( 160997 ) 2024/04/18 15:18:56 0 00 捕獲されたアナグマ=滝沢小提供
17日午前7時半頃、岩手県滝沢市外山の市立滝沢小近くの歩道で、通学中だった同小2年の男子児童と街頭指導中の30歳代の女性教諭がアナグマ1頭に襲われた。2人は切り傷など軽傷を負った。
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同小や盛岡西署によると、アナグマは体長約50センチ。阿部拓也校長がゴミ箱をかぶせて捕獲し、同市猟友会に引き渡された。2人は病院で手当てを受けて学校に戻ったという。
野生動物の生態に詳しい岩手大農学部の出口善隆教授(応用動物行動学)によると、アナグマは土の中に穴を掘る夜行性の動物。県内全域に生息しているが、日中に市街地で目撃されるのは珍しく、人を襲うこともめったにないという。
出口教授は「一般的な繁殖期に当たるため、気性が荒くなっている可能性がある。病気を持っていることもあるため、見かけても近づかないようにしてほしい」としている。
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