( 160172 )  2024/04/16 00:16:43  
00

吹田市民病院で起きた腎臓の摘出手術の失敗により、40代の男性患者が亡くなった事件が明らかになった。

医師が本来切断すべき血管とは別の血管を誤って切断し、出血が発生。

手術中に亡くなった男性の死因は出血性ショックだった。

調査委員会では医師の人為的なミスが原因と判断され、病院は深く謝罪し再発防止に努めるとコメントした。

(要約)

( 160174 )  2024/04/16 00:16:43  
00

読売テレビ 

 

 3年前、吹田市民病院の医師が腎臓の摘出手術で、誤った血管を切断し、40代の男性患者が死亡していたことがわかりました。 

 

【映像】手術後体内にワイヤ放置、心臓貫通し患者死亡「残った可能性認識、放置した結果重大」医師に有罪判決 

 

 吹田市民病院によりますと、2021年、腎臓泌尿器科の医師は40代の男性の腎臓の摘出手術の際に、本来切断する予定だった血管とは別の血管を切断したということです。男性は腎臓がんを患っていて、血管の切断後に出血。医師は止血のためバイパス手術を行いましたが、手術当日に出血性ショックで亡くなりました。 

 

 その後、病院が調査委員会を立ち上げ、調べたところ、手術を担当した医師が切断する血管を誤って認識した人為的なミスが原因だ、と判断されたということです。吹田市民病院は「患者と遺族へ深くお詫び申し上げる。二度と事故を起こさないよう再発防止に努める」とコメントしています。 

 

 

 
 

IMAGE