( 161556 )  2024/04/20 01:02:28  
00

築地市場跡地には、約5万人収容のマルチスタジアムを中心とした再開発計画が進んでいる。

スタジアムは野球、ラグビー、サッカーなど様々な用途に対応し、客席の形を変えることができるため、世界的にも珍しい可変性と多機能性を持つ。

商業施設やホテル、オフィス、居住施設なども整備され、新駅や舟運施設、空飛ぶクルマの実用化を見据えた施設も計画されている。

総事業費は約9000億円で、2029年度の一部施設オープンを経て、30年代前半に開業を目指す。

(要約)

( 161558 )  2024/04/20 01:02:28  
00

築地市場跡地に建設されるマルチスタジアムの野球使用時のイメージ 

 

 東京都は19日、東京・中央区の築地市場跡地(約19ヘクタール)を再開発する「築地地区まちづくり事業」の事業者に、三井不動産や読売新聞グループ本社など11社で構成する企業グループを選定したと発表した。スポーツやライブなど様々な用途に対応する約5万人収容のマルチスタジアムを中心に、商業施設、ホテル、オフィス、居住施設など9棟を整備。一部施設を2029年度に先行オープンし、30年代前半の開業を目指す。 

 

 今回の計画の中心となるスタジアムは、屋根のある全天候型。約5万人収容を基本とするが、野球、ラグビー、サッカーなどのスポーツや、音楽ライブ、演劇、展示場など、用途に応じて客席が2万~5万7000席に形を変えるのが特徴で、これだけの「可変性」「多機能性」は世界的にも珍しいという。 

 

 またライフサイエンス機能も融合した商業施設や、ホテル、レジデンス、オフィスなど計9棟を整備。東京駅と臨海部を結ぶ臨海地下鉄の新駅や、空飛ぶクルマの実用化を見据えた施設、隣接する隅田川沿いに舟運施設を整備し、「陸・海・空」の次世代型の交通拠点を設ける。総事業費は約9000億円と見積もられている。 

 

  

 

報知新聞社 

 

 

 
 

IMAGE