( 163252 )  2024/04/25 00:22:22  
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東京都新宿区で、28歳の女性が売春防止法違反(客待ち)の疑いで逮捕された。

女性は歌舞伎町の大久保公園周辺で路上に立って買春客を待っていたとして逮捕され、警視庁は過去の行為に基づいて逮捕状を取得した新しい取り締まり手法を試みている。

女性は黙秘しており、警察によると、彼女は2023年10月ごろから複数回同様の行動をしていたという。

取締り強化による摘発は一時減少していたが、再び増加傾向にある。

警察は反復性と悪質性がある場合は厳しく取り締まる意向で、女性への警告となる。

(要約)

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警視庁新宿署=東京都新宿区で、菅健吾撮影 

 

 東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で路上に立って買春客を待ったとして、警視庁新宿署と保安課は24日、住所不定、無職の女性(28)を売春防止法違反(客待ち)の疑いで逮捕したと発表した。客待ち行為は、客とホテルに入る時などに現行犯逮捕で取り締まってきたが、今回は、過去の行為について逮捕状を取り、女性が歌舞伎町に来ていたところを逮捕した。警視庁は従来と異なる手法による抑止効果に期待している。 

 

【写真】1950年に撮影された「新宿遊郭街」の街並み 

 

 逮捕容疑は11日午後6時半ごろ、新宿区の大久保公園周辺で、売春する目的で客待ちをしていたとしている。黙秘しているという。 

 

 警視庁によると、女性は2023年10月ごろから複数回路上に立ち、男性と交渉をしたり、ホテル街に向かったりしているところが確認されたという。警視庁は11日の行為について逮捕状を取得した上で、23日に大久保公園周辺で客待ちをしていた女性を逮捕した。 

 

 大久保公園周辺での売春は、警視庁による摘発強化で23年末までに一時減少傾向にあったが、24年1月以降は再び増え始めている。警視庁幹部は「客待ちで何度も路上に立つ反復性と悪質性がある場合は、今回のように取り締まっていきたい。客待ち女性への警告になる」と話した。【加藤昌平】 

 

 

 
 

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