( 161898 ) 2024/04/21 01:28:50 0 00 AdobeStock
青年革命家として活動する「“元”不登校YouTuber」ゆたぼんが学校へ通い始めたのは中学3年生のときのこと。先日、沖縄の中学校を無事に卒業するも、残念ながら第一志望の高校を不合格となったゆたぼんだが、高等学校卒業程度認定試験に向けてすでに勉強を再開しているという。
合格後は、大学進学を目指すゆたぼん。これからもゆたぼんの人生は大きく翔け上がっていくことだろう。みんかぶマガジン編集部は「ゆたぼんが沖縄県知事になったら」と仮定して、本人に考えている政策を聞いてみた。
――沖縄はヤングケアラーなどの事情で学校に行きたくても行けずに、働く子どもも多いといいます。この問題についてゆたぼんが考えていることはありますか?
ゆたぼん
行きたいのに、家の事情で行けない人には国が支援してあげることが大事やと思います。子どもって国の未来であって、その子が将来、国を支えるような大人になるかもしれない。だから、その子どもが学校に行きたいと言うのなら行かせてあげて、そういうふうに未来へと繋げていけばいいと思います。
――経済的に余裕がないのに子どもをつくる貧困の連鎖、そういう親が沖縄には多いと言われていることに関してはどう思いますか?
ゆたぼん
お金がないから子どもを作ってはいけないとなると少子化が進んでしまう。だから、国が支援してあげるのが大切で、たとえば子どもを1人産んだら国が1000万円支援とかすればいいんじゃないですか。1000万円あっても子どもを育てるのって難しいと思うので、小学校に上がったら給食費を無料にするとかしたらいいと思います。
今、少子化問題が深刻化していて、このままだと海外からどんどん人が移ってきて、このまま日本人が減っていくんじゃないかと思うんですよね。だから、なおかつ国が支援をして子どもを育てやすい環境を作るべきだと思いますね。
――沖縄で度々、問題になる暴走族や暴れる成人についてはどう思いますか?
ゆたぼん
やっぱり、力があり余っているんじゃないかと思います。自分はYouTubeとかボクシングとかに力を入れているので、彼らも社会に役立つようなことに力を使ったらいいんじゃないかなと思います。やりたいことがあるのなら、それに費やしたらいいと思う。でも、そういう場所がなくて暴れてしまうのなら、県や国が場所を与えてあげるとか。そういうのに労力を使うって、ほかに選択肢がないからだと思うんですよね。
――ゆたぼんが沖縄県知事になったら、不登校の子どもたちに対してどのような政策を考えますか?
ゆたぼん
不登校の子どもの数って、年々増えてきてるわけじゃないですか。今も増えているのですが、やっぱり学校に行きたい子は行ったらいいし、行きたくない子は行かなくていいっていうのを「当たり前のこと」にしたいです。
無理やり学校に行かせるのではなく、行きたくないんだったら行かない。それで不登校の子どもたちが学べるようなオンラインフリースクールで学べるような環境をもっと作って提供できればと思います。オンラインフリースクールでも学べて、自分が学校に行きたいと思ったら自由に行けるような環境を作りたいです。
――いまの日本は不登校の子どもに対する対策は十分だと思いますか?
ゆたぼん
フリースクールは充実していますが、不登校の子でも勉強できるシステムがもっとあればいいのにと思います。たとえば、オンライン授業で学べるとか。あとは、部活とかスポーツができる場や不登校の子どもたちがもっと喋れる場所があればいいですね。今、仮想空間を使ってオンラインで遊べるような空間ができているじゃないですか。不登校の子どもでもそういうところで遊んだりできるメタバース空間がもっと増えたらいいと思います。
ゆたぼん
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