( 160780 )  2024/04/18 00:22:43  
00

自民党の茂木幹事長率いる「茂木派」は、派閥の解消に伴い、政治団体から政策集団へ移行することを決定した。

政策集団のあり方について今後検討される予定であり、活動はスタートアップなどの成長分野の政策勉強会や意見交換会が不定期に行われる見通し。

一方、「平成研究会」の名称変更については未定。

一連の派閥の政治資金問題を受けて、岸田首相は早急な辞任や解散を求められても、引き続き決意を示し、政治改革を進める考えを表明した。

野党側は解散総選挙の可能性を指摘したが、岸田首相は政治課題に全力で取り組む姿勢を示した。

(要約)

( 160782 )  2024/04/18 00:22:43  
00

FNNプライムオンライン 

 

自民党が派閥の解消を決めたことにともない、茂木幹事長が率いる「茂木派」は、17日夕方の会合で、政治団体の登録を取り下げ、政策集団に移行することを決めた。 

 

茂木派は夕方の会合で、今後の対応について「政策集団に転換する」ため、総務省に「政治団体」の届け出を取り下げるほか、派閥事務所を解約すること、会費の徴収を当面とりやめることなどを決めた。 

 

政策集団のあり方は、今後検討していく方針だが、今後もスタートアップなどの成長分野の政策勉強会や、意見交換会といった会合は不定期で行われる見通し。 

 

一方で、茂木派の「平成研究会」という正式名称を変更するかは決まっていないという。 

 

また、派閥の政治資金問題をめぐっては、17日の参議院本会議で、岸田首相が野党側から責任をとっての早期の辞任や、衆議院解散を求められたのに対し、今後も首相・総裁として政権を担う強い決意を示した。 

 

立憲民主党・杉尾参院議員「訪米から帰った岸田首相を待ち受けていたのは、『自民党裏金問題』という『アリ地獄』でした」、「今からでも遅くありません。自民党総裁を辞任する考えはありませんか」 

 

岸田首相「政治資金規正法改正を含めた、再発防止対策、政治改革を覚悟を持って断行することが、総裁の責任の在り方です。これまでも、これからも、私が先頭に立って、責任を果たしていくことしか考えておりません」 

 

野党側は、今の国会の会期中に、衆議院の解散総選挙を行う可能性をただしたのに対し、岸田首相は「先送りできない政治課題で結果を出すべく、全力で日々の仕事に取り組んでいて、今はそのことしか考えていない」と強調した。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

IMAGE