( 158155 )  2024/04/10 13:16:25  
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次期衆院選で自民党が下野する!?自由民主党・和田政宗参院議員が強く示す危機感 

 

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2024年4月2日に公開された動画ではゲストに自由民主党参院議員の和田政宗氏をお招きし、衆議院の解散時期や自民党の政治改革案ついて語っていただきました。 

 

次期衆院選でも自民党が勝ち抜くために必要なこととは? 

 

【このトピックのポイント】 

・解散総選挙のタイミングを徹底予想! 

・自民党は党の解体的出直しの改革案の作成が急務! 

・次期衆院選の勝敗ラインは? 

 

和田政宗氏のプロフィール 

 

和田政宗氏のプロフィールは以下の通りです。 

 

1974年東京生まれの和田氏は、慶応大学卒業後にNHKにアナウンサーとして入局。原稿を読むだけではなく、現場を取材し良い番組を作るジャーナリストを目指して働いていました。 

 

東日本大震災の時には、仙台放送局に勤務していました。震災から2年後に、特集番組の制作で沿岸部の取材をしていた時、それまで復興に尽力していた男性が「この先どうなるかわからない」と辛そうに泣きながら話す姿を見て「民主党政権のままではこの国が終わる」と感じたのが、政治の道に進むきっかけでした。 

 

NHKを退職して、2013年にみんなの党から立候補して当選。その後は、みんなの党、次世代の党、日本のこころを大切にする党を経て無所属へ。自民党には2017年に入党しました。入党直後の衆議院議員選挙では、自民党の広報本部副本部長として、選挙統括や広報統括の任に当たり、安部元首相のCM制作チームの総監督も担った経験もあります。 

 

和田氏に聞きたいこと 

 

今回は以下の質問からいくつかピックアップして和田氏に回答していただきました。 

 

解散総選挙のタイミングは? 

 

早ければ今年中にも衆議院解散が噂をされ、解散時期は4月、6月、9月、10月~12月と4つの候補が上がっています。 

 

解散のタイミングについて問うと、和田氏は「党の解体的出直しの案を国民に示したタイミングで、国民に信を問うべき」と言及しました。 

 

自民党は、リクルート事件の時に派閥解消などの方針を含む政治改革大綱を示しましたが、実行できませんでした。その反省から、自民党の政治資金問題の改革案について、今は、党内の議論を深く、迅速に進めている段階と話します。 

 

和田氏「改革案が6月に決まっていくのであれば、その後の解散もあるでしょう」 

 

公明党は、選挙は秋ごろを望んでいるという報道については「連立を組む政党の意見の尊重も必要だが、解散は総理が判断するもの」とコメント。 

 

 

このままでは自民党は下野する……和田参院議員が示す強い危機感 

 

岸田総理は、内政だけではなく、中国と台湾の関係やウクライナ情勢、アメリカの大統領選挙などの外交上の動きも見ながら、国民に信を問うタイミングを図っているのではないか、と推察しました。 

 

MC伊藤「地元などで野党勢力の勢いを感じることはありますか?」 

 

和田氏「もう現状であれは、確実に(自民党が)政権を失う厳しい状況。」 

 

和田氏の地元の東北は、小沢一郎氏が基盤を築いてきた地域なので、元々、立憲民主党が強い地域です。今の状況で選挙が行われたら、首都圏や都市部の小選挙区では「自民党にお灸を据えよう」という国民の思いが大きくなり、一気に負けて壊滅的な敗北になる可能性も。政治資金問題の処分をしっかり行って改革案を示し、実行する道筋を国民に示す必要があると和田氏は話していました。 

 

自民党が下野する!?その挽回策とは? 

 

MC伊藤「自民党が挽回するために必要なことは?」 

 

和田氏「改革は、中身が重要。本気で自民党を改革し、国家国民のために尽くす政治ができるかどうかを国民は判断すると思います」 

 

自民党の若手や中堅の議員は、街頭や講演会で本当に厳しい意見をもらっていて、今の状態のままでは選挙で負けると感じているそうです。 

 

「解体的出直しの改革案を示し、実行していくことが重要だ」と和田氏は繰り返し語っていました。 

 

和田氏が訴える「解体的出直し」が果たせるか否かが、次の衆院選の結果に影響する!? 

 

前回の衆議院選挙で自民党は、465議席中261議席を獲得しました。次の選挙の勝敗ラインについて問うと「前回の議席数を上回る議席を目指すべきですが、相当厳しい状況です。単独過半数が勝敗ラインになってくるのでは」とコメントしていました。 

 

 

 
 

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