( 166429 )  2024/05/03 14:40:12  
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 潰瘍性大腸炎は難病指定されている深刻な病。もし、皇室の未来を支える方のなかにいるとすれば国家の一大事である。宮内庁が購入した「高額薬」は誰のためのものか。 

 

【写真】「小室圭」さんの様子がおかしい…「2年前とは別人」に 

 

 前編記事『紀子さまの「胃腸の不調」が心配されるなか…宮内庁が「潰瘍性大腸炎の薬」を大量購入していた』につづき、菊のカーテンの内側を探る。 

 

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 天皇皇后両陛下か、それとも秋篠宮家か……。「インフリキシマブ」が使用されるのはいずれも深刻な免疫異常、しかも中等から重度の場合であるだけに、もし本当に両家に罹患者がいるとすれば国家の一大事だ。 

 

 はたして、可能性があるのはどなたか。宮内庁職員が明かす。 

 

 「上皇さま(90歳)と美智子さま(89歳)はまずありえません。お二人は『自分の体は自分だけのものではない』という意識が強く、これまでもご体調の異変を積極的に明かされてきた。上皇さまは前立腺がんや右心不全、美智子さまは乳がんや頸椎症性神経根症などを公表されてきました」 

 

 天皇皇后両陛下も、可能性は低いという。 

 

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 「天皇陛下(64歳)と雅子さま(60歳)、そして愛子さま(22歳)は、上皇さまと美智子さまのご意思を尊重しており、ご体調に関してはなるべく国民に知らせるべきであるという考えをお持ちです。'22年に天皇陛下が前立腺肥大であることを公表されたことからも、それは明らかです」(同前) 

 

 秋篠宮家に関しては、秋篠宮さま(58歳)と悠仁さま(17歳)は皇位継承順位1位と2位だけに、重病を公表しないとは考えにくい。佳子さま(29歳)についても、昨年11月にペルーへ、今年5月にはギリシャへの訪問を予定するなど精力的に活動されている。 

 

 皇室には17名の皇族がいるため断定はできないが、どうしても頭に浮かんでしまうのは、年始に「胃腸の機能的障害」を発表された紀子さま(57歳)である。 

 

 「紀子さまは秋篠宮家に関するバッシングに大変心を痛めており、批判的な記事が出ると宮内庁職員を厳しく叱責することもたびたびあります。そんな紀子さまですから、宮家に関する情報は徹底的に統制しており、ご体調については庁内でもトップシークレット扱い。皇嗣職大夫などごく一部の幹部しか本当のことは知らないとされています。 

 

 それだけに、紀子さまが『胃腸の機能的障害』を発表されたことは庁内でも驚きでした。実際、紀子さまは1月7日に行われた昭和天皇祭にご出席されましたが、顔面蒼白で……。職員たちも『かなりご体調が悪いのでは』と心配していました」(別の宮内庁職員) 

 

 

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 紀子さまは1月10日に胃の内視鏡検査を受け、「症状の原因となる所見は見られなかった」と発表したが、2月9日のケニア大統領夫妻との宮中午餐会は欠席。公務に熱心な紀子さまにしては異例のことだった。その後は公務に復帰し、4月23日の園遊会でも笑顔を見せていたが……。宮内庁職員が続ける。 

 

 「紀子さまの長女・眞子さん(32歳)が小室圭さん(32歳)と結婚したのは、'21年。その年は圭さんの金銭トラブルも大詰めを迎えていた時期で、天皇陛下がお二人の結婚についてコメントを発表したり、眞子さんが会見で悲痛なお気持ちを明かしたりと、皇室を揺るがす異例の事態が次々と起きていました。 

 

 当時の紀子さまの心痛は計り知れず、目に見えて落ち込んでいらっしゃった。そして、『インフリキシマブ』の購入が始まったのは'22年……。多大なストレスから胃腸に支障をきたしたと考えられなくもありません。薬が効いてご体調は回復したものの、昨秋に浮上した小室夫妻の『行方不明説』などで再び悪化、『胃腸の障害』を公表せざるを得なくなってしまったのかもしれません」 

 

 それを裏付けるように、秋篠宮家の周辺では気になる動きもあった。4月1日付の人事で、慶應義塾大学病院の助教だった清原裕貴氏が新たに皇嗣職侍医に就任したのだ。清原氏の専門は消化器内科、それも炎症性腸疾患のスペシャリストである。 

 

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 はたして、「インフリキシマブ」は誰のためのものなのか。本誌はその購入目的について取材すべく、皇嗣職大夫を務める元警視総監の吉田尚正氏に直撃。だが吉田氏は、 

「(インフリキシマブという薬は)まったく聞いたことがありません」 

と語るのみだった。 

 

 一方、宮内庁は本誌の質問書に概ね次のように回答した。 

 

 「『インフリキシマブ』は、宮内庁病院において、必要な治療を行うにあたり購入しているものです。(中略)秋篠宮皇嗣妃殿下の御体調は徐々に回復されてきており、引き続き、御体調にお気を付けになりながら公的御活動などをお務めになられています」 

 

 皇族の体調面について慎重に情報管理しなければならないのはわかるが、宮内庁には具体的な使途を明かせない理由があるのだろうか。 

 

 「週刊現代」2024年5月11日号より 

 

 ・・・・・ 

 

 さらに関連記事『紀子さまの「胃腸の不調」が心配されるなか…宮内庁が「潰瘍性大腸炎の薬」を大量購入していた』では、国家の一大事の深層に迫っています。 

 

週刊現代(講談社) 

 

 

 
 

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