岸田文雄首相が第95回メーデー中央大会であいさつした際、一部の参加者から「帰れ」といったやじが飛んだ。連合の芳野友子会長は、やじが飛んだことは申し訳ないと述べたが、一方で政府に対する様々な思いを持つ国民がいることも理解できると指摘した。(要約)
岸田文雄首相
連合が27日に東京都内で開催した第95回メーデー中央大会の式典で、政府代表として岸田文雄首相があいさつする際、一部の参加者から「帰れ」などのやじが飛んだ。
【写真】メーデー中央大会であいさつする岸田首相。「帰れ」などのやじが飛んだ
式典後、連合の芳野友子会長は記者団に「来賓に組織内からやじが飛んだということは、非常に申し訳ないと思う」と述べた。一方で「国民としてさまざまな思いが政府に対してあるというのは理解できる」とも指摘した。