は対立する関係にあるのですが……。 

 

 なんと、お立ち会い。 

 

 国民保守主義と「意識高い系資本主義」は、本質において見事に通じ合っているのです!  

 

 どうして、そうなるのか?  

 

 国民保守主義から見てゆきましょう。 

 

■多数派の意向に合わせた権威主義 

 

 イギリスの週刊紙「エコノミスト」は最近、国民保守主義について次のような趣旨の論評を掲載しました。 

 

 いわく。 

 

 国民保守主義は国家による統制を重視し、「意識高い系」を否定する保守主義であり、国家主権を個人より尊重する。 

 

 レーガンやサッチャーのような1980年代の保守主義者と異なり、彼らは「大きな政府」にたいして懐疑的な姿勢を取らない。国民保守主義者は、巨大なグローバリズム勢力が人々を追い詰めていると見なしており、それを救えるのは国家だけだと構える。 

 

 

 市場経済はエリートによって不当に支配されており、移民などとんでもない。政治的多元主義はロクなものではなく、わけても多文化共生は論外だ。国民保守主義がとくに執着するのが、「意識高い系」の発想とグローバリズムに毒されていると見なした組織や制度を解体することである(「国民保守主義の危険性」、2024年2月17日号。拙訳、以下同じ)。 

 

 多元主義を嫌い、国家主権を個人より尊重するのですから、国民保守主義は必然的に「社会の多数派の意向」(より正確には、国民保守主義者が「多数派の意向」と見なすもの)に合わせた権威主義をめざす。 

 

けれども中野剛志さんたちとの共著『新自由主義と脱成長をもうやめる』(東洋経済新報社、2024年)で指摘したとおり、自由民主主義が機能する条件は、さまざまな中間団体を通じて多元的な利害調整が行われること。 

 

 つまり国民保守主義は、自由民主主義を否定する性格を持ちます。 

 

 しかも少数派に属する人々の意向は抑圧して構わないとくるのですから、ナショナリズムを志向しようと、実際には国民統合を解体しかねない。 

 

 看板に偽りありと言うか、自滅的と言うか。 

 

 「国家保守主義」としたほうが適切かもしれませんが、何にせよ、これで経世済民が達成できるとは信じられません。 

 

 ならば国民保守主義が反発してやまない「意識高い系」は、自由を守り、経世済民に貢献する理念なのか?  

 

 それが違うのです。 

 

 とくに曲者なのが「意識高い系資本主義」。 

 

 次はこの点を見ることにしましょう。 

 

■正しさに酔ったあげくの独善 

 

 そもそも「意識高い系」とは何か?  

 

これを理解するうえで役立つのが、組織論の専門家カール・ローズの著書『WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』(東洋経済新報社、2023年)です。 

 

 「意識高い系」の原語「woke」は、目覚めているという意味。 

 

 「進んだ考えを持っていること」、ないし「社会的な問題の存在について自覚的であること」を指します。 

 

 もともとはアメリカの黒人の間で使われた一種の隠語でしたが、1960年代、変革の気運が社会的に高まるのと前後して、より広範な層に浸透してゆく。 

 

 今や人種問題はもとより、同性婚、ジェンダーの平等、経済格差、気候変動、動物の権利といったさまざまな事柄について、進歩的、つまりリベラルな考えを持つことが「woke」と呼ばれるようになりました。 

 

 

 ただし同時に、言葉のニュアンスも変わってくる。 

 

 「広い視野を持ち、しっかりと物事を考える」という肯定的なものから、「偽善的なキレイゴトをしたり顔で並べ立てる」という否定的なものへと移行していったのです。 

 

 日本語の「意識高い系」など、2010年代に使われ出したこともあって、はじめから「本当には意識が高いわけではない」という揶揄の意味合いを帯びていました。 

 

 これもまた無理からぬことでしょう。 

 

 「意識高い系」が掲げる問題意識は、少なくともタテマエとしては否定しづらいものばかり。 

 

 裏を返せば、自分の正しさに酔いやすくなる。 

 

 「オレたちの高邁な理想に賛同しないヤツはバカ」という独善に陥るのです。 

 

 口でこそ「多文化共生」を唱えたがるものの、実際には意見の違う者を認めるつもりがなかったりするんですな。 

 

 ところが近年では、民間企業、なかんずく多国籍企業が、社会問題について「意識高い系」の姿勢をアピールする傾向が強い。 

 

 これがつまり「意識高い系資本主義」ながら、当該の傾向、昔ながらの「企業の社会的責任」論とは異なります。 

 

■富豪たちは「世界の少数支配」をめざす 

 

 「企業の社会的責任」論が前提としたのは大きな政府。 

 

 必要に応じて、企業活動にも制約を加えかねない存在です。 

 

 経済のグローバル化はさほど進んでおらず、「世界には国家レベルでは解決できない問題が山積している」という発想も顕著ではなかった。 

 

 ゆえに企業は活動を規制されないためにも、営利追求一辺倒ではなく、公共の福祉や、文化などの分野に利益を還元することで、政府による経世済民の達成を手助けすべきだというのが「社会的責任」論。 

 

 ひきかえ、「意識高い系資本主義」が前提とするのは小さな政府。 

 

 企業活動を規制するどころか、多国籍企業に迎合しかねない存在です。 

 

 経済はすっかりグローバル化、国家レベルでは解決できない問題が多々あるのも常識。 

 

 だから企業が政府に代わって、意識高く進歩的な姿勢を取ることにより、経世済民の担い手にならねばならない!  

 

 こういう発想なのですよ。 

 

 投資運用会社ブラックロックのCEOで、大富豪でもあるラリー・フィンクなど、2019年、投資先各社のCEOにこう呼びかけました。 

 

 

 「根本的な経済の変化と、永続的解決策を提供できない政府の失敗によって社会は動揺しており、官民を問わず、企業が差し迫った社会的・経済的課題に取り組むことを、社会は一層期待するようになっています。(中略)世界はあなた方のリーダーシップを必要としています」(『WOKE CAPITALISM』134ページ) 

 

 莫大な富を持つ自分たちが率先して、世の中を「良い方向」に導こうという次第。 

 

 これの行き着く先は、富豪による(実質的な)世界政府の構築です。 

 

 大企業は多国籍化して久しいんですから。 

 

 けれどもカール・ローズが指摘するとおり、ここで言う「良い方向」とは「富豪層にとって都合の良い方向」のこと。 

 

 しかも「意識高い系」なので、自分たちの高邁な使命感に賛同しないヤツはバカということになる。 

 

 こちらは「スーパーリッチの意向に合わせた少数支配」をめざしているのです。 

 

 となると、「意識高い系資本主義」によって経世済民が達成されるとも信じがたい。 

 

■自由民主主義は再生できるか 

 

 「意識高い系」の主張は、しばしば少数派の権利の擁護と結びつく。 

 

 おまけにグローバリズム志向が強いのですから、ナショナリズムと「多数派の意思」にこだわる国民保守主義が、「意識高い系資本主義」を目の敵にするのも当たり前でしょう。 

 

 だが国民保守主義は権威主義をめざし、「意識高い系資本主義」は少数支配をめざす。 

 

 「社会の多数派(とされるもの)の意向」を絶対視するか、「意識高く進歩的な富豪層(とされるもの)の意向」を絶対視するかの違いがあるだけで、あとはほとんど変わりません。 

 

 先に紹介した「エコノミスト」の記事も、ずばりこう述べました。 

 

 「自由を否定する左派と、同じく自由を否定する右派は不倶戴天の敵に見えるものの、『意識高い系』の是非をめぐって激突することで、互いに塩を送り合っているのだ」 

 

 同じ穴のムジナというわけですが、ここでやりとりされる「塩」とは何か。 

 

 お分かりですね。 

 

 自由民主主義の否定です。 

 

 より具体的には「国民規模で多元的な利害調整を続けてゆけば、経世済民の達成・維持はもとより、地球規模の問題への効果的な対処も可能となる」という発想の否定。 

 

 

( 157887 )  2024/04/09 15:34:34  
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(まとめ) 

この記事には、極端な意見や偏った論調についての指摘が多く含まれており、極端な左右の対立だけでなく、中道やバランスの重要性についても言及されています。

日本では中道を尊ぶ風潮があり、両極に行くほどに発想が近似する事が指摘されています。

一部の人々が意識高い系や原理主義に傾倒しやすく、それが民主主義や自由社会の阻害要因になる可能性も指摘されています。

また、国民の主権者意識や個人の自由を尊重する視点も見られます。

過度なポリコレや意見の押し付けが自由や民主主義を損なう危険性も述べられています。

トランプ氏のように両極を併せ持つ人物も言及されていますが、そのような人物に孔子の中庸を示すことの難しさも指摘されています。

( 157889 )  2024/04/09 15:34:34  
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・この記事のように両極がエリート主義的なところで結びつくだけでなく、一般の市民を置き去りにして極端に走るから、バランスが大事とか、中道とか、当たり前の保守とか、市民の連帯とか、新しい資本主義とかの概念が、そこに出現して、両極からエクストリームセンターとか言われるぐらいになってきているわけだよ。 

 

ここに理念の核となるような軸ができると、面白くなるのだけれども、なかなかね。 

 

 

・これに限らず「左右の対立概念のように見えるが、上下では一致してその方向に突き進む」ものは少なくないように感じる。例えば日本のメディアとネットの意見は反目しているように見えるが、それとはまったく別に「コンピュータの前が主戦場」とする考えを肥大化させ、第一次産業第二次産業に意識を向かわせない方向に突き進ませている。 

 

 

・何故これらの理論が日本人に今ひとつピンとこないかと言うと日本では正しい道は「中道」にあるとされてきているがため 

悪く言えば玉虫色なのだが、結局善悪二元論よろしく“どちらか”という方がおかしいだろうと思える 

が一方で極端な意見もないと中間が見えなくなる、が何れにせよ両極に行けば行くほど発想の元が近似していくものだろう 

 

 

・昔から、票の為の、大衆迎合主義的な政治的枠組みを作る新語はいろいろ作られてきたが、意識高い系を批判のまとにするのは、これからの、大衆の意識に対する批判になりかねない。批判の内容はいいとしても、ラベリングのセンスが問われる。 

 

 

・私の見たところ、日本人は縛ったり縛られたりするのが好きなんです。だから国民保守とか社会主義とかにも共感しちゃう。それで戦前は、ヒトラーとかスターリンに簡単に騙されてしまったという訳です。 

そうなったのは、日本では家父長制の伝統が強すぎるからだと思います。家庭では親に従い、学校では先生に従い、会社では上司に従えと教え込まれる。特攻隊も過労死も何とか教団も、根っこは同根で自己犠牲の精神です。 

私はそういうのは全部やめようと思うわけです。 

縄文時代を見てください。家族や結婚もなく、みんな好きな人と好きなように暮らし、食べ物は森や海でふんだんに取れたので不自由しませんでした。そういう自由社会が一番なのです。 

そしてこれからAIやロボットが労働生産の主軸となる時代が来ます。人々はそれらに労働を任せ、自分たちの本当にしたい事に専念できるようになります。そうした自由社会へ向けたシフトを加速するのです。 

 

 

・新自由主義は民主主義を重視していない 

経済理論から出て来たので、資本家との対立を考えない 

フリードマンは極限まで政府を小さく、税金を安くする 

経済だけで世界を動かそうとしていた 

民主主義的な福祉などは無駄と考える 

保守のような国の奴隷になるのと似てる 

民主主義を守るには、本当の意識高い教育が必要 

北欧化する制度、国が必要 

福祉を中心にした、金持ちに税率が非常に高い制度が 

民主主義制度、大半の労働者は貧しいので 

金持ちから取るしかない 

 

 

・実際の所、一部の活動家や理論家を除いては、大方の人たちは、もっと真ん中あたりの立場だと思うけどね。 

日本人の平均的なところも、つまるところ、国民国家や日本のナショナリティを否定しなくとも、(善良な)移民や障害者、マイノリティの権利にも決して否定的な訳じゃない、どちらかと言えば大規模な福祉への財政出動を続ける政府の姿勢にも肯定的だしね。 

アメリカの話になると、ビリオネアもホームレスも沢山いる、あの国の瘴気にやられて、立場が極端に2極化するのかも知れないけど。 

俺は保守的な人間だから、救われない人間が居るのは政府の無策だ、とビリオネアが言う事自体が疑問に感じるね。そう言うなら、彼らがガッツリ徴税されて、福祉や教育の質を高めてやれば良いだろうに。 

自身の差別を中産階級に押し付け、高尚な倫理的を叫んでもカネは出さず、差別の是正をを訴えながら貧民を搾取するんだから、アメリカ社会の病巣ってもんだわな。 

 

 

・民主主義は集団が小さいほどうまく機能する 

主権者が自分の重みを自覚しやすいから 

 

そういう意味で、個人から遠いところで決まった〇〇スタンダードみたいなものに飲み込まれるのは、それがお仕着せであればあるほど、長期的には民主主義の力を損なう方向に行くと思う 

 

 

・被害者意識や他責思考を煽るような社会問題や人の不幸を拡散する人が大金稼ぐ 

自腹切って苦労して社会問題の解決や不幸な人間の支援しても金にならない所かもっと自腹を切らされる 

職に貴賤はないそうなので金にならない人助けって価値のない行為になってしまいましたね 

 

 

・何とも長文な上に読みにくくて辟易するな。 

世の中の大半の人は右でも左でも意識高いでも低いでもない、保守でもリベラルでもない、いわゆる「中道」を目指しており、立憲民主主義という枠組みの中で左右に振れてるだけの話でしかない。 

それをまぁいろいろレッテル貼って互いに文句の言い合いをしてるだけでしょう。 

ただ、今の世の中は行き過ぎたグローバリズムや多元主義、環境論者によって言論の自由が窮屈になって来ている状態ではある。 

「変わらない物」と「変わる物」の区別がつかなくなってる感じかな。 

極左は堅物で保守的な団体と化してるし、極右はその反動的な行動を極左の老人共が脅威に思ってる現れとしての表現でしかないんだよな。 

 

 

 

・>国民規模で多元的な利害調整を続けてゆけば、経世済民の達成・維持はもとより、地球規模の問題への効果的な対処も可能となる 

 

確かにこれが理想なのだが、多元的な利害調整を続けるだけの余裕が既になくなりつつある。そのため、分かりやすく即席で効果が期待できそうな権威主義やエリート主義に魅かれるのも理解はできる(望ましくはないけど) 

 

 

・自分以外の誰かに働きかけるんだから、意識高くて当たり前だろうに… 

 

常に自分と他人を同列に扱えばグローバリズムに至るもの 

 

自分が属さないグループにだったら無茶しても良い訳じゃない 

「男にだったら」、「女にだったら」、「外国人にだったら」、「金持ちにだったら」何をしても良い訳じゃない 

 

今見てるスマートフォンだって、自然権の自己所有からくる財産権があるから、正しく自分の所有物と主張出来るんだよ 

 

 

・素晴らしい論考。 

でも、ボクらB層は、白か黒かの二者択一が好きで、それを決めるのも、こんな立派な理屈ではなく、好きか嫌いかの感情論。 

あるいは、損か得かの損得勘定。 

ボクらを理屈で説得するのは、難しいのですよ。 

敢えて言えば、カネの権威に味方した方がイケてるか、国家の権威に縋った方が気分がイイか、だけの差異ですね。 

 

 

・極右、極左も実は同じように支配者となれば国民を拘束するでしょう。 

意識高い系と思ってる時点で、選民思想ですし。 

極端な右派左派は工程こそ違えど求めるものは同じようなもの。 

だからこそ中道が平和と安定にだけているのです。 

 

 

・多少、論理が飛躍してる感なきにしもあらずだが、ともかく過剰なポリコレはよろしくない。日本じゃ「ふてほど」が流行ったが、去年だったか、黒人女優がアリエルを演じた「人魚姫」が話題になった。その映画自体は全然かまわないのだが、「俺はやっぱり金髪碧眼のアリエルの方がしっくりくるな」という感想に対して、「それは間違った考え方です」とか言われてしまう社会は勘弁してほしい。 

 

 

・別に立ち会わせなくても昔から極右と極左って実際の行動はだいたい同じじゃん、かっこいい理念とはべつにして。 

 

でも、中道だと受けないし、やってても面白くないしなー 

 

 

・とにかく自由である事が最優先。国がやる事は最小限にして、自由に生きられる事を最優先して欲しい。その分個人の責任は大きくなるけどね。 

 

 

・孔子「君子は中庸し、小人は中庸に反す」 

東洋のみならず古典的な西洋の政治論でも「中庸」が出てくるから面白い。 

古代に既に原理主義が失敗する仕組みは理解されていた。 

 

 

・左も右もいていいけど、なんでか日本の左翼というかリベラルと呼ばれる人達は外患誘致者ばっかだから、サヨクとかパヨクとか呼ばれるんだよな 

他国は右も左も考え方は違えど、自国を思っての考え方なのに 

 

 

・第3の道(記事中で言う自由民主主義の復権)という難しい方向よりは、国民保守政党を選んで失敗、グローバリズム推進政党を選んで失敗、という政権交代をひたすら繰り返しつつ(よりたちの悪い)独裁的カリスマの降臨を待ち続けるのが関の山かと。 

 

 

 

・反ルッキズムもフェミニズムもLGBTQ推進論者も自然愛護も反原発も、対立する意見の存在を許さない行動をしているという点では、自由の敵だと思うよ。切り口が薄っぺらいのよ 

 

 

・共産党員から転向して右翼になった人とかいるし。極端な思想は隣り合わせなのかも知れん。 

 

 

・要は「過ぎたるは及ばざるが如し」ってことさ。 

何でも極端に突き進めば、毒にしかならん。 

 

 

・「意識高い系」なんて言葉、揶揄する時にしか使ったことがありません。 

 

 

・社会学のはじめにやるね 

公務員試験で通る人も多そうだ 

 

 

・不安定が安定を生む。 

 

 

・記事を書いている人が意識高い系に見えるけど。 

 

 

・トクヴィルはアメリカのデモクラシーの後編で、 

民主主義というのは、 

利己主義に繋がり、自分の見たいものしか見なくなり、 

モラルが失われ、公共の利益を考えなくなり、拝金主義になり、 

自分の頭で物事を考えられなくなるって予言した。 

 

全て当たってるんだよね。 

要はアメリカ型の平等、自由を標榜する民主主義というのは、 

利己的で打算的で自己愛と自己主張だけ強い、 

インフルエンサー的なキモい連中を量産する。 

 

それを助長するのが、リベラル教育なんだよね。 

 

でナショナリズムというのも、結局はポピュリズムなんだよね。 

反グローバリズムの笑 

 

だから要は、民主主義の失敗なんだよね、 

 

でその背景には、国民が基本バカだっていう、疑いようの無い真実がある訳で笑 

要はトクヴィルというのは、国民の大多数は勉強不足でバカで自己中だから、 

話にならないって言ってる訳で笑 まあそれをマイルドに言ってる笑 

 

 

・極端な二極論者や盲目的な原理主義者は結局思考力が貧弱で知性に乏しい人間の特徴を全て表している。 

 

分かりやすい例えならば、せいぜい学歴や学校歴・・・運良く家柄程度で、どうにか程度の低い生き残りをかけている連中という事だ。 

 

素地や才能に乏しいから学歴(知識)自慢になる他ない。 

センスがないから家や知り合いの格式(虎の威を借る狐)に擦り寄る他ない。 

 

さもしい証拠である。 

 

 

・右も左もおバカだということだ もっと言うと君たちはレベルが低い 根本的なことを教えてやろうか お前らの不満の根本は、外側にあるんじゃないんだよ お前自身が作り出してるんだ 給料が上がらない 税金が高いと文句を言ってるのは、お前自身が作り出した感情だ 自分の作り出した感情によって、自分が苦しんでる 給料が上がらない、税金が高い 与党が悪い そんな外側のことは関係ないの お前自身の負の感情がお前を苦しめてることに気付けよ 

それに気付かないと一生苦しむぞ 給料があがって、税金が安くなって、政治家が不正をしなくなっても、お前は満足しない 負の感情を作り出す何かを外から探し出して不満をまき散らす それで、自分を苦しめるよ その負のループから一生抜け出せない はよ、気付けよ それに気付いたら、次のステージに行ける まぁ、無理だろうけどな 

 

 

 

・この二つを併せ持つなんてなかなかいないと思ったら、いましたよ。 

トランプ氏。実は彼両方とも持っている。 

アメリカが今後自分たち主義に陥って結局自分たちの首を絞めそうな気がする。 

トランプ氏に孔子の中庸見せても、多分即ゴミ箱行きと思う。 

 

 

 

 
 

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