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IHIで絶えない「品質不正」、職場風土の大問題、エンジン「燃費データ」を40年にわたり改ざんか

東洋経済オンライン 4/29(月) 8:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/28854e4ecb28f3c6132939ff493ecc2bbee890b5

 

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IHIの子会社であるIHI原動機が船舶用エンジンの燃費率のデータ改ざんが発覚し、盛田副社長が謝罪。

過去にも品質不正があり、コンプライアンスの意識改革が必要と指摘されている。

40年にわたるデータ改ざんが発覚し、企業再編や再発防止策が課題となっている。

今後の業績にも悪影響が懸念される状況。

(要約)

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苦渋の表情を浮かべ、陳謝するIHIの盛田英夫副社長(中央)ら(記者撮影) 

 

 5年前の反省はなぜ生かされなかったのか――。 

 

 「国内外のお客様からの信頼を裏切る行為であり、ものづくりを担う企業として根幹が問われる、由々しき事態であると重く受け止めております」 

 

【グラフ】IHI原動機(新潟鐵工所)は近年、赤字と黒字を行き来していた 

 

 4月24日、重工大手IHIの盛田英夫副社長は苦渋の表情を浮かべながらそう陳謝した。100%子会社のIHI原動機が生産する船舶・陸上向けエンジンの燃料消費率のデータが長年にわたり改ざんされていたことが判明したためだ。 

 

 確認可能な2003年以降のデータによると、とくに数値の修正が多かった船舶用エンジンでは出荷台数4881台のうち、9割近くに相当する4215台の試運転記録の数値が書き換えられていた。同エンジンは公官庁船や漁船、曳船(タグボート)、内航船などに使われている。 

 

■「1980年代後半から」といった証言も 

 

 数値の改ざんが行われた現場は、IHI原動機の新潟内燃機工場(新潟市)と太田工場(群馬県太田市)の2カ所。会社側が現場関係者に行ったヒアリングによれば、燃費データをよく見せることや、データのばらつきを整えるために修正していたという。 

 

 また、「前任者から引き継いだ」「1980年代後半から不適切な行為があった」といった証言も得られているという。本格的な調査はこれからになるが、40年近くもの長期にわたり、大規模な燃費データの改ざんが行われていた可能性がある。 

 

 同日、両社からの報告を受けた国土交通省は、2003年以前の不適切行為の確認も含めた全容解明と再発防止策の策定などを求め、翌日には2つの工場への立ち入り検査を実施した。 

 

 IHIが品質不正を起こしたのはこれが初めてではない。2004年に航空機エンジンの整備事業で不適切行為を行い、国交省から業務改善勧告を受けている。また2019年にも同事業で無資格検査を行い、業務改善命令を受けた。 

 

2019年3月の記者会見で、満岡次郎社長(当時)は、「(不正発見に)いいきっかけはあったものの、私どもは残念ながら、機会としては見逃してしまった」と反省の弁を述べている。(詳細は「IHI、不正発見の機会をみすみす逃した重い代償」) 

 

 

 IHIでは、5年前の不適切行為を受けて再発防止策を策定し、全社員に対してコンプライアンス・リカレント教育を実施、そして現場と経営陣による対話活動などを行ってきた。 

 

 こうした活動のすべてが無意味だったわけではないようだ。IHI原動機では2023年4月に村角敬社長が就任し、少人数グループでの話し合いの場を持つ中で、今年2月下旬に声を上げた従業員が出た。その申告をきっかけに社内調査を実施し、長年の不適切行為が発覚した。 

 

 だが、40年にわたるデータ改ざん、そして前回の航空機エンジンの品質問題から5年。経営陣が不正の実態を把握するまで、あまりに時間がかかったと言わざるをえない。 

 

■コンプラ意識をグループに浸透させられず 

 

 盛田副社長は、「今回のような長い間ずっとやってきたことはなかなか言葉に出せない。どうやって従業員が安心して言えるようにするか。その仕組み作りが必要」と話す。IHI社員に取材をすると、「過去に買収した企業など、グループ全体への意識改革が行き届いていないのが実態」という声も上がる。 

 

 今回不正が発覚した2つの工場は、もともと新潟鐵工所のものだ。東証1部上場の名門企業だったが2001年に倒産し、事業を切り分ける形で、2003年にIHI(当時は石川島播磨重工業)へ原動機事業が承継された。 

 

 その後、2019年にIHIグループで原動機を扱う複数の会社を再編し、IHI原動機として再出発している。「IHIによる管理体制は強まったものの、会社の母体となった新潟の旧体制とIHIの新体制ではいまだに距離があり、適切なコミュニケーションが取れていなかったのではないか」(同社員)。 

 

 特別調査委員会による詳細な調査はこれからだが、会社側は今回の問題の背景として「コンプライアンス意識の欠如」や「職場風土の問題」を挙げている。グループ全体に深く根差す問題だけに、再発防止策の策定は一筋縄ではいかないだろう。 

 

 IHI原動機の売上高は740億円(2023年3月期)、船舶向けエンジンはその5割を占める主力事業だ。同社は近年、赤字と黒字を行き来しており、2023年3月期は18億円の営業赤字だった。 

 

 

 会社側は、「今回書き換えがあった燃費消費率は、エンジンの性能を示すものであり、安全性に直接影響する数値ではない」(盛田副社長)とするが、国交省はNOx(窒素酸化物)規制の順守を確認するまで、IHI原動機への証書交付を停止した。事実上、エンジン出荷が停止する見通しで、業績への悪影響は避けられないだろう。 

 

 顧客対応については、過去に出荷したエンジンの交換はせず、顧客ごとに補償の交渉を進めていくものとみられる。今後の補償費用など決算への影響については「精査中」とし、明確なコメントは避けた。 

 

■2024年3月期は690億円の赤字に 

 

 IHIのグループ全体の売上高は約1.3兆円で、IHI原動機が占める割合は5%程度にすぎない。しかし、IHIグループにとって、今回の品質不正発覚のタイミングは最悪だ。 

 

IHIは昨年、国際共同開発の航空エンジンプロジェクトで約1600億円もの巨額損失を計上、5月8日に公表する2024年3月期決算は690億円の最終赤字に転落する見込みだ(詳細は「IHIの過去最大赤字を招いた『割に合わない』契約」)。 

 

 今後は国の防衛予算が膨張する中で、防衛・宇宙分野などでの受注や投資拡大が見込まれる。IHIは、日本、イギリス、イタリアで進める次期戦闘機の国際共同開発プロジェクトに、戦闘機用エンジンの担当企業としても参画する。 

 

 巨額赤字からの再起をかけるタイミングで品質不正の問題が再燃したことは、顧客の信頼や生産・開発現場の士気を大きく損なう事態にもつながりかねない。子会社の不正の代償は決して小さくはない。 

 

秦 卓弥 :東洋経済 記者 

 

 

( 165102 )  2024/04/29 16:29:36  
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(まとめ) 

日本の様々な企業で不正行為が明るみに出ている背景には、40年前からの悪しき風土や組織文化、経営側の過度な要求などが影響しているという指摘が多く見られた。

また、組織の中での恣意的なルール適用や内部告発の難しさ、さらには論理的で合理的な意思決定が困難な現状が背景にあるとの声も多かった。

企業のコンプライアンスへの取り組みや経営陣の意識改革の必要性、国や政治の役割など、様々な観点から問題点と改善方向性が指摘されていた。

業界全体としての倫理観や規範の重要性、組織全体での責任感の強化や内部告発制度の整備に対する期待も示されていた。

( 165104 )  2024/04/29 16:29:36  
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・いろいろな企業でこういった不正が明るみに出ているのは、ある意味、透明性が増したからと言えなくもないですね。40年前からやっていたということは、そもそも昔からあったことが今になって出てきたということですから。やったことは良くないですが、こういった告発などで次からより高品質で信頼できるものが期待できるということだと思います。責めるだけでは余計に隠そうとしますから、将来に向けて前向きにいきましょう。でもやっぱり良くないことは良くないですけどね。 

 

 

・40年前かあ。兎に角イケイケの高度経済成長期も終わって、企業間、企業内の競争が激化し始めた頃だよね。 

 

メーカで有れば品質に対するこだわりが有って当然だし、実際多くの技術系幹部はまだまだそう言った意識が強かったと思う。実際とうに鬼籍に入った何人人物はそう言った方々だった。戦争で未来ある仲間を多く失った世代でも有ったしね。 

 

でもまあ今はもう時代が違うし、悪いものは悪い正すべきは正す。今の若い世代は案外そう言った倫理観持ってる子もいると感じてる。 

 

変革すべきだよね。政治も経済も。 

 

 

・大企業が品質等の問題を起こしても、たいして問題にならず注意や指導を受けるだけで済むという日本の風土を変える必要がある。品質不良に対する厳しい罰則が必要だ。例えば、一年間とか三年間の営業停止だ。企業の資産が足りなければ会社を解散して売り払うということが当たり前になる風土が必要だ。 

 

 

・上司に詰められて納期にも追われて問題なさそうなところで不正をおこしてしまうのではないか?不正が発覚しても現場が勝手にやった事と責任を部下におわせている企業がゴロゴロいるのではないか?不正ギリギリのコストカットをしないと利益を上げられない大企業は結構存在するのではと感じる。 

 

 

・最近トヨタやダイハツ等自動車メーカーの不祥事が相次ぎ、ここに来てIHIも改ざんが発覚。しかも長年に渡る不正の発覚である。日本のものづくりが基礎から揺らいでいるのではないか。資源のない日本でものづくりが根底から崩れれば日本という国の成り立ちが揺らぐことにもなりかねない。 

 

 

・昭和40年代の記事を読んだ事が有りますが、田舎造船所に過ぎなかった石川島播磨重工業を大きくし、育てた方としての土光氏のお名前が上がっておりましたな。 

子会社がやったとは言えこれは信用を大きく損ないますな。 

過去の例を思い起こすと不正を正せない企業が多いのが日本の様な気がします。 

 

 

・規格が合理的なのか?という観点からも見直す必要があります。 

メーカー側が自信を持って何十年も違反している状態では、規格を作った側に問題はないのでしょうか。特に、官公庁規格は、不必要に厳しい規格であっても、責任取りたがらない官僚主義のために緩める方向に改定できることは稀です。官僚主義が技術進歩を妨げる事例でなければ良いのですが。 

 

 

・何故、どの企業も40年なのか?これはトヨタ生産方式の陰の部分だからです。あの頃、急速にトヨタの生産方式の導入が進み、毎年の原価低減で製造スペックは厳しく、カンバンで在庫を持たないようになりました。 

 

しかしながらちょっとした品質はずれは発生するし、作り直しているとラインは停まる。厳しいスペックは原価低減のためで、歩留まりは落ちても安全性には問題ない、作り直している時間は無いから出荷してしまえと。 

 

開発コストの削減なんて期間短縮による固定費削減くらいしかないから、毎年、少しずつ期間短縮している内に要求水準の燃費性能を作り上げる時間が無くなったのでしょう。 

 

 

・採用しても、待遇改善がないとか、なんかおかしいと思っても、意見や提案ができません。投資するには、ある程度の資金が必要です。築20年とか古い建物や設備では40年間とか作業環境のトイレも和式トイレのままや汚い状態。休憩室もあるけど、明るくなくどんよりしている感じ。大企業でも新工場の建設は、100億円レベルでありやりません。また、派遣労働者は、3年くらいで別の派遣先に移るため、正社員になれても10年くらいやって卒業していくかもしれない。この先あと20年、30年と働いていく希望がなくなります。 

 

 

・現場の事を考えず、出来もしない規格や数値目標を政府や会社上層部のみで決定している弊害です。 

バレてないだけで、誤魔化したり改竄したりすることは製造現場では普通に行われています。 

もっと実現可能な目標設定と人員確保をしないと、今後も起こり続けると思います。 

 

 

 

・ダイハツの場合は新車の大量製造をより迅速に、円滑に進める為に偽装が必要だったという。日野の場合も似たような必要性があり、三菱自動車でも過去の偽装が常態化した時代があった 

そんな製造業界のさまざまな発覚が伝えられるなか、IHIは20数年にも渡り、数値偽装を繰り返して来た社内風土は深刻だと思う 

各機器の安全のキモでもあるエンジンの安全性の偽装、20年間大丈夫だったからって、「安全には問題ない」という認識はこの業界を代表する大企業のものとは思えない 

これからの社内ガバナンスへの懸念も感じてしまう 

 

 

・実際どこの工場でも品質を規定の数値に入れるために担当従業員は本当に苦労している。規定の数値を守るために多くの時間と労力が必要な場合が結構あり、そのためのテクニックや小さな不正は山程存在している。このギャップが日本のモノ作りの大きな問題の一つだろう。そもそも日本の品質管理、規定自体があまりにも厳しく、高い水準を要求し過ぎな気がする。 

 

 

・日本人の伝統ですよね。 

技術者と中位マネジメント層が阿吽の呼吸でやってしまう。そういう人が順繰りで出世していく。 

 

欧米なら責任の所在をはっきりさせる文化があるから、株主代表訴訟とかがストッパーになるかもしれないけど、日本は『和の精神』で社会が成り立ってるから原因追及も再発防止も『馴れ合い』で終わる。 

 

旧軍の兵器採用も、試験の際は特別品を特別使用で特殊な環境で実験したから、現場では『スペックが足りない』と大ブーイングでした。 

 

とはいえ、戦闘機の機銃弾も弾道が垂れてしまうから『小便弾(逸れるから当たらない)』と味方は言ってましたが、米国は『貫通力が高くて恐ろしい。我が国も見習って欲しい』となるあたり、評価は一方的には出来ない気もします。 

 

問題はスペック偽装をする会社はしない会社を駆逐しかねない所にありますので、社会全体としては何らかの対応策(個人や法人への厳罰化)を取るべきなんですが。 

 

 

・不正するメーカーの問題は当然として、至った背景は業界全体の慣習と言わざるを得ない訳で、そうなると、検査や認証機関は何をしていたのだろうと思えてならない。 

メーカーばかりが問題かの様な報道が多い。 

現場判断で設計余裕度の範囲内はOKの判断が行われていたに違いない。その際に数値データは検査基準に書き直していたのでしょう。 

 

 

・官庁向けってのが少し引っかかります、例えばこの数字以上で無ければ納入出来ない等の取決めが有る、ライバル社が少ない事も原因でしょうか、車もそうですけど実燃費に近い数字をカタログ値にしてほしいです。 

 

 

・コンプラ意識が低い等、労働者側の問題意識が取り上げられる傾向にありますが、そろそろ規制を強いる国側・経営側の現場無視の体制にも目をむけるべきではないでしょうか。おそらく、当該企業だけでなく同じように摘発・告発を恐れている労働者は沢山いるはずで、管理する側の投げやりな規制・方針に焦点を当ててほしいですね。 

 

 

・「どうやって従業員が安心して言えるようにするか。その仕組み作りが必要」とのこと。会社は知り得ないが内部告発者に対して、機関が一生の安泰を保証し、お金を支払えば良い(裏付けが取れた場合のみ、お金は会社から第三者機関経由で支払う)。この企業に限らず、日本企業から不正は減るでしょう。 

 

 

・最近は自動車業界でも有ったし、過去からも同じ様な話が散見される。昔と違ってコンプライアンスが厳しくなって各社、研修等をやってるだろうに内部告発も無いし、なくならない。根絶には国の認証制度で偽った場合、巨額な罰金や役員の刑事罰等も必要なのでは。役員になる人は、知らない訳は無いと思う。 

 

 

・問題はそこなのか?ものを作る時、特に内燃機関などは元々バラツキは大きいと思う。しかし全体が馴染んで来ると、そのバラツキは収束したりする。製品の性能は、設計時に決まり、生産は同じ手順で組み立てれば同じものができるという保証が必要。1つ1つ調整が必要でも設計が保証されていれば、生産物は意図した物にならなければいけない。例えばボーイング737-8の事故など設計不良でり、依然その危険性は残っている。それと比べれば、データ修正などは小さい問題に思える。 

 

 

・父親が元IHI社員で現場の班長やってました。 

 

30年ほど前かな、事務職の課長とやりあって飲んだくれてたのを思い出しました。 

どんな仕事でもですが、この記事見て改めて上からの指示と現場との板挟みで当時は大変だったのかなと思います。 

上に反発してたから(部下からは慕われてた)最後は課長止まりだったようですが、ネクタイ締めて出ていく姿より、作業着の姿の方が良かったな。 

 

 

 

・国内外のお客様からの信頼を裏切る行為であり、ものづくりを担う企業として根幹が問われる事がなぜ起こるのか? 

企業は、ホワイト企業のイメージを保ちつつ、顧客の事なんか二の次、不正はバレなけれずに、儲かれば、利益があれば良いんです。 

由々しき事態であると重く受け止めておりますと対面を保つ事に専念する姿勢を貫くき、時が来れば、また儲かると考えてるでしょうね 

 

今の日本に誠実な企業がいくつ在るのか考えてしまいます。 

 

 

・結局、現場のできる/できないの判断を通さず、上の面子と外面によって予算と納期で始まってしまうからこうなる事がわかりきってるのにどうにもならないジレンマ。 

 

上は上で資本に頭が上がらないので、自分の首を考えたら予算と納期で丸投げが一番楽。 

 

結局は資本家の頭が足りず、いつまで経っても「右肩上がりの成長」「短期間での収益」を要求するからこうなる。 

 

資本家は一時的にでも成長した企業から旨みが掬えれば都合が悪くなる前に資本を引き上げて次に行けば良い。 

 

つまり資本家のババ抜き合戦の巻き添えを食ってるとも言える。 

 

資本がないと世界が回らないのは分かるが、資本が一番強くなってしまうのはグランドデザインとして良くないと思う。 

 

一番強いのはあくまでも人であり生活でなければならない。 

その視点で資本をコントロールできるような仕組みができなければ、結局人類が行き詰まるのだろう。 

 

意外と天災も必要悪か。 

 

 

・根底にある上位下達とサラリーマン根性が一因なのでは… 

 

コンプライアンスやガバナンスを整えたとしても、浸透させて運用出来る工夫をする事は、簡単では無い面があるように思う 

 

フラットな組織、風通しの良い組織を目指すのが近道と個人的には思う 

 

ただ、その様な改革に対応出来る、先輩や上司が終身雇用を長年行って来た企業では、育っていない現実があり、そこに徹底的にメスを入れないと、解決への道のりは長くなってしまうと思います… 

 

 

・成すべくして起きた様に感じています。 

普段設計業務を行なっているのですが、 

基本無茶を言われ出来る限りを尽くしていますが、 

それ以上の結果を求められる場合が多々あります。 

万が一を考え強度を下げたく無い所に、経験はあるが大した知識の無い上の人に指摘をされる事もあり説明しても‥で結果設計上の安全率を規定範囲内でギリギリまで下げ対応する事があります。 

数値とシュミレーション上問題なく、尚且つその攻めた実績がたまたま問題なく‥とギリギリを攻め続けた結果悪い方向に傾いたのでしょう。 

 

ただ、かなり昔からなので流用設計ばかりで新規設計はしてこなかったのか?と思わされる所はありますね。 

 

Intelの公式からもCPUの不具合報告がありましたし、日本だけじゃなく世界的な問題なのでしょう。 

 

 

・こういう組織は、経営陣刷新がまず必要。その上で悪しき習慣を断ち切る長い目での改革をしないと、結局いつのまにか元に戻る。 

社外取締役も良いですが、結局は働いている人達が変わるよう、まずは上が見本を見せるのが大事ではないでしょうか? 

 

 

・>制度改正で上場企業には社外取締役を置くようにするなど、ガバナンスの強化が図られるようになって来たことが一因にあると思っております。 

 

色々の不祥事が発覚しているのは、社外取り締まりの方々が公表なさっているのでしょうか。一般的な記事は、だれがそれを発見し、発表し、所轄の調査機関に伝えておられるのでしょうか。一般にはあまり報道されていないように思いますが、そういった事情はどこから入ってくるのでしょうか。 

それが判れば今後その部分を注視していきたいと思います。 

 

”内部告発”などとされるのがその一端なのでしょうか。 

 

もしそうなら本当に社外取締役という役目は非常に大きな存在だと感じます。 

身内で固めていなければですが…。 

 

 

・不正の多くは経営者側の問題であると思います。 

 

性能を上げろ、開発期間を短くしろ、コストを下げろ、不具合を出すな、残業を減らせなど多くの要求が開発に要求されるでしょう。 

開発はサービス残業で誤魔化しつつ、要求を満たすようにしますが行きつく所はデーターの改ざんですよね。 

 

多くの経営者は性能を上げろと言ったが品質を下げろとは言ってない。 

コストを下げろとは言ったが不具合を出せとは言っていない。 

 

要するに経営サイドは言った事のデメリットを何も考えていないのです。 

デーダー改ざんでよくやったと思うだけで、これ本当か? とは思わないのです。 

この安易な思考が次々と要求すれば出来ると勘違いしてしまい、俺の言った事が出来ないのか と恐喝に変貌する場合もあります。 

 

データー改ざんで現場の開発者はホッとしているでしょう。 

 

 

・このメーカーの主機関ヘビーユーザーなので、擁護するつもりは全くありませんが、本質がわからないままのコメントが多いと感じる 

本件に限ればIHIが不正した訳ではなく旧新潟原動機、もちろん株主会社としての責任は言わずもがな 

それから利益追求が目的ではない事 

舶用は自動車と違って販路がとても限定されていて、うちの船種だと主機関メーカーの選択肢は2社だけど、自社株主との関係や純正部品を扱う現地代理店、造船所、何より乗組員の習熟度からメーカーを変更する事は現実的ではなく、それだけ安定した品質だという事 

一方で最近はLNG燃料なりアンモニア燃料がもてはやされるけど、特段の技術進歩もなく競合もない事も事実 

安全性に問題ないとの発表に批判が多いけど、安全に運転できる事は全台を船主立ち合いで試運転して確認している 

納期も1年位かかるから急ぐ商売でもなく、むしろ常に倒れそうなのにユーザーのために立たせている会社 

 

 

・この名門企業での不正発覚は残念でもあり、将来に向けては明るい兆しでもあります。 

ただ、原発事故が起きた時に「原発では事故は起きないものだ。」でずっと軽微な事故の隠ぺい体質や、そもそも、事故が起きないから事故対策は不要といった暴論迄繰り広げられていた。 

 外国の事は良く分からないけれど、いつまでも日本人は性善説では無く、是々非々できちんとやって欲しい。 

これからも、沢山の不正が世にさらけ出されるかもしれないが、実力を認めてきちんと対応して欲しい。 

 

 

・当事者たちが不正と思ってないから無くならない。俺たちがルールと思ってるからね。トヨタも同様で、俺たちがルールがにじみ出てる。三菱電機も同様。実際のところはそのとおりなんだけど、自分たちで厳しい基準を作っておいて自分たちでその基準を守る気が無い姿勢は問題ある。賞味期限の問題に似ている。いわゆる賞味期限をやめることで、IHIやダイハツ、三菱電機らの問題も無くなるだろうけど、日本社会がそれを許容しないから、またどこかで同様の問題が起こるでしょう。 

 

 

 

・企業風土はなかなか変えられるものじゃない事が露呈した形ですがその場凌ぎで安易にデータを改竄しても終いにはバレる事を肝に命じ会社再建を目指し企業一体になって頑張ってもらいたい 

 

 

・IHIは機械式の燃料噴射ポンプだから、改ざんをしなければばらつきはどうしても出ます。それが普通なんです。基準が厳しすぎる。 

 

海外メーカーは、コモンレール式だから、普段は基準に合わないが計測するポイントだけ燃料の調整を起こっており基準に適合するように見せかけている。 

 

そんなことを技術者から聞いたことがあります。 

 

日本の企業が育つような仕組みにしてほしいです。MTUやマンのような海外メーカーに負けてしまいますよ。海外のための基準みたいなもんです。 

 

 

・昔は重電とか弱電とかって前者日立とか、後者パナにソニーあたり、それと重工業だと三菱重工(日立東芝)とか、そんな感じの区分けでしたかね?、IHIは石川島時代から、やはり 王様三菱重工 に追いつけ追い越せで、そう、ちょうど東芝が日立を追いかけていた頃と同じ構図で。そりゃ100メートル9秒5で走る前走者を追い抜こうと思ったら、こりゃ不正しかないでしょって話で、東芝が、原子力部門などで、無理したりして、おかしくなったように、IHIもきちんと50年なら50年分の不正なり、そうした風土なりを、いま変えていかないと、東芝と同じ道をたどることになる。 

 

 

・現代社会の欠陥は目先の目標に拘り過ぎてその結果によって何が起きるかまで想像できない人が多いこと。 

目の前の一歩を超えないと次の一歩は無い、という考え方は間違えではない。 

だが今のために将来への備えを食い尽くすような行為は明らかに間違っている。 

今だけではなく先の対して備えられる社会にならなくては先はない。 

 

 

・『今回書き換えがあった燃費消費率は、エンジンの性能を示すものであり、安全性に直接影響する数値ではない』 

経済性には大いに影響しますけどね。 

所定の速度で走る際に消費する燃料が想定を上回っていればそれだけ運賃が上がる。 

ただでさえ燃料代が円安、原油高のせいで上がっているのに燃費偽装で輸送コストが悪化すれば製造コストや製品価格にもろ響く。 

納期短縮、安価での受注、人員削減は結局エンドユーザーにしわ寄せがいくんですよね。 

 

 

・恐らく、この話は他の企業にも当てはめられるだろう。 

長年の体質を中々改めることが出来ずに、今まで不正を続けてきている企業がどれくらいあるか。 

 

地域社会での政治腐敗が長期的に蔓延ってきていることが、 

不正をしても構わないという風土を作り出している原因になっている可能性もある。 

 

その中の1つの例として、 

ビッグモーターが挙げられる。 

買収され、新しくなろうとも、 

人が変わらない限り、 

これからも不祥事が続くだろう。 

 

潰れるべくして潰れた腐敗した企業を買収したことが吉と出るか。 

 

徹底的に体質を改善しなければ、 

IHIのように再び不正を積み重ねる可能性はかなり高いだろう。 

 

同様に、トヨタもグループが大きいが故に、隅々まで管理・監視・法令遵守が出来ていなかった。 

開発性能を良く見せる詐欺行為を改められるか、 

新製品の開発スピードを求める弊害を経営陣はよく認識し、現実を見る必要がある。 

 

 

・1980年代からあったのが事実ならその時の社員が管理職にまで昇進しているわけだから、そりゃ不正も止まりません。「俺達の時代はこれくらいは当たり前」「これくらいは誤差」「これくらいは許容範囲」で済ませてきたんだろう。現場各部署の長を総入れ替えしても、次の世代にも昔の風土で教育を進めて来たならやはり変化は一時的でほとぼりが冷めた頃には「1、2%は誤差の内」が始まり時間と共に飛躍して「4、5%くらいなら大丈夫」が始まる。だってそういう現場で育ってしまったんだから 

 

 

・こういった問題は、古い重厚長大産業にありがちな企業風土が影響しています。 

造船を起点とした総合重工業のIHI。常に三菱重工の背中を追いかける歴史であった。 

加えて技術偏重主義が強く 技術者の満足のためには赤字も辞さないという風潮が 根付いていた。 

今の社員がそうだとは思わないが 経営層には未だその思想は強い。 

これを『野武士』精神と称して未だに技術屋の自己満足で経営を失敗するケースが多い。 

コンプライアンスや株主を思う今風の企業経営とは大きくかけ離れた企業風土を持つ。 

 

 

・日本のトップ企業トヨタでも行われていた不正、神戸製鋼など社名を上げれば数えきれないほどの不正があります。それも長年の不正が行われてきたが何の問題も現実には起きていません。 

要するに必要ない検査が義務付けられているので現場は軽く見ているのでしょう。 

国会議員だって裏金不正があるのだから企業だって誤ってはいるが、頭を下げて舌を出しているでしょう。 

それ程、意味のない検査だって言う事です。 

 

 

・末端まで完璧で全ての業務を全社員が完全にルールを守る、守らせる事は不可能。 

 

生産設備の毎日の点検とか作業者が本当に重要と認識している部分はきちんとやるが他のあまり重要ではないと思う点検項目は点検もせずに毎日チェックシートに◯をつけてるだけって事はどこの会社でもある。下手したら何日分かまとめて○つけたりもある。上がそれを知らないだけ。または知ってても問題視してない。 

 

 

 

・疑問ですが、例えば1980年に不正がスタートしたとして、その当時は現場を経験した人間が40年近く経過した現在、どのポジションにいるのですか? 

不正で育った人間が役職についていればそれが真の問題になると思いますが。 

不正について改善等できないと思いますけどね?不正だと認識していないはずなので。 

日本のメーカーは年功序列が強い分、もろに突出すると思いますけど。 

 

 

・表面化してないだけでまだまだ出るだろうね 

 

個人が発信できる時代になって 

会社に不満を持ったまま辞めさせられたりしたなら 

「コレブチまけてやろう」 

って思う事がある人は多数居て 

今はソレを武器に会社と駆け引きする事も生き抜く術になってきてる 

 

逆に会社は色々とクリーンにしていかないと 

従業員に強く出られない時代がやってくる 

 

 

・実力主義評価の弊害もある様に思う。 

設計や生産に携った者からすると失敗は即、降格、減俸処分に値する。何かしか結果を出さなければならない状況に追い込まれる。 

その開発、研究期間にも期限や制限を掛けられ、口調は優しくとも評価は厳しい。 

またその上役も当然責任が及ぶだろうし、結果会社ぐるみで不正、改ざんに手を染めることになるのだろう。商品に対するプライドなどもはやないのだろう。 

 

 

・失われた30年と言われますが、これはIHIにも当てはまる言葉で、品質不正だけでなく、不正経理や大型受注案件でのトラブル、度重なる巨大損失など、ここ20-30年、問題ばかり起こしています。 

 

私は豊洲在住なのですが、ZAITENの2022年10月号の記事にある通り、豊洲再開発で住民(しかもこのマンションの売主は三井不動産とIHI自身)に平気で嘘をつく企業体質に直に触れたので、不正が社風に染み付いているのだと実感しています。 

 

この再開発は、地域整備方針に適合していることを条件に、国の民間都市再生事業計画に認定され、金融支援や税制上の特例措置を受けることになっていますが、「豊洲二・三丁目地区まちづくりガイドライン」に適合していないのに、本当に大丈夫なのでしょうかね。 

 

 

・日本企業の組織的な問題ですよ。上には逆らえない。工場は本社に逆らえない。本来ならデータを基にアラートを出すべきだが、工場の生産を止めることは出来ない。組織の上下は厳しいし、役員会を見れば 技術、製造部門の役員が営業や間接部門に比べて圧倒的に少ない。そりゃ、改ざんしてでも製品を世の中に出して売り上げを上げる。何かが起これば、企業の力、政治の力でどうにか出来るって感覚なんですよ。大企業で仕事を長年していれば慣らされていくことが分かりますよ。中間管理職レベルで出入り企業の社長が頭を下げて来るんだから感覚が狂いますよ。 

 

 

・ダイハツが短期開発製品での成功体験を延々と繰り返す様に求められて苦し紛れで不正をしたらそれが通常工程に成ってしまったと。40年前ならバブル真っ盛りで忙しくて手抜きしたか。その後の崩壊でリストラの嵐、残るも出るも地獄の時代に不正を明らかにする者など居らずにそれが社風に。失われた30年の間にはまるで公務員の様に慣例以外の事には目を瞑る事が普通になっていた大手企業です。 

 

 

・日本人特有の悪い組織風土の醸成かも知れません。 

個々の能力は高くても問題が発覚した場合、恥の文化が 

邪魔をして隠蔽してしまう方向に陥りやすい。 

又、連帯責任を極端に嫌う性質がある事に起因するのだ 

ろうと思います。 

正に臭いものには蓋をする。という諺の通りですね。 

責任を明らかにしない、自分だけ責任を取りたくない。 

という感情ですね。 

 

 

・会社の成長と利益(予定)が先走り過ぎ、開発や製造現場が置き去りになった結果ですよ。 

上は利益を出すために、xxまでにこれを成し遂げろを現場に押しつけ、現場は人手不足と労働時間縛りで四苦八苦してる中、品質を上げると言い出して無理な規格を設定しながら利益を上げろだの言う始末で、現場は規格をクリアする猶予も無いから数字をいじって納期を守るしかなくなる。 

正直に出来ませんでしたなんて言ったら、見せしめに過剰なペナルティを受け、無意味な会議で人を取られ、さらに現場が困窮するのループ。 

これが今の日本の製造業ですよ。 

 

 

・安全面での不正は絶対ダメですよね。 

ただ、海外製品は、ちょっとした不正なんて当たり前な感じがしますから、 

法定速度を完全に守りながら、道路で追い越す事が出来ないように、 

日本だけが完全に不正を一切せずに世界で勝ち進むのは難しいとも思います。 

 

 

・コストダウンを名目に 

管理層に圧力かけ、結果現場担当者が 

不正をせざるを得ない状況に 

追い込まれているのに 

結果だけに注視し、過程を確認しようともしない(敢えてそうしてるのだろうが)経営者が一番の問題 

 

企業に起こったことの責任は 

全て経営者がとるべき 

 

 

 

・IHIほど国に貢献するような立派な物は作っていないが私もメーカー勤務である。 

安全第一は守られているが、品質第二は守られていない。 

期限第二がどこのメーカーでも本音であろう。 

さすがに試験データーの改ざんはしないが、良い結果が出るまで何度でも試験を繰り返す。 

また、社内審査を通す事が商品開発の目的になっているので、お客様の求める商品とは程遠い物になっている。 

 

 

・昔しは全員が正社員で製造してましたが 

今は、正社員は管理で製造は派遣社員です。 

派遣社員が悪いとは言いませんが長年の経験者からするとそんな感じになります 

現場では、派遣社員が偽装するのはよく有ることですよ。 

全員が正社員にすれば偽装や改ざんはあり得ません 

 

 

・ここのところ 大手企業と、言われるが そうではない、 氷山の一角のような気がする。俺の会社でも 何十年も前だが ある自動車部品の、取り付ける前 生産と納期を 焦るがために、そこで 処理してはいけないと従業員は知らなかったが !後に クレームとして 大問題 とな 日報 の改ざんを強要させられ、徹夜して 行ってしまっている経緯があり、そして最後まで嘘をつき通してしまった 。結果その部門はなくなってしまったが、それに従ったやつは 昇進した 。未だ その体質すなわち異議を唱えられない体質が、日本企業の一部にはある。 

 

 

・氷山の一角じゃないの? 

日本の製造業をみてるとそう思う。 

下の人間は上に忖度し、上の人間は顧客に忖度する。 

また、現場を知らない人間が、理論的な根拠もなく納期や期限を決める。 

そりゃまともに回るわけない。 

 

自分も報告書を書くなかで、周りからあまりにも修正が入り、出来上がったものはほとんど真実を反映しない曖昧な言葉の羅列だったことがある。 

こんなの、意味ないし再発なんて防げるわけない。 

 

 

・製造業の一社員だが大なり小なり工程能力ないじゃんって思うのがあって、そのアイテムの取引当初の品質評価まで遡ると大体もう引退してる人が上手いことやってたような感じ。今の人はホント可哀想で引退してる今70代くらいの奴らに責任取らせれればと心底思う 

 

 

・日本の特質だろ? 

車好きで日本車のカタログ値を信じる奴はいない。 

 

トヨタの200馬力は、実馬力では150馬力。  

ポニー馬力と馬鹿にされてきたし、みな、 

カタログ値チューニングだと知ってた。 

 

実際、ホンダのシビックとハチロクは 

同じように130馬力でも、ぶっちぎりに 

シビックが速かった。 

 

スバルもヨタ傘下になって、そんな感じ。 

BRZはどう見ても200馬力は無い。 

スバル基準なら精々145馬力じゃないか? 

 

ともかく、日本ではコマーシャル主義で 

ドンドン数値だけは上がってしまう。 

 

でも遙か格下のはずの古い外車に 

ぶち抜かれるのが実情。そんなことばっかり 

してきたのが、日本の製造業なのよ! 

 

 

・日本は上が責任を一切取らず現場に丸投げをしますからね。トラブルや問題が起きた時、それを上司に報告したら現場でなんとかしろで終わりです。なんとか出来ないものがあったら、上の人たちは現場の責任だと言うので、不正をするんですよ。この場合、上の人たちは不正しろと言ってないので全責任はすべて現場に押し付けることができますからね。 

 

 

・不正を肯定すると、安全と安心が失われる、結果、信用が無くなる。 

 

一方、中国の技術開発においては、様々な基準が低いと思われる。 

 

そのため、いわゆるチャイナボカンが多発してきた。 

そして、中国製の特にバッテリーにおいては、怖くて使えない、という印象。 

 

しかし、そのバッテリーは、今や中国に追いつける技術力を持った国はないと思う。 

 

数年後、中国のバッテリーが世界標準になると思う。 

 

安全基準を高くするのは良いが、開発は大いに遅れ、そして、経済的に苦しくなる。 

 

 

・日本製品の品質が良かったのは昭和中期までで 

この数十年は上げ底だったということじゃないのかなあ。 

小泉の国立大民営化から補助を減らしているので 

光熱費にも事欠く大学が出、研究者は米に逃げ出し成功すると米国籍になる。 

日本人名のノーベル賞受賞者が米国籍だったりするよね。 

 

 

・ダイハツが30年、そしてここは40年間…ギネス認定は何年位だろう 

3、40年間ってほぼ入社から定年退職迄、不正を実施、社内文化として後進に受け継いだって事かぁー 

その給与で生活し、そして退職金を貰って年金生活している者も数多いのだろう 

って、大体の企業、産業は「不正、改竄、偽造、捏造」しているだろうからそのうちこの手のニュースもニュースにならなくなるのかな(あぁまたここもかかと、内部告発が普通に出来てもバレなきゃ良いのだから無くならないだろう…産地偽造が無くならないのと同様) 

 

 

 

・ここだったかなぁ(違ったらすみません)造船する際の鉄は契約当時の価格なので(契約違反になるからかな?追加で請求できないみたい)数年前からの物価高騰により早く造船してしまわないと赤字が増える一方になると聞いたことがあります…そのための偽装が横行するのでは?だけど休日ばかり増やすと工員さんの技術は低下するのでそれも出来ないとまで聞きます…そして近年では造船のオーダーもあまりないと聞きますので今度は逆のパターンになるかと…それを避けたいがための「我社の技術は云々カンヌン」って言ってるのでしょうね 

 

 

・バブルの頃の企業CMが忘れられない。「空想科学会社IHI」緒方直人のナレーションだった。当時よりずっと前から改ざんしていたことになる。 

「空想科学」ってそういう意味だったのか。 

 

関係ないけど新卒の採用に興味があって連絡したら、お宅の大学の採用枠は予定していません、とのこと。そんな時代だったなあ。 

 

 

・長年続いた不正が出てきているのは、不景気が終わり会社に余裕がある、社員が会社しがみつく必要がなくなった、世代交代で真面目な社員が重要な役職に就いたからでしょうね 

40年前というとバブル景気でどんどんものを作れということで手を抜いた、その後のバブル崩壊で人を減らして手を抜かないと回らないという状況から続いて来たのでしょう 

 

 

・バブル期とその後のデフレ時代に収益性を上げるため過度なコストカットを強いられ、一方で性能アップを求められて来た、失われた30年の当然の結末。 

円高でも海外に売れる付加価値の高いMade in Japanをたくさん創出できるように産業構造を大幅に変革しないと、日本経済はますます衰退する。 

ジミントーと日銀は何をやっているんだ。 

裏金を作って、その言い訳を考えている場合ではない。 

 

 

・これだけ円安と物価高の中、大企業の下請けには 工期短縮、コストダウンを毎年毎年、例年比マイナス◯◯%って言われ、下請けは少しくらい改ざんしたり品質を落とさないと出来ない事もあるだろ。昔は世界一と言われたメイドインジャパンは段々とB級品になっていくな。 

だから日本のGDPはどんどん低くなる。 

 

 

・結局、政治家が自分達を縛るルールを考えるのと一緒で、検査をメーカーにやらせている事が問題ではないの? 

例えば自動車なら、エンジン単体ではなく、完成車を国が検査する。 

それもメーカーから提出させるのではなく、販売された車の顧客に連絡をし、調査に協力してもらうようにすれば、公表値と実際の数字の乖離が分かるのでは? 

 

 

・不正が絶えないのは、クソ真面目で気が小さいから。失敗したらどーしよ?ばっかりで、失敗を見つけないし、この手合いは過去良しとしてきたのだから、今更ダメにできないなどと、過去の人、過去の判断の責任も、現在担っている人も責任をとらないから。責任取るとは、必ずしも辞めることでなくて、悪い流れを断ち切ることです。組織が真面目すぎて、気が小さいのばっかりだと、こんな事が起きますね。 

 

 

・IHIは【「コンプライアンス意識の欠如」や「職場風土の問題」】と 

表明しています。 

報道記事内容が難しくて理解していませんが 

利用者(顧客)の立場で製造すれば不祥事は無いと思います。 

当該不具合事案が意図的か過失か判然としません。 

意図的ではないとすれば 

「コンプライアンス意識の欠如」や「職場風土の問題」が原因ですが 

真実を解明しなければ再々発を招きます。 

 

 

・なんだかんだ言う以前にそれこそデータを改竄しないといけなかったほど新潟鐵工のエンジンは性能のばらつきが酷かったのでは?としかいえません。 

しかも公差の範囲を外れるほどの。 

で、80年代後半ともなると国鉄の民営化でそれまでのお得意様だったJRがに新潟鐵工離れを始めてましたのでその競争環境の中少しでもよく見せようとしたのもありそうです。 

 

 

・監督省庁の業務改善の勧告も命令も無視していたんだから行政から何を言ってももう駄目かな。今までだって発覚の都度その場だけは反省の態度で実際は無視してたし。 

官公庁は製品を取り扱わないようにして、入札資格の剥奪、国のプロジェクトへの参加禁止は必要でしょう。競争相手の少ない大型エンジンメーカーが悪い意味で働いたのかな? 

 

 

 

・監督省庁の業務改善の勧告も命令も無視していたんだから行政から何を言ってももう駄目かな。今までだって発覚の都度その場だけは反省の態度で実際は無視してたし。 

官公庁は製品を取り扱わないようにして、入札資格の剥奪、国のプロジェクトへの参加禁止は必要でしょう。競争相手の少ない大型エンジンメーカーが悪い意味で働いたのかな? 

 

 

・IHI原動機は、元々IHIとは独立した企業である新潟鐵工所が、2001年に経営破綻で会社更生法を受理され、その各事業が第一勧銀系企業(特にIHI)の出資・支援を受けて設立された企業の1つです。 

 

IHIで絶えない「品質不正」 

40年にわたり改ざんか 

 

とタイトルにするのは、不適切じゃないでしょうか。 

 

 

・IHIは40年間不正データが社内でまかり通っていたとは、ガバナンスが出来ていなかったと言う事ですね。 

経営トップが禅譲されると、前任トップの不祥事を隠そうと忖度する企業は少なくない。 

一部上場の大企業でも、似たような事例は少なくない。 

日本の経営者がダメだと言われる原因はそこにある。 

自民党がダメになったのも、忖度重視の政治をした事だ。 

思い切って、刷新しなければ、これからの世界の中では生き残れない。 

 

 

・大手企業の特定認可品は、政府多額融資が入って「期限付き開発」で「目標数値達成」が明確に成っています。これは「経営陣判断」の問題です。 

「もの言う株主〜」が言われ始め以後は「不利益部門削除」が始まり、「企業理念」も背く経営陣が多く成っていませんか。 

 

 

・事業者は氷山の一角かもしれないと思って、全従業員に他にも無いか、問い、自己申告してもらい、正していかれたい。22世紀につながる企業発展のために重要な機会ととらえていきたい。 

 

 

・企業犯罪は組織犯罪だから始末に困る。残念だ。今や、正義感では不正は防げない。 

不正は必ず露顕し、倒産に追い込まれる、くらいのダメージを与えないと、再発は防げないだろう。 

 

 

・IHIで絶えない品質不正という見出しはちょっと違う。 

少し、悪意すら感じます。 

2019年にIHI子会社になったもの。 

不正は40年前からだから、すべてIHIの責任にはできないでしょう。 

 

IHIは質実剛健の会社。日立製作所と似ている。 

姑息な手は使わないと信じています。 

 

 

(参考) 

2019年(令和元年)7月1日 - IHI本体の航空機転用型ガスタービンを主機とする発電プラント事業を分社化し新潟原動機へ継承。更にIHIの100%子会社であるディーゼルユナイテッドを吸収合併し社名を株式会社IHI原動機へ変更。 

 

 

・不正しないとコストをかけずに検査通らないぐらい厳しいってことでしょ? 

いい加減現実を見た環境規制にするべき 

ヤフコメにいる連中はほとんど理解できないだろうが、可変バルブ機構も16バルブもターボも元々は高性能車に搭載されてたもの 

それを年々厳しくなる環境規制に対応するために大衆車にも導入した結果コストアップしていく 

さらに、1部の運転能力不適合者の為に満載される安全装備の義務化でさらにコストアップ 

コストカットには開発期間を短くするのが必須 

そうすれば必然とダイハツやIHIのように検査で不正をするしかない 

そもそも企業はボランティアじゃないんだよ 

利益を求めて当然 

明らかに水俣病みたいに健康被害が出るレベルなら問題だが 

 

おかしいのは企業じゃない 

明らかに国でしかない 

 

 

・普段から誰でも不正が行われてるかを確認出来る仕組みが出来ていないから。 

社外取締役を置いてるだけでは、全然不充分だから、誰もがチェック出来る仕組みを作る必要があるよ。 

 

 

・40年前 

Made in JAPANを誇りに思うようになっていたその時代の 

プライドの根拠が実はウソと粉飾であったのかと思うと 

誇りを持っていたことが恥ずかしく、情けない 

 

失われた20年、経済は停滞しても我々日本の生み出す品質は... 

そんな心の支えがガラガラ音を立てて崩れる 

 

あまりにもひどい 悲しい 

 

 

 

・知り合いが鬱になり5年以上休職してたな。 

定年退職まで在籍させていたからさすが大手と思っていたが、よくかんがえるとパワハラが横行してたとも言いえるし。 

もうそのような会社は不正も横行してるって思ったほうが良い。 

一部の幹部からの命令は絶対みたいな風潮は必ずパワハラと不正がセットになる。 

 

 

・何故なくならないのか? 

難しい質問を簡単に答えます! 

これを読んでくれた人達も納得する答えです。 

上層部の現場を何一つ分からないアホな人達が、子供が考えそうなあり得ない数字を削減しろと言ってくる。現場はその数字を見て鼻で笑って先ずは出来るわけない数字を、どうやってその数字に近付けるように改ざんして行こうかと考える。何も知らない上層部の奴らは改ざんした数字を見てやればできるね!って現場で使えない上司を称える。これがどの組織でも行われてる改ざんの理由。 

どの会社もキチンと調べたらこんな事氷山の一角。上層部の奴等が数字を決める前に、先ずはそれに携わる全ての現場の人達を集めて、どの数字ならクリア出来るのかを話し合って、高圧的な態度じゃなくて真摯に向き合って話し合ってほしい。 

 

 

・大企業の一部上場企業には過去倒産企業を吸収合併して、中には集合離散しながら傘下の子会社を含めて相当の人材移動があります。平たくいえば、全てが駄目とは言えませんが、倒産企業には何らかの問題点が 

あったはずです。 

販売部門の不振、製造部門の品質不具合、 

品質審査品証の不具合、改善品質問題点の放置化、経営陣の放漫体質経営、企業コンプライアンスの怠慢、 

そんな企業を取りまとめるには、相当の担当者の能力努力が必要なのでは?。 

中では、金融機関からの天下り関係者、大手企業からの天下り役員、現在の製造部門は情報、産業ロボット機械、化学、電気、物流業界、生産管理、等の理工系の知識が 

なければとても務まりません。 

文系の役員さんでは、かえっているだけでは足手まといにです、 

品質改善、品質向上、生産管理、トヨタ生産システム等々わかる方でなければ、先は闇状態です。 

 

 

・通産省、企業所属団体に直接投稿窓口を設ければ済むこと。所属会社で通報なんて過去の裁判例を見ても、潰されて僅かの保証金。職場復帰はほとんど無く救済されない判例がほとんど。目をつぶっていれば。、個人の経済や家庭も全てが問題ない。裁判まで出来ずつぶされた方がもっと多い。佐倉惣五郎になれと言われても一世代に一人か二人だろう。牛肉偽装での告発者は国の機関にも潰されそうになった。直接通報は16桁のPINを同時に申告させて、どうしても証言が欲しい、通告者ももう表に出ようとなったときに、そのPINが関連機関やその通報者の連絡手段になり、捜査の進展の助けになる場合もある 

 

 

・まあ、「品質の日本製」とか言う口の端から「不正の横行」が出てきた。 

しかも長年にわたって「不正」をやってきた、という事は「不正」を「不正」と見ない「遺伝子」が受け継がれて言ってるという事実がある。 

という事は「不正」を「不正」と見ない人材が上層部から中間、下層に至るまで配置されて、そういう人材が中抜きされていなくなってゆかないと、不正は終わらないな!! 

各段階で「不正」を「不正」と見ないOKを出した人材を交代させてゆかないと、いつかまた「不正」は再発する。 

ガン細胞と一緒だわな!! 

 

 

・大手老舗企業の怠慢や驕りが明るみになるに連れて、日本人のモノ作りのプライドは何時の間にか遠い昔の死語に成り果てましたね。 

日本は物資の無い国でしたが、モノ作りに掛けては一級品と言うプライドと情熱があったからこそ世の中の先端を走り続けられた国だったのに、もうその姿は見る影もありません残念な事に。 

 

 

・機械設計業界に携わってます。不正を肯定するわけではありませんが全く不正をしない会社は僅かな規格値外れの対応にも時間と労力を費やして業務効率が悪いです。また規格値を外れているかどうかばかりを気にして個々のスキルは低い傾向。逆に多少のデータを改ざんする職場では個々の独断で行いますので度胸がありパフォーマンスも高い傾向。まあそれが行き過ぎたのが今回の件ではあるのかなと思います。 

 

 

・不正の原因は合併前の会社の社風の責任にしているが 

22年以上前の合併で現在の幹部層は殆どIHIに入れ替わっているのに責任転嫁甚だしいと思う。 

IHI自体が最近は大赤字でその負担が子会社にのしかかったのが遠因だと思う。 

儲かっている会社はリスクのある不正などあからさまにしない。 

 

 

・世界から絶賛されていたモノづくり、品質、信頼を企業自らぶち壊している今の日本企業。 

その背景にはきっと儲け第一主義と労働者を捨て石的な非正規雇用と低賃金があると思います。 

企業も政治も目先の実績、功績を考えるだけで将来を展望する計画を持たないのが国民にとっての不幸だと考えます。 

 

 

・いろいろと『言い訳』をされているようだが、改竄隠蔽が継続していたのは動かし難い事実。組織風土がなかなか変えられないようなら単純な方法に切り替えればよい。社長あてに無記名で構わないので直訴状を郵送するルールにする。社長は直属のタスクフォース部隊を創設し、案件に応じて期限無制限で専任調査を命じ、結果を役員会で審議させれば経営陣は全員が知るところとなる。下からの報告を待っているようでは組織は機能しないし腐るばかりだよ。 

 

 

 

 
 

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