( 161012 )  2024/04/18 15:35:08  
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長谷川岳参院議員(6日) 

 

 北海道職員が自民党の長谷川岳参院議員から威圧的な叱責(しっせき)を受けた問題で、同党の石井準一参院国会対策委員長は17日、長谷川氏を呼んで注意したことを明らかにした。 

 

 立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長と会談後、記者団の取材に応じた。会談では、斎藤氏から「(威圧的な言動が)中央省庁で行われている場合は大きな問題がある」「(長谷川氏には)説明責任を果たしてもらいたい」と指摘されたという。 

 

 長谷川氏は、参院の地方創生・デジタル社会特別委員会の委員長を務めている。石井氏は「今後、こうした事案が起こらないよう、また他に波及がないのかどうか、本人を呼んで厳しく指摘した」と述べた。 

 

 共産党道議会議員団は17日、長谷川氏の言動を巡り、道に対して実態調査の徹底を求める要請書を出した。 

 

 要請書では、一連の問題で「政治不信が広がった」と指摘。被害を受けた職員の人数などの実態調査の必要性を訴えた。 

 

 道は、職員がどのような場面でどう叱責を受けたかなど、威圧的と受け止められた長谷川氏の言動の概要を明らかにしていない。 

 

 共産党道議会議員団の真下紀子団長は「再発防止のためには全容解明が必要」と述べた。 

 

 

 
 

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