( 161174 )  2024/04/19 00:53:05  
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維新の会の馬場伸幸代表は、補欠選挙で立憲民主党への反対を訴え物議を醸したが、自党の方が日本の未来に貢献するという意識の集団であることを強調して発言を主張した。

立憲民主党に対しては批判的であり、自民党を将来の保守の2大政党制の対抗勢力として位置づけた。

立憲民主党側は維新との政策論争を求める一方、冷静な態度を示している。

(要約)

( 161176 )  2024/04/19 00:53:05  
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維新・馬場代表(18日) 

 

日本維新の会の馬場伸幸代表は4月16日の衆議院東京15区補欠選挙の告示日に街頭演説で「立憲の国会議員を何人増やしても一緒、立憲には投票しないで」と呼びかけ、そのストレートな表現が物議を醸していました。 

 

18日の記者会見でこの発言の理由を問われた馬場代表は、「選挙だからこそ本当のことを言うべきだと思うんですね。『他の政党さんも頑張ってますけど、うちの方がより頑張ってます』みたいなことを言っても仕方がありませんので、我々はこれからの日本を憂えて、バッジを預かりして、仕事をさせていただいているという意識の集団ですから、そのことをご理解をいただくための逆説的な言い方として、私はそういうことを申し上げているということです」と述べと発言の正当性を主張しました。 

 

そのうえで、会見では「(立憲は)有言不実行なんですね。そういう政党にこれからの日本を任せるわけにはいかない、叩き潰す必要がある」と述べ、改めて立憲民主党に対する対抗意識をむき出しにしています。 

 

ただ、一方で「裏金問題」に揺れる自民党については、将来的に保守の2大政党制となった時のカウンターパートとなることがのぞましいとの認識を示し、距離感の違いを鮮明にしています。 

 

街頭演説での発言について、立憲民主党の泉健太代表は「無視している、維新と戦っても仕方がない」としているほか、岡田幹事長も「節度をもってしっかり政策論争をやっていきたい、私たちは野党第一党なので懐深く対応していきたい」と冷静な対応に努めています。 

 

 

 
 

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