岸田首相は、厚生労働省が国民年金保険料の納付期間を65歳までに延長する試算を行う方針を決めたことについて、「次期年金制度改正の検討の参考とするために試算を行うだけであり、具体的な制度改正内容は未定であり、私の意思が反映されたものではない」と述べた。

立憲民主党の源馬議員は、この変更で新たに約100万円の負担増が生じると指摘し、岸田首相に対してその意向を問いただしたが、岸田首相は具体的な決定は現時点でなされておらず、基礎年金の拠出期間の延長も含め、内容について未定であると強調した。

（要約）

FNNプライムオンライン 

岸田首相は、厚生労働省が国民年金保険料の納付期間を65歳までに延長した場合の試算を行う方針を決めたことについて、「制度改正の内容は何ら決まっていない」と述べた。 

立憲民主党・源馬謙太郎議員「（国民年金の納付を）5年延長すれば、新たに約100万円の負担増になります。納付期間延長は岸田首相、あなたの意志ですか」 

岸田首相「次期年金制度改正に関する検討の参考とするために、試算を行うというものであり、次期年金制度改正の方向性について何ら予断を与えるものでもなければ、私の意思が反映されているものでもありません」 

岸田首相は、「基礎年金の拠出期間の延長を含め、制度改正の内容について、現時点で何ら決まっていない」と強調した。 

フジテレビ,政治部