( 167064 )  2024/05/05 01:55:03  
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ヤクルト・高津臣吾監督 

 

■プロ野球 ヤクルト 7-7 中日 延長12回(4日 神宮) 

 

ヤクルトは中日に延長12回、今季最長5時間4分の激闘の末引き分けで4月4日以来1か月ぶりの勝率5割復帰とはならなかった。  

 

試合は先発・サイスニードが2回に3失点も、直後に4連打などで4点を奪い逆転。6回には村上に8号2ランが飛び出し7-3とリードを広げる。しかし7回には細川に2点適時打を浴び、9回は4番手・木澤がまたも細川に適時二塁打、中田に犠飛を浴び7-7の同点に追いつかれていた。 

 

サイスニードは今季6度目の登板、0勝2敗、防御率5.06。前回の4月27日・阪神戦(甲子園)は4回2/3を5安打4失点(自責4)で負け投手。 

 

立ち上がりは1番・大島、2番・村松に連打を浴び、無死一、二塁のピンチも細川を空振り三振にとると、中田、石川昂を右飛に打ち取り無失点で切り抜ける。 

 

打線は1、2番に西川、丸山和を置くなど、野手は3試合連続同じオーダーを組んだ。 

 

中日先発・柳に対し初回は2死走者なしからオスナ、村上が四球を選ぶと、サンタナが左中間へ大飛球を放つも、相手センター・岡林がフェンスに直撃しながら好捕し先制ならず。 

 

サイスニードは2回に1死から岡林、木下に連打を浴びると、柳は打ち取るも1番・大島にサード・村上の後方に落ちる技ありの適時二塁打を打たれ0-1と先制を許す。さらに村松に2点適時打を浴び0-3とリードを広げられる。 

 

直後の2回裏の攻撃は先頭・山田が左前安打、2死から投手のサイスニードが中前安打を放ち2死一、二塁。1番・西川は左中間を破る2点適時二塁打を放ち2-3と1点差に迫る。さらに丸山和が中前適時打を放ち3-3の同点に追いつくと、丸山和は暴投の間に二塁へ。ここでオスナが中前適時打で続き4連打で4-3と逆転に成功する。 

 

3回は両チーム得点なく、迎えた4回の攻撃は1死から丸山和がライトフェンス直撃の二塁打で出塁すると、2死からサンタナが中前適時打を放ち5-3と追加点を挙げる。 

 

サイスニードは3回、4回と三者凡退に抑えるなど5回96球6安打3奪三振1四球3失点と粘投で今季初勝利の権利を持って降板。 

 

6回からは2番手・星が登板し三者凡退に抑えると、6回裏に西川が死球で出塁し、2死から村上が右中間への3試合連発となるリーグ単独トップの8号2ランで7-3と点差を広げる。 

 

しかし7回も続投の星が2死走者なしから四球と二塁打で二、三塁とされると、細川にセン 

ターオーバーの2点適時二塁打を浴び7-5と2点差に迫られる。 

 

8回は前の回の途中から登板の3番手・丸山翔が2死から四球を与えるも、山田に代わり途中からセカンドの守備につく武岡の好守もあり無失点。 

 

9回は4番手・木澤が1死から大島に中前安打、村松に四球を与え1死一、二塁。ここで細川にレフトへ適時二塁打を浴び7-6と1点差。なおも1死二、三塁で中田にレフトへの犠飛を浴び7-7の同点の同点に追いつかれる。9回裏は6番手・松山に対し、オスナが空振り三振、村上は右飛、途中出場の岩田が空振り三振に倒れ延長戦へ突入。 

 

延長10回表は5番手・今野が2死一、二塁のピンチを招くも細川を右飛に抑える。延長10回裏は7番手・齋藤に対し1死から長岡が右前安打、中村が送りバントを決め2死二塁。塩見が申告敬遠、ここで代打・青木は見逃し三振に倒れサヨナラならず。 

 

11回表に6番手・長谷川が1死から代打・福永に右前安打、山本に四球を与えるも、岡林を左飛、木下を右飛に抑え無失点。11回裏は8番手・マルティネスに対し村上が凡退するなど三者凡退。 

 

12回表は7番手・山本が2死走者なしから村松に左前安打を浴びるも、細川を打ち取り無失点。12回裏は9番手・清水から得点できず今季2度目の引き分けとなった。 

 

 

 
 

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