( 162283 )  2024/04/22 15:14:27  
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日テレNEWS NNN 

 

1週間後にゴールデンウイークがはじまります。今年は3日間、平日に休みを取れば最大10日間の連休になります。みなさんどう過ごすのでしょうか? バンキシャ!が街で聞くと、それぞれの事情と今年ならではの過ごし方がありました。(真相報道バンキシャ!) 

 

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 ◇◇◇ 

 

バンキシャ!が、街で聞いた。今年のゴールデンウイークの予定は? 

 

2人の子どもがいる営業職の男性(32)。 

 

営業職(32) 

「10連休ですかね」 

 

──10連休! 

 

営業職(32) 

「全部取りました」 

 

会社の勧めもあり、10連休が取れることに。 

 

営業職(32) 

「うれしい。10連休なかなかない。最高です」 

 

その10連休、何をするのか。 

 

妻(33) 

「最初の3連休は近場で子どもが好きそうなイベントを予約していて、都内で遊ぶ予定」 

 

すでに予定は詰まっているようだ。 

 

妻(33) 

「27日は習い事」 

「28日はプラレール博」 

「29日は室内遊び場」 

 

営業職(32) 

「知らなかった。結構任せている」 

 

では、改めて予定を書いてもらった。盛りだくさんのゴールデンウイークになりそうだ。 

 

8か月の子どもを育てている元保育士。ゴールデンウイークの予定は──。ゴールデンウイークに入る前から、子どもと2人で実家に帰省。そして、5月1日からは都内に戻り勉強? 

 

8か月の子どもを育てる母親(30) 

「子育てが落ち着いて、仕事に復帰する時に向けての勉強」 

「いつもワンオペで勉強する時間がないので、夫が休みの時に子どもを見てもらって、勉強する時間を取りたい」 

 

福岡の実家に帰省するという会社員は──。平日の4月30日と5月1日は「帰省」と「仕事」。どういうことなのか? 

 

会社員(24) 

「実家でテレワーク」 

「営業の訪問をオンライン。提案書を書いたり」 

「実家で仕事。ご飯が出てきたりとか、家族と過ごせるので、すごい良いなと思って」 

 

さらに楽しみなのが。 

 

──かわいい!トイプードル? 

 

会社員(24) 

「そうです」 

「最近(実家で)飼い始めたので、今年のGW初めて一緒に過ごす」 

 

帰省や旅行など、多くの人が出かけるゴールデンウイーク。能登半島地震の被災地からも期待する声が──。 

 

20日、石川県金沢市の金石港。 

 

──きょうはよろしくお願いします 

 

女性 

「もう作業しています。みんなあそこで作業しています」 

 

中にいたのは、地震と火災で壊滅的な被害を受けた「輪島朝市」で働いていたメンバー。 

 

──これは何ですか? 

 

女性 

「イカさんです」 

「スルメイカ」 

 

ゴールデンウイーク中の5月4日、この港で「出張輪島朝市」を開催。そこに出すイカや魚の干物を準備していた。 

 

二木洋子さん 

「ゴールデンウイークも期待していっぱい作ってます」 

 

輪島朝市でおよそ10年働き、今は金沢市で避難生活を送る小坂美恵子さん。 

 

小坂美恵子さん 

「前向きに頑張らないとダメだからね」 

 

──今回のゴールデンウイークに向けてのイベントも皆さん力が入る? 

 

小坂美恵子さん 

「そうですね、力が入って」 

 

小坂さんが前向きになれるその理由は──。 

 

小坂美恵子さん 

「孫たちもくるよ。連休はね」 

 

埼玉県に住んでいる4歳と2歳の孫。ゴールデンウイークに親と一緒に朝市に来る予定だという。 

 

小坂美恵子さん 

「これを見るだけで本当に励まされる」 

 

能登町では、ゴールデンウイークを前に営業を再開した旅館「百楽荘」。九十九湾に面した絶景、それを見ながら味わう懐石料理。能登半島の近海でとれた魚や、能登牛を使った料理。ハンモックや温泉付きの客室が魅力だ。 

 

沿岸のはなれや食事処は津波の被害を受け、今も使えない。被害が少なかった高台の宿泊棟で営業を再開した。 

 

19日、営業再開後、最初のお客さんが──。 

 

「いらっしゃいませ!」 

 

支配人 

「うれしいですね。お客様が来ていただけるというのは。ちょっと本当に泣きそうです」 

 

ただ、再開した喜びの一方、例年は満室になるゴールデンウイークの予約が、まだ3割程だという。この日は、新入社員も初めて接客。有川加純さん(22)さんは、長崎県の出身だ。 

 

新入社員・有川加純さん 

「地震があった時も、テレビの前でしか見ることができないもどかしさ、歯がゆさがあったので、今ここで働かせていただいて、少しでも1人でも幸せにできるように頑張りたい」 

 

初日から丁寧にお客さんに向き合う。 

 

新入社員・有川加純さん 

「荷物お部屋までお運びいたしますが、ご貴重品などございませんか」 

「お預かりいたします」 

 

──100点中、何点きょうは? 

 

新入社員・有川加純さん 

「32点くらい」 

 

──来週からゴールデンウイークが始まるが意気込みは? 

 

新入社員・有川加純さん 

「1人でご案内できるように、ゴールデンウイークまでにはできるように頑張ります」 

 

(4月21日放送『真相報道バンキシャ!』より) 

 

 

 
 

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